三楽の仕事日記
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2005年01月12日(水) 子どもの発言の顕在化は板書

 朝1番は学校HPアップ。3回目となる全校読書調査結果発表。我が校の図書指導では年間にわたって様々な取組がされている。感謝。

 デジカメを持って3つほど授業参観。「リターンマッチのある授業」「○つけ法で子どもを見る」といったフレーズを浮かべながら、子どもの様子も見る。

 教師が子どもの言葉をどう活かすかという点で、実に興味深いシーンに出会う。そのシーンは、子どもの考え方は正しいが、説明では文脈が飛んでしまった発言が出た場面。当然、他の子どもはその発言の意味や価値が分からない。そこで教師は、その子どもの発言を板書した。すると、あるところから一気に結論に持っていっていることが判明。やはり発言を顕在化させるには、板書は実に有効。その板書を再度みんなで眺めてみて、文脈の飛びを補うこともできる。実際の授業では、せっかくの板書を生かし切れず、やや残念な授業だったが、子どもの発言を復唱した後の教師の言葉や行動の重要性を学ぶことができるとても良いシーンだった。その授業後、すぐに展開についてあれこれ話し合えたのも、実にうれしい。何度も言うが、やっぱり授業はおもしろい。

 校長会でお願いをするために「こどもとおとなの環境会議」小中学校巡回コンサート」の依頼文を一気に作成。今年もリピートさんが小牧に来演。エコネットとしてはこの6月で市内全小中学校でのコンサートを完了したい思い。8月には愛知万博で、小牧発の「環境コンサート」が行われる。あの「エコライフのうた」の大合唱?もあり。

 学校HPに新カテゴリ「写真集」を作ってもらった。さっそくこれまでの写真集の目次を作成。明日にもアップ予定。

 昨年暮れにすでに教務さんからもらっていた「小牧の教育2」の原稿。先月22日の〆切。僕が温めすぎていた(汗)。保護者の方に説明する視点で、手を加えて完成。市教委へメールで提出(ほっ)。

 帰宅。評論家のMさんから手紙。1月29日(土)名古屋の見晴台考古資料館「縄文落語会」で口演される、桂九雀師匠の新作落語「縄文さん」(作 服部哲也)を豊中市で聞いてきたとのこと。服部さんは小牧落語の常連さんで、前任校での保護者。今度の会にあたっては小牧落語も全面的に協力しているだけに、初演から高い評価をもらえたのは、僕としてもとてもうれしい。服部さんにすぐに連絡。当日は入場無料。どんなことがあっても行かねば!今月のお勧め落語会の一つ。もちろん15日の小牧落語の権太楼師匠も。

 志水塾のスタッフ反省がいっぱい届く。「なるほど、みんな深い分析をするなあ」という記述ばかり。すごいメンバーと一緒だったと実感。レッツノートのバッテリリフレッシュ。志水先生から勧められた「成功して不幸になる人々」を読み始める。読みながら、内容よりも、どうしてこの本を僕に勧められたのだろうかと、そっちに興味がわく。


2004年01月12日(月) 寄席文字の右太治師匠と会う
2003年01月12日(日) 今日は教師力アップの整理