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re-invention



 誕生日に

部活動で,朝から登校。
カゼが流行り始めて参加者は少ない。
コーチが来たところで後の指導をお願いし,
10月の授業のまとめに着手。
冷静になって見直してみると,
2乗に比例する関数のレポートでの生徒の感想は面白い。
・放物線ぽくなった。感動した。思っていたよりもきれいなグラフになった。
・式は一応出た。でも,上がるほうと落ちる方が違ったので,式を出すのはけっこう大変できた。で,y=ax^2(グラフでは放物線)で表せれたのが,すごいと思った。
・教科書みたいに1,4,9と上手くいかない。斜面の角度を変えたりするのが(まで)できなかった。
・はじめは黒板の角度を決めてやっていたけど,力の加減によって違うことがわかって,意味がなかった。ボールを転がす角度を決めてやってみたら,変化が見れた。
・ボールの落下には,大きさ,重さ,弾力性などが関係せず,すべてy=5x^2となった。
・なかなか式を入れても,グラフに合うのが見つからなかった。中心の方を合わせると,-7や7が合わない。下敷きも放物線かな?だな!!


午後からおかもと塾。岡本先生のお宅にて。
日頃の実践を持ち寄って発表し,講評して頂く。
岡本先生からたくさんの話を聞き,自分を振り返る。
・理想は高くでも現実は低いところから
・我々は数学の授業をしているのではなく,数学教育をしているのだ。
・生徒の人間形成に寄与する数学教育を。
・習熟度別の価値観と,算数・数学教育の目指す方向は,全く違うスケール。軸が違うはずだ。

「比例」の概念についても,
自分は正しく理解していなかったことを知る。
「反比例の式でも,なぜ比例定数というのか」
という生徒の素朴な問いが,実は本質を突いている。
たまたまではないのだ。
いくつかの本も紹介していただく。
さっそく購入して読もうと思う。
「知的生産の技術」梅棹忠夫,「哲学のすすめ」岩崎武雄
こざね法による文章の書き方や,読むということがどういうことなのか,哲学と科学の違いなど,かなり昔に書かれた本でありながら,版を重ね今にも通じる内容。

夜は,多くの方が集まる会に参加。
久しぶりに会う方と近況を話し込む。
同世代の方とは,
「残りの人生をどう生きていくのか」という話になる。

2004年02月26日(木) 大変だから面白いと言えるか?


2005年02月26日(土)
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