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■ 変革のときに
学年末テスト。 入試の翌日にテストという日程も,生徒にとっては辛いだろう。 慌しさの中で,そんなことを考える余裕がないか。 きちんと勉強しているものと,そうでないものの差は大きい。 今回のテストで「これは」という問題は,残念ながらない。 入試を意識すると,どうしても標準的なものになってしまう。
それでも,まずまずなものを一つ。 2点,A(−2,0),B(2,2)があり,動点Pはy軸上を動く。 △ABPが∠P=90度となるような直角三角形となるとき, 点Pの座標を求めよ。 三平方の定理を使って「AB^2=PA^2+PB^2」から 求めるのが一般的だろうが, PはABを対角線とした長方形の残りの頂点になると, この問題の本質を論破した生徒もいた。 AB=2√5であることから,その半分の√5を 対角線の交点である(0,1)のy座標に加減する。 わずか3行の解答は見事。
気になる生徒たちを残して市教研の専門委員会へ。 こちらも来年度からの清水地区との統合をどうするかの検討。 案は出すが,相手もいる状況で身動きが取れない。 授業者が出るかどうか。これがまずは問題か。 組織が大きくなるということは,小回りが利かず, 官製研修の限界も感じる。 まとめる委員長の苦労に頭が下がる。
帰校するとトラブルありとの報告。 密着して関わらなくては。
夜は数学同好会。 相変わらず少ない人数でこれも気がかり。 忙しいと言っているだけでは,何も変わらない。 人を惹き付けるものを生み出したい。
2004年02月10日(火) 点対称な図形の見方
2005年02月10日(木)
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