Just for today !
re-invention



 一日多いことを

閏年の2月29日。いつもより一日多い。
生徒は,得したと思うのか,それとも損したと思うのか
聞いてみると,特にそんな感想は持っていなかった。
損得で物事を考えるのは,大人の浅ましさといったところか。

学年部で2人出張なのは,なかなか苦しいが何とか対応。
授業は今日も確率を。


宿題に出した3人でのじゃんけん。
2人でやっても,3人でやっても,
勝つ確率も,あいこになる確率も同じというのは面白い。
「半か丁か!」では,やはり紙コップがいい。
清水の次郎長の逸話も紹介。

放課後は,支部拡大研準備会。
思いは様々だが,善意で集まった方々。
思いを束ねていくことができる存在でありたい。

部活を少しだけ。
相懸かりの連続で,攻める気迫が伝わってくる。
同時に気になることも。

さらに分会長会議へ。

2004年02月29日(日) 大事な話をしないまま


2008年02月29日(金)



 歯切れがない

迷いがある中での朝練。
言葉に歯切れがないのは,生徒にも伝わっていることだろう。

確率の授業が続く。


黒板を使いたいので,横のスクリーンを活用するが,
きちんと止まらない教室が2つほど。
いかにいつも使っていないかが,よくわかる。
布のスクリーンではmimioが使えない。ちょっぴり残念。


進んでいるクラスは,樹形図を。
驚いたことに,「樹形図」の言葉も教科書から消えていた。
樹形図を使って,最後はじゃんけんの確率を確認する。
たった1回の勝負にも9通りの場合がある。
もっとも,じゃんけんは
人によって出す傾向があるから,単純な確率ではない。
そこまで含めて判断できるようになれば,勝率も上がる。

2項分布をパチンコ玉落下で見せるソフトが欲しいと思い,
ネット上で探すが,残念ながらない模様。



2007年02月28日(水) 空間認知能力の差?
2006年02月28日(火) 工作は楽しいもの
2005年02月28日(月) 生徒が動いて考えると
2004年02月28日(土) 学年部旅行


2008年02月28日(木)



 見る側は操作されている

今日の清掃は,男子キャプテンが参加。
こんな姿勢が続くチームであれば,強さも持続することだろう。

紹介した「メディつき学習セミナー」に参加された先生から,
その様子をきく。やはり紹介して良かった。
そしてやはり,自分も参加したかった。

数学授業は1時間のみ。
確率を生徒と共に楽しむ。



初任者のS先生の授業。
立体を見せて引きつけ,
名称の確認から。
デジMATHも
mimioもスタンドアップも
上手に自分のものにしている。
後は自分の芯ができるどうか。
展開図で,
底面を指定して,
側面を色づけするのは,なるほど!
上手い方法だ。
プリントを使っての授業は
もちろんd-bookで。
自分が伝えようとしているものが,表面的なことだったのかなとも。
自分にとっても
幸せな時間だったことを改めて。



午後はプロジェクトXを視聴。
生徒は単純に感動しているのだが,
コントラストを高めるために,対局にあるキャラを使い,
伏線を張っている流れが,やけに気になった。
こうやって,見る側の思いは操作されているのだろう。
とはいえ・・・・
いざという時に決断できるリーダーでありたいもの。
そして,それが伝えられる関係を築かなくては。

放課後は,新年度対策委員会。
決めようとしているものに,
どこか無理を感じるのは自分だけか。
理想と現実の間を,きちんと詰めておきたい。

2007年02月27日(火) 「使う」が読めない!
2006年02月27日(月) 使い出したら
2005年02月27日(日) 斜面に合わせて
2004年02月27日(金) 一人の生徒の満足のため


2008年02月27日(水)



 こちらの構え

授業は今日も確率。
判断は求められるが,結論までが簡潔でわかりやすい。
実験も含めて,生徒達も何となくうれしそう。
やっぱり楽しい授業が一番だ。




コインの裏表を書かせているが・・・
慣れてきて上手くなってきたのは自分だけかな?

20回中表が18回出たとのこと。
ウーム・・・確率1/2の深さを今日も堪能。

今日の学年合唱練習は,この学年の歴史に残るもの。
やればできるのだ。
やらせていないのはこちらの構えなのかも。
羽ばたいていく彼達を見て,うれしさと寂しさ入り交じる。

放課後は本年度最後の全体研修会。
今年の成果をどう共有化するのか。
たくさんの方に本音で語っていただくことは難しいが,
それでも支えられてなんとか1年が終わる。
まだまだ,会の持ち方は工夫したい。

予定時間の50分で終了できたのいいことだが。

部活動にも少しだけ顔を出す。



45回目の誕生日。
娘からのメールで,いつもより早めの帰宅。
感謝する日にしなくては。



2007年02月26日(月) 時間が欲しい
2006年02月26日(日) 雨の納骨式
2005年02月26日(土) 誕生日に
2004年02月26日(木) 大変だから面白いと言えるか?


