三楽の仕事日記
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2010年01月31日(日) 世間様が許さない!

 2月2日に高松市教育委員会から依頼を受け、講演に出かける。今日はそのプレゼンづくり。授業改善のための手法紹介、実技、模擬授業に関するプレゼンシートを作成。

 「世間様が許さない!(日本的モラリズム)対(自由と民主主義)」(岡本薫著、ちくま新書)を読了。頭脳明晰、けっして揺るぐことがない強固な論理、速射砲ごとく放たれる岡本節、この本でもこれらが遺憾なく発揮されていた。気にとめておきたい箇所があったページ端は折るようにしているが、その数はかなりになった。

 ちなみに「日本的モラリズム」は岡本氏の造語。その特徴を4つ挙げている。
1 日本人は何でも「モラルの問題」として考える傾向がある。
2 日本人はみんなが同じ心を持てるはずだと思い込む発想があり、共通モラルの基準は「世間様」に置く傾向がある。
3 日本人は憲法で保障された自由を認めずモラルを優先する傾向がある。
4 日本人は民主主義のシステムで作られたツールを無視してモラルを優先する傾向がある。

 教育界はもっとも色濃く日本的モラリズムの影響を受けていると言い、岡本氏から見た教育界の愚かな判断例が随所に出てきている。例えば、いじめ問題である。子どもたちに「いじめたいと思うな」と強制しても無理である。「内心を無理に変える」などという不可能なことを求めず、「心の中(内心)は自由だが、行動についてはルールを守れという教育を徹底すればよい」と言っている。また個人情報保護法ができたことから緊急連絡網を廃止した学校の愚かな判断例などもある。岡本氏のベースになっている考えは以下の通り。

 内心(モラル感覚を含む)・・・・・・・・・・・・・・・自由(憲法第19条)
 ルール違反でない行動・・・・・・・・・・・・・・・・・自由(憲法第13条)
 ルール違反である行動・・・・・・・・・・・・・・・・・自由でない(作為義務・不作為義務がある)


 ○○電話を受けて「そういう感覚では・・・」とこちらが思うことは自由。
 ○○電話をすることは自由。電話を切ることも自由(あれっ、ルール違反?)。仮に切ってしまうと「世間様は許さない」わけだ。


2009年01月31日(土) 群馬県での講演資料づくり
2008年01月31日(木) 「幸福への原点回帰」を読む
2007年01月31日(水) 「奇跡と呼ばれた学校」を読む
2006年01月31日(火) 新システム構想
2005年01月31日(月) スキー実習1日目
2004年01月31日(土) こまきみらい塾2回目
2003年01月31日(金) 穏やかな1日に

2010年01月30日(土) 大阪・太融寺での千朝落語を聴く会

 久々に大阪まで足を伸ばして、大阪・太融寺での「第56回千朝落語を聴く会」を楽しむ。

 演目は、桂二乗「正月丁稚」、桂千朝「親子茶屋」、林家花丸「あくびの稽古」、桂千朝「ぬけ雀」。いっぱいのお客様。さすが千朝テイストを楽しみにみえた方ばかりで、師匠独特のマクラから笑いは爆発。今日も丹念に作り上げていく千朝落語2席をたっぷり楽しんだ。

 会終了後、千朝師匠と久々の一献。興味深い話をいっぱい聞かせていただいた。その中の一つをご紹介。
 「師匠の親子茶屋は初めて聞いたのですが・・・」
 「ええ、二十年ぶりくらいですから。内弟子の時に習ったのです」
 「えっ、内弟子といったら入門3年以内ですよね」
 「うちは内弟子時代に10席の稽古をつけてもらうのが習わしなのですが、その中の1,2席は大ネタをつけてくれはるのです。師匠がどのような演目を選んでいただけるのか、とても楽しみにしていました。私はこの『親子茶屋』と『猫の忠信』でした」

 
 内弟子時代に大ネタの稽古を付けられるという米朝師匠。弟子の将来の活躍を祈ってのことと勝手に推測。師匠の愛情あふれる話もお聞きする。

 「米朝師匠はどうやって落語の稽古をされているんですか」
 「いやあ、それが私らにもワラカンのです。ただし、『らくだ』は・・・(これ以上は秘密)」

 などといった話も。

 2009年12月21日読売新聞(関西版)に掲載された「上方落語の60年」の記事をいただく。最後の文章を転記しておきたい。

 桂米朝の代表的な演目に「たちぎれ線香」と「地獄八景亡者戯」がある。やがて「たちぎれ」は千朝に、「地獄」は吉朝にと、それぞれ譲渡されるという形で継承されている。以後、米朝は「地獄は吉朝に譲った」といい、「たちぎれ」の稽古を希うものには「千朝にいうてくれ」といった。

 師匠からオリジナルTシャツもいただく。とっても充実した1日でした。
 


2009年01月30日(金) 文科省携帯持ち込み禁止
2008年01月30日(水) Iさん来庁
2007年01月30日(火) 小牧市情報教育IT推進委員会に出席
2006年01月30日(月) 学び合うことが大好きな地域に
2005年01月30日(日) 2005年の教室を考える会二日目
2004年01月30日(金) とうとう本格的な風邪
2003年01月30日(木) 雪の朝

2010年01月29日(金) LES圧の大幅な改善

 幼児教育問題研究協議会の内容について課内検討。複雑なアンケート調査により見えてきたことと、同時にとらえにくくなってしまったことが判明。アンケートの処理方法について意見を述べる。膨大な資料から担当のこれまでの多大な努力が垣間見えた。良い協議会になることを祈る。

 本年度最終回の「生徒指導担当指導主事会」に出席。来年度の国、県の施策紹介。i−モラルの市町村別更新状況を報告。その後、情報交換。小学校の不登校が減少しつつあるのがうれしい。その要因について協議。また犯罪等の低年齢化の原因について話し合う。

 就学指導について他課と話し合い。ベースをきちんと確認した上での意見交換は、共通理解と合意が進む。この時期は、外国人児童生徒の就学問題も含め、課内で話題となることが多い。それだけ課題を抱えているということだ。

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 夜は主査会新年会。ここでとってもおいしい中華料理を堪能。コース料理はお勧め。

 主治医の南先生からこの前の検査結果の詳細連絡あり。僕の食道のLES圧は、「術前 80.5mmHg」から「術後 23.5mmHg」に大幅に改善していたとのこと。ちなみに食道のLES圧の正常値はだいたい15〜30mmHg程度になるとのことだ。LES圧とは下部食道括約筋(LES)が食道の胃の入口(噴門)を締める力(圧力)のこと。術後の体調のよさが数値的にも証明された。

 内視鏡手術で、見た目の傷がいっさいないため、最近は「僕は本当は手術を受けていないのではないか。2時間ほど催眠術をかけられ、健康になったと思い込まされているのではないか」という冗談も言っている。健康であることは本当にありがたい、ありがたい。


2009年01月29日(木) 良い方に出会う
2008年01月29日(火) 義務協報告書配付に向けて
2007年01月29日(月) 校務の情報化の本質
2006年01月29日(日) 成果が上がった日曜日
2005年01月29日(土) 縄文落語会&2005年の教室を考える会
2004年01月29日(木) 浜之郷小の同僚性?
2003年01月29日(水) 厳しさ1番?

