Just for today !
re-invention



 熱意の賜物

早朝からエコパへ。
一線級が集まる会ではないが,県外チームが37校。
県内チームは60校余りか。
S先生をはじめとした,地区剣道部顧問の方々の熱意の賜物。
いつもながらに頭が下がる。

我慢しての打突ができていないのでアドバイス。
それだけで,すぐにできてしまうのは大したもの。
もっとも,それだけでできることには限度がある。
午前の部のみで保護者,コーチに依頼し学校へ戻る。

3年部の先生方はほとんどいる状態。
いくつかの連絡と,電話での対応。
3月の予定を立てていると,あっという間に18時。


2007年12月26日(水) 贅沢で濃密な1時間
2006年12月26日(火) 雨の一日
2005年12月26日(月) 義母の葬儀式で
2004年12月26日(日) 富士山を見に
2003年12月26日(金) 出来るようになりたいと強く思う事


2009年12月26日(土)



 角の二等分線の性質

今年最後の授業。
午前中のみだが3クラス。

初めて,角の二等分線の性質を本気で扱う授業を仕組む。

まずは,自由に三角形を書かせて,頂角Aの二等分線を引き,
それが底辺BCをどう分けるのかという今日のテーマを確認。
交点をPとし,さっそくBPとPCの長さを測定する。
2年生の時にも確認し,中線との違いを確認していても,
角の二等分線と中線が別物だと認識していない生徒はいる。
測定し,そこから予測するという基本的なことを,
なかなか中学校では扱っていない。

次に,AB=6cm,AC=4cmと固定し,
BCを3,4,5cmと変化させた図をコンパスで書かせる。
(当初はBC=2cmも書かせるつもりだったが,
 これはあまりに細く,角の二等分線が難しく断念)
何を固定し,何を変化させると良いのかを,
生徒に考えさせることができたらいいのだろうが,
この一時間勝負だと思うと,その余裕がない。

作図と測定から気がついたことを4人組で話し合い,
全体で確認。
BP:PC=3:2で,AB:ACの比と等しくなりそうなことに気づく。
残り15分余り,ここからどう仕上げていくのか迷う。。

条件を変えても同じことが言えるのか
を確かめさせることにするが,
どうしていいのかで迷う班が多い。
本当はここでVoyageを使う展開にしたいのだけれど,
これも比の計算をさせるには案外時間がかかる。
GCの測定表示や式表示が,
こんなときには優れていることを感じる。
(Voyageでの使えるはずのSkechPadはどうだったかな?)
まとまりがないままタイムアップ。

次のクラスは,重心を。

これは慣れたもの。
最後に,三角形を一点で支えるデモンストレーションを
入れたらもっといいかな。


リベンジの第3次,
再び角の二等分線の問題に。

比が等しくなることに気がつかせるまでの展開は同じ。
すると,4人組で比を変えて,5:3にしたらどうなるかを
始めている生徒も出る。
ここで,最初に書いた三角形の比を確認し,
一般的に言えそうなことを見出す。
(比の値がこういう場面ではとても有効であることを知る。)
その上で証明に持ち込む。残り時間は4分。


教科書の問いに,ヒントがありこれを活用すると,
半分程度の班が,証明でき終了。

まだまだだけど,なかなか面白い。
Voyageを活用して,
より多くの不思議さを感じる展開にしたいと思う。

振り返りカードを見ると,最初のクラスでも感想は悪くない。
不思議さがあると,それだけでなんとかなるのだろう。

第4次は学年集会。
生徒代表の話の後,思いのほか時間がありじっくり話す。
・与えられる幸せを求めるよりも,自分の手でつかむ幸せを。
・感謝する心,感じる心。
など。自分に言い聞かせているかのような気も。


午後は対外的な折衝。
気になる電話もあり,ことしはまだまだこれからか。

2007年12月25日(火) 3点から等距離にある点
2006年12月25日(月) 統合的な理解を目指そう
2005年12月25日(日) 恵みの中で
2004年12月25日(土) GC活用研究会in小牧
2003年12月25日(木) 思いを形にする難しさ


2009年12月25日(金)



 本当の意味での探求

朝の挨拶は,「サンタさんが来るかな?」

今日も授業の一日。
平行線と比や,円の中にできる相似な三角形の比から,
生まれてくる等式について文字式で考察。

本題は三角形の重心についての話。

さすがに塾などで扱っていないようで,
新しいことへの関心を感じる。
長さを測定して,そこから関係を見出す。
時間があれば,作図ツールで操作し確認したいところ。
なぜそうなるのか理由を4人組で考える流れはまずまず。
最後に,面積について教師主導でまとめる。