2008年02月26日(火)



 流れができそうな予感

ようやく元気に月曜日の朝を迎える。

クラスの雰囲気がずいぶん変わった。
本人達も気がついていないだろうが,
それは苦しいところで諦めなかった生徒達のお陰。
どこかで,そんな話もしなくては。

確率の授業になって,黒板を多用している。
プロジェクターはもっぱら黒板横のスクリーン。

進んでいるクラスは,確率を求める式を解説し,
トランプ一枚の確率を教科書で。
そして今日の本題,「コイン二枚の確率」
予測→実験→理由を考え→
スタンドアップで全員が納得→全体で再確認
授業は概ねこんな流れか。
ダランベールと同じ過ちを,多くの生徒もしている。
実験はなかなか楽しいもの。
集計を各班で行うのもいい。
今年は,各クラスの結果をEXCELLで記録している。
これもなかなかいい。
このクラスは,表2枚:表裏:裏2枚=151:299:150
と見事な数字に。

それにしても生徒実験では,
表がいつも裏より出る結果が出るのは,
どうしてなんだろうか。

残りのクラスは,コイン一枚の確率を。


確率1/2も難しい。
迷わせる○×問題を考えさせてみる。
・表が3回出たら,次は裏が出やすい。
・100回振ったら表は50回出る。
・表が連続10回出ることはない。

考える面白さを共に感じたところで,いざ実験。
20回の実験が時間的にも集計するにも良いようだ。

「表(おもて)」が出た回数を度数分布のグラフにして。
正規分布曲線などを出してみると,
確率1/2の凄さも見えてくる感じる。

チャレンジタイムでの学年合唱で,
I先生が思いをぶつける。
リーダーを学年を動かすできごと。
生徒達も待っていたのだろう。
せき止めていたダムが一気に決壊して
大きな流れができそうな予感。
スタンスの曖昧さから,臆病になっている自分。
本気で勝負しなくては。

限られた時間ながら,部活動へ。
コーチも感じていたことは同じこと。
勢いをどう生むのか。
打ち合いで負けない自信を,気迫を・・・
それについて来る生徒達。


2007年02月25日(日) 強化錬成会
2006年02月25日(土) メディアとのつきあい方セミナー
2005年02月25日(金) 偽らざる思い
2004年02月25日(水) いまひとつ・・・


2008年02月25日(月)



 学年末に向けて

今ひとつ力の入らない日曜日。
体調もいま一つ回復せず。

できる仕事に手をつける。
研修のまとめをなんとか作成。
学年末に向けて,
さらにペースアップしなくてはと思いながらも,
溜まっている本を幾つか読む。

思いがけない相談の電話あり。
人生を左右する判断。
最後は本人だと思うが・・・さあどうなるのか。

2007年02月24日(土) ここ一番での勝負強さ
2006年02月24日(金) もし戻れるなら
2005年02月24日(木) 久しぶりの道徳
2004年02月24日(火) 一人の生徒のために


2008年02月24日(日)



 今頃気がつくのは

早朝に学校へ集合しY高校へ。
メンバー全員が揃い,うれしさと不安が半々。
この状態では,勝っても負けてもダメ。

会場が例年と違い少しだけ迷う。
練習が別々になってしまったのは残念か。
男女別で動けるチームにすべきなのかもしれない。

まずは女子から。
剣風の違いから多少戸惑うものの,
きちんと攻めれば問題ない。

続いて男子。
先鋒は攻めているものの
ここ一番での思い切りが足りず勝ちきれない。
次鋒以下が流れを作り初戦を突破。
女子の2回戦が同時にスタート。
誘い出された次鋒がポイントを取られるが,
力の差は大きく,圧勝。

そして勝負の3回戦。
9月の大会でも競り負けたT中。
中堅まではリードするが,ここからの勝負強さ。
最後は代表戦で今回も負け。
精神的に,ここ一番を押し切れるものが欲しい。
自分にもできることがあったはず。

他チームは,強引に先鋒戦を取りに行って勝負していた。
それだけの強引さを示せないのが今のこのチーム。
県のTOPレベルでは大将戦でも絶対的な強さはない。
優勝チームは県大会に出場できないなど,
これからも混戦が続くことだろう。
それだけにチャンスはあるのだが・・・・
正剣不滅,中心を攻めての面をもっと磨きたい。
攻める気持ちの差が,すべてに伝わってくる。

