三楽の仕事日記
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2010年07月31日(土) もしドラ

 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海著、ダイヤモンド社)を読了。

 この本、100万部を突破したとか。確かに面白い。予想通りの展開・結末で、こんなことがあるはずないと思いつつ、一気に読ませてしまうのは、やはり著者の筆力か。公式ページができているのも頷ける。今やこの本は「もしドラ」と短縮表現するらしい。

 ところでこの表紙(アニメ・ミニスカ女子高生)は売り上げに影響したのだろうか?「顧客とは何か」と考えた結果がこの表紙なのだろうか。


2009年07月31日(金) 田口高等学校での専門部会に出席
2008年07月31日(木) 1日のんびりと
2007年07月31日(火) モラロジー教育者研究会
2006年07月31日(月) バスケ男子県大会1回戦勝利!
2005年07月31日(日) 四日市大池中資料作成
2004年07月31日(土) 県大会終わる
2003年07月31日(木) 朝の4時まで!!!

2010年07月30日(金) 学習指導要領・数学・資料の活用について

 学校が夏季休業に入ったこともあり、電話連絡や文書も少なくなり、所員も比較的落ち着いて仕事ができる日が続いている。決裁する文書も減り、僕も情報整理に集中できる環境においてもらっている。ありがたい。

 今日は、先日から始めた学習指導要領の学習の続き。数学科の解説書、特に新領域「資料の活用」を熟読。

  この領域の名称を「資料の活用」としたのは、これまでの中学校数学科における確率や統計の内容の指導が、資料の「整理」に重きをおく傾向があったことを見直し、整理した結果を用いて考えたり判断したりすることの指導を重視することを明示するためである。(数学・解説書49ページ)

 これまではどちらかというと、例えばヒストグラムについて理解し作成することが授業の目標となっていたが、これからはヒストグラムはコンピュータを使って短時間で作成し、そこから資料分析したり、傾向を読み取ったりすることに学習の重点を置くということ。もちろん大賛成。解説書を読みながら、「授業をすることができたら・・・」という思いで、ついつい授業ネタを考える。U指導主事には「校内月別ケガ件数には、何かしら傾向があるのでしょうか」といきなり質問をして、仕事のお邪魔を。申し訳ない。

 先日開催された文科省説明会に出席された東三河教育事務所指導主事に説明会での内容を電話でお聞きしたり、紹介を受けた「なるほど統計学園」を見たりと、数学教育に集中できた至福の時間。

 ***

 今日は4月から通算39回目の懇親会に出席。挨拶では、大村はまさんと野口芳宏さんの教師研鑽の言葉を紹介。続いて教師力アップセミナーのPR。懇談の中では、僕の飛び込み授業のことで一盛り上がり。今日も楽しい時間を過ごさせていただいた。


2009年07月30日(木) 教育委員会月報執筆「校務の情報化の実際」
2008年07月30日(水) 来年度重点施策提案
2007年07月30日(月) 日記へのアクセス増加
2006年07月30日(日) 吉朝に会いたい
2005年07月30日(土) 一宮七夕落語「吉朝独演会」お手伝い
2004年07月30日(金) 尾張旭市で講演
2003年07月30日(水) 授業の原理・原則

2010年07月29日(木) その教科の特質に応じた道徳指導とは

 来年度から本格実施される学習指導要領では、道徳教育重視の観点から、各教科の「指導計画の作成と内容の取扱い」の項に、以下の記述がある。

 第1章総則の第1の2及び第3章道徳の第1に示す道徳教育の目標に基づき,道徳の時間などとの関連を考慮しながら,第3章道徳の第2に示す内容について,○○科の特質に応じて適切な指導をすること。

 以前から、「○○科の特質に応じての道徳指導」にとても興味があった。そこで、各教科の解説書には、この表記に対応してどのように記述されているか、一覧表を作成してみた。所長の仕事?と思われるかもしれないが、皆さんが滞りなく業務をこなしていただいているので、時間を費やせるのである。ああ、幸せ。

 調べてみると、全ての教科でパターン化されていることが分かった。その箇所は以下の青字のところ。

 ○○科における道徳教育の指導においては,学習活動や学習態度への配慮,教師の態度や行動による感化とともに,以下に示すような○○科の目標と道徳教育との関連を明確に意識しながら,適切な指導を行う必要がある。

 *教科目標を示した後に「教科の特質に応じて」に関連した記述あり。
 *国語と保健体育(体育)は小中まったく同じ記述。他教科もほぼ同じ。

 次に,道徳教育の要としての道徳の時間の指導との関連を考慮する必要がある。○○科で扱った内容や教材の中で適切なものを,道徳の時間に活用することが効果的な場合もある。また,道徳の時間で取り上げたことに関係のある内容や教材を○○科で扱う場合には,道徳の時間における指導の成果を生かすように工夫することも考えられる。そのためにも,○○科の年間指導計画の作成などに際して,道徳教育の全体計画との関連,指導の内容及び時期等に配慮し,両者が相互に効果を高め合うようにすることが大切である。

 勢い込んで調べたけど、ややがっかり。再度、読み直していると、教師の態度や行動による感化に目がとまった。しかも「教科の目標と道徳教育との関連を明確に意識する」という記述の前に書いてあるじゃないか。

 これは「教師の態度や行動が子どもの道徳心を育てますよ」ということ。「人は人によりのみ人となる」ということ。当たり前なのだけど、とても重要なことが書かれていると認識。ええこと書いてあるなあと感心。


2009年07月29日(水) 新規提案と各種原稿チェック
2008年07月29日(火) 児童生徒支援対応教員連絡会
2007年07月29日(日) 光ヶ丘中おやじの会HPの秘密
2006年07月29日(土) 一宮たなばた落語ランド1日目
2005年07月29日(金) 19日間の研修最終日
2004年07月29日(木) グループウエア研修(2)
2003年07月29日(火) 教育の情報化推進セミナーにて