2010年01月28日(木) シナリオ通りにはいかないものだ

 2月議会対応。K指導主事からバージョン番号と作成時刻が記された文書をもらうたびに、精読し、気づいたことを知らせる。K指導主事は数人から届いた気づきをもとに修正。これを何度か繰り返し、明日はワンランク上の協議に入る。

 来年度のi−モラルへの掲載内容について、O指導主事から提案を受ける。各小中学校での情報モラル実践を掲載する方針はもちろん変わらず。ただし、掲載内容は今年度の取組を受けて、情報モラルの授業の流れや発問、子どもの反応等が分かるようにするなど、7つの留意点が加えられていた。もちろん大賛成。なお、市町村教育委員会にも、取組紹介を呼びかけていきたいとのこと。これも大賛成。

 今日も僕が描いていたシナリオと違う展開になってしまったある事柄が、相談電話で判明。自分では、これでうまく事が運ぶと安心していた事柄で、電話をもらった時は、お礼の電話かなと思ったほど。甘かった。

 教科書採択に関する仕事に集中。審議会を立ち上げるために、関係団体等への依頼文の作成、送付準備など。

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  「いきな言葉 野暮な言葉」(中村喜春著、草思社)を読む。同僚のI主査から勧められた本。中村喜春さんは大正生まれの芸者さん。米国で長く生活されたことで、かえって日本語のよさを強く感じられていたようだ。中村さんがこの本で紹介された言葉は、いきで、洒落ていて、日本への愛情に満ちあふれた江戸言葉や花柳界の言葉だ。また「イモリの黒焼」「起請誓紙」など、落語の演題やその中で出てくる言葉もたくさんあって、落語言葉も日常で使うと、粋人の仲間入りができそう。もっともそれを理解してくれる方に出会うのが難しいか。


2009年01月28日(水) 新型インフルエンザ研修
2008年01月28日(月) 文教委員研修会資料完成!
2007年01月28日(日) 5回目の「こどもとおとなの環境会議」
2006年01月28日(土) 現場力を鍛える
2005年01月28日(金) 体調下降気味
2004年01月28日(水) 夢の強さ
2003年01月28日(火) 研究助成書類作成

2010年01月27日(水) そのように理解されていたとは露知らず

 今日は十分にコミュニケーションがとれていなかったというか、互いに思い込みをしていたというか、まさかそのように思われていたとは露知らず、ということが判明。その理由を探ることも大切だが、まずは解決に向けて動くことが最優先と判断。良い方向に進むことを祈る。

 2月議会への対応が始まる。まずは我がグループの目玉と言っても良い「カウンセラー派遣事業」に関して、議会対応協議。いよいよ3月末までの長い議会対応がスタート。

 この時期らしいといったらよいのか。他課から今年度のまとめと次年度以降の計画についての文書が回ってくることが多い。特に本課に関係する箇所は、意見が求められる。いわゆる縦割り行政の解消を図ろうという意図だろう。教育は多くの分野に関係があるので、意外な課の計画にも本課の取組が組み込まれていて、びっくりすることがある。一行触れてあるだけで、各課と連携をしておりまして・・・なんていう答弁は勘弁して欲しい。用心、用心。

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  「インターネット新世代」(村井純著、岩波新書)を読む。日本のインターネットの父と言われる村井純さんの本なので、迷わず購入。今度の本では、どこでワクワクさせてくれるネット社会像が登場するのかと楽しみに読み進めるが、ネット進展によるマイナス面がこれだけ社会問題化してくると、これまでのように気楽に読み進めることが出来ない。人類は本当にこのような技術発展を求めているだろうかと思うこともあった。でも、読み終えてみると、携帯電話の将来やクラウドコンピューティングの記述は、やっぱりワクワクすること。インターネットが拓く未来に幸あれ!と祈りたい。


2009年01月27日(火) 利便性とセキュリティ
2008年01月27日(日) 第10回いきいき寄席
2007年01月27日(土) 見える化第2弾の相談
2006年01月27日(金) 教育だから今日行くんや!
2005年01月27日(木) @発見島授業参観&協議
2004年01月27日(火) 悪寒は続く
2003年01月27日(月) 雨の月曜日

2010年01月26日(火) 小学校学級経営に焦点

 平成22・23年度の愛知県生徒指導推進協議会の協議題について、グループで話し合う。協議題は、ここ数年、不登校やいじめ対策関連となっていたが、僕はそろそろ視点を変えるべきだと考えていた。さらにもう一歩根本に近づく協議題にならないかという気持ちを持っていた。

 そんな中、N指導主事からの提案「今後は小学校の学級経営について焦点を当てたい」は、まさに僕の気持ちに合致するもので、諸手を挙げて賛成した。本課の事業で「学級運営対応非常勤講師派遣」がある。この事業は小学校の学級がうまく機能しない状況に陥った場合に、要請を受けて予算の範囲内で非常勤講師として教師を派遣する事業だ。7年前からの派遣状況を見てみると、小学校低学年への派遣割合が高いこと。学級の状況報告を読むと、学級規律確立の経過でもう少し指導があればと思うことがあって、このあたりに効く事業をすべきだと思っていたところだ。従来、研究協力校をお願いしていたが、むしろ研究協力者として県内の学級経営の達人をお願いする方法もあるのではないかなど、持論を述べさせてもらった。新しいことを考えることはやはり楽しい。

 ところで文科省の文書を見ていると「学級経営」と表現せず、「学級運営」と表現していることに気づいた。平成12年度を境に「経営」から「運営」に変えている。その理由を探ってみると、「学級経営」と「学校運営」は同義だとしながらも、学級担任でない教師も協力するという意味を含めて「学級運営」という用語を使うことにしたことが分かった。学級担任一人で抱え込まないでというメッセージが含まれていると理解した。

 次に「情報モラル向上研究会」の事前打ち合わせ会に出席。前回の会議では、僕がエキサイトしてしまったので、今日の僕の発言をある意味恐れている方もあるのではないかと思いながら、席についた。

 前回エキサイトしたのは、大学、業界、教育長会、校長会、PTA、県警という蒼々たるメンバーを集めての会議であるのに、それらの方々に活躍していただく会議になっていないからだ。今回は、前回の僕の発言を受けていただいたのか、もともとそういう流れであったのかは分からないが、会議の流れは僕の納得がいくものであったので、穏やかに意見を述べることができた。

 最終会議では「情報モラル向上に関する提言」を決議することになった。情報機器を否定するのではなく、上手に使って生活に生かそう、そのためにモラルをしっかり身に付けましょうというメッセージを加える方向になり、これにも納得。他県で出されている提言は(すべてがとは言わないが)機器そのものを否定するようなイメージをもたれるものが多く、懸念していたからだ。良い方向になったことがうれしい。


2009年01月26日(月) うれしいメールがいくつか届く
2008年01月26日(土) 座布団1枚もらえました(笑)
2007年01月26日(金) ICT活用による学力向上フォーラムに出席
2006年01月26日(木) 今年も午前も午後も進路委員会
2005年01月26日(水) 午前も午後も進路委員会
2004年01月26日(月) 力がついてきた3年生
2003年01月26日(日) のんびりと読書

2010年01月25日(月) 第2回中高一貫教育研究会議

 月曜日に多い○○メール。まずはその対応から。教科書採択関連業務。来年度の教科書採択日程案のツメと教科書センター開設の依頼など。

 午後は第2回愛知県中高一貫教育研究会議。12時30分から準備に入る。出席者にWebで発信する「6年間のまとめ」を見ていただくために、プロジェクタ、スクリーンを準備。本課の会議では徐々にこうしたIT機器を使うようになってきた。僕にはようやく、という感覚だが、まずは喜ばしいこと。ただし、教育委員会でプロジェクタは所有していないため、今のところ個人機器の持ち込みか他部局から借用。日常化すれば必要物品として考えてもらえるのか。その日は・・・。

 今日の会議は本課にとっては重要な会議。中高一貫教育の主管を本課から高等学校教育課へ移行するための要綱を承認していただく会議。無事、認めていただく。「なぜ主管を変えるのか」という委員からの問いにはもっとも。第一は6年間の研究期間が終わったという理由だが、本県の中高一貫教育には高校存続の目的もあったわけで、本課より高等学校教育課の方が主管した方がよいというのが、僕の考え。本来の形になったと言ったらいいすぎか?