振り返りカードには,
四角形の重心についての問いが出されているが,
扱う余裕はないだろうな。
そんな授業も,できるといいのだけれど。

必修の授業では,どうしても結論めいたものを
1時間で導かなくてはと思ってしまう。
粘り強く,あれやこれやと試行錯誤してといった,
本当の意味で探求は難しい。
また,誰かができてしまうと,それを手がかりに・・・
ということになってしまうので,
全員が主役にはなかなかなれない。
それぞれがそれぞれの目指す山に登れる,
選択授業がなくなるのは,残念だ。


放課後は,学年での確認といくつかの対応。






2007年12月24日(月) もう一つ上の段階に
2006年12月24日(日) 本気で生徒を育てる姿勢
2005年12月24日(土) 区別できないものか
2004年12月24日(金) 失敗の発想の幅
2003年12月24日(水) リフレッシュ


2009年12月24日(木)



 積み上げてきたもの

部活もないのだけれど,登校。
昨日までの面談の結果を受けて,
資料のまとめと確認。
振り返りカードの新版を作成・印刷。



笑顔でいることが,
マイナスに働いているのかもしれない。
苦しい相手にとっては,
こちらの笑顔をプラスに受けとめれらない時もある。
簡単にはいかない。
オールマイティーはないのだ。
積み上げてきたものが,
問われる歳になってきたのは確か。



2007年12月23日(日) 当たり前ではないことに
2006年12月23日(土) 第4回GC活用研究会
2005年12月23日(金) 表情から
2004年12月23日(木) 親の思うようには
2003年12月23日(火) 無限のバリエーション


2009年12月23日(水)



 未だ確立していない世界に

この忙しさの中では,さすがに苦しいけれど,
がんばる生徒に支えられての授業は楽しい。

四角中点のまとめの授業。

今年だから,これだけ時間をとれるけれど,
普通だったらここまで出来ないだろう。
でも,こんな生徒の言葉には勇気づけられる。

やはり,作図ツールを生徒に操作させてみることが,
それまでと違う何かを生む感じがある。
でも,そこをクリヤーに文章化したり,
数値化できないもどかしさ。
あきらめずにチャレンジしたい。

重心の授業は,まずは大きな三角形をノートに描かせて,
中線を引き,交点までの長さを測るところから。
(慣れていれば,ここで作図ツール操作か)
そこから気がついた性質を4人組で確認し,
2:1の点で交わることを全体で確認。
さらに4人組で証明へ。
中点連結定理がここでも活躍。
図形が見えるようになってくると,
「わかった」「そうだ!」の声が聞こえるのも楽しい。
中線が2:1で
交わることの証明を。
代表生徒に説明してもらう。
こういう場で,
積極的に発言・反応できる授業に
なっていないけれど,
柔らかな雰囲気がいい。
意見を交流し合うには,
個々の力を上げることか
人数が欧米並みになることか。
それよりも,自分の力量を
高めることが近道なのだろう。

面積が3等分,6等分される話をして
授業を締めくくる。


円内で交わる弦に,反比例の関係を見出し,
説明しながらも,
これもどこかで授業かできないものかと。
図形と関数の融合的な学習という,
掲げながら,未だ確立していない世界に,
来年,チャレンジしてみようと思う。


放課後は,再びいくつかの面談。
厳しい選択を今日も迫りつつエールを送る。


夜は反省会。

2007年12月22日(土) 決意
2005年12月22日(木) 正直であること
2004年12月22日(水) GCで広がる世界
2003年12月22日(月) 物があふれている時代


2009年12月22日(火)



 四角中点を正方形でまとめる

朝から何人かの生徒と面談・相談。
進路をどう決めていくのかは悩むところだが,
決断をジワリと迫らなくてはいけない。

今年の授業もあとわずか。
三平方の定理の触りだけでもやっておいた方が,
受験対策をする生徒にはいいのだろうけれど,
やりたい相似の利用の話題がいくつかあり,
そちらを行うことに。


四角中点のまとめを正方形で。
最後は駆け足にこちらが主導でまとめる感じだけれど,
でも,全体で確認することも大事。

後半は,4人組で教科書の問題を。
中点連結定理の問題をいくつか扱うことで,
見えてくるものがある。

午後も,対外的な連絡を含め,
面談をいくつか。

2007年12月21日(金) 3直線から等距離にある点(第2時)
2005年12月21日(水) 「微妙」ではなく
2004年12月21日(火) 「よのなか」に震える
2003年12月21日(日) 少人数制の弊害


