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re-invention



 そんな中学生になりたかった

朝の練習はコーチからの進言もあって走ることに。
50mや20mのダッシュを繰り返す。
頑張る生徒たちも,さすがに足腰がズタズタだろうな。

第一時の道徳は悩んだ末に,「葉鶏頭の季節」を。
この時期の生徒たちのメインテーマは「恋愛」
おじさんとしては,うらやましくも思えるのだが,
でも危なっかしくもありで,楽しい授業。


つきあっているという噂を否定する当人と,
その周りとのやりとり。
主人公の心情だけでなく,周りの人の心情も追う展開に。
気持ちを読み取れない生徒が当然だがいる。
授業では,頭から否定する訳にもいかないが,
ブザーでも鳴らして,思いきり否定したくなる意見も出る。
最後は「どうしたらいい?」という発問に対して,
「スルーする」という意見が多い中,
「噂を否定しようとして,誇張した話をしがちだが,
 正直に事実を話す。」
というエースの発言で授業を締めくくる。
「そんなさわやかな中学生に自分もなりたかった」と,
思わず自分の本音がこぼれる。
ラストの感想を書く時間が3分程度。
時間的にも,これならまずまず。
生徒の中に学びがある道徳に近づきつつある。
VLFを学び経験したことから,
読み物資料でも,自分の道徳スタイルが大きく変容している。
この形で,いくつか実践を積みたい。
来年度も学級担任ができるとうれしいが,どうなるのか。

授業は,角の二等分線。

今日も三角形の合同を使った証明を書いてしまう。


作図できたところで「ここで一言」と言って数名を指名。
「なぜそうなるのか?」を言わせるパターンを繰り返し,
発想を誘導する展開。これがいいのか悪いのか。
書けてしまうことや,そうなってしまうことで
安易に納得してほしくないと思う。
数学的な探求心を育てたい。
角の二等分線を二本引くと,90度になる問題。
理由を考え,言わせることが実に難しい。
スタンドアップで広げるが,
正確な説明がどこまでできているかは怪しい。

放課後は,めずらしくコーチが来ていないので,
ラスト5分ほど,小手を連続5本打たせ,それに対する技練。
全てを決める決定力がほしいところ。

テストにも少しだけ手をつける。

2006年02月07日(火) 限られた時間の中で
2005年02月07日(月) 式変形の美しさ
2004年02月07日(土) 川上さんから生徒宛に手紙


2007年02月07日(水)
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