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■ 感動の卒業式
梅も終わり白や紫のモクレンが満開。 桜のつぼみも膨らみ始めた。 早朝から,校内清掃ボランティアの生徒が活き活き。 ちょっと寒いけれど,緊張感のある空気がいい。
転任して初めての卒業式。 式場準備の段取りが,学校によって違うものだと思う。 対面式の卒業式。ひな壇を30万かけて作り, 卒業生一人一人の顔が見えるのはいい。
答辞は総勢6名。 全国大会を目前に,トレーニング過多から故障した生徒など, サクセスストーリーだけでない真実が,感動を呼ぶ。 その中で合唱を4曲。 指揮者伴奏者の入れ替わりもテンポよく, 生徒を前面に出そうとするコンセプトを感じる。 合唱の完成度,迫力は前任校のそれにはかなわないが, 決して合唱ができる学年でなかっただけに, ここまで仕上げたのは,生徒の思いがあるから。 それはもちろん指導の賜物。 「なんで合唱なんか,俺がやらなければいけないんだよ」 と合唱コンクール前に叫んでいたあの生徒が本気で歌っている。 いつもやんちゃなあの生徒も壇上でボロボロ。 たくさんのドラマを垣間見た瞬間だった。 学年部の職員はたまらないだろうな。 なんとも言えない,さわやかな笑顔で退場。 人はどこでどう変わるかわからない。信じていこうと思う。 心に残るいい卒業式だった。 2年後も,これ以上のフィナーレを飾れるようにしたい。
片付けも,野球部・サッカー部を中心に気持ちよく働く。 業者は1時間ぐらいかかると言っていたのだが,30分で終了。
要録も,ようやくあとは所見のみ。ここからが大変!?
家庭訪問を2軒。 この生徒たちも,生き生きと卒業できるような学校でありたい。
2004年03月19日(金)
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