三楽の仕事日記
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学校に着くなり、さっそく「平成16年度小牧中学校の教育検討資料」の印刷開始。21ページの資料。これと1月7日に出した構想をもとに次年度の検討が始まる。
コンピュータ室にこもって4時間目の授業の教材研究。今日の授業のポイントをシャープに表現しようと考えているうちに「予想を確信にかえる展開での教師のかかわり」というフレーズが浮かぶ。「予想→見て分かる」から「予想→見て分からない→データを元に物申す」という展開も無理がない。気持ちがようやく高まる。
ビデオ撮りのためのマイクをつけ授業開始。前半15分は実に良い雰囲気。子どもの反応もよく、一番の山場も子どもたちの話し合いで進むと読む。ところが、第2場面に入ると、子どもたちの反応が重くなる。何が原因なのだろうかと考えながら、子どもたちの間を回る。よく見ると、データをメモして、そこから見つけ出そうという姿勢が見られない。コンピュータに働きかけているが、働きかけて得たデータをメモしないことには、確信を得ることはできない。「画面に表示されないのだから分からない」とあきらめてしまっている子どもに唖然とする。データをきちんとメモしていた子どもに板書を頼む。それを元に話し合いを進めると、一人の子どもがどのデータにも言えることを発見。これで課題は無事解決・・・。
大西さんをはじめ、授業を見ていただいた方々と授業検討。「子どもに十分に力をつけてやれていません」という自分の反省に、今日の授業展開を左右したポイントを明確に指摘していただいた。確かにその通りと頷くことばかりだった。分かったことをメモし、それらを組み合わせて新しい情報を作りだしていく力が欠乏している。なんとかつけていかねば!
「授業がシャープになっているから、問題点がはっきりするんだよ。いい授業でした」というコメント。悔しいのは確か。弁解がましいが、流れは完璧・・・とつぶやいても、子どもが重くてはね。とはいえ、授業はやっぱりおもしろい。
大阪から来校していただいたTさんと、作図ツールの活用について相談。ぜひ広げてくださいという思いを伝える。
職員会議。来年度の構想について、いろいろと出された意見を元に、この意見はどの部で取り上げ、今後検討していくかを整理。A判2枚にわたって意見をいただいたA先生には、正直、抽象的な意見が多いこともあって、じっくりと話を聞く。それに対して提案者として意見を述べ、今後の展開を確認。年度末反省の方法として本校の手法は実に良いと実感。自信あり。
2月1日の「ふれ愛ねっとフェスティバル」について担当者と相談。生徒指導の及川先生から各校の状況を聞く。驚く事実あり。
帰宅。中日新聞夕刊「からむニスト」に「落語から学ぶエコライフ」のことが紹介されていた。評論家のMさんに感謝。これでさらに人が増えるはず。こちらの内容にも自信あり。いい仕事をさせてもらっている。
2003年01月19日(日) ちょっと仕事日
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