JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:国弘正雄氏が死去 元参院議員、同時通訳者(日経電子版)(2014/11/26 1:31) 国弘 正雄氏(くにひろ・まさお=元参院議員、同時通訳者)25日、老衰のため死去、84歳。 ◆コメント:「同時通訳の神様」の基礎は中学の英語の教科書を1,000回音読したこと、でした。 記事はまちがっていないのですが、本当は「國弘正雄」先生です。1970年にサイマル出版会から出版した、 英語の話しかた―同時通訳者の提言 (1970年) で、曹洞宗の道元が「悟りを開くためにはただ、ひたすら座禅をせよ」とい意味で作った只管打坐(しかんたざ) から「只管朗読」という方法を、國弘先生が提案しました。 ご自身が、中学の教科書を1,000回も音読したのが、後の英語力の基礎になったという経験に基づいたものでした。 もちろん、通訳者になるためには、それ相応の専門的な訓練を必要としますが、大前提として高度な語学力を既に持っていなければなりません。 國弘先生は 「自分は、音読が全てだった。意味の一通り分かった英文(易しいものでいい)を繰り返し音読し、書き写すのが。英語習得に、最も効果的だ」 という趣旨のことを、繰り返し主張なさいました。今でも英語の指導者とか英語が得意な人で「反復音読」を主張する人は多いですが、 要するに直接的に、或いは間接的に國弘先生の主張を受け継いでいるのです。後年 國弘流英語の話しかた で再び、同じ主張をなさいました。 英会話・ぜったい・音読 は、編者の千田氏が國弘先生の影響を強く受けた方でテキストを編集して下さったものです。 ◆ライシャワー教授がライフワークの邦訳にあたり、國弘先生を指名したほどです。 日本史、及び日本学の大家で駐日アメリカ大使を経験し、ハーバード大学教授を務めた、 The Japanese の邦訳にあたり、ライシャワー先生が翻訳者として指名したのが國弘先生でした。 ザ・ジャパニーズ―日本人 (1979年) です。昔毎日放送していた、文化放送の「100万人の英語」の水曜日は原書講読で、 贅沢なことに、The Japaneseの一節をライシャワー教授自身が音読した録音を聴いてから、翻訳者の國弘先生の解説を聞く という企画でした。懐かしいです。 ◆「英語の話しかた―同時通訳者の提言 」には、國弘先生の住所が印刷されていました。 今では信じがたいというか、危なすぎますが、1970年出版の「英語の話し方」の巻末には、
2013年11月26日(火) 「特定秘密保護法案 衆議院本会議で可決」←「・・・・」
◆本当は各党首第一声の一覧表が欲しいのですが。 多分、明日の朝刊に間に合わせるべく、各新聞、通信社とも、今頃必死に作業しているでしょう。 「集団的自衛権の行使は憲法改正でなければできない」 と答弁し、安倍晋三氏の父、安倍晋太郎氏(当時、外相)が、 「長官が述べた通りだ」 と言いました。その後、どんなに滅茶苦茶そうな内閣もこの答弁の解釈を変更しようとしなかった。 あの稀代のペテン師、小泉純一郎ですらしなかったのに、安倍晋三は、 集団的自衛権の行使を容認するためには、国民投票が必要な憲法の改正を待つまでも無く「解釈改憲」で可能。 と、公然といい、しかも解釈改憲の「閣議決定」で十分だというのです。 国民投票も、国権の最高権力、国会の決議すら不要で、 僅か数人の行政府、「内閣」のミーティング「閣議決定」で十分というのです。 閣議で他の大臣が反対したら、閣僚は内閣総理大臣が任命するのですから、自分に賛成する奴にクビをすげ替えれば、 簡単に閣議決定が出来る、ということは、この国の最高法規が、安倍晋三の胸先三寸で変えられる、ということになります。 国家権力の濫用を防ぐ為にフランス革命から歴史的経緯を経て、憲法が成立しているのに、 そんなもの、関係ない。自分が憲法だ、といわんばかり。 そういう人間を内閣総理大臣にしておいていいのですか?と、 各党とも経済政策は、まるっきりどうでも良いとはいいませんが、 最も重要な問題は何か提示しないと話になりません。分かっているクセにそれを強調しないマスコミも また、不作為の罪がある、と私は思います。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2013年11月24日(日) 政治家は「票」を失うことを恐れるのです。ただ「特定秘密保護法反対」と言っても無駄。
