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■ 桜の離任式
寒の戻りが多少ある晴天の朝。 しばらくは見納めになるお堀の桜を撮影しながら登校。
複雑な思いが 残るものの この学校に 来るときは ズタズタだったことを 思えば, いい引き際かも しれない。
コブクロの「桜」を聞きながら,ちょっとテンションを上げて登校。 いつものように最後の定点観測。 木蓮はすっかり散り,早咲きの桜も満開に。 もちろん今日は,何もなく, ホッとするやら,問題の根の深さを感じるやら。 それでも,生徒と交わす「おはよう」のあいさつは お互いに複雑な思いや表情を隠して, 努めて明るく見せようとしてくれるのはうれしいもの。
しばらくは職員室にいるが,やがて校長室へ。 もうこの学校の職員ではなくなったような,おかしな感じに。 異動される方々も同じ思い。 離任式では,それぞれが熱く語る。 昨年の今頃は体育館の外だったことを思い出す。 今はここにいない生徒を思って, 短めに信じることの大切さを語るが,十分には伝えきれない。
学年でのお別れ会も開いていただく。 学年のメンバーの顔を見ていると, 暖かいつながり・信頼関係の上に 今までの授業があったことを実感する。 飛び込みに授業ではできないことがここにはある。 一人一人からメッセージをもらい,幸せ者であることを実感。 彼らの2年後が見れないのは,何とも残念。 それは隣で座っている主任も同じことだろう。
早めに帰宅しようと思っていると, 卒業生が来て,16:00に集まるとの話。 そう言ってもらえるうちが華だろうと思い,残ることに。 自分の仕事を引き継ぐM先生,新任のK先生と食事。 時間があるので,お世話になった方々に葉書を書くことに。 こういう時間ができたことも,ありがたいこと。
集まった卒業生とは,話があるようでいて話がないもの。 表情を見て,何となく安心。 クラス会に呼んでもらえそうな関係で終われるのが何よりか。
送別会は,いくつかのドラマが。 「今を生きる」と言う言葉に込められた主任の思いを知る。 自分は語り出すと思わず本音が出てしまうが, それがいいのかどうなのか。 人の話を聞いていると,それがわかるのだけれど。 何にしても自分の甘さが出てきてしまう。 まだまだ修行が足りない。
2005年03月30日(水) 離任式 2004年03月30日(火) 雨の送別会
2006年03月30日(木)
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