もっともそれ以前の問題であることに,
今頃気がつくのは,本当に申し訳ない限り。
指導者として失格。

男子は思いきってメンバー交代。
このチームでは初めてのこと。
大将戦までつながるも,後一本が取れず,
中部2位のチームに敗れる。

あと一息の壁を突破したい。
2週間後の大勝負に向けて,何ができるのか。

2007年02月23日(金) スタンドアップを再認識
2006年02月23日(木) 逆の立場になると
2005年02月23日(水) 誰が主役の授業か
2004年02月23日(月) 学びの楽しさを醸し出す


2008年02月23日(土)



 多面的な判断

体調はまだまだ戻らず。
腹痛があるわけではないが,
食事をしたいと思わない感じ。
朝練も生徒に任せて。



授業は確率の2時間目と導入。
2時間目のクラスは写真を取り忘れていた模様。

新一年生の説明会も兼ね,授業公開。
それなのに時々椅子に座っての授業。
入試では合格するか不合格になるかの2つに一つだから,
合格する確率は1/2という問いで,
6年生は大半が「その通り」に挙手。
中2の生徒は,大半が「おかしい」に挙手。
こんなに差が出るとは思わなかった。
学年が上がることで,
多面的に判断できるようになっているのだろう。


放課後は説明会の片付けを手伝う。
こんな場面での動きがいいのはありがたい。
ラスト40分ほど練習し,明日に備える。

家庭訪問を一軒。
本当のことがわからないまま,
結局,こちらの思いを伝えているだけ。
引き出せない自分を反省。

2007年02月22日(木) 応時中で学ぶ
2006年02月22日(水) 過年度生の出願に思う
2005年02月22日(火) 2次選抜発表
2004年02月22日(日) 責任の所在


2008年02月22日(金)



 たとえ大海の中の一粒の塩であっても

体調が良くない。
いつもなら,朝練で生徒から元気をもらうのだが,
今日はそれも苦しい。

授業は教室でのMath-Walkingから。









三尾さんに作っていただいたプログラムで。
グラフの線をつながないのはありがたい。
点をBoldにできるとありがたい。
このあたりは,その場で変えられるといいのかも。


もう一クラスは確率の導入。

同様に確からしいということの意味を,
少年時代の駄菓子屋さんでの苦い体験から語る。


道徳は,今日の地球のステージの前段として
国境線が鍛える共生の思考」を扱う。
海外へ派遣する若者に向けての
2つの言葉の意味を考えさせてみる。
「決していいことをしているとは思いなさんな」
「たとえ大海の中の一粒の塩であっても,
 その一粒が欠けてはいけない」

大海の中の一粒の塩という感覚が,今の自分にもよくわかる。
あきらめにも似た感覚に,時として襲われることがある。
でも,諦めてはいけない。
自分が諦めなければ,生徒にも伝わるものがあるはず。

体調が思わしくなく,思い切って早退。
ひたすら寝て,回復を図ることに。

2007年02月21日(水) 幸せな時間
2006年02月21日(火) 心の揺れを
2005年02月21日(月) 忙しさの中で
2004年02月21日(土) 教え子を招いて


2008年02月21日(木)



 さすがと思わせるのは

朝から事件あり。
いろいろなことがあるものだが,
今回のようなものは初めてで・・・・。
自校のみならず,周辺校でも同様との事件ありと知る。

悩んだ末,
教室でMATH-walkingの授業。
各班1台の
ダイナミックさを放棄。
コントロール可能な
以前のスタイル。
プロジェクター+
TI-Presenter+CBRは
雑音が入ることから
教材提示装置で表示。


それでもAdidasの三本線は面白かった。


残りのクラスはいよいよ最終章の確率へ。
第1時は「入試に合格する確率」
後半の10分は関連する雑談を。
経験に基づいた話は,やはり受ける。

出張が続く。
学校運営や研修の在り方を考えさせてくれる場。
ポスターセッション形式に慣れていない方々。
さすがと思わせるのは静大M先生のコーナー。
思わず自校も分析を依頼するが,市教委からSTOPが。
同行したS先生と幾つかの話を。

2007年02月20日(火) ドキドキ感が人を伸ばす
2006年02月20日(月) 焦り
2005年02月20日(日) ジオシェイプスで多面体
2004年02月20日(金) テンションを下げる


2008年02月20日(水)



 おそらくは

授業は今日もテスト返却。

SCから気になる話を聞き,ショック。
おそらくは自分にも遠因があるのだろうと思うと,
何とメールしていいのか。




2007年02月19日(月) 欲を言えばきりがないが
2006年02月19日(日) 資源回収のお手伝い
2005年02月19日(土) 雨の休日に
2004年02月19日(木) 残りわずかの授業で