◆自民党を勝たせたくないのは皆同じです。 同じなのですが、これは半ば有権者の責任だと思うのですが、民主党政権がだめだったから、といって、 ◆一昨日(21日)金曜日に三鷹駅前で菅直人元首相が演説をしていたそうです。 私は、イギリスから帰国してしばらく武蔵野市の社宅にいて、それは菅直人さんの地元でして、かつては菅さんが ◆東日本大震災後、東電の事故は東電の責任です。 そもそも国内に「絶対安全だ」とウソをついて54基もの原子炉を作ったのは自民党長期政権時代です。 今度こそ安全だから再稼働しよう と言い続けているのが自民党であり、安倍政権です。これほどの欺瞞があるでしょうか。 ◆人が行った「良いこと」は全てわすれ、揚げ足取りにだけ情熱を燃やす日本人の愚かさ。 私のブログには「何でも直ぐに忘れる日本人」と「日本人の褒め下手」という独自カテゴリーがあります。 ◆アベノミクス解散なんてものは存在しません。 マスコミに訊ねられて、安倍晋三は今回の衆議院解散を敢えて名付けるならば、「アベノミクス解散」だ、 といいました。前回述べたとおり、何か1つの項目を判断する国政選挙というのはありません。 安倍をまた、勝たせるということは、集団手自衛権の行使を可能とするためには、憲法改正が必要だ、 という従来の内閣法制局の見解を無視して、閣議決定で可能だ、と考えている男を首相にすることです。 閣議決定で実質改憲できてしまうのならば、内閣の閣僚は内閣総理大臣が任命するのですから、 安倍が自分に反対する奴をクビにして、イエスマンだけを取りまきにすれば、簡単に解釈改憲が可能となる。 言い方を変えるなら、安倍の一存、個人の思惑で実質的に憲法の「改悪」が可能になります。 そんなことを許してはいけないのです。 じゃあどうすれば、と誰も具体的な提案をしない。更に名案があるなら教えて頂きたいのですが、 自民党には投票したくないが、他に投票したい政党が存在しないという人が多いとおもいます。 そういうひとが全部棄権したり、バラバラに野党に投票したら、いたずらに死票が増えて、結局組織票を持つ 自民党と公明党が勝ってしまう。今度勝ったら、安倍は 全てに関して国民の信認を得た。 しつこく繰り返しますが、私は共産主義者ではありませんが、国民が本気で怒っていることを 政治家たちに知らしめる、最も簡単な方法は、共産党議席を急増させることだ、といいます。 どうせ共産主義になんか、今更日本経済を変えることなんかできないのですから、迷ったり、棄権しようと言うぐらいなら、 皆で、日本共産党に入れるのが、ひとつの方法(というか今のところ他に思い付きませんが)だと思います。 最後にもう一度書きます。 票がばらけて小選挙区で死票が増え、結局再び、自公連立で過半数、では元の木阿弥です。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年11月23日(水) 【追加】私事で恐縮ですが、予めおことわり。/明日アルゲリッチの超名演DVDが発売です。
◆記事:<衆院選>アベノミクス問う 進む株高、伸びぬ消費(毎日新聞 11月20日(木)21時28分配信)
のっけから話が本題からそれますが、所謂「アベノミクス」などというものは存在しない(何ら、新しいことはない)し、 だから、いわんこっちゃない。 と言いたいのですが、それは別の機会に書きます。 今日、問題にしたいのは、明日、衆院解散総選挙したら、国民に問うのは、 「アベノミクスの是非だ」というのが官房長官の趣旨のようですが、 集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更など本来は重要な争点であるはずのテーマは「重大な政策変更ではない」(菅義偉官房長官) 何が特に重要なことなのか?は有権者がきめることであり、 選ばれる側、つまり政治家が決めることではありません。 こういう、「欺し方」、2005年9月11日投開票の、所謂「郵政民営化選挙」に似ています。 あのときも、小泉純一郎は、 この選挙は、郵政民営化の是非だけを問う選挙です。 に、みなさん、すっかり欺されたのを、もうお忘れでしょうか? あの時は、自民党のサイトには国民に向けての120の公約が掲げられていて、 憲法改正やら、後期高齢者医療制度やら、障害者支援を減らすとか、 2007年の増税など、全て書かれていたのです。 