2009年12月21日(月)



 原稿に手を入れて

昨夜遅かった割には,早く起床。
でも,当然無理がある。

息子をサッカーの試合会場に送り,
昨夜の原稿を見直すと,手を入れたくなる。
今まで必ず書いてきた,前段部分をやめて,
最後のまとめを膨らめ,送信。
さて,どうかな。

午後から登校。
所見を書きあげる。
調査書のためのものでないようにするには,
どうしたらいいのか。
明日からの確認もいくつか。


2007年12月20日(木) 3直線から等距離にある点(第1時)
2005年12月20日(火) 授業を楽しむ
2004年12月20日(月) 生活習慣の大切さ
2003年12月20日(土) 雪の「GC活用研究会」


2009年12月20日(日)



 連載最終回

久しぶりに自宅で仕事。
進路関係はもちろん,3月を見通しての予定。
今年最後の学年便りも。

「数学教育」連載の最終回に手をつける。
スタートも突然で,一年を見通せなかったが,
最終回も突然に。
自分なりにいい機会をいただき,
楽しく書かせていただいたことに感謝。
最後ということで,
どうせなら今の実践をということで昨日までの内容で。
いつも以上に写真が多くなってしまうが,まあいいか。
グラフ電卓の価値を再認識するも,
そのことは書けないかな。
気がつくと深夜3時30分を過ぎて,一応形に。



2005年12月19日(月) 上手くつきあうことの難しさ
2004年12月19日(日) 本来持つ力を信じて
2003年12月19日(金) 塾の先生が言ったから・・・


2009年12月19日(土)



 グラフ電卓ならではの関わり合い

昨日の失敗(結果的オーライ)を修正し,
今日は一人一台のVoyageで。
この流れも,実はなかなかいいもの。

まずは,台形ではないということを解説し,
方向性を確認する。
黙々と取り組む静寂の時間。
こういう時間も,
無駄なようでいて実は大事。
辺や角を測定したければ,
リクエストしてと言うと,
多くの班で要望が出る。
最初は操作してあげたが,
途中から,
説明だけして,生徒にやらせてみる。
こういうものをマスターする時の生徒は,本当に早い。
乾いたスポンジが水を吸い込むがごとく。
説明しなくても,感覚的に進める生徒もいる。








そしてもちろん,こんな遊び心も本当にうれしい。

こうなっても平行四辺形になるのは
すごいこと。
そこまで感じてくれると,
もっといいのだけれど。
経験させることだけでも,
この時間は有意義と思いたい。

そのうちに,こんな感じで,
同じ形になるものを
突き合わせてみる生徒。
これはすごい!
グラフ電卓ならではの技。
関わり合いが
次々と生まれる!








この取り組みを全体に紹介すると,
課題解決に向けて動き出す。
最後は,発見したものを発表させて,
対角線が。


充実の時間。
(でも,時間はかかり過ぎだろうな。)
当然のことながら,
振り返りカードにもVoyageの良さを記述する生徒が出る。

面談は,二回戦がいくつか。
こちらが入って,いくつかをまとめたり,
再度見学に行かせる段取りをしたり。

気持ちは前向きなのだが,
想像以上に疲労が蓄積している。
でも,やらなくてはいけないことがまだまだ。

2005年12月18日(日) 教えることで
2004年12月18日(土) 現場に裁量権を
2003年12月18日(木) 焦っては,いけないけれど・・・


2009年12月18日(金)



 2人1台が大正解

昨日の四角中点で見つけたことをまずは確認することから。
知識があるからか,まじめだからなのか,
以前のように,周囲の三角形の面積の話は出てこない。

平行四辺形になることや,場合によっては,
長方形・ひし形・正方形になることも確認。
平行四辺形の特別な場合であることから,
まずはターゲットを平行四辺形に絞って証明を。

ここでは,もちろん4人組。
発見や,発想を広げる場合には,スタンドアップ。
じっくりとした理解を図るには,4人組という感じに,
最近は使い分けができてきた。

全体の場で生徒により,証明を確認する。

その上で,「長方形やひし形になるのは,
特別な四角形の場合だけではないようだ。
どんな条件なのか」という生徒の問いを生かして,
「長方形やひし形になるのは,どんな条件か」
という流れに。