2010年07月28日(水) 第8回学校教育の情報化に関する懇談会

 「第8回学校教育の情報化に関する懇談会」に出席。今日は東京・神保町如水会館にて。

 今回で「教育の情報化ビジョン骨子案」の検討終了。僕は2回発言。1回目は考えをコンパクトにまとめて表現できず後悔。

 伝えたかったことは、児童生徒一人一人に情報端末を持たせるのであれば、学習者用デジタル教科書の使用に限らないほうがよい。学校生活のあらゆる場面で使うようにさせた方がよい。それができてこそ、ビジョンに掲げられた「子どもたちが教え合い学び合う協働教育」が実現するという考え。

 学校生活での日常的活用のアイデアは、事前に送付しておいた。骨子案には、僕の考えを受けて、情報端末の項に「また、日々の学校生活のあらゆる場面において、子どもたちが協力し合いながら活動するために情報端末技術を活用することも有用である」と一文が加えられた。これはとてもうれしいこと。

 本日、懇談会で配布された資料をみると、僕が送付した意見はどうやら懇談会資料サイトには掲載されないようなので、この場で皆さんに示しておきたい。長文だが、ぜひお目通しいただきたい。

 ☆☆☆

 例えば、以下に示すように、子どもたちが学校生活の様々な場面で、端末を日常的に使うことによって、情報端末は自らの学びを創造する機器と認識し、自ら課題を見つけて、学びを広げたり高めたりする子ども、教え合い学び合う子ども、協働的な活動により新たなものを生み出す子どもたちを育てることができると考える。ぜひビジョンには、このような考え方を示す文言を加えていただきたい。

○ 学校生活で情報端末を日常的に使う場面例(端末に流れる情報や利用サイト)

1. 我が校のニュース
子どもたちによるニュース発信。学級の出来事、授業や総合的な学習のワンシーン、今日の給食の感想、部活動の試合結果や様子、仲間の活躍、今日のうれしかったこと報告など、校内の一人一人を結びつける情報源。

2. みんなの「はてな」
 自分のちょっとした疑問「はてな」を書き込む。みんなでその「はてな」の解決に向けて書き込み。

3. みんなの「発見」
 生活の中で「こんな発見をしましたよ」という報告掲示板。通学路で発見、校内で発見、お店で発見、自宅で発見、新聞テレビで発見、ネットで発見など。

4. みんなの「いいとこみつけ」
 子ども同士が友だちのよいところを書き込み交流。

5. 学校版・熟議カケアイサイト
 様々なテーマで子どもたちが論議。テーマ設定は例えば児童会や生徒会。例:みんなに聞きたい今年の運動会競技について。

6. アンケートシステム
子どもが学級や学校、地域の仲間の考えを聞くためのアンケートシステム登載。

7. 作品等貯蔵庫
 過去の美術作品や合唱等を見たり聞いたりできる。運動会や体育大会での演技、文化祭や合唱祭での発表を見ることができる。

8. 図書館情報サイト
 新作図書のお知らせ。予約。公共図書館との連動あり。みんなの読書記録。互いに読後感想交流。

9. 端末に流れる「明日の授業」
 我が学級の明日の時間割、持ち物、宿題(→参考教材提供サイト、デジタル教科書情報あり) 担当教師等からのメッセージ(動画も含む)あり。

10. 今日の「心の天気」
 帰りの学級の時間に、一人一人の子どもが今日の自分の心の天気(快晴、晴、曇、雨、雪、大雪、雷雨など)をクリック入力。学級担任、学年主任、養護教諭、管理職等へデータの自動転送。例:雨が3日続く子ども→どうしたの?という声かけ。

11. あなたへの連絡サイト
 委員会、部活動、係活動等の個別連絡(学校の一斉放送による個別連絡は避けたい)

12. あなたの学びを広げる情報サイト
 土日や休日に開催される各種行事の案内が流れる。教育行政機関からの子どもたちへの情報提供。

13. 自分の学びノート
 自己の様々な記録が入力・保管できるサイト。50m走、縄跳び、読書記録、お手伝い記録など様々。

 ☆☆☆

 2回目の発言は、「学校現場で一番関心があるのは、子どもたち一人一人が情報端末を持った時に、授業がどう変わるかということ。しかし、このビジョンからは読み取れない。今後、明確にされてくると考えて良いか」という確認。

 座長が僕の意をさらに後押ししていただくコメントをしていただいた。ありがたい。

 ***

 名古屋へ戻って、懇親会に出席。挨拶ネタは「脳の記憶」の話。今日もとても楽しい時間を過ごさせていただいた。皆さんに大感謝。

 


2009年07月28日(火) 児童生徒支援対応教員研修会
2008年07月28日(月) 秋田県総合教育センターへ
2007年07月28日(土) 花火鑑賞士さんのレクチャーのもとで
2006年07月28日(金) 学校ホームページアクセス数
2005年07月28日(木) 大盛り上がりのパーティ
2004年07月28日(水) 愛日地区栄養職員研修会にて
2003年07月28日(月) 教頭会議

2010年07月27日(火) キャリア教育の授業

 明日開催の「学校教育の情報化に関する懇談会」で提案される「教育の情報化ビジョン(骨子)【案】」がメールにて届く。

 まずは、事前送付しておいた自分の意見が、ビジョンに取り入れられたのかどうかを確かめる。うれしいことに一文が加えられていた。気分をよくして熟読。明日の会議が終了したら、ここでも我が意見を紹介したい。

 管理職パワーアップ講座のプレゼンづくりに集中。これで資料、DVD、プレゼンが完成。ようやく講座の準備完了。校長先生方の反応が楽しみ。

 昨日に続いて、学習指導要領の各教科解説書に書かれた道徳指導の箇所を抜き出し。各教科の記述を並べてみる。小学校では、一定のパターンで書かれていることが判明。なるほど!なるほど!次は中学校を調べてみることにする。

