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re-invention



 変革のときに

学年末テスト。
入試の翌日にテストという日程も,生徒にとっては辛いだろう。
慌しさの中で,そんなことを考える余裕がないか。
きちんと勉強しているものと,そうでないものの差は大きい。
今回のテストで「これは」という問題は,残念ながらない。
入試を意識すると,どうしても標準的なものになってしまう。

それでも,まずまずなものを一つ。
2点,A(−2,0),B(2,2)があり,動点Pはy軸上を動く。
△ABPが∠P=90度となるような直角三角形となるとき,
点Pの座標を求めよ。
三平方の定理を使って「AB^2=PA^2+PB^2」から
求めるのが一般的だろうが,
PはABを対角線とした長方形の残りの頂点になると,
この問題の本質を論破した生徒もいた。
AB=2√5であることから,その半分の√5を 
対角線の交点である(0,1)のy座標に加減する。
わずか3行の解答は見事。

気になる生徒たちを残して市教研の専門委員会へ。
こちらも来年度からの清水地区との統合をどうするかの検討。
案は出すが,相手もいる状況で身動きが取れない。
授業者が出るかどうか。これがまずは問題か。
組織が大きくなるということは,小回りが利かず,
官製研修の限界も感じる。
まとめる委員長の苦労に頭が下がる。

帰校するとトラブルありとの報告。
密着して関わらなくては。

夜は数学同好会。
相変わらず少ない人数でこれも気がかり。
忙しいと言っているだけでは,何も変わらない。
人を惹き付けるものを生み出したい。

2004年02月10日(火) 点対称な図形の見方


2005年02月10日(木)
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