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re-invention



 学びの楽しさを醸し出す

学びを生徒の中から生み出していく授業を心がけて,
変化している自分,変化している生徒を感じる。
考える授業になっている実感がわいてきた。
参加している生徒全員がそうといえば怪しいが,
学びの緊張感はずいぶん違う。

点と直線の距離で「垂線がなぜ最も短いのか」を問う。
生徒達は,最初は何を言えばいいのか苦労していたが,
垂線以外は,両側に同じものができることや
円の性質を持ち出し,解決につなげていくのは見事。
最後に,接線の性質に結びつけてまとめたところ,
授業後に,一人の生徒が,
「結局先生がまとめている」
と不満顔でつぶやきに来る。
自分たちで最後までやりたいと思ったのだろう。
自分も中学生のころ,そんなことを思ったな。
学びの楽しさを醸し出す授業をしていきたい。
明日もがんばろう。

昼から,はーとぴあ清水で福祉教育担当者会。
静岡と清水が合併したことをようやく感じる会に。
講師の桃山学院大学 石田易司教授がいい。
休憩も挟まずに2時間30分,手を使い,体を動かし,
福祉教育について教えてくださった。
ぽろっと洩らした,
「福祉教育のコーディネーターは教員でない方が・・」
という本音を,聞き取った方はどのぐらいいたのか。
地域の人的資源を活用するために,
学校の資源を地域に開放する。
自分にもできることが,あるはずだと思った。



2004年02月23日(月)
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