2008年02月19日(火)



 二段階の宿題を

朝の練習での左右面打ち返しがなかなかいい。
サイキングアップといったところだろうか。
勝負の一瞬のための,
メンタルを考慮した練習をもう一つ考え出したい。

授業はテストの返却。
いろいろなことをしながらも,できる生徒にしたい。
どうやって徹底的にドリルに取り組む生徒にするのか。
底辺を考えたら,今のように宿題を出したい。
でも,上位層がそれに甘んじているのが見える。
二段階の宿題を出すべきなのだろうが,自分に余裕がない。

無理をして放課後の練習を見る。
ここからが勝負所。



上の息子が様々な行事で言葉を言ったり,
文章を書く作業に苦労している。
本気で思いを込め,言葉を削る作業ができることに感謝。


2007年02月18日(日) 仕事の休日
2006年02月18日(土) ビジョンが持てないのは
2005年02月18日(金) 根源はなにか
2004年02月18日(水) 馬場先生の教師としての姿


2008年02月18日(月)



 強化錬成会

県の強化錬成会,早朝からS高校へ。

会場準備を手伝わせていただく。
こういう機会で上手に動けるチームになりたいもの。
1年生を連れての練習は,なかなか意思が伝わりにくい。
本当は参加資格のない男子なのだが,
Cチームまで参加させていただけありがたい。

先週の三重選抜での動きに比べ,多くのチームは単調。
いいものを見ることの価値を改めて感じる。
女子は,勝ってはいるが,勝ち切れない感じ。
気迫にしても相手を凌駕するものが欲しい。

男子は,当然苦しい立ち上がり。
何となくの攻めしかできないメンバーを次々に換える。
負けが続いているチームを刺激しなくては,変わらない。
心を育てることの難しさを感じつつも,
彼達のひたむきさに賭ける。

女子は勝負となる西部上位2校に勝てず。
K中には下がり面3本での敗け。
T中は,メンバーを巧みに変えて勝負してくる。
今まで砕けなかった中堅をきちんと叩くが,
チームとしては,もう一息。
やりたかった浜松T中とは対戦できず,残念。
一日があっという間に過ぎる。








2007年02月17日(土) 並行処理ができるよう
2006年02月17日(金) 組織をどうするのか
2005年02月17日(木) 心に沁みる一言
2004年02月17日(火) 古今東西の教科書に浸る


2008年02月17日(日)



 定期テスト

今日は最後の定期テスト。
採点してみると,
基本的な内容も,まだまだできていない。
理由は幾つかあるのだが,一番の原因と思われるのは,
基礎問題集に宿題で書き込ませてしまったことか。
テスト勉強をする具体がないと,
きちんと取り組めない生徒が多いということ。

学習習慣をどう育てていくのか。
まだまだ課題は多い。


久しぶりの部活動。
道場が思いの外,汚れていて掃除から。
スタート時の準備で,気持ちの差が見える。

2007年02月15日(木) 担任冥利
2006年02月15日(水) 現状を正しく把握したい
2005年02月15日(火) 立方体の切断
2004年02月15日(日) 学校における最大の商品は・・・


2008年02月15日(金)



 グラフを利用する




2007年02月14日(水) ハンドサインで
2006年02月14日(火) テスト前日
2005年02月14日(月) テスト返却で
2004年02月14日(土) 充電しつつ


2008年02月14日(木)



 全項目で上回っている!!

こんな練習をしようと
夢の中でも幾つか思いつくがテスト前。
授業に専念。

二元一次方程式と一次関数。

デジMATHを使っての授業はありがたい。
教科書書き込みスタイルが,当たり前になってきた。
時間も短縮できる。
わかりやすさも,格段。
とはいえ,気になることもある。
視力が極端に落ちた生徒が,理解できていない。
画面が見えていなければ,
どんなにビジュアル的であっても理解できない。
中2は,視力低下が起こりやすい。
旧態然と思っていた黒板の凄さ。

追加注文した距離センサーを使っての授業を玄関ホールで。
画面を表示させるためのTi-Presenterをつなぐと,雑音が入って全く測定できない。困ったあげく,実物投影機を使うが,使い勝手が悪い。
それでも,生徒はそれぞれ楽しむ。
すべてのグループをコントロールできないのは,しかたがないにしても,課題が今ひとつなのは何とかしたい。追究し甲斐のある焦点の絞った課題でなければ。

