JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:政府、デフレを公式宣言=景気下押しを警戒−11月月例経済報告(11月20日15時10分配信 時事通信) 菅直人副総理兼経済財政担当相は20日、関係閣僚会議に提出した11月の月例経済報告で ◆コメント:認識が遅い。 だから、いわんこっちゃない、と後付けで書くのは狡いが、私は以前から、日本経済は既にデフレで、 (1)生鮮食品、石油製品などの影響を除いた消費者物価指数が前月比で6カ月連続の下落 と同じです。それ以前にも、何度か繰り返し同じ趣旨の記事を書きました。 2009年09月29日(火) 「円高・株安“火消し”に躍起、藤井・亀井両大臣」←あんたら、定見が無いのか?(ココログ) 自慢しているのではありません。デフレの兆候は前から消費者物価指数や企業物価指数で明らかだったのに、 政府がデフレを認めようとしなかったから、対策が遅れている、と言いたいのです。 今まで書いた記事で、私は日本経済がデフレになりつつあること、それを脱却するためには、外需が頼りにならないのですから、 総需要を増やすために、まず個人消費を増やすべく、一時的に財政の健全化を犠牲にしても、所得減税するべきではないか、 などの提案をしています。専門家の方はこれを読んで笑われるかも知れませんが、それならば代替案を何故誰も主張しないのでしょうか。 いくら学生時代に、マクロ経済学で成績が良くても、実体経済を改善できなければ、意味がない。 経済、金融担当の官僚も政治家は役にたたないじゃないですか。 日本経済新聞を始めとする各メディアには、経済部に専門の記者、論説委員がいるのにもかかわらず、 新政権は、何とかしろ、と書いたり、言ったりするばかりで、自ら提案しない。 給料が減って苦しくても、我々納税者はきちんと納税しています。 納税者は苦しんでいるのに、政治家の給料(歳費)は減らないし、キャリア官僚はリストラされる危険がない。 真面目にやれ、と言いたくなるのは、私だけではないと思うのです。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2008年11月20日(木) 「ビッグ3緊急融資の民主党案、週内の採決撤回 米メディア報道」←今週で米議会は休会。ビッグ3も潰す気か?
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