官房長官が何と言おうと、選挙で現政権に対する「評価」をするというなら、 それは、安倍政権の政策や、政治手法全般に対する判断になります。 要するに、また安倍が大勝したら、 解釈改憲による、「集団的自衛権行使容認」も、秘密保護法も、 原発存続再稼働も、消費税率引き上げ(延期したとはいえ)も、 全て国民が信認したということになるのです。 2012年の衆院選、2013年の参院選ではこの点がはっきり出ていたのに、 有権者は安倍に絶対安定多数を獲得させておいて、あとから国会前で「反原発デモ」や、 「憲法を守れ」デモなどを行っていましたが、選挙で安倍を勝たせてしまったら、あとから 何を言っても無駄です。 ああやってデモで騒いでいた方々。 私は、本来流行り言葉や、それを平気で使うのが大嫌いですが、今回ばかりは、 いつ、安倍の政治に反対の意思表示をするの?今でしょ。 といいます。選挙前にTwitterなんかでチマチマ書いても色んな人の文章が交互に現れるわけですから、 自分の頭の中では長文として出来上がっても、他人の記憶には残らない。 大事なことを主張する。天下国家を論じるならブログアカウントを開き、論理的に自分の思想を書きましょう。 とにかく、今度、安倍を勝たせたら、おしまいです。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2013年11月20日(水) 考えなければ楽ですが、考えなければいけないのです。
◆毎年、同じことを書き写していますが、忘れてはいけない事だと思います。 1989(平成元)年の今日、日本で初めて、生体部分肝移植手術が行われました。 ◆そもそもの始まり。 移植手術の患者は、生後間もない杉本裕弥ちゃんでした。生後1ヶ月検診で黄疸がある、と言われました。 山口県玖珂郡和木町、岩国市のすぐ北、広島との県境で開業していた木村直躬医師に、 裕弥ちゃんのおばあさんが、そのことを告げました。1988(昭和63)年12月のことです。 木村先生はエコー(超音波)で、ただちに、杉本裕弥ちゃんが、先天性胆道閉鎖症という病気である、と診断しました。 先天性胆道閉鎖症とは、生まれつき胆汁が流れ出る道がふさがっていて、胆汁が肝臓へ流れていかないので、 黄疸が段々強くなり、しまいには、肝硬変で死に至る病です。 ◆杉本裕弥ちゃんは、移植以前に、胆道閉鎖症の専門家による手術をうけましたが、上手く行きませんでした。 この世に生を受けて間もない赤ん坊が、 ◆木村先生は、「移植手術を頼むなら、島根医大の永末先生しかない」と考えました。 木村先生の頭に浮かんだのは、九州大学医学部の後輩で、広島赤十字病院で同僚だった永末直文医師でした。 ◆永末先生は裕弥ちゃんの家族にありのままを話しました。 永末医師は家族に客観的事実を説明しました。それは、
という内容でした。決して楽観出来る話ではありません。しかし、家族は必死でした。 永末医師は特に裕弥ちゃんの祖父政雄さんの言葉を強く覚えています。 このまま裕弥を死なせたら悔いが残ります。明弘(引用者注:裕弥ちゃんの父)の命に別状がないのなら、結果は問いません。是非手術をして下さい。 そして、政雄さんは、裕弥ちゃんの両親に言いました。 「明弘、寿美子さん。お前たちが両親なんだから、お前たちからはっきりお願いしなさい」 15秒ほどの沈黙の後、それまで寡黙だった明弘さん(裕弥ちゃんの父)が永末医師を正面から見つめ、言いました。 「お願いします」 その言葉に永末先生の気持ちが動きました。 「この人達は裕弥ちゃんを助けようと必死になっている。移植手術未経験だというのに、頼むという。 ここで失敗を恐れて背を向けたら、医師として最も大事なものを失ってしまう」と思ったのです。 ◆永末先生は、島根医大第二外科全員に「この手術を断るぐらいなら、明日から肝移植の研究など止めてしまおう」と言いました。 永末先生の気持ちは固まりました。 「我々は『肝移植』を標榜している。 第二外科の河野講師(当時)はこの言葉を聞いて、身体が震えたといいます。皆同じ心境だったことでしょう。 ◆中村教授は「永末君、君は全てを失うかも知れない、本当にそれでいいのか?」と心配しました。 手術を行うことが決まってから、永末先生は、中村教授の部屋で何度も話し合いました。 「永末君。僕はもう13年もここの教授をしていて思い残すことはない。福岡へ帰れば済む。 