 ***

 2月2日の高松市教育委員会主催「教育講演会」での資料づくりに集中。演題は「授業改善に向けて 実技と模擬授業を通して」。したがって講演というよりは演習の1時間30分。7ページの資料が完成。さっそく事務局へ送付。お約束日にギリギリセーフ。


2009年01月25日(日) 今日はのんびり
2008年01月25日(金) 寒っ!
2007年01月25日(木) 入学説明会にて
2006年01月25日(水) いろいろと成果あり
2005年01月25日(火) 考・考・考の連続
2004年01月25日(日) 校内ネット本の原稿執筆
2003年01月25日(土) ちょっとワクワクする日

2010年01月24日(日) 事前GC研究会に参加

 「香山リカ的学力論」(香山リカ著、フォーラムA)を読む。ご存じの精神科医が語る学力論は(僕の予想に反して)現場のことをよくとらえた上での論だった。香山氏は子どもにつけたい力を3つ示している。

1 真理・真実への信頼(ニセ科学、悪徳商法などだまされやすい人が多い。得なものや役立つもの、わかりやすいものにすぐ飛びつかないで、疑う、つっこみを入れる、検証をする、そういうクセをつけてほしい)

2 想像力(自己中心性と万能感の修正が適度にできない。想像力を高め、共感することを習性としたい)

3 自己肯定感(教育全体を通してもっとも大切なこと。想像力、他人への共感の基礎)

 僕は、以前から「想像力の欠如が世の中の様々な問題を引き起こしている」と思っているので、香山さんの主張には大賛成。自己肯定感は、本課が不登校防止において重要視している要素。今年度は名古屋大学の協力を得て、自己肯定感の変化を測定するアンケートを提案できる運びになっている。我々の取組を後押ししてもらっている気持ちになり、一気に読めた本。

 愛知県美術館に出かけ「大ローマ展」を鑑賞。壁画・彫刻・工芸などの古代コーマ帝国の遺産を見る。まさに「ローマは一日にしてならず」。人類の偉大さを感じる。

 明日は愛教大附属名古屋中学校でGC研究会。残念だが参加できず。せめて事前研究会?懇親会?には参加しようと会場へ向かう。

 宮崎、佐賀、静岡からの皆さん、飯島先生+ゼミ生、附属中のメンバーで、明日の授業について論議。当然、アルコール量に比例して話は盛り上がる。気の毒なのは授業者。明日は「授業A→協議→授業A’→協議」という展開。つまり授業Aを行った後、ただちに協議。それを受けて、同じ授業者が授業Aと同じ内容の授業を他のクラスで行い、再び協議をする。授業者のプレッシャーは相当なもの。このような研究会を行っているのは、知る限りではGC研究会のみ。堂々と受けて立つ附属名古屋中数学科も立派。


2009年01月24日(土) こまきみらい塾「落語に親しむ」第2講
2008年01月24日(木) 分析プログラム問い合わせあり
2007年01月24日(水) 立命館小学校のすごさを見る
2006年01月24日(火) 年休の1日
2005年01月24日(月) モデル事業の在り方について考える
2004年01月24日(土) 落語から学ぶエコライフ
2003年01月24日(金) 今週視察三つ目

2010年01月23日(土) 執刀医・井上先生のブログで紹介される

 数日前に大西さんから届いていたスクール55コラムの第16回目原稿。現在は第13回「教材研究の深さが見えた授業」をアップ中。時間がとれる休日に、僕の原稿を加えて返信。これは習慣化しつつある。僕の楽しみの一つ。

 昭和大学横浜市北部病院へ検診に行った際に、執刀医の井上先生に「食道アカラシア日記」をアップしたことを報告。さっそく先生のブログで僕の日記を紹介していただいた。

 ブログには「食道アカラシアの内視鏡治療(POEM)のライブを予定!!!」という以下の記事もあった。叶うことなら、僕もライブを見てみたい。

 アカラシアの内視鏡的治療は優れた治療であることがわかってきました。またこれまでに国内外の学会でその成果を発表してきており、学問的にも理にかなった治療であることが認識されています。とくに治療を受けられた患者さんの評判がきわめて良好であることから、そこでこの治療法を広く医療関係者に知っていただきたいと考えました。来る3月の横浜ライブ2010(ホームページ参照)の折に、ライブデモを中継する予定です。

 「人とつながる表現教室。」 (山田ズーニー著、河出文庫)を読む。山田ズーニーさんが「ほぼ日」のサイトで、「これまで出したすべての本の中でこの本が最も好きです」と書いていたのでさっそく購入。「書く」行為はいわば孤独体験。その哀しみを乗り越えて、人とつながるためのズーニーさんの体験論。山田さんは最後に「表現することは苦しい。でも続けていれば、いつか伝わる。あなたに理解が注がれる。表現し続ければ、いつかきっと、降るほどの理解が注がれる。あなたに理解の花が降る!」と言っている。


2009年01月23日(金) 大満足!外国人児童生徒教育連絡協議会
2008年01月23日(水) 議会関連のお仕事
2007年01月23日(火) 冊子「光ヶ丘中2007」割り振り
2006年01月23日(月) 集う・学ぶ・子どもと大人が一緒
2005年01月23日(日) 今日は野口芳宏節
2004年01月23日(金) 雪
2003年01月23日(木) 今週視察二つ目

2010年01月22日(金) 外国人児童生徒教育連絡協議会

 二日間お休みをもらったので、予想した通り、机上は決裁板の山。その処理と某交渉の内容について聞く。懸案事項について、該当機関の判断を聞く。少々気が重いが、次は自分が動くしかないと判断。その段取り。あっという間に午前が終わる。

 午後は二つの会議。「帰国・外国人児童生徒受入促進事業」は岡崎市、西尾市、豊田市の今年度の取組状況報告。2つの市が行った不就学調査結果から、多くの人手と時間をかけても、明確な数を把握することはとても困難で、次の展開への見通しがなかなか立たないことが判明。

 もう一つは「外国人児童生徒教育連絡協議会」。初試みの指定討論方式を提案し、進行役の僕はいささか緊張。西尾市、豊田市のプレスクール、プレクラスの実践報告を受けて、類似の取組を計画中の小牧市、刈谷市の指導主事と質疑応答。僕はそのやりとりから、指導員の確保の問題、修了の判定(西尾市は3ヶ月を目途)について話題を絞り、協議をしてもらった。修了までの期間は1ヶ月ほどが望ましい、3ヶ月ほどが適度、もともと集中方式は望ましくない、という意見が出された。意見交換の中で、何を求めてプレスクール、プレクラスを立ち上げるのかという本質論になり、進行役としての役目は果たせたのではないかと思った。

 ***

 教育長、教育次長、学習教育部長を来賓に迎えて課の新年会。「ザ・カワブン・ナゴヤ」で豪華コースを楽しむ。

 小牧に戻って、今夜、大城児童館で幻灯会をやられた延藤安弘先生を囲んでの懇親会に参加。延藤先生は全国各地で住民主体の町づくりに関わってみえる方。大城児童館&味岡児童館を創る会&市役所の皆さんによる大懇親会。皆さんと親しく懇談ができ、ここには書けないびっくりする話もうかがってアルコールが進む。家に帰って爆睡。術後、最高のアルコール量。といっても僕の最高はたかがしれてるけど。


2009年01月22日(木) 新年会で小咄
2008年01月22日(火) 今日も授業名人事業進捗状況調査に出かける
2007年01月22日(月) メディアとのつきあい方学習授業シミュレーション
2006年01月22日(日) オフ日
2005年01月22日(土) 野口克海節もいい
2004年01月22日(木) 新しい学校づくり
2003年01月22日(水) 今週視察一つ目

2010年01月21日(木) 術後検診は異常なし

 お休みをもらい、術後の検診で昭和大学横浜市北部病院へ出かける。

 鼻から管を入れての食道括約筋圧の検査(管がうまく入っていかず、苦しかった。鎮痛剤でいつしか記憶なし)、カメラによる食道観察(まったく記憶なし)、バリウムを飲み、食道から胃への流れ具合を確かめる3つの検査を受ける。

 執刀医の井上晴洋先生による診察。術後、初めてお会いした。検査結果はまったく異常なしとのこと。「術後は胸のつかえも、胸痛も、夜中に戻すこともなく、十分に睡眠がとれ、食べる物すべてがおいしいです。先生に出会えて本当に良かったです。ありがとうございます」とお礼を述べる。

 僕は世界で15人目の術例だが、現在21人になったとのこと。このPOEMと名付けられた内視鏡手術は、これまでの手術(お腹に5箇所穴を開けて行う術法)と比較すると患者の負担は極端に少なく、術後の改善もかなり違うことから、井上先生は「食道アカラシア」のホームページを立ち上げ、この手術法を広く皆さんに知らせていこうという考えがあると話された.僕は患者の一人として、先生の術法を知らせたいという一心で「食道アカラシア入院日記」を発信していることを紹介させていただいた。とても喜んでいただいき、リンク依頼を受けた。もちろん快諾だ。僕の「食道アカラシア日記」が同様に苦しんでいる方へお役に立つことになれば、望外の喜びだ。