 ***

 10月開催の読売教師力セミナーの打合せに出掛ける。今回のテーマは「キャリア教育」。小学校・中学校での模擬授業、シンポジウム、それを受けての模擬授業を行うことまでは決定済み。

 今日は、模擬授業について協議。ところが大座礁。うなり声ばかり続く状態。4時間かかっても、正直、光すら見えてこない状態。今回のテーマを提案した者として責任を十分感じている。困った。決まったことはセミナータイトルのみ。「キャリア教育事始め」。これは志水廣先生発案。次回協議日を決めて解散。


2009年07月27日(月) スクール55授業を見るプロ新作
2008年07月27日(日) 「続 獄窓記」を読む
2007年07月27日(金) 秋田県総合教育センターへ
2006年07月27日(木) 老人会で落語
2005年07月27日(水) 研修もあと3日
2004年07月27日(火) 講演資料づくり、はかどる
2003年07月27日(日) 吉朝の会はどうなるか

2010年07月26日(月) ○○科の特質に応じて適切な指導をするとは

 (仕事日記を再開します。)月曜日。いつものように今週、来週の予定を確認して、懇談会等での挨拶原稿作成。

 その中で、新学習指導要領の特徴の一つ、各教科の「指導計画の作成と内容の取扱い」の項で記載された次の記述に改めて注目。

 第1章総則の第1の2及び第3章道徳の第1に示す道徳教育の目標に基づき、道徳の時間などとの関連を考慮しながら、第3章道徳の第2に示す内容について、○○科の特質に応じて適切な指導をすること。

 というのは、文部科学省から各教科の解説書が出される前に、ある教科調査官から次のような言葉を聞いたからだ。「『○○科の特質に応じて適切な指導をすること』の記述を受けて、解説書では具体的にどう示すのか、このことでとても苦しんでいます」と。「確かに難しいですね」と言葉を返した覚えがある。

 挨拶の折りに、このことを話題にして、皆さんに「○○科の特質に応じて」の具体化について考えてもらうことにして、まずは下調べ。所内でも話題に。


2009年07月26日(日) Innovative Teachers Day 2009
2008年07月26日(土) 書籍「なごやの古代遺跡を歩く」
2007年07月26日(木) なるほどなっとく!
2006年07月26日(水) バスケット男子愛日大会優勝
2005年07月26日(火) いよいよ大詰め
2004年07月26日(月) 県大会出場、続々
2003年07月26日(土) 愛日大会見送りに始まり

2010年07月16日(金) 久々に向山洋一さんが話題に

 このごろの日記は、業務以外のことが多いと思われている方もあるでしょう。立場上、書けない業務が多いのです(笑)。

 ***

 今日も懇親会に参加。挨拶ネタは、仲間の力で実現した「教師力アップセミナー」。挨拶で向山洋一氏の名前を出したことがきっかけになって、Mさんと法則化が全国に広がりつつあった頃の話で一盛り上がり。向山氏の凄さで論議。僕は、全国各地に学ぶ集団(サークル)を生み出したことだと考えている。刺激を受けて、「振気会」を立ち上げたあの頃がとても懐かしい。

 お読みいただいている皆様、いつもありがとうございます。少しの間、仕事日記お休みします。


2009年07月16日(木) 豊橋市立羽田中学校へ
2008年07月16日(水) 連携の会
2007年07月16日(月) 秋田講演の要項完成
2006年07月16日(日) 第14回東海地区中学・高校ディベート大会
2005年07月16日(土) 東京でプロジェクト会議
2004年07月16日(金) 第1回地域ふれあいフェスティバル実行委員会
2003年07月16日(水) 「エコライフのうた」がFM新潟で

2010年07月15日(木) キャリア教育と問題解決学習

 以前に名古屋大学の柴田好章先生からこれからのキャリア教育について学んできたことを書いた。柴田先生が書かれた論文もいただいた。以下はその中からのメモ。

 「学校教育は格差社会を変える力になるか キャリア教育としての問題解決学習の可能性を展望して」
  考える子ども社会科の初志をつらぬく会NO.328


 今回の学習指導要領の改訂では、キャリア教育推進の方向性が明確に打ち出されている。筆者も学校で学ぶことを生きることや働くことにつなげていくことが不可欠であり、そのためにキャリア教育の推進は重要であると考えている。

 ただし現在推進されているキャリア教育は大きな問題をかかえており、すでに様々な批判も展開されている。批判の主な向かい先は、キャリア教育の心理主義的、適応主義的な傾向性である。児童・生徒の勤労観、職業観を重視するあまりに、今日の職業生活への移行を難しくしている諸問題を個人の内面的な意欲や責任感の問題に矮小化してしまってはいないか、あるいは「あてのない自分探し」をさせてしまっていないかという批判がなされている。また雇用される者として必要とされる能力を高めることばかりに力点をおき、当然ながらにもっている権利への自覚や、社会を変えていこうとする力(すなわち抵抗力)を育てていないという批判がなされている。


 柴田先生はこれらのキャリア教育の問題を解決するには、問題解決学習が有効であると述べられている。

 自分たちの将来の暮らしは立ちゆくのかどうかという問題を見据えながら、子どもにとって具体的に活動しながら考えることができる手応えのある学習を展開していく必要がある。それが、個を強くすることであり、教育が個の変容を媒介として社会を変革していくことになる。

 労働の尊厳を守る上での企業の社会的責任のみならず、消費者の社会的責任をも視野に入れたキャリア教育として問題解決学習を展開していくことが、今後必要になってくるだろう。


 いただいたプレゼン画面資料「なぜ、学び合いか?学校教育は格差社会にどうたちむかっていくべきか?」では、学校から社会というタイトルシートで、次のように表記されている。

