Just for today !
re-invention



 子どものエネルギーを

いよいよ今日で3月も終わり。
上の息子の朝のサッカー練習を見に行く。
活躍する中学生の何人かは,以前教えた生徒達。
たくましくなった姿に,息子の2年後の姿を想像する。

一度帰宅し,今度は下の息子を送りに。
元気よく飛び出していく姿はいいもの。
子どものエネルギーをどう引き出すのか,
それができるだけで,自ずとたくましく育っていくはず。

過去の振り返りカードを見て,今回作成したものを再検討。
結局は,短くてもコメントすることの方が意味がある。
決まり切った反応でないところが,生徒を育てる。
しかし時間は限られている。
もう一度,考えなくては。

いつも刺激をいただいている玉置先生が
県教委へ異動とのこと。
一抹の寂しさを感じ,メールを送ると,
早速返信メールをいただく。

昼から母と弟家族と共に外食へ。
子どもがたくさんで,賑やかなひととき。
そのまま帰宅していっしょに夜まで過ごすことに。

出張用のバッグが壊れてしまい返品する。
新しいバックをどうしようか,ネットで検索。

2006年03月31日(金) 仕事への意識
2005年03月31日(木) 教えること 育てること
2004年03月31日(水) 吹っ切れない思いを・・・


2007年03月31日(土)



 マザーボード交換

嵐のような朝,ようやくお休みの一日。
子ども達は離任式で登校。

ホッとしつつも,やるべきことは進めたい。
昼前から,銀行や娘の携帯の開通,車のオイル交換など。
朝の嵐が嘘のようにあがり,すっかり春めいた陽気に。
桜も咲き始めてきた。

自作デスクトップの修理は,
microATX対応のケースであることを確認。
Pen4の2.6GHZでは起動しないかもと店員には脅されるが,
迷った末に,486ソケットのマザーボード交換に踏み切る。
全てのパーツを移しかえ,久しぶりに起動する自作パソコン。
いくつかのディバイスが当たるが,一つ一つクリヤー。
それでも音が上手く出ないのはどうしたわけか。
また,エラーメッセージがまだ出てくる。
今日こそ子ども達と遊ぶつもりだったのだが。

以前担任をしていた生徒達8名に電話。
JAPETの実践アイディア集Web版に掲載する写真の許可をとる。
あれから2年が過ぎ,4月から高3になる彼等。
懐かしい声を聞いて,改めてハートのある奴達だったことを感じる。
こんな生徒達に,育てなくては。

レンタルビデオ店で
バルタン星人の出てくるウルトラマンを3本借りる。

マザーボードの掲示板から,音が出ないエラーは,
ジャンパーピンであることをつかむ。
気がつくと深夜に。

2006年03月30日(木) 桜の離任式
2005年03月30日(水) 離任式
2004年03月30日(火) 雨の送別会


2007年03月30日(金)



 今日だけは・・・

今日は離任式。
8時30分登校のはずだが,登校時間の早い生徒達。
習慣というものは,そう簡単に変わらないもの。

「学校は生徒が主役。
 でも今日だけは,転任される先生方が主役」
という校長先生の話で始まった離任式。
離任される方々からの話は,ピアノあり歌あり,
そして,語りあり。
それぞれの持ち味を存分に発揮される。
とくにA先生のウルトラマンの話は心に残るもの。
もう一度ウルトラマンを見たくなった。
転校する生徒とも,お別れに。

昼から練習。
神奈川の錬成会に出ていて,久しぶりに顔を見せる生徒もいて,
いつもより短時間ながら充実した練習。
卒業生も顔を出してくれてありがたい。
今日は,技をつなぐ練習を。
いきなり5本でどうなるかと思ったけれど,
それなりにこなせる生徒。
初心者の生徒も,ずいぶん上達していることを実感。
ラストの地稽古では,
起こりの見えない面打ちが,少しはできるようになった生徒も。

夜は送別会。
ここでも,校長先生の紹介は冴えている。
一人一人をよく見ていることが伝わってくる。
これまで学年を支えてきた方々が転任される。
来年度のことが少しずつ見えてきた。
休み中に,自分なりの編成プランを持ちたい。



2006年03月29日(水) Ndimakukonda(愛してる)
2005年03月29日(火) 来年度に向けての準備
2004年03月29日(月) 予想外の展開に驚く


2007年03月29日(木)



 きちんとやれることろが

今日も朝から部活動。
練習することの楽しさを知っているメンバー。
4月7,8日に目標とするT中と練習試合ができることになり,
気持ちもいっそう盛り上がる。
教士七段のN先生と六段のM先生も稽古を付けに来てくださる。
こういう方々に接する機会がある生徒達は幸せ。
年配の方ならではの雰囲気の素晴らしさ。
こう思えるようになってきたのは,
自分も歳を重ねてきたからか。

コーチには構えをギリギリまで崩さず,
我慢しての面打ちの練習をお願いする。
バランスをどこでどう取るのか。
股関節の柔軟性と筋力,体幹の筋力のなせる技か。
やらせてみると,今の生徒達に欠けているものであることが
はっきり見えてくる。
とはいえ,少しばかり練習したから会得できるわけではない。
到達するまでには,まだステップが必要。
アイディアをさらに磨かなくては。

午後から,学習室の片付けを生徒と。
教室美品をクラス事に別けたり。
来年度のことがまだ見えない中,どうしたらいいものやら。
ゴミや古紙をリヤカーで生徒と運ぶ。
こういう仕事をきちんとやれるところが,彼等の強さ。

今日も早めに帰宅し,パソコンの修理。
原因がはっきりしないことには,手の打ち様はない。
電源が問題かと思っていたが,HDDは確かに動いている。
だとするとマザーボードか。

2006年03月28日(火) 最後の一枚
2005年03月28日(月) 雨の清里
2004年03月28日(日) 勝ちすぎない勇気


2007年03月28日(水)



 その時の対応の差

今日も朝から部活動。
送別会関係の仕事や,自身の片付けなど
やることがあるので,練習は半分ぐらい。
ストレッチでは,股関節が硬い生徒がいないので,
いつもは注意して見ていない生徒に対応する。
若いこの時期だからできること。
きちんと股関節を動かせるようにすることが,
溜のある状態から思い切りの良い面を打つことにつながるはず。

新任校訪問で,4月からのメンバーとも会う。
もう3回目になるS先生。
附属で学んだことを是非とも教えていただきたい。
送別会のための感謝状づくりを考えつつ,
今年の研修ファイルのまとめを。
見やすいものにならないのは,
その時その時に,きちんとしてこなかったから。
片付けも少しだけ。

練習ラストの地稽古で,まだまだ攻めきれないことが気になる。
これでは,強豪と渡り合えない。
練習を全部見ていないのに,
こんなことを言うのは,本当は失礼な話なのだが。

今日も早めに帰宅。
妻の携帯メールを,フリーメールから転送できるように設定。
考える人は,いろいろなことを考えている。
娘の携帯も購入しなくてはいけない。


2006年03月27日(月) 最後の報告書を
2005年03月27日(日) 家族旅行
2004年03月27日(土) ゆったりとした一日


2007年03月27日(火)



 久しぶりの学校で

思ったほど疲れを感じないのは,韓国料理が効いているのかも。
朝から部活動のため登校。
久しぶりに会う生徒達。
でも,1年女子の主力は神奈川の錬成会へ。
それぞれの生徒がが精一杯取り組む今,
どんな関わりができるのか。
韓国での生徒の様子を少しだけ話して,コーチに依頼。
職員室で,要録の所見をひたすら記入。
昼頃,生徒におみやげを渡しに行く。
ハングル文字が書かれたLOTTEのソフトキャンディ。
LOTTEが元は韓国のメーカーであることも,
日本人はあまり知らない。
午前中で20人。
午後はペースダウンしたが16時前には完了。

この春は自分だけが大きな旅行をし,
家族には何もなしになってしてしまった。
ささやかながら,できることをやらなくてはいけない。

自宅の自作デスクトップが動かなくなってはや一ヶ月。
そろそろ何とかしなくては。
一番怪しいのはHDDだと思い,HDDを購入。
併せて外付けUSBケースも。

HDDケーブルを交換したが全くダメ。
ところが外付けで試してみると,HDDは生きている。
BIOSから覗くと,IDEが全て(HDDもCD-ROMも)認識されない。
とすると電源が問題なのか?
でもIDEだけ電源が働かないなんてことがあるのか。



