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■ 学校における最大の商品は・・・
息子をサッカーの試合会場に送った帰りに,図書館へ。 何度か通うようになると,興味のあるコーナーが見えてくる。 そこを丸ごと読んでしまう時間が, 大学時代はあったのかと思うと, なんともったいないことをしていた思う。 もっとも,必要感がなければ人は学ばない。
教育関係と,ビジネス関係の本を借りる。 「感動サービス」 坂本光司著を読む。 さっそく,最初の項で納得。 サービスには大きく分けて二種類ある。 表面上は両者とも似ているが,中身は大きく違う。 一つは,真に顧客の側に立ったサービス。 もう一つは,顧客の側に経っているかのようには見えるが, 実は自分自身の保身のため, 責任転嫁のために提供するサービス。 生徒のことを考えているような顔をして, 実は,そうではない対応をしていることがある。 これでは,いい学校にはならない。 また,京都のMタクシーのモットーの一つは, タクシー会社の最大の商品はドライバー なのだそうだ。 だとすると,学校の最大の商品は教師であり, 教師の提供する授業・指導となる。 「こんな先生が集まっている学校に行かせたい」 「この学校なら自分の子供を託したい」 と思われる指導を自分たちはしているだろうか。 自校では,「生徒に開かれた学校を」と校長は謳っている。 しかし,自分を含めた職員が, 真に理解し生かしているとは言い難い。 学校の在り方だけでなく, 自分の指導のあり方も見直していこうと決意。
3月に実施する漢字テストの出題文・問題を選定する。 ネット上で見つけた,「from中村俊輔 前略三浦和良様」 国語の先生になった気分。
MLに両角先生からメール。 東京に教科書研究センター附属図書館があるとの情報をいただく。 どうせなら,川崎に行く前日に一日篭ろうかと思う。
2年前,評価をめぐる議論を,ある指導主事とした際, 最後に「もっと勉強しろよ」に言われ, 「自分は勉強していない様に見えますか?」と 答えたのを思い出した。 そのときの評価についての自分の主張は, 今でも正しいと思っている。 しかし,「勉強している」という言葉は自惚れも甚だしい。 恥ずかしい限りだ。
2004年02月15日(日)
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