15:30から教科主任者会。
せっかくの実践発表も,1人7分では伝わってこない。
プレゼン能力をもっと高めなければと思う。
主張を裏付けるための客観的なものの必要性を,
あらゆるところで感じるが,教員は研究者ではない。

驚いたのは,全国学力調査の結果。
本市の数学は,活用の問題において
全項目で全国平均を上回っているとのこと。
小学校は,半分程度しか上回っていないのだから,
もっと声を大にしていいのではないか。
3年後にも同じことが言えるかどうかが勝負か。

深夜までかかって,テストを作成。

2007年02月13日(火) 考えること・理解すること
2006年02月13日(月) 経験を重ねて
2005年02月13日(日) 本気になること
2004年02月13日(金) 数学的手法を活用する楽しさ


2008年02月13日(水)



 残念無念

久しぶりの学校。
冬らしくない雨で,
カゼやインフルエンザが
例年より流行しない状態なのはありがたい。
遅れているクラスの授業を1時間もらって。

二元一次方程式と一次関数。
スタンドアップで,授業としてはいい感じ。
とはいえ練習しなければ身に付かない。
宿題の提出率をどうやって上げていくのか。
毎日の生徒とのやり取りをしていると,
簡単なようでいて,それがなかなか難しい。
根気強さが自分にもまだまだ欠けているということか。

距離センサーを使っての授業セッティング。
多目的ホールでは,予想以上に雑音が入る。
思い切って授業に踏み切るが何度やっても失敗。
一斉でのプレゼンが上手くいかない。
30分ほどの時間を無駄にして終了。ウーム。
一人一台のVoyageがあるのだから,
いつもはグラフを歩くまでしかできないが,
数式化まで踏み込めるはずなのだが。
変域を考える必然性も出てくる。
一歩先が見えてきた矢先なのに,残念無念・・・

午後は修学旅行のコースづくり。
さらに,テスト対策。
クラスとしての取り組みはいいのだが,
以前に比べ,とことん家庭学習することを
経験させられなくなってきた感じ。
テスト計画についても,甘さが目立つ。
目標を直視できないようでは,努力は長続きしない。



2007年02月12日(月) 思いとは裏腹に
2006年02月12日(日) 手に汗握る観戦
2005年02月12日(土) 信じること・感謝すること
2004年02月12日(木) 人が集まる場に


2008年02月12日(火)



 気持ちを切り替えて

気持ちを切り替えて,仕事を進める。
まずはテストのアウトラインを作成。
金曜日の研究発表会のレポートを仕上げる。
メールもいくつか。
幾つかの仕事は終わるものの,
まだまだやるべきことはあり,焦る。
距離センサーを使って授業を,どこで入れるべきか。

珍しく下の息子の体調が良くなく,ダウン。
入学以来,皆出席。
明日には回復して欲しいもの。





2007年02月11日(日) 人を育てる
2006年02月11日(土) コントロールがない投手達を
2005年02月11日(金) ジオシェイプスで遊ぶ
2004年02月11日(水) 仕事が進まない休日


2008年02月11日(月)



 大舞台で学んだこと

やはり雪の朝。
朝食に遅れてくる生徒。
これまでも何度か見てきた,滋賀のH中の
「剣道即生活,生活即修行」という言葉を思い出す。
こんなところをくぐり抜けられなければ,
大舞台で力を発揮することはできないのだ。

大会会場でのアップ。
幾つかの学校の稽古を見て,
改めて自校に足りないものを考える。
攻める足さばき。下がり際での打突。
新潟T中の真っ向勝負の5人組は圧巻。

雪のため幾つかの学校が参加できず。
男子の予選リーグから。
一本の重さの差,攻め合いでの勝負強さの差。
試合で緊張せずに力を発揮できるよう,
試合前の動きを作っておきたい。
惜しいところで男子は2敗。
市でも中部でもこんな舞台でも,同じような展開。
ここからどう変わっていくのか。
技術だけでない,人間力をどう高めていくのか。
心の勝負ができるかどうかは,そのまま指導の差でもある。

女子は,苦しいところをそれぞれがしっかり。
接戦を制して決勝トーナメントへ。

今日も昼休みの過ごし方が気になる。
わずか40分程度の時間をどう使うのか。
面を着けて稽古できるチームはやはり強い。

一回戦は愛知の伝統校T中。
惜しい打ちはこちらの方が多い。
そこを利用して,相手は打突を組立ててくる。
競り合いでいい勝負をしているのだが勝ちきれない。
試合前に副将に思わず掛けてしまった
「最悪負けなければ,つながる」という言葉は,
おそらくマイナスに働いたことだろう。
生徒をつかんで,何をどう言えるのか。
勝ちパターンをどうイメージさせるのか。
まだまだ自分の修行が足りない。
大将戦前に勝負あり。
残念だが,これが今の実力。