2006年03月26日(日) 勝つためには
2005年03月26日(土) 拡散する内容を
2004年03月26日(金) 家族と過ごす


2007年03月26日(月)



 韓国最終日

韓国最終日。
にぎやかな西面駅も,日曜朝の人通りは少ない。
ホテル地下のベーカリーショップでパンを購入し朝食。
パイ生地系のパンがほとんどで,
あんパンやクリームパンのような表面しっとり系のパンはない。
食文化の違いはここにも。

ロッテホテルの免税店は,
自分には敷居が高い。
いつも見ている物でないと,
高いのか安いのかすらわからない。
デパートでおみやげを探す。
コチュジャンと数種類のゼリーを購入。

数学教育と,日本についてのみ考えた,贅沢な数日間。
自分がやりたいことが,はっきり見えてきた気がする。
飛行機の中で,振り返りカードの新版を作成。
生徒を伸ばす評価が日々できるものでありたい。
前田先生の自己評価カードを参考に。

中部国際空港に戻ると,ついさっきまでここにいたような気分。
4日間が本当にあっという間の浦島太郎の心境。
修学旅行生のよう。

帰りの新幹線でもM先生とこれからの話を。
さあ,明日からは現実に戻らなくては。


2006年03月25日(土) 久しぶりに会ういい表情に
2005年03月25日(金) 進路関係の仕事おさめ
2004年03月25日(木) グラフ電卓研究会


2007年03月25日(日)



 ボール落下の授業in釜山

窓ガラスを叩く雨音で,5時半には目覚める。
プログラムが動くことを再度確認。
今日の朝食はコンビニでパンを。450wonは安い。

今日は日韓グラフ電卓研究会
ホテルのしっかりした傘を借りて出発。
地下鉄で行く予定を変更してタクシーで。
スピードはたいして出ていないのだが,
車間距離があまりなく,車の運転は冷や冷やする。
会場に着き,さっそく隣の校舎の非常階段に登り,
ボールを落下する距離を測定。
ところが授業会場に入ると,隣の校舎は許可が下りないとのこと。
再び屋上に上がって測定しなおす。
高さは11mで問題ないが,デジカメでの撮影場所にやや難あり。
まあ,しかたがないか。

準備が終わると,
一松先生の御講演はもう始まっていた。
正多面体について。
つい最近生徒に語ったばかりだが,
わかっていないことが
こんなにもある。
ペトリー数や対称面については
何とか理解できたものの,そこから先は・・・・。
正多面体の美しさの1/1000も理解していないことを知る。


開会式に参加しようと思ったが,
なかなか始まらず。
プログラムをTI92に入れるため,
参加をあきらめて授業会場へ移動。


生徒は13人ながら,つかみは難しい。
それでも,自分のスタイルに持ち込もうと,
いつものように出会いの握手でスタート。
握手する仕草も日本のそれとは違う。
左手を右肘につけての握手は,
おそらくは相手に対する尊敬の念を表すもの。
「今日は,本当は休みの日。
 正直なところ今日はここに来たくなかった人?」
と言っても誰も手を挙げない。(エリートなら当たり前か。)
「楽しみだった人」と言うと多数手が上がる。

さっそくボールの落下時間の予想から。
初めての
ハングル板書。
見かねて
途中からは
zohnさん(?)が
書いてくださる。
けれど,
こんな小さな
チャレンジが
自分と生徒の
距離を縮める。
CBRでの実験を
見せながら操作説明するが,
生徒達は居ても立ってもいられない感じ。
よく見ると,CBRを配る前から,
Bouncerプログラムを走らせようとした跡が。
それならと,生徒にも操作させつつ説明することに。

授業教室は,
距離センサーに,
雑音が
入らないようで,
ちょっと安心。
とはいえ,
生徒達は思いのままに操作するもの。
エラーが多発し,あちこちで呼ばれる。
それでも,13人なら何とかフォローできるが,
生徒の姿をきちんととらえる余裕はない。







グラフから近似させる場面では,
ガイドブックに書いてしまったからか
ほとんどの生徒が,比例定数の4.9を入力して終わり。
これにはちょっと拍子抜け。でも,まあしかたがないか。
授業の途中で先生から質問。
「なぜ二次関数だと言えるのか?」
なるほどそうかもしれない。
でも,それも放物線の学習をする良い機会になる。
放物線のカーブを理解するには,試してみればいい。
「それができるのが,テクノロジーの良いところ」と
言えなかったのが残念。
ラストはボールを落下して時間を測定。
デジカメのコマ送りをカウントさせるが,ノリはいまいち。
46回×1/30=1.53秒。
予想とは0.04秒ほどの違いが出る。


時間がちょっと余り,この授業への思いを語る。
「この授業はきっかけに過ぎない。」
この言葉の意図を理解していただこうと,
この後に起きた生徒の探求を紹介。
3年前の生徒達が,ホントに凄い生徒だったことを感じる。
でも,どの生徒にも実は発想する力がある。

授業の終わりに,このクラスで生徒から出た疑問は,
・予測値との違いが生まれたのはなぜか?
・ボールが複数だったらどうなるのか?
・ボールを投げ上げたらどうなるのか?
・顔の表面をスキャンしたらどうなる?
のかというもの。
これは,そのままCTスキャンの発想。
おもしろい!(もっと賞賛すべきだったか)
大事なことは何か,
問いを持つことを軸に授業を考えてきた。
わかったつもりになっていることを打破すること。
科学的に分析しようとする気持ちかもしれない。
知識は大事。
しかし,その知識が生きて働くものになるためには,
ただ覚えているだけではダメ。
(もちろん覚えていないとつかえないけれど。)
そして,最後に生徒達と感謝の握手で授業は終了。

授業後,金先生からは
「良い授業だった」とお褒めの言葉と共に握手していただき
責任の一端を果たせたようでほっと一息。
何より通訳してくださった方がいたからできたこと。

時間はないけれど,
改めてこんな探求する授業をしていきたいもの。
こうしたらどうなるのだろうか?本当にそうなるのか?
生徒の問いは,教師の思いをはるかに超えていく。
出藍の誉れ。

日本的なお弁当をいただいた後,
Cabri3Dの授業。
「三角形で成り立った性質が,四面体でも成り立つか」
というわかりやすい発想の楽しい探求。
・中線→中面
・三角形の内角の和は一定→面が交わる6つの角の和は一定?
・重心が中点を2:1に別けることが,保存されるのか
など,見方をちょっと変えるだけなのだが,
その壁をこれまでは越えて考えていなかったことを感じる。
中点連結定理もどうなるのかなど,
Cabri3Dがあれば試してみたくなることはまだまだたくさんある。

授業協議会で,何を話すか考えていなかったのは失敗。
授業をさせていただいたのだから,
きちんとまとめておかなくては。
授業の中での話と重ならないようにと思ったら,
ずいぶん間抜けな内容になってしまった。
本質をとらえた一言を,ズバッと言えないのは,
まだまだ意識が甘いから。
何をしたいのかが明確でない証拠。

他の先生方のコメントは以下の通り。

電卓を使う授業で,
代数的なアプローチでは,面白くない生徒がいた。
美しさを感じることは良いが,それだけで終わっていて
考える力を育てたいと思った。


正多面体は誰もが知っているテーマ。でも案外知られていないもの。

こうだったらいいなあ・・ということを言ってしまったら,
子どもが面白がってやってきた。
このような機器を使うときには,
子どもが興味を持つようなこと,
夢のようなことを言っても良いと思う。
最初の年は大変ですが,2年目は前の年の子どもの作品を見せる。
すると生徒はそれを超えようと思うから,
どんどんレベルアップします。

