JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆今頃、何を言っているのか、と、イライラするのですが。 そもそも、特定秘密保護法に限らず、今の国会の勢力図においては、 2013.06.29 参院選でねじれ解消って、冗談じゃないですよ。 衆議院では絶対安定多数を取って締まったので、参議院は「ねじれ」ていてこそ健全なのだと、 そういうことを何度も書きました。騒ぐなら、参院選前に、 自民党または、自公連立に過半数を取らせたら、事実上の独裁国家になるぞ! と、その段階で騒ぐべきなのに、その状態を実現させてしまってから特定の法案に国会の外から いくら反対、と叫んでも自民党に選挙で政策を信託してしまった(結果的には)いるのですから、 議会制民主主義、及び、代議制民主主義の原理からして、特定秘密保護法は「国民の意思に基づく」ことに なってしまいます。 ただ、自民党はどう見ても「特定秘密保護法」は公約に入れていなかったので、汚いのですが、 その「汚さ」はみなさん、すでに2005年9月11日の「郵政民営化選挙」で見ている筈で、小泉純一郎は、 この選挙は、「郵政民営化の是非だけ」を問う選挙なのです! といってましたが、このとき、自民党のWEBには既に、2007年の増税や、後に「格差社会」が問題となる、 その元凶となるような公約を公然とかかげていたのです。公然と掲げていただけタチが良いかもしれませんが、 国民もいい加減、政治家、特に自民党などという古狸が、如何に狡猾か、経験的に学ぶべきでした。 ◆「特定秘密保護法案」が成立したら、次の選挙で共産党に投票しよう、と叫ぶことです。 私がここで何を書いても、大抵無駄なのですが、一つだけ、今年7月の選挙で 共産党が議席を大幅に増やすと、政治家は、「あ、有権者が本気で怒っているな」ということを認識する。 という話で「なるほど」と思い、参院選前にそう書きました。弊ブログ記事。 2013.07.20 【参院選】共産党が躍進したら、自民党はさぞや、ギョッとすることでしょう。 私は共産主義者では、ありませんが、共産党の主張を冷静に読むと、しばしば最もまともである ということが散見されます。自民党の票を減らすなら、他の政党でも良いだろうと各自が勝手なことをすると 票がバラけるので、印象が希薄になります。 自民党政治に反対する人は、本当は、共産主義は困る、とか そんなこと、共産党自身だって分かってますし、私も皆同じですが、とにかく「意思表示」としては、 「本来、現実は資本主義の日本で最も嫌がられる筈の共産党に票を集中させること」が有効だと思います。 国政選挙は当分ないことになってますが、衆議院は何が起きるか分かりません。 不測の事態が生じて、突如、解散総選挙になるかもしれないから、街頭演説やらなにやらで、 「特定秘密保護法反対!」を叫ぶ人は、もっと具体的に もし、特定秘密保護法が成立したら、次の選挙で全員共産党に投票しましょう。 と、言った方が、単に「秘密保護法反対!」とさけぶよりは、多少自民党の連中が気にすると思います。 つまり、共産主義国家になるかどうか、がポイントではないのです。 政治は数ですから、自民党員には、 これだけ評判の悪い法案を無理に成立させたら、当分先のこととはいえ、次回の選挙で落選するかも知れない、 という恐怖感と与えることが大事です。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2012年11月24日(土) 【2012年衆議院議員選挙】各政党の公約で注目すべき項目。
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