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2003年11月13日(木) |
<イラク>イタリア軍警察の駐屯地前で爆発 20人死亡 ビンラディンが名指しした国が次々と狙われている。日本も含まれている。 |
◆記事:<イラク>イタリア軍警察の駐屯地前で爆発 20人死亡
【サマワ(イラク南部)大木俊治】イラク南部のナシリヤにあるイタリア軍警察の駐屯地前で12日午前10時40分(日本時間同日午後4時40分)ごろ、大きな爆発が発生した。ロイター通信などによると、少なくともイタリア軍兵士3人とイタリア軍警察官9人、イラク人8人が死亡し、多数が負傷、建物にも大きな被害が出た。比較的安全とみられていた南部地域の治安悪化を示すもので、日本の自衛隊派遣論議にも大きな影響を与えそうだ。
ナシリヤは、日本の自衛隊が派遣を予定しているサマワの東約100キロに位置し、候補地として検討されたこともある。
◆記事2:(10月19日の記事)ビンラディン氏の声明とされるテープ、日本などに報復と警告
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは18日、アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン氏の声明とされる録音テープ2本を放送した。
テープの声の主は、米国内外で新たな自爆攻撃が発生することを予告するとともに、イラク統治で米国を支持している全ての国が標的となると警告した。
声の主はイラク人に対し、イスラム政権が樹立されるまで、米国人への「聖戦」を継続するよう呼びかけた。米国のイラク政策を支持する英国やスペイン、オーストラリア、ポーランド、日本、イタリア、イスラム諸国を名指しし、「われわれには適切な時期と場所で報復する権利がある」と主張。特にクウェートなど湾岸諸国に報復するとしている。
◆所感:その後予告どおりになっているのですよ。
上の報道の後CIAの分析によって、テープの声はビンラディン本人であると確認された。
11月6日、ポーランド国防省は、イラクの首都バグダッド南東のムサイブ近郊で同日、ポーランド軍将校が何者かに襲われ死亡したことを明らかにした。
ラディンの声明が伝えられる前だが、10月9日には、バグダッドでスペイン大使館職員が自宅前で襲撃されて死亡した。
ポーランド、スペイン、そして、昨日は冒頭のニュースのとおり、イタリア人が殺された。
つまり、ビンラディンが名指しした国の人々が次々に自爆テロなどの犠牲になっているのである。
全てではないけれども自爆テロによる殺傷が多い。自爆テロというのは防ぎようがない。
何故なら、爆死するテロリストが手にしている爆発物のスイッチは既にONになっているのである。つまり、あるスイッチを押えていて、押えている間は爆発しないが、そのテロリストが例えば銃撃されて死んだら、当然、指はスイッチを放す→スイッチ・オン→爆発、ということになるのだ。とても恐ろしいのである。
福田官房長官は、「自衛隊の年内派遣は難しい」と述べているが、年内だろうが、来年だろうが、関係ないのである。自衛隊がイラクへ赴いたらば、ビンラディンの手先に狙われることは、必至である。これでも自衛隊を送り込もうというのは、小泉内閣の「未必の故意」による殺人であるといっても過言ではない。
私は、以前から自衛隊のイラクへの派遣には反対する、と書いてきたが、今回、一層声をを大にして反対の意思を表明する。
2002年11月13日(水) 本日の、テレビドラマ「サイコ・ドクター」における情報は概ね正しい。