教師中心ではなく,子どもの活動が中心の授業であるべき。
探求し,実測し,試して・・ということが大事。
そういう意味で,テクノロジーを授業でどのように使うべきか,

斜めに投げるとき,媒介変数が出てくる。
韓国では,媒介変数は微積分を扱うときに初めて出てくる。
先生が使った資料は何年生対象ですか?
日本での教育課程を守って作るのか?教えてほしい。

日本では数学と物理の連携はうまくいっていない。
ベクトルやパラメーターは物理で先に習って,数学は後。
斜めに投げるのは高校一年生。
数学では2年生で媒介変数が出てくる。
しかし,一年の物理で習っている。
それも私が試験監督に行ったとき見つけたので,
それならやれるなと思った。
2つめ。日本の教科書の内容には整合しません。
何かしたときに,子ども達が新しいことをしてしまう。
そこからどんどん広げていきますから,
高校の話であっても彼らが見つけてしまったら,話しをします。
文部省の指導に従わない理由は,
子ども達が知りたいと思ったときにその話しをするのがベスト。
子どもが知りたがったときが旬。そのタイミングが一番良い。
完全に逸脱していると思われたら困るけど,
トータルで6年間で見たら同じ。

ガリレオは速さ(力)は分解できると気がついた。
そうすれば縦方向と横方向に別けて考えるだけ。
特に難しくない。
公式から教えるのではなく,わかった状態から使っていけばいい。


本来の目的は授業改革。そのためにテクノロジーを使う。
テクノロジーは万能薬ではない。
使おうとする先生が楽しくなれば,それが生徒にも伝わる。
授業改革は,教師一人でできるわけではない。
まずは自分の学校の先生方と協力して。
それができたときに可能になる。
東書から出ている書籍で,公庄先生はこう言っている。
教師が変わらないと,生徒は変わらない。
教師が変わらないと教育が変わらないという話しと同じだ。
先ほどの話しを踏まえて,今日の会がその基盤になればうれしい。

金先生の話は,これまで様々なことを行ってきたから言える話。
金先生は,この日記を時々見てくださっているとのこと(ホントかな?)
発信することの重要性を改めて感じる。
また,自分のサイトをきちんとしたいとも。
記録していくことの凄さを褒めていただいて,それもうれしい。

代数学の大家,朴先生が,日本の話を積極的にしてくださる。
フランクな方。もっと自分も変わらなくてはと思う。

言葉の壁を突破することができなければ,
それなりの工夫をするべきだったか。
以前,カナダではデジカメだった。
でもそれが当たり前になると,インパクトは弱い。
(でも,もっと写真を撮っておくべきだった。)
やっぱり電子辞書かなとも思う。
それが無理でも,もう少し何かができたのではないかと反省。

二次会前に,公庄先生から新天地に赴任される話を伺う。
何もないところから始めるというのに惹かれた。
男として,ゼロから始められるチャンスはそうないもの。
30代の頃,新設校に赴任したことがあるが,
その時の自分とも今は違う。自分を試してみたい。

多くは語られなかったが,いろいろなことがあったのだろう。
同僚のU先生も神戸へ転任されるとのこと。

また,「NHKはどうなったの?」とも。
「次はと言われたから,すぐに武藤さんの名前を挙げたんだから・・」
公庄先生から託された大きな宿題。
3年になればとも思うけれど,それは過去の授業。
今回の授業も,もう2年前の実践で,ある意味恥ずかしい話。
新たなものを開拓し続ける自分でありたい。

このところ考え研鑽しているのは,授業の基本ベース。
誰もが学ぶシステム開発。
でも,生徒の創造的な力を伸ばしているわけではない。
生徒の「問う力」をきちんと発揮させる場すら少ない。
そんな授業展開を,考えていきたいもの。

自身の生き方はどうなって行くのか。
自分はどうしたいのか。
まだまだわからないことばかり。
一本立ちして,何かができるようになりたいもの。
そのためにも,人間的な成長が必要か。
周りの呼吸に合わせることが,時としてうっとうしくなる自分。
まずは,それを変えることからか。


2006年03月24日(金) 新任校訪問
2005年03月24日(木) 突然の来客
2004年03月24日(水) わからないことだらけ


2007年03月24日(土)



 韓国科学英才学校を見学して

いつもと違う目覚め。
花粉症が気にならないのはありがたい。
釜山はわずかな平野に山が迫っている。
神戸のような感じ。
地震がないためなのか,
細長い建物が所狭しと建っている。
中澤さんM先生とホテルを出て,
朝食は朝鮮参鶏湯12000won。
日本語が通じるお店は,ちょっと高め。
それでも,韓国ならではの味で体に良い感じ。
入っていた朝鮮人参は,幼い頃,母がどこかで購入し,
飲ませてくれた朝鮮人参茶を思い出す。
当時,いくらぐらいしたのだろうか。
虚弱だった自分を気遣って,
無理して高価なものを購入してくれたのだと思うと,
親の思いの深さをしみじみと。

本日予定されていた一松先生の韓国科学英才学校での御講演は,
韓国側の都合で明日に延期とのこと。
午前中は,釜山を観光することに。
釜山3回目の中澤さんに連れられて,
地下鉄でジャガルチ中央市場へ。
正しい地下鉄に乗るのも一苦労。
ハングルでは
行き先を見つけるのが大変。
もっとも地下鉄に乗ってしまえば,
駅はナンバリングされているので大丈夫。
世界共通のアラビア数字の凄さを改めて感じる。
音だけでもいい,ハングルが読めるようにすべきだった。
漢字表記があると感じがつかめる。英語の標識ならなおさらOK
市場は,魚介類を中心に。
でも日本人は買わないだろうな。
これだけたくさんの物が,
本当に売りさばけるのかは疑問。
近くのスーパーに入り,
日本と同じようなものを見る。
部活の生徒へのおみやげも早速購入。
たくわんや豆腐が普通に売られていることに驚く。
カナダでも売っていなかった三角定規は,
ここでも置いてなかった。
文房具店に行けばあるのかもしれないが。
三角定規のルーツを知りたいもの。
釜山タワーへ登って市内を一望。
湾を横断する道路が建設されていたり,
学校の校庭が狭く,
土ではなさそうなところは,
東京あたりの学校のよう。
タワーを降りると,
韓国の英雄 李舜臣将軍像。
韓国に対して,いつから日本は失礼だったのだろうか。
文化のほとんどを,大陸・朝鮮半島から輸入してきたはずなのに。

さすがに毎食韓国料理は辛い。
昼はコーヒーショップでパンを食べる。
午後から,一松先生,公庄先生,阿蘇先生ら一行と合流。
韓国科学英才学校
(Korea Science Academy)へ。
韓国の科学者を目指す
超エリートが集まる学校。
毎年2300人の受験者から
選ばれた144人が入学。
玄関には数々の表彰状。
数学オリンピックのシルバーメダルも初めて見る。

釜山大学の金富充先生とも2年ぶりに再会。
名前を覚えてくださったのは,うれしいもの。
似顔絵入り名刺の効果は抜群。
学校案内のビデオを見た後は,校内見学。







まずは望遠鏡のある部屋。
とおもったら天井がフルオープン。
天文台並みの望遠鏡もある。見たい物が見れる!
全寮制なので,年間何度かある天体ショーを随時見られる。
知的好奇心を思い切り刺激する施設の数々。
電子顕微鏡,
クロマトグラフィー
超マイクロ波での
観察機器等々,
いったいいくら
するのだろうか。
価格はわからないが,とにかく本物があちらこちらに。
大学でもこれだけの設備は無いのかもしれない。
そして,新進気鋭の教師達が自信を持って説明する。
日本と同じく,人を育てることが求められる韓国。
しかし,国を挙げての体制は,日本とはあまりに違う。

正面玄関で記念撮影。
金先生の提案で,明日の授業会場となる釜山大学へ行くことに。
自分は,明日自分の授業を通訳してくださる
zohnさん(お名前を正しく聞き取れずスミマセン・・・)の車で。
鳴門教育大の修士課程を卒業され,
金先生の元で再び修士をとり,博士課程で学んでいるとのこと。
心の波長を合わせるのが上手い方,
わずか20分程度の間ながら,
こんな方がサポートしてくださるとのだと思うと一気に安心。
ハングル訳された冊子が準備され,
こんな舞台で授業できる幸せを感じる。
生徒は,釜山大学附属の英才学校の中学三年生とのこと。
明日の授業に向けて,早速ボールを落とす会場を下見。
メジャー代わりの凧糸を持ってくるべきだった。
また,グラフ電卓はVoyageではなくTI-92とのこと。
果たしてプログラムがきちんと動くのか。
今晩試して,だめなら授業内容を変えなくては。