その都度、永末先生は答えました。 「先生。大丈夫です。誰かがやらなければならないことを、私たちがやるだけです。これで弾劾されたら、福岡へ帰って開業します」 この言葉は、決断―生体肝移植の軌跡という本(是非、読んでいただきたい)で永末先生自身が書いている言葉です。 しかし、本当はもっと悲痛な覚悟でした。 後年、NHKの「プロジェクトX」に出たとき、永末先生は、医師を辞めることさえ覚悟していた、と話しました。 「私は英語が得意なので、学習塾の英語の先生をすれば、食べていけると思ったのです」 淡々と語る永末先生を見て、私は心の底から、永末先生を尊敬しました。 これほど立派な医師を見たことがありません。 裕弥ちゃんの移植手術そのものは成功しましたが、その後、ありとあらゆる合併症が起きました。 そして、手術から285日後、1990(平成2)年8月24日、午前2時32分、亡くなりました。1歳9ヶ月の生涯でした。 家族は、手術とその後の肝臓チームのすさまじい努力、裕弥ちゃんを救おうとする苦労を目の当たりにしていたので、 チーム全員に丁重にお礼をいいました。後年、裕弥ちゃんの弟が生まれました。 母親の寿美子さんは、永末直文医師の「直」と裕弥ちゃんの「弥」をとり、「直弥」と名付けました。 島根医大第二外科が初めての生体肝移植をしたのを見届けるように、その後、京大、信州大が、数多くの生体肝移植を成功させました。 それはそれで、良いことです。 しかし、何と云っても、「最初にやる」ことを決断する勇気と覚悟は、2番目以降とは比べものになりません。 島根医大第二外科の英断と死にものぐるいの努力がなければ、こうした道は今も開けていなかったでしょう。 島根医大は、今は島根大学医学部になってしまいましたが、それはこの歴史的事実の価値に比べればどうでも良い。 永末先生とそのチームの偉業は、日本の医療の歴史に永遠に刻まれるでしょう。 永末先生が中心となり、当時の移植チームのメンバーが、思いを綴った本、決断―生体肝移植の軌跡を是非、読んで下さい。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年11月13日(日) 22年前(1989年)の11月13日、日本で初めての生体肝移植が行われました。
◆記事:与党、12月14日総選挙有力視 首相、解散前に増税の是非判断(共同通信 2014/11/12 22:24) 安倍首相が年内に実施する意向を固めた衆院解散・総選挙に関し、自民、公明両党は12日、 ◆コメント:この2年間が示す通り、選挙で勝たせておいて後から「反対!」と叫んでも無駄なのです。 日本国憲法第59条第2項 衆議院で可決し、参議院でこれと異なつた議決をした法律案は、衆議院で出席議員の三分の二以上の多数で再び可決したときは、法律となる。 こういう状態を創っておいて、後から「秘密保護法」や「集団的自衛権行使可能とすること」や「原発再稼働」に 反対といっても意味がありません。 それは単なる「意見」であり、議会制民主主義(間接民主主義=代議制民主主義)なんですから、 多数党の公約が、国民の意思を反映している、と見なされます。 選挙で、或る政策、方針に反対しないで、自民党が大勝してから「原発反対」とか「憲法を守れ」とかいうから、私は何度も どうしてそんなにバカなのですか? と書きました。反対ならば選挙の投票行動で示さなければダメです。 これで自民党が、現在の議席数かあるいは現在から微減する程度の開票結果になったら、 安倍政権は、秘密保護法も、原発存続再稼働も、憲法改正(それ以前に集団的自衛権の行使容認)も消費税再増税も、 「全ては、国民に支持された」と公言するでしょうし、実際、死票があってもそれが代議制民主主義の原理です。 参議院選挙は2016年までありませんから、ひとまず、自民党と公明党の議席数を 衆議院再可決不可能な数まで減らすべきです。 再可決は「衆議院で出席議員の三分の二以上」です。衆議院の定数は480ですから、 衆議院に欠員がなく全員が出席した(480人の議員が採決に参加した)とすると320票以上で「三分の二以上」になります。 12月に本当に選挙があるとしたら、自民党と公明党併せても320未満にするのが、有権者の「使命」だと思います。 あちらこちらの野党に票が散ると、特に小選挙区で死票が増えて、また自民党が勝ちますから、 私は全然共産主義者ではありませんが、国民が本当に怒っているぞ、ということを示すには、 共産党を躍進させるのが一番です。