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■ 光と陰
宿泊したビジネスホテルは,大会関係者がたくさん宿泊し, 朝食は,何と6:00からとのこと。 倍近い料金を払っているのに・・と思っても仕方がない。 駅周辺にはたくさんビジネスホテルがあり, 再考すべきだったかも。 このあたりも,慣れているかどうかの差。 5月に会場を下見していたT中の先生の行動にも,うなずける。 本当にここで勝とうと思っていたら, そのぐらいのことは当たり前か。
雨模様とのことで,今日も車を借りることにする。 練習会場では,どこも熱の入った練習。 先(せん)を取るやり取りを熱心に練習している様子を見て, こんな練習が自然にできるチームになりたいものと思う。
会場では,全中ならではの売店もたくさん出ている。 自分が中学時代だったら,あれもこれも欲しがったことだろう。
受け付けを済ませ,検量。しばらくすると監督会議。 48都道府県の監督が一堂に会すると,大きな会議室も狭く感じる。 これまでの大会とは,違った趣。 「感謝と謙虚」 「真剣勝負の中だからこそ礼を重んじること」 「公明正大であること」 反則についてのルールが変わり,実は細部に問題点はあるのだが, そのことにとらわれず, 一番基本的なことを大事にする姿勢は学びたい。
早めの弁当を食べ始めたところで,応援の生徒が到着とのこと。 たくさんの生徒保護者に来ていただき,有り難い限り。 個人戦ながら,決して1人の力でここまで来たのではない。 本人の努力もさることながら, 支えてきてくださった多くの方々のお陰に他ならない。 とはいえ,こうして応援に来てくれたメンバーが, それをどこまで感じられるかは,互いの関係の証。 一体感を感じさせ・感じられるような取り組みが ここまでできたかどうかによる。 両方の思いが一致できるチームであったかどうか。 団体で,みんなで勝つことを目標にしてきたから, そこまでを考えてチームを作ってきたわけではないし, スポットライトを浴びる者の光が強ければ強いほど, 陰になる者の意識も強くなる。 混雑する狭い通路から, どんな思いで入場行進を見ていたのだろうか。 晴れの舞台ながら,複雑な思いで行進する。
サポートで4日間付き合ってくれる生徒には, 「出られないのは残念だけど, こうして来て支える立場を経験することが, きっと大きな財産になる」 と話をする。
試合前の待ち時間も,この一撃に賭ける思いが伝わってくる。 緊張してはいけないけれど,ただリラックスしていてもダメ。 こういう場をたくさん見てきたが, 集中を高めながら,自分をコントロールする ルーチィンを作っておきたい。 お世話になっているコーチとも,話をする。
延長が続き,試合進行が遅れる 何を話したらいいのか,話してはいけないのか。 今の自分にとっての精一杯で,最後のアドバイス。 「攻める剣道をしよう。」
待ちに待った初戦。 それでも,時間の経過はものすごく速いように感じる。 2階席から大きな拍手が聞こえ,うれしいもの。 相手を見て手数が少ない相手に対し, 思い切りの良い小手と面で圧勝。 相手がいて成り立つ競技。 大きな舞台に慣れているかどうかの差は大きい。 応援の生徒たちはバスの時間の関係で,ここで退場。 どんなにか,次の試合を見たかったことだろう。
3回戦は,あこがれの新潟T中。 2月の錬成会で激しい練習を見て以来。 ここでも積極的に攻めて,惜しい打ちがいくつも。 前半1分ほどで下がり胴を取られるが, その後もいい攻め。我慢とタメのある中での打突。 もう一息ながら,タイムアップ。 こういう終わり方ができる彼女は幸せ。 これで満足してしまうのか, 満足できないと言えるの差は大きいと解っているが, 少なくとも自分は満足している。 この夏の個人戦での,初の敗戦。 どんな思いだったのだろうか。
その後も,白熱した闘いが続く。 4回戦を終了し,思ったほど九州勢が残っていないとこを知る。 団体戦出場チームは,明日の団体戦を前にどんな思いなのか。
郵便局で切手等を購入して,宿へ。 夕食は8時過ぎとのこと。 感動が冷めないうちにお礼状を書かせることに。
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