夕飯はそのまま韓国料理店へ。
ふぐスープのお店。
いろいろな方が,韓国各地から,金先生を慕って集まる。
金先生のゼミに入るなら日本語は必修。
全員が塾へ通っているとのこと。
こういう方がいるから,日本との架け橋にもなれる。
ハングルをきちんと学んで来なかった自分を反省。

帰りは地下鉄で。
道を金先生に教わったらしいのだが,
駅を見つけられず,うろうろ。
車で連れて来ていただいたので,ここがどこなのかもわからない。
道を尋ねるにも,言葉をしゃべれるわけでもなく,
ドキドキした時間を楽しむ。
コンビニに飛び込んで,英語で地図を広げ,
「Where is here? We want to go subway station」
思いつきの英会話。
驚いた店員さんもペンで
「subway station?」と書いて確認してくる。
「Yes,Yes!」通じると言うことはうれしいもの。
あとは外に出て,見ぶり手ぶりで教えてくださる。
歩道橋を渡って,さらに向こうへ行けとのこと。
歩くこと10分。
やっと意味を理解する。地下鉄はここでは地上の高架。
鉄道だと思って見ていたのが,実は地下鉄。

何とかホテルにたどり着く。
明日の授業に備え,二次会はパスしてTI92を操作。
きちんと動くことが確認でき,ホッと一安心。

2006年03月23日(木) 片付けを進める中で
2005年03月23日(水) 要録点検
2004年03月23日(火) 環境にやさしくない片付け


2007年03月23日(金)



 釜山へ

朝,必要な書類を提出しに学校へ。
行ってみるとまだまだやるべきことがあるもの。
帰宅して,再度荷物の確認。
出発前,仏壇に,共に手を合わせ手くれる妻に感謝。
子ども達から手紙をもらう。
「しっかりやれよ」とそれぞれに話をして昼前に出発。

静岡駅でM先生と合流。
新幹線の中で,それぞれの学校や生徒の様子を意見交換。
どこの学校も,同様に苦しんでいる。
特別支援関係の勉強会にも参加されているとのこと。
お世話になったY主任の調子があまり良くないのは気がかり。

中部国際空港は国内線・国際線が集まる空港。
名古屋から30分で到着。ハブ空港になる可能性は十分。
それでも,まだまだ人の数は少ない。
静岡空港を作ることのいい加減さを改めて感じる。
どう考えても,これだけ近くにあるこの空港と
競合して勝ち目はない。

Naocoの中澤さんとも集合時間に合流。
空港の中でも,夕食時も,
中澤さんM先生の社会観・数学観を聞かせていただく。
数学を学ぶということ・数学を教えるということへの哲学が
自分の中にどこまであるのか。
目の前のことに追われているだけだと志を失う。
でも,志だけで具体がないのでは意味がない。

釜山初日の夜は,韓国の焼き肉を堪能。
本場の唐辛子はさすがに辛い。
いつもより少し早めに就寝。

2006年03月22日(水) あきらめずに取り組む姿に
2005年03月22日(火) 静岡へ戻り
2004年03月22日(月) さあ,仕事にかかろう


2007年03月22日(木)



 韓国行き前夜

午前中は,部活の3年生を送る会。
昨日整えた日記を印刷。
恥ずかしさも半分。でも彼等には,本音をぶつけてみたい。
昨年の顧問も来ていただき,ありがたい。
さっそく日記を手渡すと,熱心に読んでくださる。

練習では,しばらくやっていないのに3年生の打突は一味違う。
練習していなくても,筋力がついてくるのだろう。
本人にしてみると,動けなくなっていると思っているようだが,
実はそうではない。

試合もなかなか面白い。
男女混合でも試合になってしまうのがいい。
(つまりは女子が強いということなのだが。)
最後は3年の主将が見事な面技で勝利。
それぞれと,しばし歓談。
顧問としての至らなさを改めて感じるひととき。
されど勝負は一瞬。忘れてはいけない。

残っている仕事もあるのだが,ようやく気持ちは韓国モードに。
帰宅し,主な発問や説明をWebでハングルにしてみる。
パソコン上でのハングル表示に最初は戸惑うが,なんとか可能に。
一番近くの国なのに,韓国のことをほとんど知らない。
こんな失礼な話しはないのだろうと思いつつ。

まずはつかみをどうするのか。
飛び込み授業の面白さと怖さ。
でも,今の自分なら,できることはあるはず。

2006年03月21日(火) 大人として向き合うこと
2005年03月21日(月) 信州大の数学教育研究会
2004年03月21日(日) ワンポイントレッスンで


2007年03月21日(水)



 心に残る卒業式

卒業式。早朝から体育館で点検。
点検後,不備を指摘される。
この体育館ならではの難しさを知る。
卒業式での校長先生の話もまた,心に残るもの。

卒業に当たり,2つのことを話します。
1つは守ってほしいこと。もう一つは心掛けてほしいこと。
守ってほしいこと,それは命を大切にするということ。
命には,歴史と広がりと重さがある。
命の歴史。
あなたの命は,これまで慈しんでくれた多くの方の
愛情の結晶に他ならない。
あたなの父も母もその命を受け継いで,あなたに命を授けた。
あなた方も,次の世代の新しい命を育む存在になることだろう。
命をバトンタッチしていく。
命にはそんなつながり,歴史がある。
命の広がり。
あなたに,たくさんの友達がいるように,
命にはたくさんの命が関わっている。
一つの命が失われたとき,
その命に関わってきたたくさんの命が癒されるには
長い時間がかかる。
一生癒されないこともある。
あなたの命は,多くの命に支えられている。
だから,自分の命であっても,軽はずみにその命を絶つことは,
一人として,決して許されることではない。
命の重さ。
あなたの命は,他の命を持って帰ることはできない。
あなたのご両親が愛しているのはあなただ。
あなたは,あなたであることにおいて価値がある。
能力があるとか,才能があるとかではなく,
あなたがあなたとして生きているだけで,意味がある。
それが命の重さだ。
だから,生き抜いてほしい。
それがあなたの責任,あなたの義務だ。
時のは自分をちっぽけな存在だと思ってしまうこともあるだろう。
そんなときに今一度,
命の歴史,命の広がり,命の重さを思い出してほしい。

次に心掛けてほしいこと。
それは,人を心から愛することのできる人になって,
美しく生きてほしいということ。
君たちはマザーテレサを知っていますか?
彼女は愛されることを決して求めなかった人だ。
神様は,自分を愛する以上に周りの人を愛する人を愛する。
愛される人は,愛されることを求めない。
何かの見返りを求めるのではなく,心から。
私たちはマザーのように生きることはできないかもしれない。
しかし,マザーのように人を愛することはできるはずだ。
志と人としての誇りを持って生き抜いてほしい。


答辞は,不十分だった自分達学年を率直に振り返る内容。
「私たちは結果だけを求めていたのかもしれない。」
という答えは,なるほど。
そして,後半にさらに本音で迫る。
20人を超える生徒が,三年間の思いを叫ぶ。
それぞれのドラマが再現される。
成功体験ばかりではない,失敗もまた学びの過程。
感謝がテーマの卒業式。見事な構成に脱帽。

見送りの後の片付けも,いろいろな思いが交錯。
部活単位で動かす学校にしたいもの。

明日は部活の3年生を送る会。
思いをどう伝えていくべきなのか。
残された時間のなさを考えて,
昨年の4月から7月までの日記の
部活に関する記述を拾い出すことに。
9ポイントの行間12ポイント,2段組でも12ページ。
タイトルは「濃厚な日々」に。
わずかの間でも,本当に思いの詰まった日々を痛感。
そんな宝石のような生徒達に感謝。

2006年03月20日(月) 春の家族旅行
2005年03月20日(日) 休日に
2004年03月20日(土) まずは目の前にあることを


2007年03月20日(火)



 終了式に

朝の清掃は,再び道場を。
卒業式に向けて,きちんと清掃する。

今日は,終了式。クラスとしても解散の日。
朝の打ち合わせ前に,
これまで溜めておいた道徳ワークシートを返却しファイルさせる。
どんな思いで綴じているのか?そんな余裕もないかな?