 社会の中で、
 学ぶこと、働くことの価値を大切にする社会へ
 学校が学びのコミュニティとなり、
 それが、学ぶこと、働くことの価値を大切にする社会の原型となる。
 学校内のコミュニティから実社会のコミュニティ

 学び合いの可能性
 役割を分担しつつも、他人にすべて委ねるのではなく、共感しながら互いの様子を見守る姿


 特にこのメモの後半が重要なのだけど、書き始めてみると、まだまだ自分は理解が浅いと思った。今度お会いする時にさらに学ばせていただこうと思う。

 教員研修センターから出されたキャリア教育DVDを見る。以下は「キャリア教育の誤解」の章からのメモ。

 中学生がもっと指導してほしかったと答えた項目は「自分の個性や適正を考える学習」
 中学校進路指導に対しての保護者の期待「学ぶことや働くことの意義を考えさせる学習」
 小学校ではキャリア教育は早すぎないかという問いに対して、夢を持つこと自体は極めて重要。夢を大切にしながら、現実吟味の視点を持たせることが課題。
 「なりたい」と「なれるわけではない」の間にあるものが見えない子ども。
 仕事のネットワーク、仕事の相互関連性を子どもに伝える。
 あこがれの多角化が大切。


 あこがれをなかなか持てない子どもたちに「あこがれの多角化」提案・・・。う〜む。


2009年07月15日(水) 堺市中学校教頭研修会にて
2008年07月15日(火) やる気は脳ではなく
2007年07月15日(日) 秋田講演の骨子を考える
2006年07月15日(土) 読売教師力セミナーで大きな特集記事
2005年07月15日(金) 研修5日目
2004年07月15日(木) 選手激励会
2003年07月15日(火) 市P連母親研修会

2010年07月14日(水) 管理職パワーアップ講座の映像準備に

 午後遅くから、この夏の「管理職パワーアップ講座」で見てもらおうと思っているDVD編集にメディアワークスへ出かける。

 パワーアップ講座では、優れた実践家の語録を紹介し、教育の本質、原理・原則について学んでいただこうと思って資料を準備している。「教師力アップセミナー」にこれまで来ていただいている野口芳宏先生、有田和正先生らの講演DVDから、これぞ「教育の本質、原理・原則」というシーンを抜き出して、1本のDVDにまとめてもらった。僕のメモだけを頼りにそのシーンを検索。「2時間の講演のおそらくこのあたり・・・」といった曖昧なお願いにも、いつものようにO社長は快く対応していただけた。3時間余もおつきあいいただいた。ご迷惑の極み。猛省

 おかげさまで、紙+映像資料の準備が完了した。あとはプレゼンづくり。この夏は、例年以上に講演の機会をいただいた。その中で「パワーアップ講座」は、僕にとっては新分野。新ネタで臨む。皆さんの反応が今から楽しみ。


2009年07月14日(火) 愛知県公立高等学校入学者選抜方法協議会議
2008年07月14日(月) 志賀内さんプチ紳士を探せ3周年
2007年07月14日(土) レバレッジ時間術
2006年07月14日(金) 暑い〜
2005年07月14日(木) 研修4日目
2004年07月14日(水) 来客多し
2003年07月14日(月) どんよりした日

2010年07月13日(火) 分校訪問

 愛西市立立田南部小(本校)と我が地区唯一の分校・立田南部小福原分校を訪問。本校では地域の方が子どもたちに愛西音頭を熱心にレクチャーされている場面を拝見。見様見真似で、動きを短時間でマスターしていく子どもたち。子どもは柔軟、吸収力抜群。微笑ましい光景があちこちで見られて、心が洗われる。

  「もっと心が洗われますよ」と言われた校長先生と一緒に分校へ移動。分校の運動場は全面芝。手がきちんと入っている芝の美しさに見とれる。玄関で飛び込んできたのは、この地の生き物。そして、歴代の全校写真集。まるで家族の歴史写真を見ているよう。

 僕たちを全校生徒4人が温かく迎えてくれた。2年生2人による私たちが見つけた野鳥記録(クイズとかわいらしい動き入り)、5年生の2人は、課題追究型の野鳥観察記録。野鳥の動きに注目した立派なプレゼン。どの子もしっかりと前を向き、こちらの反応もとらえながらの堂々たる発表。特に5年生は原稿を手元に置かず、もちろん見ることもなく、アドリブもあり。感激の発表会。この段階まで指導を重ねられてきた先生方にも頭が下がる。

***

  原稿「著作権教育と教育委員会の対応」の執筆で格闘。一時期、のたうち回る状態。「教育委員会はなぜ腰が重いのか」などという節を立てたころから、少し上向き。


2009年07月13日(月) 解散・総選挙決定
2008年07月13日(日) 新教育課程中央説明会報告書づくり
2007年07月13日(金) 飛び込み授業
2006年07月13日(木) 見える化システムが見える
2005年07月13日(水) 研修3日目
2004年07月13日(火) うむ、カウンタは?
2003年07月13日(日) みんないこまい寄席

2010年07月12日(月) スクール55大西さんのコラム最終回

 スクール55コラムは月曜日更新。今日は、(1)インタビューコラム「我が町の教育情報化奮闘記」の第2回と、(2)授業を見るプロにインタビュー「学ぼう! 大西貞憲の授業眼力」の第25回(最終回)がアップされた。

 今回で最終回となったコラム「学ぼう! 大西貞憲の授業眼力」は、僕が大西さんにお願いをして実現したもの。いつもシャープな授業診断をされる大西さん。その大西さんが授業を見ている時の脳の中を明らかにしようと始めた企画。大西さんの明晰な頭脳レベルに合わせて、難問をぶつけ続けてきたが、最後まで大西さんから白旗が揚がることはなかった(笑)。授業というものを観察者の立場から明らかにした25回のコラムがとうとう終わった。

