JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆2010年11月24日(水)00時51分現在の事実認定 2010年11月23日14時34分ごろ(日本時間同)、朝鮮人民軍が黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)を越え ◆北方限界線(NLL=North Limit Line)と、海上軍事境界線。 陸上で南北朝鮮の境界は、38度線で、これに関しては南北は合意しているが、 北方限界線(NLL=North Limit Line)と北朝鮮が主張する海上軍事境界線の図 宣言しているが、勝手に宣言したので、当然揉め事の元になる。 今年の3月26日、韓国の哨戒艦が北朝鮮が仕掛けたと見られる魚雷で沈没し、46名が死亡した。 これは、北方限界線(NLL=North Limit Line)ギリギリであるが、NLLに従えば韓国の領海で、 北朝鮮の言い分では、北朝鮮の領海となる。 11月23日、砲撃を受けた、延坪島も、付近の位置関係を見ると分かる通り、 北方限界線よりは南だが、北朝鮮の認識では海上軍事境界線より北側で北の領海で、 そこで米韓が軍事演習を行ったから、威嚇ないし抗議として砲撃したという。 ◆国際法上の問題。 「今更言うまでも無く」と書きたくなる。私は2003年3月20日のアメリカが始めた 第2条〔原則〕第4項 但し、例外があり、それは他国の侵略・攻撃を受けたとき、国連軍が助けに行くまで、自衛権を行使する場合。 もう一つは、国連安全保障理事会が問題を起こしている国に「止めろ」という決議をしてもそれに従わない場合である。 典型的なのが湾岸戦争で、1990年8月2日にイラクがクウェートに侵攻したのに対して、 国連安全保障理事会は、即時無条件撤退を求める安保理決議660を採択し、更に、非軍事的制裁として、 イラクへの全面禁輸の経済制裁を行う決議661も採択したのに、どうしてもイラクが言うことを聞かないので、 1991年1月17日に国連多国籍軍が(勿論、安保理決議に基づいて)イラクを空爆した、というような場合。 国際法で、武力行使が合法とされるのはこの2つの例外的状況だけである。 北朝鮮は国連加盟国(1991年に加盟)であるから、当然国連憲章遵守義務がある。 事実上、あの国の傍若無人な行動や主張を見たり聞いたりすると、空しいが、 延坪島砲撃は、どう見ても国際法上の違法行為である。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2009年11月23日(月) 「紅白歌合戦出場歌手決まる!」←もう止めたら?と思っていたけど・・・。
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