 聞くところによると、井上先生の手術を海外から大挙して見に来られるとのこと。この術法が世界で認められるのも(この世界のことはよく分からないが)近いのではないか。素晴らしいお医者さんとの出会いに感謝して、病院を出て家路につく。


2009年01月21日(水) 米野小学校公開授業研究会に参加
2008年01月21日(月) 授業名人事業進捗状況調査
2007年01月21日(日) 「一瞬の風になれ」にはまる
2006年01月21日(土) 教師力アップセミナー横山験也さん
2005年01月21日(金) 愛日校長会議&研修会&新年会
2004年01月21日(水) 教頭研修会
2003年01月21日(火) 今日も上天気

2010年01月20日(水) 熊本県で校務情報化の講演

 いつもより1時間早く起きて、県営名古屋空港へ車で向かう。7:25JAL熊本行きでフライト。JALは、昨日、会社更生法の適用申請をして企業再生支援機構の支援が決定したばかり。これを受けて、客室乗務員さんから「このような状況の中でも日本航空をお選びいただいたことに感謝します」との挨拶あり。乗客11名。僕の周りは全部空席。乗務員に「頑張ってください」と一言かける。

 熊本空港から市内中心部へリムジンバスで移動。バスの案内放送は、熊本県宣伝部長のタレント・スザンヌの声。舌っ足らずでちょっと聞きづらい。かえって集中して聞こうという気になるから、スザンヌ起用は成功か。

 「先導的教育情報化推進プログラム研究成果発表会」会場の熊本市国際交流会館へ到着。午前は、情報化推進プログラムの取組とその成果について、教育委員会と3つのモデル校からの報告。

 「1.教員が子どもと向き合う時間を確保すること、2.学校経営の効率化・高度化」を目標に、独自でグループウェアや教務支援システムを開発し、モデル校で実践した結果、教員一人当たり1日30分以上の子どもと向き合う時間が増加し、1校当たり事務職員0.5人程度の事務量の削減ができたと報告がされた。主務者の柿下指導主事の手腕の凄さが光る!

 午後は僕の講演から開始。「校務情報化で学校経営は変わる」と題して1時間。小牧中学校、光ヶ丘中学校での実践と成果をしっかり話した。良い機会を与えていただいた熊本県教委へ大感謝。

 続いてパネルディスカッション。コーディネータは、この研究を3年間にわたって指導してこられた堀田龍也先生。パネリストに文部科学省生涯学習政策局参事官付の中村企画官、日野市立平山小学校の五十嵐校長(元日野市教育委員会ICT活用教育推進室長)、熊本西高校の森本先生、そして県教委の柿下先生。テーマは「どうやって進める!校務情報化」。

 パネル(実践)のまとめは次のとおり。
1 (校務情報化は始めは大変だが)後になるほど楽になる実感がある。
2 ICTの導入そのものが目的ではなく、あくまで教育実践を支援するものだ。
3 校務用PCだけではうまくいかない。校務用ソフトが必要。
4 意識変化は後から起こる。段階的に進めた方がうまくいくこともある。
5 教員研修は校務用ソフトでOJT化する。

 終了後、すぐに熊本空港へ。ビジネスラウンジで2時間ほどのんびりして、19:45JALで名古屋空港へ。帰りの便には13名の乗客。近いうちに、この路線は廃止されるらしい。これだけの人数では致し方ない。


2009年01月20日(火) 中高一貫教育研究会
2008年01月20日(日) 学校経営力を高めるICT活用
2007年01月20日(土) 教師力アップセミナーHPづくり
2006年01月20日(金) 愛日地区校長会議・研修会
2005年01月20日(木) 職員会議で検討開始
2004年01月20日(火) しゃべり疲れ
2003年01月20日(月) 職員会議の要項づくりで

2010年01月19日(火) シニア地域教育力活性化研究会に出席

 朝は課内検討から開始。僕が新規事業「学校運営サポートチーム研究会(仮称)の設置」について提案。おおむね了解を得られた。さらに情報収集を行い、確実に事業が開始できるよう条件を整えることとなった。ひとまずワンステップクリア。

 生涯学習課主管の「シニア地域教育力活性化研究会」に出席。4つのモデル地域からこの1年間の取組が紹介された。シニア世代がその地域ならではの活動を考え、子どもたちからお年寄りまでの地域住民を巻き込んだ世代間交流の記録が報告された。

 情報交流では、中学生の参加率を高める方法が話題となり、これまでと同様な行事であっても、知らせ方や見せ方に変化を持たせることで、中学生の参加数は随分変わってきたという報告があった。まさに「魅せ方の工夫」ということだ。僕は光ヶ丘中での経験から、中学生を企画側に巻き込むことについて情報提供をした。

 シニア世代は50代から60代。自分もこの世代にすでに突入。ふと「味岡児童館を創る会」を思い出し、同級生、つまりシニア世代を巻き込み、我が地域の教育力を発揮しようじゃないかという気持ちになった。

***

 一昨日の日記に「いきいき寄席」ホームページのアクセス数の凄さについて書いたところ、おかげさまでその日のアクセス数は「24」。これまでの最高記録を達成(笑)。まずは小さな一歩からです。ありがとうございました。
 


2009年01月19日(月) 総合的な学習の時間状態
2008年01月19日(土) 堀田先生の「授業の美学」
2007年01月19日(金) 愛日校長会議&研修会
2006年01月19日(木) 越田さんによる現職教育
2005年01月19日(水) 構想への意見集約
2004年01月19日(月) 密度の濃い一日
2003年01月19日(日) ちょっと仕事日

2010年01月18日(月) 予定外のことに対応するのが僕の仕事

 今日も予定になかったことの対応で時間が過ぎる。「自分の仕事ができない」と、つい口に出る。いやいや、こんなことを言っていてはいけないと反省し、「私の仕事は予定外のことに対応することでした!」と大きめに(笑)つぶやく。皆さんに笑っていただく。ということで、今日はちょっと書きづらいことばかり。

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 「英語教育熱 過熱心理を常識で冷ます」(金谷憲著、研究社)を読了。例えば、著者は「6年も学校で英語を勉強しているのに、ちっとも喋るようにならない」というのは冷静さを書いた主張の典型で、常識で考えればすぐにおかしいと気づくことだと言っている。本書には、英語能力願望が強すぎるがためのおろかな英語教育論議がありすぎるという指摘満載。軽く読めるエッセイ集。僕にとっては、些末なことと思う指摘もいくつかあり。


2009年01月18日(日) 第14回いきいき寄席は菊丸師匠と小寿々さん
2008年01月18日(金) いやあ気が合いますねえ
2007年01月18日(木) 岳陽中公開授業へ参加
2006年01月18日(水) IT活用教育と著作権フォーラムに参加
2005年01月18日(火) 環境コンサート25校実施のめど
2004年01月18日(日) 構想に対する意見整理で思う
2003年01月18日(土) 平成15年度の教育構想

2010年01月17日(日) 第18回いきいき寄席

 「第18回いきいき寄席」開催日。いきいき介護センターへ。

 本日の出演は、落語は桃月庵白酒師匠、色物は太神楽で翁家勝丸さん。落語演目は「つる」「羽団扇」(上方落語では「天狗裁き」)。安定感ある語り口でお客様を魅了する白酒師匠。「おしゃべり神楽」で笑いと拍手を生み出す勝丸さん。

 ちなみにこの「いきいき寄席ホームページ」へのアクセス数は、ある意味すごい!これまでの1日最大アクセス数は「8」。アクセス「0」という日も数日あり。アクセス「1」の時は、これは僕だ!と自覚できる。これがすごい。

  「めざまし塵劫記―笑いと数の江戸文化」を読む。「塵劫記」という江戸時代初期に刊行されたそろばんの使い方を解説した本の名前と、現在の落語のいくつかの原典となっている「醒睡笑」という本の名前に目がとまって、図書館で借りる。「塵劫記」に書かれたことをもとにした「醒睡笑」での笑い話はかなりあるそうで、口絵を添えた二つの本のコラボレーションはおもしろいものだと思った。著者の西田和己氏が楽しんで研究されていることが随所に感じられた。