 大西さんと知り合って24年。世の中で僕の授業を一番多くみていただいているのが大西さん。助言をいただくたびに、授業の面白さや奥深さを知り、さらに授業へのめり込んでいく自分があった。授業がこんなに好きになったのは、大西さんのおかげ。改めて感謝したい。

 ありがたいことに、このコラム「学ぼう! 大西貞憲の授業眼力」は、再構成されてブックレットとして発刊されるとのこと。ネットだけではなく、冊子の形で残るのもとてもうれしいこと。


2009年07月12日(日) スクール55新コラム発信
2008年07月12日(土) 家庭教育シンポジウム
2007年07月12日(木) 愛知県学力学習状況検証改善委員会
2006年07月12日(水) 地域ふれあい学びフェス小実行委員会2
2005年07月12日(火) 研修二日目
2004年07月12日(月) 伝わっていたとは!
2003年07月12日(土) 今日も出校

2010年07月11日(日) 勉強好きにする校長先生

 「愛される学校づくり研究会」を開催。今回も多数の参加あり。遠くは新潟・亀田東小からW先生も。大感激。

 前半は、私の愛される学校づくり実践報告。初めは扶桑中N校長から「情報モラル教育実践」について。実践前後のアンケート調査をもとに実践の分析。興味深い報告があった。

 次に僕から「学校公開日に保護者の皆さんに長時間楽しんでもらうための仕掛け」を報告。例の卵販売の話も披露。

 後半は、日本教育工学会全国大会での発表内容をグループに分かれて検討。メンバーがメンバーだけに、どこも活気ある話し合いが続く。互いに報告し合って、予定通り3時間で終了。

 研究会開始前に、倭小学校長・中林先生(前太郎生小学校長)を駅までお迎え。会場に向かう車の中で、すぐさま情報交換。良い機会なので、僕の最近の中林校長のイメージを伝える。それは「職員を勉強好きにする校長先生」。先日の三重でのフラッシュ型研修でも、かつての太郎生小学校の先生方はもちろん、4月から赴任された倭小学校の先生が8名も参加。小牧で開催している「教師力アップセミナー」には、太郎生小学校時代からほぼ(?)皆勤の先生もみえる。初めは校長先生のお誘いに気を遣って参加(推測)ということもあったと思うけれど、今でも太郎生小学校時代の先生方は、あちこちの研修会に出掛けてみえる。実際に何度かお会いすることができた。「学び続ける教師」は太郎生小の偉大な遺産の一つ。

 中林先生に車の中で言われて気になっている言葉がある。「橘大学で開催された野中信行先生の講座DVDを見ましたよ。玉置先生、あの時の若い教師、あまり褒めていませんねえ。もっと褒めてあげたらいいのに。落語家になった方が良いと言われていましたね。」

 確かに。その通りの発言をした。野中先生が僕を「落語が得意」といったフレーズで紹介されたこともあって、そっちに気がいってしまっていたことを思い出す。

 こう言えばよかった。「落語家になればいいほど。つまり聴衆反応に合わせることができる柔軟性があるということ。さらに言えば、授業の受けがとてもうまいということです。野口芳宏先生は、授業には攻めと受けがあって、特に受けの技を高めるのは難しいと言われていましたよ」と。

 確か、僕がまだ30歳代だったと思うが、野口先生に直接お聞きしたことがある。「授業の受けの技を高めるにはどんな勉強をしたらいいのでしょうか」と。ちょっと間があって「難しいことだねえ、それは。まあ落語を聴くことはいいと思うよ。私は時々寄席に行くんだよ」と言われた。

 ところで、「ご飯と味噌汁の授業を成立させるのに、受けの技術は必要なのか」なんていうことが浮かんでしまった。8月に野中先生とお会いできる。楽しみがまた一つ増えた。


2009年07月11日(土) 東京国際ブックフェア・教育ITソリューション専門セミナーで講演
2008年07月11日(金) 原稿通し読み
2007年07月11日(水) 伝え合う力を養う調査研究事業担当者連絡会
2006年07月11日(火) 100年頑張っても・・・
2005年07月11日(月) いよいよ研修開始
2004年07月11日(日) こまきあんず主催の講演会へ
2003年07月11日(金) 来客、電話が多い日

2010年07月10日(土) 1人1台の情報端末を学校生活全般で使いたい

 土曜日。昨日視聴した動画「第7回学校教育の情報化に関する懇談会」を受けて、自分の意見をA4判2枚にまとめて文科省事務局へ送付。

 自分の意見は、1人1台の情報端末の活用が授業に限定されているように読み取れるので、学校生活全般での活用を想定しているようにビジョンに加えていただきたいというもの。12の具体的な場面を提示。子どもたちがわくわくする夢が膨らむ提案になったと思うが、さて懇談会では・・・。

 明日の「愛される学校づくり研究会」の提案レポート作成。タイトルは「多くの保護者が長時間楽しめる学校公開日となるための仕掛け」。続いて、明日の進行についての提案資料作成。

 群馬県太田市の伏島先生から送られてきたスクール55コラム「我が町の教育情報化奮闘記」(第2回)の原稿に、僕のコメントを加えて完成。事務局へ送付。

 iPadで初めての電子書籍「志高く 孫正義正伝」を読了。ガラス面に照明が映り込む、長く持っていると疲れる、習慣となっている「これは!」と思うフレーズがあるページ隅を折って読むことができないという3点が残念。

 読後の孫氏のイメージは「鬼の勝負師」。大波かぶって瀕死の状況からの復活劇は何度あったことだろうか。壮絶な生き様に体の震えを覚える。ビルゲイツの語録「僕は失敗しないのは、成功するまで続けるからだ」を思い出す。


