三楽の仕事日記
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月1回のPTA・職員合同登校指導日。3カ所を回る。山北橋に行ったら、7−9規制で通れない道路に入ってきた車に注意した人が運転手と口論の最中。巻き込まれそうな予感がしたら、ズバリ的中。「先生、標識の意味をこの人にきちんと説明してやって!」とふられてしまった。いやあ、教師は辛い。
今日は1時限目2年数学研究授業、2時間目研究協議、3時間目1年数学研究授業、4時間目1年理科研究授業、そして午後は3,4時限目の研究協議後、視察のみなさん(南安曇郡情報研究会15名+ベネッセ)へ職員室グループウエアの活用を話す。朝の打ち合わせ以後、4時過ぎまで職員室はもどらずという状態だった。
3つの研究授業を通して一番強く感じたことは、教室内でのコミュニケーションについて。「子どもが話せば授業になる」わけだが、その話す状態にもっていく教師の姿勢やかかわり方がいかに大切であるかと言うこと。二人の数学教師については、自分とTT形式で授業もしているわけで、先輩として見本となり得ているのか、正直いささか自信を失った。
参観者からいろいろな意見をもらい授業者も大いに参考になったことと思う。その中で「子どもを本気で学びたいという気持ちにさせるべきなのに、授業の冒頭の教師の言葉はいかがなものだろうか?」という指摘があった。けっしていい加減に授業に臨んだわけではないが、教師の身体全体から放つ「さあ、みんなで学ぶぞ」というエネルギーが感じられなかったということだ。肝に銘じておきたい。
ある授業者が思い通りに授業が進まず、授業を延長したこともあって、わざわざ子どもたちに謝りにいったとのこと。こういう子どもを大切にする気持ちはだれもが持ち続けたい。今回学んだことを整理し、次に生かすことが、なりより子どものためになることも忘れないで欲しい。いずれにしても若い教師の授業だからこそ、管理職として教えられることも多く、良い学びをさせてもらった。ありがたい。
午後のコンピュータ活用の説明は、いつものように神戸さんとの共同プレゼン。初めにリクエストを聞き、できるだけそれに応えることができるように努めた。今回は2時間弱。一緒に聞いていただいた大西さんから、二人の説明にさらに無駄がなくなり、シャープになったとお褒めの言葉をもらった。
夕刻から授業者と神戸さんと食事会。今日は散々授業について話したので、もうけっこうとも思ったが、出てくる話題はやはり今日の授業の話題。授業者はここ数日は今日の授業シーンをふっと思い出すに違いない。自分も何度も何度も経験してきたこと。
再度学校に戻り、まったく日常的な仕事ができていなかったので、その処理。帰宅。身体がめちゃくちゃ疲れていることを自覚。本に目を通していても頭に入ってこない。いつの間にか撃沈。
2003年01月09日(木) カウンセリングを学ぶ会の反応
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