2009年01月17日(土) 佐藤正寿先生の本
2008年01月17日(木) 5路線をちょこちょこと
2007年01月17日(水) 保護者による学校評価集計
2006年01月17日(火) 一宮女子短期大学で講義
2005年01月17日(月) 富木島中の校内研究参加
2004年01月17日(土) 定員オーバー
2003年01月17日(金) 中間テスト3日目

2010年01月16日(土) 大山百寿会で今年初高座

 大山百寿会からお声をかけていただいて、大山会館で落語出演。この地区は僕が新任から3年間お世話になったところ。教え子のお父さんが声をかけていただいた。「昨日も娘と先生の話をしたところですよ」と。30年前の教え子の家庭で、話題にしていただけたことがなりよりうれしい。

 高座での第一声。「私にはいくつか人生の目標があるのですが、その一つが大山会館で落語をするということでした」。冒頭から大受け。落語入門からいくつかの小咄。新作「食道アカラシア日記」。そして落語「親の顔」で1時間余の高座。帰り際にお客様から「井上先生が一番良かった」と声をかけてもらう。新作の手応え感じる(笑)。(井上(胃の上)先生だから食道がご専門)

 愛車のディーラーへ。恒例の福袋がなくなったのは残念。代わりにくじ引き。グッズ獲得。昨年、店長が替わってから、新規企画が定期的にあるようになって、ディーラーにはけっこうな回数、足を運ぶようになった。所長曰く、「僕の仕事はお客様に何度も来店していただくこと」。まんまと作戦に乗せられているわけだが、企画好きの僕は、今度はどのような手を所長は考えるのかと楽しみにしている。

 「永遠のゼロ」(百田尚樹著、講談社)を読む。とてもいい本に出会った。読み進めるほどに零戦パイロット・宮部久蔵の人間としての魅力に引き込まれた。周りからどう見られようと、どう思われようとかまわず、己の信念を貫き通す男の姿に胸が熱くなった。生きて妻の元へ、娘の元へ帰るために操縦技術を神業の域まで高め、部下を生きて帰らせるために極限まで鍛える主人公。太平洋戦争中に、日本にはこの宮部さんのような男が実在していたと思いたい。
 そして最後にこういう展開になるとは!なんと表現したらいいのか、体の芯から震えたと言ったらよいのだろうか。著者の百田作品を続けて読んでみようという気持ちになり、さっそく市図書館ネットで百田作品を検索して予約。


2009年01月16日(金) Webのよさを生かした発信
2008年01月16日(水) 職場体験を見る
2007年01月16日(火) 授業を見る目
2006年01月16日(月) 校長としてやらなければ・・・
2005年01月16日(日) 復唱法資料ようやく完成
2004年01月16日(金) 来年度の構想に対して
2003年01月16日(木) 中間テスト2日目

2010年01月15日(金) スクールカウンセラー、小学校で倍増

 今朝の新聞に次の文字が光る!

 スクールカウンセラー、小学校で倍増144校に  新年度から県教委 5校に1校配置

 実際には2月議会で最終決定されるが、2800億円の県財源不足の中、このように決められた。我々の調べでは、本県のように中学校への全校配置がなされている都道府県はあるが、小学校へこのような規模で配置されている都道府県は、まだない。来年度は多くの事業が廃止、削減されている中、「倍増」は異例。これにより、不登校、いじめ等、学校現場がかかえる大きな問題が少しでも解消することを望みたい。もちろん、事業成果を高めるには、配置後の取組が極めて重要で、本課の責務も大きいことを自覚している。

 引き続き「要望書」をめぐって協議。情報収集。相談を続ける。同時並行で、昨夕、飛び込んできた課題について、再度、関係機関等に問い合わせ、情報提供をする。あとは判断を待つのみ。

 昨年夏、東京での僕の講演を聞いた某企業の方が来庁。「コミュニケーション力」を増すための今後のIT活用について考えを聞かれる。夢のような話をいっぱいさせていただく。

 本課に関わる来年度の事業日程等を教育事務所等にメールで配信。内部には「これ以後の変更は、各事務所や市町村教委へ迷惑をかけることになるので原則禁止」と周知。いよいよ本格的に来年度事業の準備が始まる。

 名古屋国際センターより、外国人児童生徒の編入について、いくつかの相談を受ける。こうした問い合わせは、いわば我々の足腰を鍛えることになり、ありがたい。それにしても、即答できない特異なケース(?)が多い。多様性が増していることと、こちらの勉強不足を感じる。

***

 明日は「大山百寿会」から依頼を受けて落語出演。今年初高座。マクラで「僕の入院日記」を語ろうかしら。皆さんは次のギャグを笑っていただけるかしら。

 私の食道を手術していただいた先生の名前は、井上先生でした。「いのうえ」だけに食道がご専門でした。

 お後がよろしいようで。
 


2009年01月15日(木) 情報漏洩防止策
2008年01月15日(火) 手引き書最終チェック段階
2007年01月15日(月) SQSの威力
2006年01月15日(日) 夢現大で仕事術本のPRあり
2005年01月15日(土) 第60回小牧落語を聴く会
2004年01月15日(木) ようやくPTA新聞構成終わり
2003年01月15日(水) 中間テスト1日目

2010年01月14日(木) 対応に困ること多し

 昨日届けられた「要望書」に関する事柄が数社の新聞に掲載され、他課との連絡、事実確認などで朝から動く。緊張感は続く。今後、かなり大きな山にぶつかりそうな気配。

 今日もO指導主事の代わりにi−モラルの更新。今日は17記事をアップ。

 午後は民主党・重点事業党調査研究会、続いて公明党・当初予算重点要求事業等調査会に出席。貴重な体験。

 引き続き、「要望書」のことで他課からの報告を受ける。さらに夕刻に、対応に困る電話を受ける。関係教育委員会に確かめて、その判断を聞く。いわば法律に基づいての判断であり、その裏付けも兼ねて文部科学省へ相談すると、やはり考え方には間違いないことがはっきりした。しかし、・・・なのだ。すっきりしない。明日はこの課題解決から動くことにして退庁する。最近、難問を抱えることが多い。苦戦が続く。

 


2009年01月14日(水) ようやく一山越える
2008年01月14日(月) 「障害児教育を考える」を読む
2007年01月14日(日) 第6回いきいき寄席>三喬師匠と池田たけしさん
2006年01月14日(土) 第2回いきいき寄席
2005年01月14日(金) 校長会議と応時中中間発表会
2004年01月14日(水) 1億円の経費が浮いた?
2003年01月14日(火) 今日もいい天気

2010年01月13日(水) 理解に苦しむ動き

 県庁に到着した途端、外は突然の吹雪状態。到着がもう少し遅かったら、雪まみれになるところだった。激しく落ちてくる雪で、隣のビルも霞んで見える。びっくり。

 今日もO指導主事の代わりにi−モラルの更新作業。今日も20記事アップ。そして各校から届いたデータを掲載できるように作業。

 今年7月下旬から8月にかけて総合教育センター資料室にて行う「教科書検定結果の公開」の打合せ。この公開は、教科書検定へのより一層の理解を得るために、文部科学省が行うもので、申請図書等検定関係資料が公開される。文科省からは多数の閲覧があるように、PRをとの指示を受けた。この時期は教育センターは研修真っ盛りの時期。センターへ研修参加者に大いにPRしていただくように依頼。

 午後に届けられた「某要望書」から様々なことが発生。上層部や他課へ報告をしながら、緊張感をもってその対応で動く。

 昨日は○○電話を受けて、関係機関へ早期に動いていただくように依頼した。「すぐにアクションを起こす」との連絡が入り安心していたが、今日は昨日の○○電話の続きがあった。聞いてみると、とても理解に苦しむ動きがあったようで、事態はさらにマイナスの方向に動いてしまっている。出張先の担当者に連絡を入れて、再度、対応を依頼する。本当は該当校から直接、事情を聞きたい気持ち。

 午後からは予想もしなかったことが続き、苦慮。

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 同僚の御母堂の通夜お手伝い。ご冥福を祈る。


2009年01月13日(火) つなげる力
2008年01月13日(日) 気づかなかったのが不思議
2007年01月13日(土) 第15回志水塾長野セミナーで模擬授業
2006年01月13日(金) 学校経営力は学ばなければつかない
2005年01月13日(木) 鍛えている授業も気持ちが良い
2004年01月13日(火) 冷え込んできた〜
2003年01月13日(月) 読書

2010年01月12日(火) i−モラルが20万アクセス突破!