帰りのバスの中で,生徒に語らせた後,
幾つかのことを話す。

お金も時間も掛けたけれど,
いろいろなことを学ばせていただいた。
若き日に大舞台を経験することは,
何かを変えるはずだと思った。

挑戦することで,日々,本気の度合いが違う。
いいものを見ることで学べる。
凄い人に出会うことで,刺激を受け,磨かれる。

日本でも有数の中学生チームと同じフロアーに立てた。
あんな小さな体でもパワフル。
速くても,決して手先だけの打ちではない。
迫力,気迫,気持ちの強さ。
攻める意識が試合中ずっと線でつながっていること。
相手を出させるにしても,避けさせるにしても,
とことんまで攻めてからの技。
相手の心を突き崩して,打ち込む剣道。
目標としてきた昨年のT中に通じるものを見た気がした。

ないものは努力で生み出そう。
なんとなくの意識では創り出せない。
才能とは逃げ出さないこと。あきらめないこと。
本気の努力を継続できること。


保護者の方々,校長先生は,さぞや心配されたことだろう。
たくさん感謝すること。
感謝を行動で示していくことを指導し,解散。

さあ,ここからも勝負の日々を楽しもう。

2007年02月10日(土) まだまだ見えていない
2006年02月10日(金) 意を決して語る言葉に
2005年02月10日(木) 変革のときに
2004年02月10日(火) 点対称な図形の見方


2008年02月10日(日)



 大舞台へ

こんなに早朝に学校へ行くのは初めて。
ほとんど遅れずに,生徒達も集合。
無理を承知で協力してくださる保護者の方々に感謝。

真っ暗な東名を一路三重へ。
バスの中で2時間程度仮眠。
心配した名阪国道も無事に通過し,予定通りゆめドームに到着。
睡眠不足もあって,生徒達の動きは鈍い。
せっかくの大舞台。気の張り方が,まだまだ足りない。

5校リーグを2回。
どうなることか心配した男子も,試合になる相手でありがたい。
5人で試合をつなげることができるかどうかとなると,
まだまだ甘さがあるが,本気の場面を経験することが,
彼等を変えていく。

9時過ぎから雪が降り始め,心配に。
昼休みの過ごし方は,TOPチームとの差を感じる。
こぐらいと思う差が,実は大きいのだろう。

午後の部の3試合目ほどで,大会本部から打ち切りの指示。
後は3時まで申し合わせをいくつか。
最近の千葉や滋賀の大会を制した愛知のMI中。
攻めも,打突後の勢いも通常の中学生とは大きく違う。
結果的には4−0の完敗だが,強豪校と渡り合えた部分も。

三重のチャンピオンチームT中とも剣を交える。
さすがに勝ち抜いている強さ。
凌いでわずかな差をついて決めてくる。
勝てるチームになれるかどうかの差。
もう一度,どこかで再戦したい。

新潟T中とは対戦できず。
それでも一際違った試合や指導を間近で拝見。

予想以上に早くホテルへ到着。
ミーティングルームをお借りできラッキー。
ノートを書かせ,後はテスト勉強。
自分も数学教育の原稿書きを進める。

2007年02月09日(金) 学ぶことの意味を
2006年02月09日(木) 容認できない一言
2005年02月09日(水) 安堵感と現実と
2004年02月09日(月) 久しぶりの学校で


2008年02月09日(土)



 何をχとしyとするのかで

明日からの三重錬成大会を控え,2年生の意識はさらに高まる。
(一年生はどうなのだろうか。)
舞台を用意することで,意識が変わる。
指導するということは,トータルのコーディネート。
技術だけではない。

授業は二元一次方程式と一次関数。
前回の失敗を踏まえて,テンポ良く進める。

単元をまたいで関連をはっきり示せるいい事例。
知識を超えた数学的な面白さを感じている生徒も多い。

宿題で出した問題をグラフで検証することも解説。
この発想は,高校数学にも通じるもの。
別のクラスでは,昨日の動点の問題を,
元の図形とグラフの形の関連を
見出そうとしている生徒の問いを紹介。(左上)