終了式は生徒代表の言葉から。
「優しさの意味」を本音で話す我がクラスの生徒。
学級委員でもないのだけれど,純粋な生の言葉が心を打つ。
最後の言葉は,やっぱり無理にでも止めさせるべきだったか。
続いての校長先生の話はいつも以上に秀逸。
前半の生徒の言葉を受けた後,
今日は,一年の終わり。
つまり,一つ大人になるということ。
大人になるということはどういうことか。
それは,「やりたいこと」と「やるべきこと」の
区別がつくということだ。
「やりたいこと」と「やるべきこと」の対戦成績はどうですか?
やるべきことが50%以上勝っているという人手を挙げて。
ほとんどいないですね。
やるべきことを優先できるのが大人です。
とはいえ,大人になるとややこしい問題も起こる。
人が絡んでくる。みんなもそうだと思う。
自分はやるべきことを優先しようと思っても,
友達に誘われたらどうするのか。どうやって断るのか。
また,これにも段階がある。
1.区別して考えられない人。
2.区別はできるけど,いつも負けている人。
3.自分だけのことについては,やるべきことができる人。
4.友達との関係においてもやるべきことができて,
  友達にも薦めることができる人。
そんな強さを持ってほしい。

やりたいことが優先してしまっている自分を反省。
大掃除も,てきぱき動く生徒が多くてありがたい。
そして,学年集会。
ここでも,心に残る話しを代表生徒が。
地域の方にいただいた
四つ葉のクローバーのペンダントにまつわる話。
話をする機会を,もっと作りたいもの。
戻って,最後の学級活動。
いつものように次のクラスでの約束と,感謝の握手を。

移動前に小さなトラブルもあり,
感傷に浸っている場合ではなくなる。
まだまだ良い関わりができない自分を反省。
許せなくなっている自分を変えなくては。

午後は卒業式準備。
ほとんどの生徒が意欲的に働く中で,
わずかながら,働く楽しさを感じない生徒もいる。
そんなとき,どう関わるべきなのか。
リレーションを取る良いチャンスだと思い,
ちょっと声を掛けてみたがダメ。
心をくすぐる一言が浮かばないまま自分の仕事に没頭。
まだ一年関わる生徒なのだけど。
年度末までに行う仕事を少しだけ片付ける。

2006年03月19日(日) 総合力
2005年03月19日(土) 祝 日本代表!
2004年03月19日(金) 感動の卒業式


2007年03月19日(月)



 考える力・感じる力・想像する力・表す力

仕事を片付けに学校へ。
やるべきことはいろいろあるもの。
通信票の確認,研究委託費の報告書作成,
さらには,振り返りカードの処理,
教室の片付け,点対称アートの表彰,
あっという間に11時。

昼は家族で外食する予定が,娘が体調不良で中止。
昨日の寒さの中,友達同士で遊園地に行ったことが響く。
まあ,しかたがないか。

最近,朝鮮日報を時々見るようにしているのだが,
日本と韓国の話題の,何と極端なことか。
韓国から発信されるメッセージをどう受け止めるべきか。
両国にまたがる問題の大きさを,
日本人としてもっと認識すべきなのだろう。

熊本の前田先生のこんなブログを見て,
総合的な学習を振り返る。
活動はあっても,それだけになっている感じの今。
授業者のセンスに委ねられすぎている部分を変えてきたい。
「考える力・感じる力・想像する力・表す力」という国語力は,
決して国語の力だけではない。

2006年03月18日(土) デジMATHを試してみる
2005年03月18日(金) 感動の卒業式
2004年03月18日(木) 終業式


2007年03月18日(日)



 瞬発力のなさ

二日酔いではないのだが,体が重い。
部活も休みにしたこの二日間で
どれだけ仕事が処理できるのか。

家族でお墓参り。
こういうことをきちんとしようとする妻でありがたいが,
妻の実家の墓参りに行かないことが気がかりに。
気が利かない自分を反省。
帰りに母とカイロプラクティックへ。

帰宅後いくつかの仕事を始めるが,あまり進まず。
瞬発力がないと,計画的に仕事は進まない。

韓国行きの準備も少しだけ始める。


2006年03月17日(金) プロの仕事を
2005年03月17日(木) 最後の学年集会
2004年03月17日(水) 焼き芋大会


2007年03月17日(土)



 一年の授業も終わり

朝の練習は生徒に任せ,卒業式の放送の準備から。
必要なコードが少なく,使えないコードがたくさん。
どうしてメス−メスのプラグコードばかりなのだろうか?
朝の会に,教室に行くことができないが,
なんとかセッティングを完了。

授業もいよいよ今日で終わり。
最後に時間が足りなくなったけれど,
今年も楽しく授業ができたことに感謝。
音声カード9を1回だけ。もっと練習させたい。
メインは,正多面体をジオシィプスを使って経験させること。









童心に返って,楽しい時間が流れる。
いつもの数学の授業では
見ることのできない生徒の顔。
「一つの頂点に面がいくつ集まるか。」
この立体のとらえ方が,いかに優れているかを
経験させることはできたかな?
もっと自由に遊ばせたいけれど,時間がない。
正八面体や正二十面体にも,
平行な面があることの美しさ。
正六面体や正一二面体との関係にも
触れたいところ。
最後は,スタンドアップについてのSQSを使ってのアンケートと
振り返りカードを書かせて終了。
振り返りカードで,優れた発想を持つ生徒を
どう刺激し増やすのか。
毎時間のことだから,短時間の処理でもやれることを考えたい。

途中,卒業式練習。
さすがに三年生。ここへ来て,一気に良いムード。
いろいろとトラブルがあったはずなのに,
こんなムードを生み出せる学年部になりたいもの。

放課後は,いくつかの処理。
やるべきことに押しつぶされそうな感じ。

夜は学年部の懇親会。
お別れになる先生方と,残る方が何となく見えてきて,
一年を振り返る会。
来年度の自分はどうなるのだろうか。

2006年03月16日(木) 見えていなかったものが
2005年03月16日(水) 公立後期入試
2004年03月16日(火) 授業が終わっていく


2007年03月16日(金)



 優しさを勇気に変えて

早朝に起きて,スタンドアップのためのSQS作成。
何とか間に合った。

朝の道場掃除。
がんばる生徒達だが,思わず,
「掃除の取り組みでも,T中を超えていると言えるか?」
と声を掛けると,今まで以上に気持ちの入った動きに。
剣道は剣の理法の修練による人間形成の道。
棒を上手く振り回すだけでは,意味がない。

授業はいよいよラスト。
ジオシェイプスを使って正多面体。
語りが多く,考えさせる授業ではないのが悲しいところ。

一つの頂点に集まる面の数が鍵。
と言っても,理解できるとは限らない。








各自,正四面体,正八面体を作り鑑賞。
さらに二人一組で,二十面体。あっという間に時間が流れる。
最後に,SQSでスタンドアップのアンケート。
生徒の思いはどこまでどうあるのか。

クラスでは,昨日の事件を受けて多くの生徒が
そのことを書いてくる。
単に非難するだけでなく,
自分たちの至らなさを見つめる記述が多い。
いい奴らなんだよな,ホントに。
生徒の思いをプリントにまとめる。
そして,自分も思いきり。

いよいよあと数日でこのクラスも解散する。
このまま目をつぶっていても,
おそらくはあっという間に過ぎてしまうことだろう。
でも,ここまでクラスの一人として
仲間としての絆を作ろうと,もがいてきたのだから,
あと少し,みんなの力を出してほしいと思う。