 本日、i−モラルへのアクセスが20万突破!6月に開始して以来、7ヶ月余。最近は再びアクセス数が増加していることがうれしい。

 O指導主事がお休みのため、代わりにi−モラルの記事をアップ。毎日、多くの記事が届くので、最近は1日20ずつアップ。ストック多数。

 午後からグループ会議。一つは22日の「外国人児童生徒教育連絡協議会」の進行について。新しい試みを提案し、その詳細について協議。今回も言い出しっぺの僕が司会役。未経験の分野に挑戦。さて思惑通りいくか?

 もう一つは自分が担当する新規事業。提案にほぼ賛同いただいたが、一番の問題はこちらが考えている案で文部科学省が認めていただけるか。そこで文部科学省の担当課へ電話で問い合わせ。

僕「愛知県教育委員会です。予算案に○○事業が明記されていますが、その詳細についてお聞きしたいのですが」
文「まだ内容が固まっていないので・・・」
僕「愛知県は手を挙げようと思っているのです。私が言うことが、そちらのお考えにあうかどうかお聞かせいただけませんか」

 と、こちらの構想を話す。本当に固まっていないのであれば、こちらのアイデアを提案することで、「愛知から良い話を聞いた。このアイデアはいただこう」なんていうことにならないかという淡い期待をもって話す。

***

 熊本県教育委員会主催の「先導的教育情報化推進プログラム研究成果発表会」のプレゼン完成。ダイジェスト版を資料配付用に送付。


2009年01月12日(月) 充実の学校評価研究会
2008年01月12日(土) 充実!算数数学授業力アップセミナー
2007年01月12日(金) 5人で来年度構想検討
2006年01月12日(木) 大満足な研修
2005年01月12日(水) 子どもの発言の顕在化は板書
2004年01月12日(月) 寄席文字の右太治師匠と会う
2003年01月12日(日) 今日は教師力アップの整理

2010年01月11日(月) スクール55コラム「学ぼう!大西貞憲の授業眼力」

 三連休最終日は成人の日。午前中は好評連載中のスクール55コラム・授業を見るプロにインタビュー「学ぼう! 大西貞憲の授業眼力」の原稿書き。

 このコラムはもちろん大西さんがメインだが、僕が質問者となって、大西さんに答えていただく形式で進めているので、まとまった時間がある時にいくつかの質問を考えるようにしている。難題をぶつけても、いつも明解な答えが返ってくるので、大西さんからは「いじめだ」と言われるけど、僕はさらに難しい質問をしてみようと思っている。このコラムは24回目まで予定しているので、さて最終はどんな難問となるか。皆さんお楽しみに。また編集の依田さんが原稿に添えていただく図式で、コラムがより魅力的なものになっているのも事実。ぜひこちらも注目を!ちなみに本日更新の第13回目は「教材研究の深さが見えた授業」。

 今月20日には、熊本県教育委員会主催の「先導的教育情報化推進プログラム研究成果発表会」で講演をさせていただく。演題は「校務情報化で学校経営は変わる」。そのプレゼンづくりを始める。

 <お知らせ>
 食道アカラシア入院日記をアップしました。「振気」のトップページからお入りください。

 


2009年01月11日(日) 「奇跡のリンゴ」を読む
2008年01月11日(金) 体力偏差値ランキング
2007年01月11日(木) 石原先生の情報モラル授業
2006年01月11日(水) SQS講習会
2005年01月11日(火) 終日、お客さまと
2004年01月11日(日) あなたの話はなぜ通じないのか
2003年01月11日(土) 堀田先生に学ぶ

2010年01月10日(日) アカラシア入院日記発信

 朝から「食道アカラシア入院日記」の仕上げに入る。久々に「ID」というHP専用ソフトを使って作成。けっこうな量のコンテンツになった。夕刻にアップ。

 #食道アカラシア入院日記は、「振気」トップページからお入りください#

 
 18:30から「平成16年度光ヶ丘中学校卒業生同窓会」に出席。今年、成人式を迎えた皆さんが開催。でっかい夢を語る卒業生は頼もしく、羨ましい限り。まだ人生は始まったばかり。先日読んだ「NASAより宇宙に近い町工場」の著者の「どうせ無理をこの世から追放したい」という言葉を贈りたい。


2009年01月10日(土) 題1回こまきみらい塾「落語に親しむ」
2008年01月10日(木) 百聞は一見にしかずと言われると・・・
2007年01月10日(水) マイスター掲載の産経新聞が届く
2006年01月10日(火) 第3学期始業式
2005年01月10日(月) 生徒の数学レポート
2004年01月10日(土) 大瀬校長いのちの授業
2003年01月10日(金) 目がおかしいぞ

2010年01月09日(土) 名古屋市立第一幼稚園同窓会落語会プロデュース

 今日は名古屋市立第一幼稚園での落語会。園長(僕が大変お世話になった元義務教育課主査)の依頼で、僕が段取り。小1から小6までの同窓生150名ほどが参加する会と聞き、ここは勢いのある桂紅雀さんしかないと思い、出演依頼。快諾を得て実現の運びとなった。

 9時30分ごろに園に到着。予想もしなかった、とても広くて大きな幼稚園。明治25年開園の愛知県で一番古い幼稚園とのこと。担当の方と舞台の段取りをして紅雀さんを待つ。紅雀さん到着。高座の確認をしていただいて楽屋で四方山話。

 長いマクラと落語「動物園」で40分ほどの高座。小学生150名を前にして、噺が進むにつれて、子どもたちの集中力を高める話芸はさすが!「ライオンとトラの猛獣ショー」と聞いて「ええっ〜」と声を出す子どもたち。(困ったトラが)「前田さ〜ん」と叫ぶと大爆笑。噺の世界にのめり込んでいる子どもたち。僕も小さい子どもの前なら「動物園」と決めているが、紅雀さんから、子どもに受ける新たなくすぐりやしぐさを教えてもらって大満足。昼食時にも落語の四方山話で、とっても楽しい時間を過ごす。
 
 今日は落語デーにしようと思い、「落語論」(堀井憲一郎著、講談社)を読む。 堀井憲一郎氏は、日本唯一の演芸専門誌「東京かわら版」で「ホリイの落語狂時代」と題した詳細なデータをもとにした落語分析を連載している。その氏の新刊「落語論」はとても期待していた。

 第1部の本質論で語られた「落語はライブとしてのみ存在する」「客との和を以て貴しとなす」というフレーズはぜひ覚えておきたい。
 『小三治の間がいい』というセリフを省略せずに言うと『小三治は異様に長い間を取るが、その間も客の緊張感を途切れさせずずっと引っぱっていける、すごい芸人だ』「米朝の素晴らしさは、一流のプレイヤーでありながら、超一流の落語解説ができたところにある。」これも同感。

 だけど僕の好みは「ホリイの落語狂時代」。「落語論」は節のすっきり度に比べて、本文はこねくり回し過ぎていて、ここまで書かなくても、という感じ。やはり事実をもとにした主張の方が説得力もあり、筆者の気が確実に伝わってくるということか。


2009年01月09日(金) 鈴本演芸場正月初席
2008年01月09日(水) 三平方の定理はどの学年?
2007年01月09日(火) 落語も広めなくては!
2006年01月09日(月) 志水塾二日目
2005年01月09日(日) 志水塾本大会第2日目
2004年01月09日(金) 終日、職員室不在
2003年01月09日(木) カウンセリングを学ぶ会の反応

2010年01月08日(金) 新年の1週間が終わる

 金曜日。今年の仕事始めは月曜日であったため、年明けフルの1週間勤務。「長かったね」という声がちらほら。今年から休憩時間が1時間となり、延長された15分で、僕は過去50年の愛知県公立高等学校入試問題(数学)を楽しんでいる。昭和34年度入試題(主に図形)から少しずつ遡っている。5日間続いた。回転が鈍くなりつつある頭には最適。