まだ気が早いのですが、共産主義なんかになるわけないですから。 何はともあれ、何処かに票が集中しないと、原理的にまた自民党が勝つのです。 消費税が増税され、弱者は野垂れ死んで下さい、という世の中が進み、憲法改正を認め、原発を認めたことになる。 いやでしょ? だったら、「何となく投票」は止めましょう。 まだ、時間があるので何度も書きますが、基本は今日書いたことです。 ところで、明日11月13日は、日本初の生体部分肝移植(1989年=平成元年)から四半世紀です。 それは、明日書きます。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2013年11月12日(火) 11回目です。24年前(1989年)の11月13日、日本で初めての生体肝移植が行われました。
◆今は、クロスオーバーというのでしょうか。 クラシックみたいな、ジプシーの民族音楽みたいな。ジャンル分け出来ないような曲の演奏が多い。 ◆アルバム「マドリガル」 これは1990年発売ですから、まだ都響のコンマスだったころです。 マドリガル 美しい音でヴァイオリンが良く鳴っているのがわかります。聴いていて快感があります。 これが本当に綺麗なヴァイオリンの音の一典型だと思います。 少しだけご紹介します。 ◆シモネッティ:マドリガル Simonetti Madrigale 伸びやかな音が気持ちいいです。これ生で聴くと、驚くほど「大きな」音に聞こえるだろうと思います。 それは、強く弾いているのではなく、良い楽器を、無駄な力を入れずに正しい奏法で演奏することで得られる音です。 次は、元来リスト作曲のピアノ曲をミルシテインって古澤氏も習ったヴァイオリニスト、大先生ですが、ミルシテインという人が、 ヴァイオリン用に編曲したものです。 ◆F.リスト(ミルシテイン編曲)コンソレーション 第3番 Liszt Consolation 「愛の夢」に似ていますが、別の曲です。リストのコンソレーションは6曲あり、この3番が一番人気があり、単独で 演奏されることが多いのです。 最後は、みなさん御存知、モンティの「チャールダッシュ」。 ◆V.モンティ:チャールダッシュ V.Monti Czardas ヴァイオリンも見事ですが、結構テンポが揺れてるのに、伴奏のピアノがピタリと合わせています。 御存知の方は御存知。小林道夫先生です。非常に贅沢な伴奏ですね。 24年も前のアルバムですが、Amazonの中古に沢山あります。 他にも古澤氏のアルバムは沢山あります。本当に上手いので、 ジプシー風とかタンゴとかもいいですが、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスなど協奏曲を 何処かのオケに呼ばれて弾いてくれるか、録音して欲しいものです。 皆様、良い週末をお過ごし下さい。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2013年11月07日(木) 「秘密保護法案、反対」とか、まさか参院選でも自民党に投票した人がいってるんじゃないでしょうね。
◆記事:尊厳死宣言の米女性死亡 自宅で服薬、家族に見守られ(共同通信 2014/11/03 13:51) 脳腫瘍で余命わずかと宣告され、「尊厳死」を選ぶと宣言していた米西部オレゴン州の女性 ◆コメント:放置、或いは治療しても最期は苦しむのが分かっているのに最期まで生きろという方が無責任です。 特にガンですが、いつまで経っても、頭が良いのが自慢の医学者たちが、 2014.08.18 公的自殺制度の提案。 を書きました。 反対の方の意見は宗教的理由(カトリックでは自殺は許されない)とかいいますが、日頃それほど経験なクリスチャンばかりでしょうか。 また、カトリックの信者をやめるのに何か決まりは無いはずです。信仰を止めたと思えば信者ではない。 また、医学者はこれは従来で法的に定義するところの「安楽死」や「尊厳死」ではない。自殺だといいます。 そうです。今までに無い制度だから創設に値いする。逃れがたい苦痛から解放されるまでは許されないとか、 そんなの、他人が決めることではない、と思います。痛みもない、冷静な状態で、あとのことはどうして、 それじゃ死にます、というのが悪い事でしょうか? 