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 春の家族旅行

家族で早朝から清里へ。
この季節にしては雪が多く,雪質もよい。
天気も快晴で,赤岳が美しい。
疲れがあってか,自分の滑りはもう一息だが,
気持ちはリフレッシュ。
このごろ一緒に滑ることの少ない娘も,上手くはないが安定した滑り。
息子は,相変わらず快調にカービングターンを楽しむ。

昼過ぎには風も強まり,早めに引き上げる。
温泉に入って,ゆったりするも,
エレベーター内での息子の行動を叱る。
心を育てることは,よい習慣を身につけること。

小淵沢にあるフィリア美術館へ。
「フィリア」 とはギリシア語で 「愛」 の意味とのこと。
この美術館のテーマは 「平和」。
メインは,アウシュビッツに収容された画家
ミエチスラフ・コシチェルニアクの版画。
獄中で画才を認められたコシチェルニアクは
義務としてポスターなどを描かされていたが、
一方で看守の目を盗み収容所の生活や宗教画も描いてたとのこと。
戦争を知らない次の世代にも,戦争を伝えていかなくては。
息子や娘はどんな感想を持ったのだろうか。
メインの展示室のチェンバロを聞きたかった。

夕陽を浴びながら,原村の馴染みのペンションへ。
いつもながらにおいしい食事。
ゆったりとした時間が流れる。


2005年03月20日(日) 休日に
2004年03月20日(土) まずは目の前にあることを


2006年03月20日(月)
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