人は,それぞれ違う。
このぐらいわかってくれよと思ってしまいがちだが,
わからないときがある。
残念だけど,人の痛みを,
自分の痛みとして感じられないときが,人にはある。
でも「あいつはダメだ」と決めつけても,何も変わらない。
わかっていない人には,
「それはイヤなことだからやめよう」と,
心を込めて伝えてあげよう。
みんなで暖かく言えば,きっと伝わるはず。
君の優しさを,勇気に変えて行動していこう。
今のみんなだからできることが,きっとあるはずだ。
 

放課後は今日も編成会議。
イメージできない自分が歯がゆい。
日頃から意識して,生徒の人間関係を観察できる余裕がほしい。
   
卒業式の会場図がようやく出て,
いくつかのことが見えてくる。

2006年03月15日(水) わかること・考えること・学ぶこと
2005年03月15日(火) カウントダウンは続く
2004年03月15日(月) 錐体の体積


2007年03月15日(木)



 願っているだけでは変わらない

朝の練習で,生徒の思いの強さを改めて感じる。
こんな生徒を目の前にしていながら,
何を自分はやっているのか。迷いが出てくる。

第1時は学級活動。
中2を迎える春の怖さをスパイスを効かせて話す。
これだけ誘惑がある世の中。
大人でもきちんと生きていくことは,本当に難しい。

授業は,音声カードの練習と教科書のまとめの問題。
音声カード9は,少し難しい感じ。
でも,何とかクリヤーしてほしいもの。


後半の教科書の問題は,
スタンドアップで。

スタンドアップは
生徒同士が学び合うシステム。
この場面での教師の効果的な役割を,
いくつか提案きれば,いいのだろう。
とはいえ,生徒の学びを見ているだけでも,なかなか楽しい時間。

昼は公立後期試験の発表。
3年部をお手伝いして,車を出して2校へ。
途中,長女も合格とのメールが入り,ホッと一安心。

帰りの会では,いつもは元気な生徒がすっかり元気がない。
わけを話し,改善を求めるスピーチが思わぬ生徒から出る。
さらに委員長がフォロー。
最後に来て,本当にクラスらしくなった生徒達。
畳みかけるように自分も話をする。
非難するだけでは変わらない。
どうやって仲間に取り込んでいくのか。
あとわずかのところだけれど,何ができるのか。
自分を守るハリネズミ状態。
それに気がついているのかいないのか。
成長してくれと願っているだけでは,何も変わらない。

いつもより早めの帰宅。
妻の姉妹と義父も一緒に楽しい夕食。
お祝いしてくださる方がいる幸せ。
合格したここから,
茨の道が始まることに,気がついてほしいもの。

2006年03月14日(火) 描いて作ってわかること
2005年03月14日(月) 最後の1週間
2004年03月14日(日) ONとOFFの切替え


2007年03月14日(水)



 やらせてみると

朝の練習は,竹刀を持ってのフットワークを取り入れる。
我慢して溜めての正面素振りの難しさ。
左足の蹴りを考えた練習も取り入れたい。

授業は2種類。
空間図形の音声カード9を配付して,
扇形の表面積をメインに扱う授業。


円錐を作ったことのない生徒。
時間があれば,作らせてみるべきだろう。
母線が回転しているから,扇形になるのは理解できるが,
扇形の弧が,丸めるだけで同一平面上になるのは面白い。

次の授業は,前半は音声カード9の練習を3回。
今回は少し難しい感じ。
一面クリヤーする生徒がクラスで一人か二人。

後半は,教科書の章のまとめの問題をスタンドアップで。
やらせてみると,
当たり前と思っていた平行やねじれの位置も,
曖昧な生徒がいることがわかる。
三角形の面積や,直方体の体積すら曖昧な生徒はかなりいる。
話をすれば理解できるのではない。
繰り返しの中からできるものがたくさんあること
今年は本当に知ることができた年になった。

クラスでは,最後となる授業もいくつか出てくる。
最後に向けて,一歩一歩。
カウントダウンももうあとわずか。
自分も生徒も,
無くなってから存在の大きさに気がつくことだろう。

放課後は編成会議。悩みは多い。
体調がいまいち。気持ちもいまいち。

JAPETの実践事例アイディア集 Vol.15に,
ボール落下の事例が掲載される。
韓国行きに向けて,ちょっぴり励みになる。


2006年03月13日(月) わかっているようで
2005年03月13日(日) 残りわずかの日々
2004年03月13日(土) なんとなくの土曜日


2007年03月13日(火)



 説明する道具としてのデジMATH

昨日の興奮がまだ醒めやらぬ感じ。
疲れがそれほど感じられないのはありがたい。
空間図形の音声カードを印刷。

いよいよ授業もラスト3回ずつ。
作ったばかりの音声カード9を配付し,
これができるようになることが今日の目標。
表面積を解説するのに利用したデジMATHは秀逸。
直方体の展開図と見取り図のつながりなど,
当たり前と思うようなことができない生徒がいる。
本当は,生徒一人一人に操作させてみたい。


特に,「扇形の面積=弧の長さ×半径÷2」を導く説明は,
動画が用意されていてありがたい。
これから「円錐の側面積=円周×母線÷2」となる。
もっとも,説明したからわかるわけではないが。



午後の三年生を送る会に向けて,昼休みにクラスで合唱練習。
今頃だが,決断し実行できる委員長に成長できたことは大きい。
女子の声が,少しずつ出てきた。

三年生を送る会は,どの学年の合唱もまずまず。
全体を感動で圧倒するだけのものまでにはなっていないが,
今の生徒達の素直な心情を映す。
企画には工夫満載。
来年はビデオレターを作らなくてはいけないだろう。
ただし,手違いがあって時間はかなり延びる。

やらなければいけないことに追われている。
いくつかの電話連絡も。


2006年03月12日(日) 願いを込めて
2005年03月12日(土) 文集作りの土曜日
2004年03月12日(金) 生徒のつまずきは多様


2007年03月12日(月)



 新人戦県大会

雨音で起こされる。
傘を持ってこなかったことを後悔。
ビニール袋をかぶって移動。
男子部長が気を利かせ,様々な指示。
それでも8:00の練習スタートに間に合わせるのは難しい。

大会前の模範稽古は,
香田先生と静岡が誇る坂本・小山の両先生の稽古。
ここでも,強さをこれでもかと見せられる。

まずは予選リーグ。
2位で抜けた方が,その後の組み合わせはいいが,
そんな勝負はしたくない。
全力で一位通過を目指すことを確認。
キャプテンが先鋒に座ると,チームが安定する。
2週間前が嘘のよう。
副将に据えた2年生の上達が目につく。
勝負強さに加えて,正攻法の相面で勝利。
西部地区の強さを感じる。
それでも西部7位のチームをきちんと叩いて午後へ。

決勝トーナメント一回戦は,東部の強豪。
勝てそうでいて勝てない。先鋒次鋒の二人が引き分け。
父を亡くし,心身とも心配した中堅が,
一本取られた後,相面と,見事な相小手面で逆転。
副将が一本取られるも,大将は一気の攻めで圧勝。

いよいよ昨年夏の覇者T中と。
大会前の間が,なんともいい。
「ミラクルを!」と健気な生徒達。思い切りの勝負を誓い合う。

先鋒が一気に押し切られる。
次鋒,中堅は相面勝負で2−1の旗。
大将も,手数は決して負けていないが,ポイントが取れない。
結果は5−0だが,それぞれが充実感を持てた試合。
できれば西部の3,4位チームと対戦したかった。
でも胸を張れるベスト8。
神奈川での強化錬成会にも招待されることに。

富士山を背に,帰りのバスで反省会。
さすがに女子のコメントは具体的。
試合に出れなかった男子は,モチベーションの低さが明白。
経験した者でなければ磨かれない。

2006年03月11日(土) 積み上げてきたものは
2005年03月11日(金) あと1週間で卒業
2004年03月11日(木) 「学校がつまらない」という声を聞いて


2007年03月11日(日)



 達人の吐く息で

妻に送ってもらい登校。
バスで御殿場中央青少年の家へ。

ちょっと肌寒い御殿場青少年の家。
静岡とは違う富士山の大きさ見事さに圧倒される。
講習会の講師は筑波大学の香田先生。
「中学時代が自分は一番充実していた。
 高校・大学じゃない。
 それがその後の自分の剣道人生につながっている。」