 昨日から手がけた来年度の数少ない(何度も書くなと言われそう)新規事業の概要文書作り。イメージ図まで完成。まずは振興・調整グループのOさんに意見を求める。

 22日開催の「外国人児童生徒教育連絡協議会」の進行について相談を受ける。昨年度はシンポジウム形式で大好評だったこともあり、「今回も知恵を出しましょう」ということで秘策(笑)を練る。担当のH指導主事が言うように「県内各地から時間をかけて集まっていただく会。良い会だったと思っていただけなければ!ましてや無駄足だったと思われたら申し訳ない」という言葉には同感。知恵を出し合い、シャープな良い会になるアイデアが浮かぶ。今年も楽しみ。

 僕の担当の一つに各種組合への対応がある。今年度の対応文書にインデックスをつけて整理を始める。これだけでもかなりの文書量。我ながらよく働いている(笑)。量で実感。

 名古屋法務局の方が緊急連絡で我が課に飛び込んでみえる。他課を通じて該当しそうな市町村教委に緊急の問い合わせ。事なきを祈る。

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 少人数ながら、とても楽しく知的な新年会開催。ゲストに数々の依頼。こちらの意を汲んで承諾していただき、さらにアルコールが進んだ。おかげさまで、術後最高のアルコール量!(もっとも僕の量はたかが知れてる)

 「グーグル時代の情報整理術」(ダグラス・C・メリルら著、ハヤカワ新書)を読む。仕事術系の本はもういいやと思いながら、「グーグルのCIO」が自ら書いた本と知って購入。グーグル系ソフトの使い方以前に根本となる自身の情報整理の考え方を明らかにして、それを具現化するツールの運用例を示しているのがいい。ハウツー本として手に取ると、間怠っこしいという人もいるとは思うが、僕にとっては有益だった。さっそく新たに仕入れた整理術の試験運用開始。肌にあえば続けてみたい。


2009年01月08日(木) 第6回課内主事会
2008年01月08日(火) 第1回その道の達人派遣事業推進会議
2007年01月08日(月) 3学期式辞を考える
2006年01月08日(日) 第4回志水塾本大会1日目
2005年01月08日(土) 志水塾本大会第1日目
2004年01月08日(木) 早いもので、もう卒業式の検討
2003年01月08日(水) どこにあっても等しい証明

2010年01月07日(木) 保坂亨氏の欠席調査からの知見

 子どもの虹情報研修センター(日本虐待・思春期問題情報研修センター)から紀要NO.7が送られてきた。その中に掲載されていた保坂亨氏(千葉大学)の講演録が参考になった。

 「家族について〜歴史と現状〜」と掲げられた講演の前半では、保坂氏は欠席調査を基にして、いくつかの知見を述べている。その中の一つは、10日以上、30日未満の欠席がある児童生徒と、「家族」の状況に大いに関係があるというものだ。保坂氏はその家族の状況を具体的に述べているが、その表現は誤解を生む可能性があると思うので、ここでは紹介は控える。次の文章から推測していただけるのではないかと思う。

 この状況に対して、文部科学省が打ち出しているスローガンが、「早寝、早起き、朝ごはん」です。そうはいっても、できないご家庭があってこの現状なんだというのが学校の先生たちから聞こえてきます。

 K指導主事から依頼を受けて、ホームページビルダの使い方レクチャー。予算削減で報告書の印刷費用が認められないこともあって、今年度から多くの事業がWeb発信に移行している。すべてPDF形式で発信するのなら、県で導入されているCMSが活用できるのだが、それでは形式的で味気ないので、せめて表紙だけはなんとかしたいという担当者の気持ちはよく分かる。昨日の課内主事会で「個人レッスン承ります」と発言したのも、皆さんの気持ちを察してのこと。2時間ほどのレッスンで無事トップページが完成。

 数少ない来年度の新規事業の一つは僕の担当。今日はその事業概要の文書作りを開始。予算がまだ未確定なので事業内容を紹介できないのが残念。


2009年01月07日(水) 問題を抱える子ども等自立支援推進事業評価検討委員会
2008年01月07日(月) ワードの業師に感動
2007年01月07日(日) 志水塾本大会2日目に参加
2006年01月07日(土) 原稿3本送付
2005年01月07日(金) 30分ほど思わず語ってしまう
2004年01月07日(水) 授業検討
2003年01月07日(火) 第3学期始業式

2010年01月06日(水) i−モラルへのアクセスが増えた理由

 昨日修復できたホームページビルダを使って、我が課のサイトに改訂版「小さなサインが見えますか?」(ネット上のいじめ対応)をアップ。このコンテンツは、平成8年3月に発行した教師用『いじめに関する指導の手引』をもとに、各教育事務所の生徒指導担当者と我が課のN指導主事が、「ネット上のいじめ対応」を加え、再構成したもの。

 最近、アクセス数が低下しつつあった「i−モラル」へのアクセスが順調。それというのも、昨日、O指導主事が、各教育事務所に、まだi−モラルに実践掲載がされていない小中学校一覧を送り、確認してもらうように依頼したからだ。(きっとこの効果に違いない)本日、届いた実践数は新記録!ストックがかなり溜まった模様。「我が校の実践掲載はいつかしら?」と待ってみえる保護者の皆様、もうしばらくのご辛抱です!

 課内主事会では、課長より「絆づくりプログラム」における取組を例に、県教委として新展開を示すことができたと評価あり。今後はプログラム周知が活動の重点となる。

 来年度からの「愛知県中高一貫教育」について部長検討。提案通り認めていただく。6年間にわたる研究会議は発展的解消。他地区も含めて拡大へ。そして主管課が本課から高等学校教育課へ移行。

 昨日から「書いては消す」状態だったある団体への回答書。ようやく満足がいく内容となり、グループの皆さんに見ていただく。これが今日一番の収穫。

 夕刻に、H指導主事が文科省での「平成22年度全国学力・学習状況調査」の実施説明を受けて帰還。聞くところに寄ると、午前中で終了予定だった説明会は、質問が相次ぎ午後2時頃まで続いたとのこと。文科省担当者を各県担当者が取り囲むようにして、次から次へ質問をする場面もあったとか。僕が一番興味があった抽出率の算出式についても資料提供がされたとのことで、さっそく見せてもらったが、複雑すぎてさっぱり分からず。

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 入院日記は術後2日目まで進む。統計資料をネット検索。残念ながら欲しい情報はヒットせず。


2009年01月06日(火) 予想もしない展開に
2008年01月06日(日) 志賀内さん新刊「今度こそ絶対!続けるコツ」
2007年01月06日(土) 学校評価作成・印刷
2006年01月06日(金) 校長室にこもって
2005年01月06日(木) 終日、構想検討
2004年01月06日(火) 平成16年度の教育構想
2003年01月06日(月) 初日は雪

2010年01月05日(火) 次年度へ向けていくつかが動き出す

 昨日の仕事始め日、皆さんから聞かれた言葉は「寒い!」。庁内は6日間の閉庁でしっかりと冷え込み、暖房が入ってもなかなか暖まらない状態。ちなみに9時の室温は14℃。今朝は昨日の余熱があることもあって、9時の室温は16℃。昨日よりはちょっぴり暖かいのが、うれしい。

 朝1番は「教科書選定資料」の観点・着眼点についてのグループ検討。若干の修正をし、課長に報告&相談。来年度の方向性確定。また一つ、大切な仕事が完了した。

 県政モニターからの質問が届く。さっそく回答づくり。神経を遣う作業。なんとか決裁ルートへ。

 お昼の休憩中には、昭和34年公立入試の数学問題を2問解く。1問は、なんとびっくり!三角関数の利用題。

 各関係機関から新年のご挨拶が続く。課室の年明け風物詩。

 次年度からの中高一貫教育に関する要綱の課内検討。他課との調整が済み、無事、次の段階へ。

 すべての出席者から学校運営研究会の議事録についての意見が届き、ようやく固めることができた。次は資料を整理して、次年度へ向けての作業へ。

 課室PCのホームページビルダのファイル転送機能がどうもおかしい。サポートに問い合わせて、電話で指示を受けながら、EXEファイルを動かす。時間がかかったが、無事回復。