2009年07月10日(金) NHKでリポート
2008年07月10日(木) 解決を祈るばかり
2007年07月10日(火) 義務協専門部会要項完成
2006年07月10日(月) 東大で野間さんの講義を受ける
2005年07月10日(日) 校内ネットワーク活用プロジェクト会議2日目
2004年07月10日(土) 社会を明るくする運動小牧市民大会で落語
2003年07月10日(木) 美術もスモールステップ

2010年07月09日(金) 「学校教育の情報化に関する懇談会」の資料・動画配信

 午前中は三の丸庁舎で会議。午後は津島市文化会館で開催の「愛知県市町村教育委員会連合会総会」に出席。戻って通常業務。午前中の会議を受けて相談。

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 7月7日開催の「学校教育の情報化に関する懇談会」の資料・動画が配信された。会議の初めから終わりまでしっかり視聴。ヘッドフォンをして、PC画面に向かい、委員のそれぞれの意見に一人突っ込み。

 これまでの会議で一番面白い話し合いがされたというのが感想。文部副大臣から「いいとこみつけ」のフレーズが2回も登場。情報化に期待する思いもよく分かった。2時間見るのは大変だと思うが、視聴の価値あり。「教育の情報化ビジョン骨子(素案)」も目を通されると良い。僕は、N先生のいつも以上の鋭い発言に溜飲を下げることができた。


2009年07月09日(木) NHKテレビお知らせ
2008年07月09日(水) すっきり
2007年07月09日(月) 雷門幸福さんに依頼
2006年07月09日(日) 第4回いきいき寄席
2005年07月09日(土) 明るい社会づくりで落語口演
2004年07月09日(金) グループウエアは、より小牧市版へ
2003年07月09日(水) 日数教での授業に向けて

2010年07月08日(木) 管理職パワーアップ講座準備を続ける

 明日の会議での提出資料について精査。特にその妥当性について、僕なりに検討。読み込むほど、熟考のあとがよく分かり納得の資料。

 今日も「管理職パワーアップ講座」の資料づくり。「優れた実践家の語録から学ぶ教育の本質」と題して、1時間余の話をすることに決定。今までの僕の蓄積から、野口芳宏先生や有田和正先生ら数人の方の至極の一言をピックアップして編集。資料はほぼ完成。あとは過去の「教師力アップセミナー」での映像から、実践家の語りのピックアップ作業(これが大変でもあり、楽しみでもあり)をして完成予定。初ネタ完成も近い。

 著作権教育について、県の取組等について資料収集。いくつか見えてきたことがあり、まずはほっと一息。

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 懇親会に参加。今日の挨拶ネタは「言わなければならない時はある(文部科学省編、新聞社編、ネット会社編)」。真剣に聞く中で、適度に笑ってももらえた。今日も楽しく懇談。野口芳宏先生ファンと遭遇。しばし野口談議。

 朝日新聞への投稿記事「児童館の役割 子どもの悩み聞く場にも」(岩手子ども環境研究所理事長)に注目。この記事は、小牧のAさんが、児童館づくりにちょっぴり関わっている僕を気にとめていただき、提供してもらったものだ。体験に基づいた提言の一つ「児童館を遊びの提供だけでなく、総合的福祉施設としての機能を併せ持つ施設にする」で考えることあり。さっそくメモ。


2009年07月08日(水) 庁内情報モラル会議
2008年07月08日(火) 議会図書室で
2007年07月08日(日) 20年目を迎えた小牧落語を聴く会
2006年07月08日(土) PTA役員会&全委員会
2005年07月08日(金) 小牧市IT情報化推進会議
2004年07月08日(木) 名人会集会にて
2003年07月08日(火) 健康器具を買う

2010年07月07日(水) 県教育委員学校訪問随行

 県教育委員学校訪問の随行で、飛島学園小中一貫教育校飛島中学校・飛島小学校へ。施設の凄さは言うまでもない。新校舎での開校年度に小中一貫教育研究発表会がやれるほど、地に着いた小中一貫教育ができていることも素晴らしいこと。教育委員さんからも賞賛する声が続いた。

 事務所に戻り、通常勤務。文書決裁、来庁者との懇談、昨日から始めた管理職パワーアップ講座の準備など。

 昨夜届いた資料、本日の「第7回学校教育の情報化に関する懇談会」で提案されている「教育の情報化ビジョン(骨子)素案」を印刷して熟読。所内では動画がみることができず残念。

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 11日開催の「愛される学校づくり研究会」での提案準備。国際大学GLOCOMの豊福先生からいただいた論文へのコメント等を精読。指摘部分を考える。


2009年07月07日(火) 人間ドック小咄
2008年07月07日(月) 七夕
2007年07月07日(土) 義務協の議事録
2006年07月07日(金) 山男の記念講演に感銘
2005年07月07日(木) 今日も研究授業あり
2004年07月07日(水) 講演「学校運営あれこれ」を聴く
2003年07月07日(月) 雨が続くなあ

2010年07月06日(火) 私の愛される学校づくり実践コラム開始

 通常業務。出張等が多く、所内は閑散とした状況。管理職パワーアップ講座の準備開始。今年は地区の校長先生方が対象。他に類のない講座を発案。よい機会なので、自分を追い込むことも決意。

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 懇親会に出席。来賓挨拶。ネタは「附属は研究のメッカ」。そして、急遽追加した「ウグイスネタ」は不発(泣)。今日も多くの皆さんと楽しく懇談。

 スクール55新コラム「私の愛される学校づくり実践」発信開始。第1回目は一宮市立黒田小学校の平林校長の実践。

 この実践は、始業式に、全校児童に「数ある樹木の中から、自分の木(気になる木)を見つけよう!」と呼びかけたことから始まる。詳しくはぜひここでご覧ください。

 黒田小学校のホームページでは、このコラムを「ネットワークの拡大」と題した記事の中で紹介していた。校長の思いの発信は大賛成。この学校のホームページも1日の記事数、内容とも凄い。