この一言で,生徒の心を一気に惹きつける。
「教わるだけじゃダメ。
 自分で学んでいこうという姿勢,気持ちを表に出すことが大切。」

前向きな気持ちがあると,指導者は次を教えようと思うもの。
良いものを伝えようとするには,互いの呼吸が必要。

「強い打ちをする人は小さくても,しっかり振っている。
 攻め合いでは,左拳は中心を動かさない。
 打突の時は,臍で左拳を上げていく。
 前へ出るとき腕は下からの反動で振りかぶる。
 右膝を浮かせて,骨盤を倒すようにして打ち始め,
 右足がつくより先に左足が出る気持ちで,
 左膝で相手の腹を蹴るつもりで前へ出る。
 肩と肩胛骨を前へ放り投げて打つ。
 背中で打突を感じているか?肩ではダメだ。」

達人の教えを,当然中学生が全てを理解しているわけではない。
それでも,吐く息で竹刀を振るのだと言いながら
気合いを込めた呼吸や,踏み込む足音の強さで,
生徒は感化されていく。

「打ち切ったときの鍔元が自分の目より下。」これだけで,切り返しをする時の肩の力が抜け
振りかぶりが大きくなっていく。

「打突したときの左拳と臍がつながっている意識で
飛行機が離陸するときのような気持ちで,構えから打突につなげる。」
わかりやすい具体的な例えが,出るところが達人の達人たるところ。
一番上手になるのはいいものをよく見て,それをまねること。
わずか数時間の講習で,それぞれが何かをつかんだ様子。

夕食後も,明日に備えて再び稽古。
途中から,先生方の稽古を見学。
振り返ってみると,日本代表レベル剣道を
眼にするのは初めてなことに気づく。
本物の凄さ,強うということはどういうことかを,
これでもかと見せて下さる。

せっかくVoyageを20台持ってきたが授業をする場所がない。
男女別にミーティング。
喉まで出かかった言葉を飲み込んで
「ミラクルを起こす」が合い言葉に。

夜の懇親会にも出たかったが,今はその余裕がない。
音声カードの空間図形編を作成。
12時過ぎに就寝。

2006年03月10日(金) 相手を信じて語る
2005年03月10日(木) 感謝が足りない
2004年03月10日(水) 正六面体から正四面体


2007年03月10日(土)



 訓練ではない

久しぶりの朝の練習。素振りをちょっと多めに。

授業は円周率の話と,柱体・錐体の体積を求める問題。


円の面積がなぜ「半径×半径×円周率」になるのかを,
デジMATHの動画で説明。
 半径×円周÷2
=半径×直径×円周率÷2
=半径×半径×円周率
キャッシュメモリーが働く生徒には理解できるが,
そうでない生徒のためには,部分的に色を付けて示す必要。

思いがけず全員登校。調べてみると何と11月以来のこと。
そうこうしていると,昼休みに緊急打ち合わせ。
学区で殺人事件。犯人が逃走中とのこと。
三送会の練習後,集下校することに。
県大会どころではない事態に。

三送会の練習は,思惑が交錯。難しいもの。
でも,これだけの思いがある2年生がうらやましい。
何かを感じて欲しいもの。

集団下校は整列時から緊張感がある。
こうしてみると,このシステムも手落ちがたくさん。
訓練との違い,訓練の甘さを感じる。
何かあった時にどう対処するのか,
覚悟をして生徒とともに歩く時間は,
生徒を預かっている責任の重さを改めて感じる。
最後の生徒を送り届けたときの安堵の笑顔。
他も何事もないことを願う。

帰校後は,もちろん仕事。
追われている日々を攻めに転じたい。

帰宅すると,日韓グラフ電卓の案内が届いている。
授業の準備がまだできていない焦りも。
まずは明日からの御殿場行きの支度を。

2006年03月09日(木) 「お願いします」では伝わらない
2005年03月09日(水) 揺れる心の数々を
2004年03月09日(火) 数学する楽しさ


2007年03月09日(金)



 目的を明確に

朝の練習をやらない日が続く。
それでもようやく通常通りの登校。

授業も残りわずか。
今日は,体積を求める練習がメイン。

最初に錐体が柱体の1/3の体積になる話の続き。
立方体が,高さが半分の正四角錐6つでできることを模型で示す。
見取り図を描かせてみたが,時間がかかるもの。
そして,円周率についての説明。
円周と直径が比例することについては単なる話しで済ませたが,
時間があれば,円周と直径を測定させて関係を導く授業をしたい。
作図ツールを操作できれば,可能な気がする。
それでも「円周率は比例定数」という説明で納得する顔。
後半は,教科書の問題。
当然のようにスタンドアップで。
できた生徒に丸を付けて確認。
単位の付け忘れや,
高さを掛け忘れるエラーが
意外にあるもの。
生徒同士の人間関係のよさに支えられ,
いい時間が流れる。
体積を求めるだけでも,できない生徒はいる。
個人差があるから意味のある時間になる。

別のクラスは,柱体と錐体の話。

水で体積比が1:3であることを実験する。
球体もできるとうれしいものだが。

最後のクラスでは,立方体の見取り図を書かせないまま。
描かせてわかる生徒は,描かなくてもわかる様な気がしてきた。
どんな生徒をどうするのか,
何のためにという目的を明確にして授業したい。

でも,やっぱり描かせないと不安な気持ちになる。

総合は今年度ラスト。
前回自分が欠席したため,思ったように進んでいない。
一対一での対話をする準備ができていない生徒。
どうすべきか,困ったものだ。
せっかく校外に出て行くのだから,
達人から学ぶ気持ち,本気で立ち向かう気持ちを育てたい。

葬儀の様子を主任から聞く。
複雑な思い。

放課後は久しぶりの部活動。
活き活きと動く生徒。
自分ならこうしたいという思いをコーチに伝える。
(やりにくいかな?)

遅れがちな仕事をいくつか。
通信票関係の仕事も何とか処理。
今日も帰宅は遅くなる。


2006年03月08日(水) 難しいのは
2005年03月08日(火) 公立後期選抜
2004年03月08日(月) 漢方的な支援


2007年03月08日(木)



 最後の道徳も

今日も1時間遅れてスタート。
当然朝練習もなし。
やりたかった最後の道徳は中止に。

授業は柱体と錐体。
多面体,柱体,錐体,回転体と,立体の見方をいろいろと。
デジMATHではカバーできない,
いくつかの動きは別のソフトで。
デジMATHの編集会議に参加したいもの。

そして最後は錐体が柱体の1/3であることを
水の実験で示す。
数学じゃないけれど,そんな具体的な例示が毎年好評。
この学校では,円錐と円柱しかないのが寂しいが。

クラスの授業は随分良い感じ。
思いがつながっているようでちょっと重たくもあるが,
そのぐらいの重さが,今の彼らにはちょうど良い。
それでも合唱は・・・。

放課後は学年部会。主題は編成会議。
舵取りをどうするのか。どこまで主張するのか。
来年度に向けて微妙なスタンスの自分。

そしてお通夜へ。
部活の生徒達も全員集合。
健気に強い自分を演じる兄妹を前に,
思いをどこまで汲み取れるのか。
以前よりも少しは言葉を掛けられるようになったのは,
わずか一年だが,濃厚な時間を過ごしてきたメンバーだから。
明日の葬儀に参列する生徒の確認をして解散。

帰宅後も終末に向けて,いくつかの仕事を。


2006年03月07日(火) 一度使い始めると
2005年03月07日(月) 互いの生み出す空気を
2004年03月07日(日) 資源回収で生徒の笑顔を見る


2007年03月07日(水)



 この性質の面白さ

娘は公立高校受験。
1,2年生はインフルエンザがまた流行始めたことから,
登校時間がいつもよりゆっくり。
年とも不思議な朝の1時間を過ごす。
朝からちょっといい話も。

今日の授業も空間図形の位置関係。

教科書の内容をデジMATH使って説明。
平行2平面に交わる平面にできる交線が
平行である理由をスタンドアップで。
同一平面上にあることと,
交わらないことの2つを根拠として
説明をさせるのだが,なかなか難しい。
平行であることの根拠が,
この2つという感覚がないのだろう。
次のクラスからはブロック図を描いて説明を支えることに。