 担当から次年度の学校経営案に関する文書が回ってくる。語句の使い方で一つひっかかるところがあり、その理由について聞く。僕はその箇所を昨年も指摘したそうで、最終的には「これでいこう!」と決断したとのこと。すっかり忘れてしまっているのが情けない。今年は別案が浮かび提案。

 ある団体からの質問書への回答づくり。これは難産。「書いては消す」の繰り返し。

 ちなみに勤務終了時刻は17時30分だが、暖房は経費節減のため17時に停止。そのため18時過ぎには足元から冷え込んできた。我慢して回答づくりに取り組んだが、さらなる冷え込みを感じて、今日は退散。


2009年01月05日(月) 仕事始めの日
2008年01月05日(土) 学力・学習状況調査クラスター分析
2007年01月05日(金) 1年マイタウンマップコンクール応募作品お手伝い
2006年01月05日(木) 3学期準備いろいろ
2005年01月05日(水) 病室での初落語
2004年01月05日(月) あいちふれあいネットフェスティバル?
2003年01月05日(日) 授業力アップ志水塾2日目

2010年01月04日(月) 今日は仕事始め

 今日は仕事始め。乗車駅から座れる状態。まだ休暇の企業等が多いということか。

 9時、「仕事始め式」での知事挨拶が庁内に流れる。今年の知事の書き初めは「捲土重来」。職員一丸となって巻き返しを図ろうという呼びかけ。そして「COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)」と「あいちトリエンナーレ2010」の成功への決意。

 「COP10」と聞くと思い出すのは、昨年末、「越冬実行委員会との話し合い」に参加されていたホームレスの方の怒声。「COP10」のチラシを持っての「ワシらは生物多様性の生物に、はいっとらんのか!」には、まいった。

 課長からの訓示。つづいて永年勤続表彰。僕も神田知事名で表彰状をいただく。いただけることは有り難いことなのだが、ここで思い出すのは小牧市教育委員だよりの「教職員表彰に想う」。

 国の予算案発表で、いよいよ県予算案も追い込み。「全都道府県のスクールカウンセラー派遣状況を掴め」との急な指示。グループの皆さんが手分けして電話で聞き取り。僕はピンチヒッター。幸い出番なし。皆さんに感謝。

 予定通り、教科書採択関連業務に集中。昨年末から始めた「選定資料」の項目見直し。裏付け資料も作成。明日のグループ検討を依頼。
 
 今日から勤務時間変更。8時間の勤務時間が7時間45分に15分間の短縮。勤務時間の始業・終業時刻に変更はなく、休憩時間が15分間延長となり60分間に。この15分間延長は気分的にはかなり長くなった感じ。さっそく健康維持を兼ねてウォーキングをする方もあるが、さて僕は・・・。愛知県公立入試過去50年の数学問題集があるので、頭の体操を兼ねて毎日1問ずつ解いてみるか。


2009年01月04日(日) クルマは家電量販店で買え!
2008年01月04日(金) 仕事始めの日
2007年01月04日(木) 仕事始め式・教職員表彰式
2006年01月04日(水) 仕事始め式・職員表彰式
2005年01月04日(火) 仕事始め式&新年賀詞交換会初体験
2004年01月04日(日) 構想に目途
2003年01月04日(土) 授業力アップ志水塾1日目

2010年01月03日(日) 明日から仕事始め

 「アカラシア入院日記」を手術日前日まで作成。明日から仕事始め。今日はのんびりと過ごす。いくつかの本を並行読み。

 今年度は残り3ヶ月。僕がやるべき仕事は来年度の教科書採択業務に関して、できる限りの準備を進めておくことだと考えている。来年度は23年からの小学校学習指導要領の全面実施ならびに「教科書改善の通知」を受けて、大きく改訂された小学校用教科書を採択する年度である。2年続いて教科書採択業務に関われたことから、採択業務全般が今一度見直し、一望できるように文書(できればマニュアル)を整えておきたいと思っている。形式的に進めることができる業務はより効率的に、そして熟慮しなければならないところには十分に時間がかけられるようにすることがポイントだと考えている。明日からその仕事に取りかかる。


2009年01月03日(土) 姪から学ぶ
2008年01月03日(木) 1月教師力アップセミナーは堀田先生
2007年01月03日(水) 夢の落語会
2006年01月03日(火) 生徒アンケート集計・分析
2005年01月03日(月) 理数離れ防止策?
2004年01月03日(土) 東京での公立校の評価

2010年01月02日(土) 「どうせ無理」という言葉をなくす

 新年二日目。天候が回復し、例年通り田県神社へ初詣に向かう車で、県道は渋滞。いつもの風景。

 今日で手術(平成21年12月2日)から1ヶ月経った。その後、夜中に一度も戻すこともなく胸痛もない。手術を受けて本当に良かった。

 「NASAより宇宙に近い町工場」(植松努著、ディスカヴァー)を読む。続いて冊子「ココロの授業番外編」(比田井美穂著)を読む。

 「NASAより宇宙に近い町工場」は、リサイクルに使うパワーショベルにつけるマグネットを製造する会社社長が書いた本。この会社は宇宙開発の仕事もしていて、ロケットや人工衛星をつくって実績を上げているというから驚きだ。さらに魅力を感じるのは、宇宙開発ビジネスはお金を稼ぐ対象ではない。次の目的があると言う。

 僕たちがそうまでして、この宇宙開発をやっている理由はただひとつです。僕たちにとって宇宙開発は「手段」です。僕たちの本当の目的は、宇宙開発を使って「どうせ無理」という言葉をこの世からなくすということなんです。

 筆者はこのように言い、「夢を持ち続けよ、人の可能性を奪うな、やったことがないからできないは嘘だ、憧れが努力を生む」と自身の体験をもとに啓発している。

 「ココロの授業番外編」でも、事例をもとに「無理ですと言わないこと」「やってみなきゃ分からない」「考え方ひとつ、行動ひとつ」だと呼びかけている。

 今年54歳になるおじさんには、こうした呼びかけは、もう少し若い時に聞いておいたらなどと引いてしまうのだが、植松氏のお話は、ぜひ子どもたちに直接聞かせてあげたい体験談だ。教師による紹介よりも、本物との接触は子どもたちの心を揺り動かすに違いない。実は本課が行っている「その道の達人派遣事業」もこの路線上にあるものだ。幸い、来年度も(これまでと違った枠で)実施できそうな状況となり、事業立ち上げに関わった者として胸をなで下ろしているところだ。

 「アカラシア入院日記」。書き始めてみるとあれもこれも書いておきたいという気持ちになって、遅々として進まず。アップ予定日はすでに過去。仕事始め(4日)までにも無理。今月の検診前までにはアップと当初の予定を大幅変更。ああ「無理ですと言わないこと」と書籍で学んだばかりでしたね(笑)。


2009年01月02日(金) 自己満足コーナーアップ
2008年01月02日(水) 教室のICT環境原稿書き
2007年01月02日(火) 「企画書は1行」を読む
2006年01月02日(月) のんびりと
2005年01月02日(日) 穏やかな日
2004年01月02日(金) いよいよ構想執筆開始

2010年01月01日(金) 元旦は雪

 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

 新年の朝は雪。終日、断続的に降り続く雪。窓からしばらく外を眺める。例年なら初詣に出かける車で渋滞する県道も、車はまばら。高架線路を通っている小牧線の電車が、今日は妙にはっきり見える。真っ白なキャンパスの中央を電車が真横に走り去ったような感じ。辺り一面真っ白な元旦。

 いただいた年賀状の一言に感激したり、近況報告に元気に活躍されている様子を浮かべたりしながら、恒例になっている元旦の年賀状づくり開始。午前、午後をかけて作成。夕刻に本局へ投函。

 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(リリー・フランキー著、扶桑社)を読了。所々、オカンが自分の母と重なる。僕が幼い頃の母を思い出す。


2009年01月01日(木) 新年のご挨拶
2008年01月01日(火) あけましておめでとうございます
2007年01月01日(月) 新年最初の本は若手に勧めたい1冊
2006年01月01日(日) 今年の目標をとりあえず
2005年01月01日(土) あけましておめでとう
2004年01月01日(木) 福笑師匠の落語論に酔う