三楽の仕事日記
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2008年01月13日(日) 気づかなかったのが不思議

 休日二日目。今日は、義務教育問題研究協議会報告書(学校評価推進の手引き書)の最終チェック日と決めて、作業開始。原稿には、何度も目を通してきたので、すぐに終わるだろうと思っていたが、読み始めたら、「あれれ」状態。すっと読めない箇所をあちこちで発見。これまで、気づかなかったことが不思議でならない意味不明な箇所もあって、冷や汗状態。今一度、冷静になって全体の構成を見てみると、学校の自己評価に関する記述が少なすぎる気がしてきて、まだ決裁を受ける段階ではないと判断。増ページの必要性あり。正直、この時期では辛いけれど、できる限り良いものを作りたいという気持ちから、2ページほど加筆することに決めて、資料収集開始。以前に自分が書いたものもチェック。目処がつく。ふ〜う。

 昨年8月に開催された「教育改革実践フォーラム 学校を真によくするための学校評価」での木岡一明氏の基調講演記録を読む。

 ・・・学校は組織体、つまり、人間のような動きをもった自律した存在だとしているが、その現実は、とても自律した存在ではありません。したがって、組織としてなりきれていない中で、自己評価ということさえも危うい考え方になっています。しかも、内部では閉塞しています。・・・

 また、年度末に評価する慣習はやめてほしいと思います。年度初めのことは、なかなか覚えていません。例えば、1年振り返ってみて、覚えていることは大抵先生が嫌だったことです。 

 どの学校も、重点活動は、「基礎基本の徹底と基礎学力の向上」・・・などと掲げます。これでは、結局変わりません。つまり、それは逆に重点じゃないということです。・・・「これは重点ではないのです。常識です。学校でやる当たり前のこと」・・・

 このような厳しい表現や、指摘が続く講演。ご自身が、「これまでの常識を覆そうと考えている」と言われるように、今までにない学校評価についての提案だった。一度、お話を聞いてみたい方がまた一人増えた。

 ようやく第71回小牧落語を聴く会(平成19年12月2日)の記録を作成して、ホームページを更新。林家花丸口演の「幸助餅」は、昨年度一番印象に残っている落語。とってもよい高座だった。


2007年01月13日(土) 第15回志水塾長野セミナーで模擬授業
2006年01月13日(金) 学校経営力は学ばなければつかない
2005年01月13日(木) 鍛えている授業も気持ちが良い
2004年01月13日(火) 冷え込んできた〜
2003年01月13日(月) 読書