Just for today !
re-invention



 勝ちすぎない勇気

午前中は,部活動。
卒業した3年生が全員集合しする。
決してチームワークがいいとは言えなかったのに,
こういう時に全員が集まるのが,この学年の面白いところ。
柔道をとことん,好きなメンバーもいて,
2試合を終わった後に,さらに互いに指名して試合を行なう。

昼過ぎ,送別会の看板を作成。

夕方,いつもの2家族を招いて,夕食会。
ストロベリーのマスターとの話に夢中になる。
時代の変化をつかもうとされているのが,よくわかる。
いくつかのことを,教わった。

・子供が考えなくなっていると言うが,大人も考えていない。
学校だけでなく,民間企業もクレームに対して,
きちんとした対応をしようとしていないことが多く,
クレームに対して,責任が自分にはないことを,
主張することから始まる方が多い。
・起業するハードルが高くなった。
自分が店を始めた頃は,完成度の高い店はそうなかった。
だから,自分のようなものでも参入するチャンスがあった。
でも今は違う。
ケーキだけでなく,店構え,パッケージ等のコンセプトが,
全てがそろっていないと満足していただけない。
アイディアだけでなく,かなりの資本が必要だ。
・勝ちすぎないこと,勝ちすぎない勇気も必要だ。
少し成功すると,店を大きくすれば儲かると思いがちだが,
そうばかりではない。
それにより失うものもあるのだということを自覚すべきだ。
何でも限りがあるのだから,勝ちすぎると枯渇するものだ。


道徳関連の雑誌から執筆の依頼が来た。
どうすべきか,迷っている。
何でも挑戦するばかりではなく,
限られた時間の中,仕事を厳選すべきかもしれない。


2004年03月28日(日)
目次