2009年07月06日(月) 今日もi−モラル取材
2008年07月06日(日) 新教育課程中央説明会のまとめ開始
2007年07月06日(金) 第2回学校担当者会議
2006年07月06日(木) 東海北陸中学校長会1日目
2005年07月06日(水) 7月愛日校長会議
2004年07月06日(火) 「第九演奏会」実行委員会
2003年07月06日(日) 第55回小牧落語を聴く会

2010年07月05日(月) マイタウンマップコンクール実行委員会

 月曜午前の早い時間から山の決裁板。ということは、どなたか土日に出てきて仕事をされたということ。エアコンも入らないムシムシした所内でのお仕事。申し訳ないと思いつつ、僕にはなんともできず。せめて早く決裁をして次の仕事に入っていただくことが精一杯。

 国立教育政策研究所が発行した「いじめ追跡調査2007-2009 いじめQ&A」が手元に届いた。精読。重要ポイントをメモ。例えば「いじめを減らすために」と書かれた以下の記述。

 トラブルが起こることも含めて集団というものを受け入れること。その中でトラブルを回避するために自分はどうすべきかに気づくこと。また集団内の他者から認められる喜びに気づくこと。最終的には自ら進んで他者や集団に貢献することが誇りになることや、そうした教育活動が確実に行われていくことがいじめ防止になる。

 年休をとって東京へ。伝統あるマイタウンマップコンクール実行委員会に初参加。委員就任は、かつての光ヶ丘中の子どもと先生方のおかげ。おそらく3年連続入賞(おやじの会も含めると4回)の実績があってのこと。

 今年度のコンクールの概要確認とさらなる今後について協議。ここでも21世紀型学力が話題となった。僕はその話題から離れて、入賞した光ヶ丘中の作品はほとんどがPDFだったこと、デジタルテクニックではなく、子どもたちが地域に興味を持ち、地域のことを自ら調べ、地域への愛着や、地域とのつながりを強くしていった経緯を大いに評価されたものと理解している。この評価眼は今後もぜひ継続していきたいと発言。「学びのプロセス」を評価するコンクールであることを強調したらどうかとも発言。

 今日も異業種の皆さんと刺激的交流をさせてもらえた。皆さん、情報教育通の方ばかり。「学校教育の情報化に関する懇談会」の今後について質問を受けた。ちみなみに、今日の読売新聞社説は「デジタル教科書 性急な導入には反対だ」。世間の注目を集める会への参加は身が引き締まる。


2009年07月05日(日) ひさびさの学校評価研究会
2008年07月05日(土) なぜあの人は人前で話すのがうまいのか
2007年07月05日(木) その道の達人登録進む
2006年07月05日(水) 富山へ移動日
2005年07月05日(火) 7月校長会議で協議
2004年07月05日(月) 富木島中授業研究会
2003年07月05日(土) うれしいニュース

2010年07月04日(日) 第3回味岡児童館を創る会

 第3回味岡児童館を創る会のため味岡市民センターへ。今日は中学生も多数参加。40名を超える皆さんの出席があり感激。

 今日の会議の目的は、児童館館庭の概要を決定すること。会長挨拶後、僕がこれまでの話し合いの経緯をプレゼンで説明。議題を意識して、味岡児童館のコンセプトと館庭への意見や要望を並列的に提示。

 続いて設計士のNさんから、これまでの意見・要望を受けての館庭新提案の説明。これがとても良い提案。懸案になっていた「築山、広さ確保、味岡の森、菜園」などすべてをクリアした提案。極めつけの言葉は、「築山を南西に配したことで、庭を本館から、そして築山から眺めることができる劇場型の広場になるのではないでしょうか」。「劇場型」という言葉が新鮮。

 説明を聞いている皆さんの笑顔を見て確信。この案でいける!と。運営委員一人一人にも思いを発表してもらって、皆さんに意見を求める。細部にわたる要望は出たが、みなさん新提案に賛成。拍手で「味岡児童館らしい劇場型館庭」を決定。

 館庭に響き渡る元気な子どもたちの声。広場での催し物を築山や本館から眺める子どもたちや大人。ますます夢が広がる案を皆さんの創意で決定できたことに大満足。

 続いて開館時間や休館日についての話し合いに移る。子育て支援課Mさんから、他の児童館がどのような考えで開館時間や休館日を決めているのか、詳細な説明あり。皆さん、この説明で一気に具体的な考えを持っていただいた模様で、グループ別協議もスムーズ。我がグループでも様々な意見が出された。次回以降、十分話し合っていきましょうということで終了。

 シンボルツリー候補の意見交換もできて、今日の創る会も充実の2時間。世代を超えての話し合いの楽しさを感じて帰宅。

 海部交響楽団「あま市誕生記念演奏会」を鑑賞のため、あま市美和文化会館へ。ドヴォルザークの「新世界」などを楽しむ。午前も午後も充実の休日となった。


2009年07月04日(土) 学習工学研究会第2回役員常任理事会
2008年07月04日(金) 第2回学校担当者会&懇親会
2007年07月04日(水) 愛知教育大学へ
2006年07月04日(火) 7月校長会議
2005年07月04日(月) 今日も研究授業あり
2004年07月04日(日) 富木島中の研究を勉強
2003年07月04日(金) 式と答

2010年07月03日(土) 夢がわく話をしたい

 開催連絡が遅れていた「愛される学校づくり研究会」の段取りと案内を早朝からバタバタと。次回実践発表者を決めていなくて、いつも無理を聞いていただける方へまずは電話依頼。(もっとも皆さん無理を聞いていただける方ばかりなんだけど)。もう一人は責任をとって自分を指名。かつての「学校公開日の卵販売」というトンデモナイ話を紹介しようかしら。