公的な自殺がないから、飛び込み(電車の人身自殺)が起きてみな「馬鹿野郎」とか「迷惑をかけないように死ね」とか 言うじゃ無いですか。だから制度化すればいい。少子高齢化の問題も解決します。 好きな事をして、好きなだけ食べて、飲んで、吸って、このままじゃ糖尿だ、肝硬変だ、あ、もう肺ガンだとなったら、 痛む前に、「じゃ、お先」、という方が健全です。 遺産分割の方法を被相続者が、生前にはっきりさせておけば子供達が揉めることもありません。 8月にも書きましたが、 「認知症になったら安楽死させて欲しい」 というやり方は、似てますが、いくらでも保険金殺人に悪用できるのでダメです。 もう一度繰り返します。好きで生まれてきたわけではないし、楽しいことなどもうなくてもいい。苦しまないうちに 既に十分生きたから死にたい、という「公的自殺制度」は、このニュースの様に余命が分かっていなくても 認めるべきだと思います。随分気が楽になります。自然に死ぬまでまたなくてはいけないから、 やれ、健康に気を付けようとか老後の資金は大丈夫か?などと下らない心配をしなければならないのではないでしょうか。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2013年11月03日(日) 「東北の悲願 楽天が初の日本一」←休みの日に私を「早起き」させた楽天。おめでとうございます。
◆言い訳すると、やはり年を取ると、キツい、ということはあるのですが…。 以前ほど、体力がないと気力がなくなり、自分が余命もどんどん短くなっているので、 ◆書く気力がなくなる世の中であることも確かなのです。 それは、私が世間に訴えたいのは、愚痴になりますが、 何を今更。 という、一語に尽きます。 つまり。 人々がTwitterで、原発反対、集団的自衛権行使容認反対、と、ブログではなくTwitterで、 騒いでいるのですが、そういうことは私がずっと前から書き続けていることです。 特に改憲反対、集団的自衛権反対は、過去12年で200回以上書いてます。 しかし、有権者は、2012年の衆議院選挙。2013年の参議院選挙でいずれも安倍晋三率いる自民党を大勝させています。 安倍氏は、政治家になった瞬間から改憲が目標だ、と言っているし、 2013年の参議院選挙では、公約で「原発存続、再稼働」を掲げていた、唯一の政党が自民党なのです。 その政党が衆参で過半数を取ったら、どんな法案でも可決されることは、火を見るより明らかなのに、 選挙の前から反自民、反安倍政権を叫ぶべきときには何も言わない。 主権者たる国民が政治的意思を公式に表明する唯一最大の場は、国政選挙です。 そこで本気にならず、衆参両院で与党が絶対安定多数を獲得してから、 国会議事堂前で「原発存続、再稼働反対」とか「憲法を守れ」とか叫んでいる人達をみると、 無性に腹が立つのです。 選挙のときに騒がないで、今更デモでいくら騒いでも意味が無いだろう! ということです。 議会制民主主義かつ、間接民主主義(代議制民主主義)の原理に鑑み、 多数党の政策は、民意を反映していると見なされる。死票が多いことぐらいわかりますが、 とにもかくにも現行制度は、多数党の政策=主権者国民の声、なのですから肝心の選挙で騒がずに、 後にデモやTwitterなんて、あんな140文字のこまぎれで何を言っても仕方が無い。 私はそんなのとっくの昔からブログに書いているのに、今頃になってTwitterで、間違いではないけれど、 なにやら正論を吐いて、自己満足に陥っている人があまりにも多い。 あれを見ていると、繰り返し正論をブログに書いてきた(私は有名人ではないから何度も同じ事を繰り返さないと、 多くの人に自分の思想を知って頂けないのです)私としては、ざっくばらんにいうと アホ臭くて、やってらんねえよ。 という気分になるのです。それがサボりの理由ですが、余りにもひどいので、また同じ事を繰り返し書くように頑張ろうかと思います。 文句の或る方はまず、12年間3800本の記事で天下国家を論じてから、私に文句を言って下さい。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2013年11月02日(土) 警察は親切ですから、目の前の違法行為を放置するのは止めましょう。
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