傾きに着目している生徒もいて,
多様が発想が出てくるのはうれしい。
また,紹介させる時間を持ちたい。

もう一クラスは遅れているクラス。
一次関数の利用の2時間分をを一気に。

第4時終了後は,
昨年4月に2つの小学校が統合されたA小の研究発表会へ。
教員も子ども達も前例のない中,
何をやっても文化がぶつかったことだろう。
校舎は新しく,授業もなるほど。
比例の関係も,何をχとしyとするかを定めないことで,
こんなにも多様なとらえ方が可能になるのか!
文字や言葉の式をほとんど使わずに,
数字だけで関連をつなげて理解している
小学生の柔軟性に驚くと同時に,数学的な危うさも。
小学校でこれだけ多様な学びを経験しているのに対し,
中学校は,かなり型にはめている指導なのだろう。
日頃の授業を,もっと見てみたいもの。
両方を併せた授業をと,指導主事が感じるのも無理はない。


後半の分科会は,ちょっと語りすぎたかな。
司会者の言葉を,額面通り受け取ってしまった自分。
まあ,いいか。

明日に備えて,幾つかの仕事。

2007年02月08日(木) 画面上で操作するよさ
2006年02月08日(水) 日本人は線対称が嫌い
2005年02月08日(火) ネットの闇
2004年02月08日(日) 思うようにはいかない


2008年02月08日(金)



 瞬発力の持続

私学の入試。
3年生に対して,何かが出来たはず。
配慮できなかったことを後悔。

朝の練習の集中度も一段と増す。
大きな大会に出ることが大きな刺激に。
機会を与えることが,何よりも生徒の心を動かしている。
こんな生徒達・保護者の方々と出会えたことに感謝。
素振りはまだまだ,振り切れていない。
磨きたいものがはっきり見えてきた。

授業は,動点の問題。

誤差が出ないことや,
場合分け(変域)を考える必要が出てくるので,
一次関数の練習問題としては読解力・思考力を磨くいい問題。
現実の事象から法則を抽出して予測するのに比べて,
ダイナミックさに欠けるのは否めない。

最後はグラフ黒板も使用。
架台は便利なもの。
グラフの傾きに差が出ることに注目していた生徒がいた。
そんなことにも気がつくところが面白い。


進んでいるクラスは二元一次方程式との関連。
yについて解くところで躓く生徒が多く時間が掛かる。
問題の本質をもっと読んで授業しなければと思う。

クラスでも学年でも,幾つかの対応。
生きているのだから当然いろんなことがある。
そこから何を学ばせるのか。
いい縁をつくっていきたい。

部活動へ。
火曜日に試した練習をコーチにも見ていただく。
集中力を持続させることが,おそらく次につながるはず。

やりたいことが仕事が日々いくつも出てくる。
やれることに限界はもちろんあるが,
最後は瞬発力を持続できるかどうか。
生徒に求めているものと同じこと。

2007年02月07日(水) そんな中学生になりたかった
2006年02月07日(火) 限られた時間の中で
2005年02月07日(月) 式変形の美しさ
2004年02月07日(土) 川上さんから生徒宛に手紙


2008年02月07日(木)



 突破できない苦しさ

朝の道場清掃に,3年の副キャプテンが参加。
明日は私学の入試というときに,平常心を保てるのは立派。

日課変更で道徳が第1時。
この方が自分にとっては自然かな。
「虎」

様々な立場からの見方が出来るようになり,
授業に深みがあってうれしい限り。
この力がどこかで生きてほしいもの。
「一隅を照らすもの国宝なり」
主役でなくても輝けることをどこまで伝えられたか。
生徒の振り返りカードでは,
苦しさを突破できない思いを示す内容が。

初任者S先生の授業は,平面から立体へ。
軸がしっかりしてきた感じ。
授業の初めに,
数学通信をわけての話。
そこから復習と
スタンドアップの学び合い。
目的があれば生徒は動く。
そこへどう持ち込むのか。

後半は,回転体のフリーソフトをお貸ししてお手伝い。
あと何回関われるのか。

午後から教育センターへ。
課題を持ってセンターが活動するのは,面白い試み。
とはいえ,これでいいのか。
教科研が出来なくなる方向に,動いている危機感。

2007年02月06日(火) テーマを鋭くすること
2006年02月06日(月) 75度の作図で楽しむ
2005年02月06日(日) 勝負はここから
2004年02月06日(金) 有田中にて


2008年02月06日(水)



 目的に沿って探求

昨夜見たDVD那賀川中の勢いが,
自分の気持ちに火を付けている感じ。
生徒達にも見せたい。
朝練のメニューも様になってきた。

進んでいるクラスは,一次関数の2時間目。

入試などには良く出題される動点の問題。
イメージできるのかどうか。
デジMATHの動画を見せる前に,暫し考えさせたが,
スタンドアップでやり取りさせてればもっとよかった。
見せる前に,引っ張ること。考えさせることが大事。
変域の必然性も見えてくる。
最後に続きページの問題をやってしまったがこれは失敗。
同様の問題をやらせるべきだった。