 日経BPムック「パソコンとネットで子どもは伸びる」(日経パソコン)に小牧市立光ヶ丘中学校で取組が掲載された。タイトルは「教員間で情報共有 子どもたちの”いいとこ”をみんなで見つける」。ページの隅には「学校教育の情報化に関する懇談会」で、僕のことを知った記者から受けたインタビュー記事が掲載されていた。タイトルは「ICTで学校は間違いなく良くなる」。

 校務の情報化に関しては「学校は良くなる」という自信をもっているけど、懇談会で論題となっている「個人情報端末+デジタル教科書」の導入については、まったく未知の世界。例えば、デジタルにするとなぜ学び合いが活性化するのか。委員なのに僕はこれにも答えられない。不安ばかり。7日の懇談会ではこれらを含めた教育ビジョン案が提案され、協議される運び。残念ながら僕は欠席。

 電子書籍の流れは否定しない。いずれは学校で児童生徒が個人端末を持つ時が来るとも思っている。それならば、初めはもっと面白いことから始めたい。何回目かの会議だったか、説明に来た某氏の考え。「初めは教科書をPDF化して入れればよい」なんて夢がわかない話はね。僕が描く夢を書いてみようかという気持ちになっている。


2009年07月03日(金) 学校教育担当者会研修会
2008年07月03日(木) これでは・・・
2007年07月03日(火) 小中学校教育課程フォーラム
2006年07月03日(月) 現職教育で校長プレゼン
2005年07月03日(日) 第63回小牧落語を聴く会
2004年07月03日(土) 日本カリキュラム学会参加
2003年07月03日(木) 県P連事務局会議で感動

2010年07月02日(金) 味のある皆様方と懇談

 今日も幸せなことに庁内で通常業務。今日から義務教育課所属のときに机上に置いていた温湿度計を机上に置く。義務教育課では、劣悪な課内環境を施設管理者に理解してもらうための情報収集ツール(笑)として活用。こちらの環境は義務教育課ほど劣悪な状況ではなく、比較すれば「もちろん快適です」と言えるのだけど、やはりこの時期、エアコン稼働は待ち遠しい。本日は室温が30度、湿度54%になったところで稼働。ありがたいことに終日27〜28度、湿度48%前後。仕事が捗った。

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 地区校長会役員の皆さんとの教育懇談会に出席。大先輩ばかりの前での来賓挨拶は緊張。今日のネタは、先日、名古屋大学の柴田准教授から伺った「これからのキャリア教育について」。そして「学び合いの指標づくり」について。

 膝を交えての懇親会。皆さん、さすが味のある方ばかり。わずかな会話でも、記憶に残るお話をしていただけた。「所長さんの話題提供を楽しみにしていますよ」と言っていただける方があった。「あのような話でよかったのだろうか」といつも課長に聞いている僕としては、とても元気が出る言葉をいただいた。有り難い。

 大西貞憲さんのブログ(for next)がとてもいい。最近のタイトルを並べると、

 # ベテランが伝えること [2010年7月2日]
 # 指示の後の子どもの動き [2010年7月1日]
 # 教師は子どもの発言を復唱しない方がいい? [2010年6月30日]
 # 子どもが友だちの発言を聞かない理由  [2010年6月29日]
 # 「みんな」という言葉は要注意 [2010年6月28日]


 このように実に具体的!日本初?の教育コンサルタントになられて10年余。これまで、どれほど授業を見られて助言されてきたのだろうか。蓄積は膨大。それを惜しみもなく、発信していただけるのがとてもうれしい。


2009年07月02日(木) せいしゅん・セミナー
2008年07月02日(水) いつのまにか7月
2007年07月02日(月) 日本モンキーセンターへ
2006年07月02日(日) ディベートのため出校
2005年07月02日(土) 井出さんの授業を見たくて長野へ
2004年07月02日(金) 会議、会議、また会議
2003年07月02日(水) 豊田町「教育の日」講演

2010年07月01日(木) 第3回地区小中校長会議

 今日は事務所主催の第3回地区小中校長会議。所管事項では、最近の話題を含めて以下のことを話す。

1 岡田監督が語る目標設定の重要性
2 野外活動中の事故
3 不祥事防止
4 学校教育の情報化に関する懇談会
5 県の教職員評価制度検討状況
6 校長教頭任用選考審査
7 教員採用試験
8 参議院選挙にかかわる服務規律確保

 「校長のリーダーシップ」という文言をもとに、余談ですがと前置きしてちょっと面白いネタを提供。

 ありとあらゆるところで「校長のリーダーシップ」という言葉を耳にされるので、うんざりされているのではないでしょうか。
 ちなみにグーグルで「校長のリーダーシップ」というフレーズは何件ヒットするか調べてみましたら11900件、「教頭のリーダーシップ」で検索したら、448件、数値的には、校長は教頭の26倍ほどリーダーシップを求められているということです。「教育事務所長のリーダーシップ」で検索してみましたら0件。つまり私にはリーダーシップは求められていないわけです。


 今日は時間の余裕があるとのことで、25分間も話してしまう。それでも1時間弱で会議終了。別の会議移行前に退席。

 事務所へ戻り、いつもの業務。スケジュール調整。キャリア教育や学校評価についての調べ物など。

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 拙稿「(中学校教育を変える)校内授業研究の視点を変える」が掲載された季刊誌「教師のチカラ」(日本標準)が届いた。雑誌が相次いで廃刊や休刊になっている今、この雑誌は創刊第2号。内田樹氏の「言葉の力」が面白い。野口芳宏節も健在。 


2009年07月01日(水) NHK取材・撮影
2008年07月01日(火) 小学校新教育課程中央説明会2日目
2007年07月01日(日) 学びノート開始!
2006年07月01日(土) 読売教師力セミナーin名古屋で模擬授業
2005年07月01日(金) 研究授業が続く
2004年07月01日(木) 教師力がつく学校に
2003年07月01日(火) またもや雨