この性質の面白さは,
立方体の切断を見て初めてわかること。
以前教えた生徒に作らせた切断模型を見せる。
平行な交線をどこまで見えたのか。

放課後の合唱練習はまだまだうまくいかない。
リーダーを育てる意識が,まだ自分にも欠けている。

インフルエンザにより,放課後の部活動も中止。
大会どころではない。

2006年03月06日(月) 強さを生み出すもの
2005年03月06日(日) ネット接続の不調
2004年03月06日(土) 奇跡のトレーニングを読んで


2007年03月06日(火)



 このパターンなら

いろいろな思いを抱いて迎える月曜日。
葬儀等の連絡は明日とのこと。

授業は空間図形の位置関係を,デジMATHを使って一気に。
今までは,自分も黒板に図を描いて説明していたが,
生徒が図を描く時間差が大きく,なかなか進まない。
授業の緊張感を保つのも難しくなる。
今年は,概念の説明をデジMATHで見せて行い,
板書するのは用語のみにとどめる。
必要なことは教科書にも書き込ませる。
それを宿題で各自にまとめさせるようにした。
図形好きな生徒も,まじめにノートできる生徒も
このパターンならついて行ける感じ。
この単元の核となるねじれの位置や,
平行2平面に交わる平面との交線の位置関係については,
スタンドアップで確認する。



第5時は学年での三年生を送る会のための合唱練習。
一年生とはいえ,生徒会行事を生徒が行う雰囲気がない。
リーダーを育てる時間がないということなのか。
年間を通して学年委員に語らせる場を持たなければ,
学年のリーダーは育たない。


2006年03月05日(日) 小さな積み重ねが
2005年03月05日(土) Eスクエアアドバンス成果発表会
2004年03月05日(金) 3Dジオシェイプスで楽しむ


2007年03月05日(月)



 言葉がない

来週の県大会を控え,朝から部活動。
学校へ向かう車の中でケイタイが鳴る。
妙な胸騒ぎ。
車を止めて出ると,
何と生徒の父親が事故で他界したとのこと。
先週の大会にも応援に来ていただいたばかり。
何とも言葉がない。

練習前に生徒に伝え,これからのことを依頼。
連絡をいくつか出す。

所見を2種類一気に書き上げる。
思いを伝えるスペースがない。
15時過ぎに下校。

娘の試験がいよいよ2日後に近づく。
作図の問題を3つ出題。
基本的なことがまだできていない。
どこかで活きるはずだとは思うが,
背伸びした勉強方法を指示していたのかもしれない。

2006年03月04日(土) わかってしまえば当たり前だが
2005年03月04日(金) もう一息のところで
2004年03月04日(木) フレームは面白い


2007年03月04日(日)



 VLF・SST研究会

早朝に起床して,発表用プレゼンに手を入れる。
初めて参加する,法政大渡辺先生のVLF・SST研究会。
発表する相手がわからない状態でのプレゼンは難しい。

9時11分の新幹線で上京。
全く座れず立ったままプレゼンのチェック。
お茶の水で降りて総武線へ乗り換え。
このあたりの風情は昔と変わらない。
飯田橋で降りて歩いて法政大へ。
さすがに都心の大学は高層。

受付で「武藤先生」と大学生から声を掛けていただく。
11月にわざわざ静岡まで来て,授業を見ていただいた方々。
もっと考察を深めておくべきだったかと今更ながら思う。
学食はお休みで弁当を近くのお店で購入し,
頂いた資料を読みながら,早めのお昼。
大学の方から幼稚園の先生まで。
本当にいろいろな方が参加されている。

ゆっくりした流れの時間が一気に早まる。
弥生先生の,主張は明快。
<発問の種類> 
・どんな気持ちですか・・・・感情
・なぜそう思うのですか・・・思考
・どのように行動しますか・・行動
状況→認知(思考)→感情→行動

葛藤は悪いことではない。
葛藤する経験を避けるのではなく,
それを上手く解決することが大事。

「こうすべきだと言われているけれど根拠があるのか?
 なければ,変えても良いのではないか」
という話は納得。
見えない糸で縛られていた自分を感じる。
もっと聞きたいところだ時間切れで残念。

続いての小林先生の実践は面白い!
大学生がシナリオを考えて劇を行い,
それでVLF研究会の授業にしていくお話。
こんな経験をしたら,さぞいい先生になることだろう。
話は一応聞いていたものだが,
こうやってまとまったものを見ると,
先見性や,センスの良さを改めて感じる。

そして自分の発表。
途中のビデオの頭出しに戸惑うが,20分の時間通り終了。
その後の質疑で盛り上がっていただいたのはありがたい。
その後も様々な実践をお聞きし,様々なヒントをいただく。

懇親会は失礼して,静岡へ。
さあ,次に向けてスタートしなくては。


2006年03月03日(金) もっともっと知りたくなる
2005年03月03日(木) 以心伝心とはいかない
2004年03月03日(水) 闘病日記?


2007年03月03日(土)



 つぶやきを生かすことについて

一日ぶりの学校。
朝の練習は生徒の任せて,机の上の整理から。
休んでいても学校は進んでいる。
いろいろな先生,生徒から声を掛けられる。

授業は,空間の角度。
見取り図での立方体上の角度を考えるもの。

授業をしながら思ったのは,
この学校の授業で大事にしているのは,生徒のつぶやき。
多くの方が,それをつないで授業にしている。
発表するよりも気軽だけど,
そうなると,つぶやける生徒は限られる。
ましてや研究授業になると,さらに苦しい。
どんな授業を目指しているのか,
分かっているようでいて,わかっていない。迷いは尽きない。
授業は難しいものだと改めて思う。

昨日自習の無かったクラスでは,調整のため,
プリントで復習。
内接円や外接円を描かせてみる。
スタンドアップ方式でフォロー。
クラスのムードの良さがそのまま出る。
わかることは楽しい。
教えることも楽しい。
考える力を
育てていないのかもしれないが,
そんなことを飛び越えたものが,
ここにはある。
発表に向けて,生徒の意見をまとめなくては。
授業の時間が欲しい。


帰りの会での合唱練習はいまいち。
3年生の思いにどう近づけていくのか。
いい話をたくさん聞いても不満は残る。

明日のVLF・SST研究会のための資料づくりを始める。
印刷・製本をしていると,気になることろを発見。
再度1ページ作り直し。

帰宅してビデオのチェック。
花粉症で,何をやっても集中力が無い状態。
あきらめて就寝。


2006年03月02日(木) 錐体の体積実験
2005年03月02日(水) 自分の存在を知りたくて
2004年03月02日(火) 胃痛治らず


2007年03月02日(金)



 これではいけない

疲れで背中が重い。
起きることができず休暇を頂くことに。
残り少ない授業を自習にするのは辛い。

昼前にいつものカイロプラクティックへ行き,
治療していただく。
こうなる前に,行かなくてはと思うのだが。
さらに午後も爆睡。

夕方から起きて,気になっていたVLF研究会の授業をまとめを。
しばらくして生徒のワークシートを読んでみると,
授業終了時には気がつかなかったことが,いくつか見えてくる。
生徒観・道徳授業観の違いが,自分なりはっきりしてきた。

<従来の道徳>
・何が良いことなのかは,生徒もわかっているが,
現実には,よいと思うことがなかなか実行できない。
・正しいことは正しいのだという思いを高め,
自信を持たせて,行動化させることを狙った授業。
(道徳的実践力の育成)

<VLFの授業>
・何が良いことなのか,生徒たちは,はっきりとわかっていない。
・それを感じさせたり,身につけさせたりすることを狙った授業。
(ソーシャルスキルの獲得・役割取得能力を高めること)

でも,これでホントにあっているのかな?
いつもながらにいい加減な自分。
8割方の見通しが立ったところで就寝。
明日は学校へ行かなくては。


2006年03月01日(水) 理解できない生徒には
2005年03月01日(火) いよいよ3月。
2004年03月01日(月) 胃が痛い


2007年03月01日(木)
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