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■ 話し手にとって当然なことも
今日もいつも以上に早朝から部活動。 切り返しを4種類。 その後,思い切って考案した面技の練習。 最後は掛かり稽古で。 せっかくたくさんの先生方が来てくださったのだから, 稽古中心にすべきだったか。
急いで市の教育センターへ移動し, 特別支援コーディネーター養成研修の2日目。 午前中は,「保護者の立場から教育に求めるもの」と題して NPO法人えじそんくらぶの会の橋口さんの講演。 4月末に聞いた「きんもくせいの会」での講演と同様, 心に迫るものが多く,特別支援教育の必要性を強く感じた。 ・ADHDの子の見方として,「わからない・うっかり・わざと」の3分類に分けて行動を分析をするといい。 ・注目されたいことが多い子が多い。だから,わざとやることが多い。一番かわいくない行動を取る子は一番愛情をほしがっている子だ。なぜそうしてしまうのか。何かストレスがあるのではと考えて欲しい。 ・「見てください」の前に,「今やっていることをやめなさい」と言う。それから話をする。 特別に支援を要する生徒に対応することが, 他の生徒にとってもプラスに働くとは確かにその通り。
残念ながら午後はイマイチで,○○学習になる方がちらほらと。 話されていること自体は決して悪くはないのだが。 いまいちな理由を書き上げてみた。 聞く側にも差があることを意識しているか。 話し手にとっては当然なことでも, 知らない人にとっては,わからないもの。 人は決して同じではない。 そこをどこまで理解して話せるか。 専門的になればなるほど,離れていくものがある。 「今日の結論」を前段で示す堀田先生の流儀は凄い! 他にも,自分も気をつけなくてはと思うことがいくつかあり, なかなか勉強になった。 また,最近は講演でパワーポイントで提示するものを 印刷資料にする方が多いが,全貌は見えてもつながりがわからない。 関係が見える通常の資料の方が, 後から振り返ってみるにはわかりやすいと感じた。 (dbookが一番わかりやすいのではないかと思う。)
帰宅後,なぜか以前の生徒の円に関する探求を 自分できちんと数学してみたくなりVoyageを開く。 円周角の定理の美しさから, 円周角を構成する2辺の長さの関係を追求したもの。 媒介変数表示する方がわかりやすいのは,ごく自然な話。 三角関数から楕円方程式にまで一気に話がいく。 よく分からないながらも,Voyageでいろいろやるうちに見えてくる世界。 こうして,探求を深めていくと図形の美しさも, 数学することの楽しさも両方味わえる。 こんな探求を,今の生徒達にも味わわせたいもの。 明日は,T^3。どんな話題を聞けるのか楽しみ。
2005年08月11日(木) 率直な手紙に 2004年08月11日(水) T^3Japan年会2日目
2006年08月11日(金)
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