いろいろあって,急遽自分のクラスの授業。
変化の割合が一定でない測定値を,グラフでこなしていく発想。
そこから式化することで,未来を予測していく。
一次関数を学ぶ価値が見えてくる題材。
「理科みたい」と言う生徒。
数学を活用する場面は,身近なところにあるのだ。

テクノロジーを無目的に操作させるのではなく,
目的に沿って探求させる中で学びを深める
という方向性が見えてきた。
これからもそんな課題を増やしていきたい。

学活では席替え。
ドキドキする瞬間だろうな。
昔の自分を思い出す。

放課後にかけても幾つかのやり取り。
本音のせめぎ合い。

部活では,昨日のイメージを生かした練習を指示。
これはなかなかいい。

いろいろあって,今日も帰宅時間が遅い。

2007年02月05日(月) 感謝しつつ
2006年02月05日(日) まだまだわからない
2005年02月05日(土) 一貫した姿勢
2004年02月05日(木) 時流を読んで動く


2008年02月05日(火)



 思いの強さが

昨夜の思いを抱いて登校。
気持ちの持ち方で,人間ずいぶん違うもの。

音声カードを新たに。
一次関数の式を求める問題の復習。

表を失明したから出来て当たり前と思っていてはいけない。
意味理解に達していない生徒は当然いる。
やはり練習あるのみ。
家庭学習に委ねているとことろが甘いのか。
音声カードをもっと早くスタートすべきだったか。

後の授業は一次関数の応用。
はやくVoyageを使った授業にしたい。
テストを控えて,教科書問題をデジMATHを使って進める。



教科書にグラフを書き込むスタイルの授業は,
無駄な時間がなくていい。
それにより欠落する力も当然あるが,目をつぶる。
データにバラツキがあるとグラフの良さが浮かび上がる。
未来を予測させると,式の良さが浮かび上がる。

保護者会では,修学旅行と進路の話。
おまけに子どもとの関わり方の話をする。
畑の草取りのようなもの・・・という言い方は伝わりやすい。
除草剤をまいて,今後一切草が生えないように・・
なんてことはできない。
結局はどれだけ心を込めて手を入れること。

終了後は,部活の保護者会。
支えてくださる方々でありがたい。

そこからもいくつかの対応。
なかなかハードな一日。

帰宅後,剣道日本のDVDを見て納得することが幾つか。
体と心のコントロール,攻め合い,ターンに厳しさ,勢い
本物にふれる機会が,人を高揚させる。

高畠さんの本から“氣力”についての一節を打つ。
“氣力”は一朝一夕に出来るものではない。
まず,心の中に燃えるような熱意を持つことである。
そして,その熱意を持続せしめるのである。
持続させるためには反復が必要で,
常に積極的な熱意を意識している必要がある。
無意識の世界,ただ何となくという意識からは,
決して“氣力”は生まれてこない。


今年の関ブロ発表の申し込みを忘れていた。
ダメ元で申し込み。

2007年02月04日(日) 仕事の確認
2006年02月04日(土) 総合力
2005年02月04日(金) ビジョンを描けないから
2004年02月04日(水) 伝える技術・伝わるHeart


2008年02月04日(月)



 生徒から勇気を

何かを削らなければと思い,
結果として日記を書く時間を惜しんでいた。
積極的に決断したのではなく,
書かないことが重荷にならなくなると,
そのままズルズルと流されていた。

休日,一次関数の音声カード17を作成。
さらに,総合の所見に手を付ける。

3年前の生徒から,大学への進路が決まったとの手紙をもらう。
その中に,こんな文があり,熱い思いに。
研究者になろうと思った元は,
中学の時にやった数学の研究なんです。
自分で問題を見つけて,自分で解決する楽しみは,
何ものにも代えられないと思ったんです。
あの時の研究なんて,
遊びのようなものかもしれないけれど,
今,本当にあの授業を受けて良かったなと思っています。
本当にありがとうございました。


研究助成を受けていることもあって,
授業の成果が形として見えるようにしたいと思っていた。
しかし,短絡的な結果ばかりを求めていてはいけない。
その時には形にならなくても,大事な物はある。
息の長い思いが,人を育てるには必要なのだ。


夜は,「甲子園への遺言」を一気読み。
才能とは逃げ出さないこと
平凡の繰り返しが非凡を生む

珠玉の言葉が並ぶ。
思いを強くする。

2007年02月03日(土) 過去最高!
2006年02月03日(金) 大きなズレ
2005年02月03日(木) 本気で向き合う大人で
2004年02月03日(火) 旬


2008年02月03日(日)
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