Voyageを使って,操作する中で発見を。
一人一台の予定が,OSを入れ替えたものは,
なんとcabriが消えていた。
結局二人で一台となったが,これが実は大正解。
操作の中で会話が生まれて,いい感じ。







いろいろな形を模索する中で時間切れ。






これまでの図形の学びを復習するような流れにもなるが,
それはそれだけこの内容が高度なことを意味している。
Voyageにあらかじめ対角線を引いておいたのは,
大サービス過ぎると思ったが,
多くの生徒の目はそこにはいかず,辺や角に注目しているよう。

もう一時間かけて,解決しようと思う。

2005年12月17日(土) プラタナスの道を歩いて
2004年12月17日(金) やりたいことはたくさん
2003年12月17日(水) これからが楽しみ


2009年12月17日(木)



 中点連結から四角中点へ

今日から面談。
忙しい中だが,気合を入れて授業に臨める幸せ。
授業はいよいよ中点連結定理。
これもこれだけでも面白いのだが,
この後の四角中点へのつながりを意識して,
実際にいくつか図を書いて発見→検証の流れへ。
教科書に方眼の図があるのはいい。

塾等で学習し,知っている生徒が多い中では,
この定理を発見する流れにしても,実は白々しい。
でも,その意味を本当に理解している生徒は少ないはず。
おかしな話だが,こういう部分の個人差をどう乗り越えるかが,
今の教師に求められている力量。
でも,そういったことを発表される方はほとんどいない。
現場の苦しさを,前面に出していきたいと思ったり。

気がついたことを
3種類以上確認する
スタンドアップ。
いろんな生徒がいるのだから,
こんなことでも盛り上がる。
中には,
なぜそうなるのかに
踏み込んで,
話をする生徒も
いて,
それもいい。

証明は簡単に流す。
「比と平行線」の学習の流れから,三角形であることを強調。
これもなかなかいい。


残りの辺の中点も連結するこの図から
どんなことを見い出せるかを簡単に言わせる。
3つの平行四辺形が見えてくると,
三角形が合同であることの証明も簡単。
相似であることは当然だが,
これだけでも,なかなか美しいもの。

これを四角形へ広げていく。
まずは,ノートにたくさん書いて。
これも知っている生徒が多いのだろうけれど,
まあいいか。
次回が楽しみ。

面談では,さっそくいくつかに入る。










2005年12月16日(金) できる教師のデジタル仕事術
2004年12月16日(木) 支えられる輪の中に
2003年12月16日(火) 気になることいろいろ


2009年12月16日(水)



 残念だが

今日も昨日以上に忙しく,授業はほとんど自習状態に。

単元別問題をそれぞれ進める。
この夏以来,多くの方々のご協力で
渾身の思いで作った問題集なのだが,エラーが発見され,
その連絡FAXにも追われる。残念だが仕方がない。



2008年12月15日(月) 失敗を経て
2005年12月15日(木) 学校にとって
2004年12月15日(水) 生き方いろいろ
2003年12月15日(月) 積み重ねていくことの大切さ


2009年12月15日(火)



 面談を控え

水曜からの面談を控え,気になる生徒との対応も
対外的な折衝もかなり頻繁に。


授業は比と平行線の話。
これをもう一息授業かできないかと思うが,
長さの関係を関数的に分析するように
変化をとらえていくとなると,
かなりの時間が必要。
この時期から,様々な分野が統合的に処理でき,
一気に面白くなる数学。
選択授業があればと思う。

いくつかの確認作業も。

2008年12月14日(日) ふとしたことから
2005年12月14日(水) 授業観の揺れ
2004年12月14日(火) 笑顔の裏側に
2003年12月14日(日) GC/JAVAの便利さを改めて実感


2009年12月14日(月)



 時間がいくらあっても

昨日の検討会を経て,まとめていく作業。
週明けからの対外的な予定を確認。
時間がいくらあっても足りない感じ。
気がつくと,一気に午後に。
年度末を見通しての計画作成も,
わからないことがあり,完全には詰められず。




2008年12月12日(金) 4人組でじっくりと
2005年12月12日(月) 大事なことを忘れてしまうのは
2004年12月12日(日) 構造的な欠陥に
2003年12月12日(金) 計算ができなかったわけ


2009年12月12日(土)



 逆が成り立たない定理

久しぶりに授業開始時に,音声カード。
活性化という意味では,やはりいいもの。

進んでいるクラスは,「比と平行線」の話。
比を移していく問題は簡単に片づけて,
その概要をまとめて,解説。

学図の教科書では,「平行線と比」を
三角形においての定理としている。
もちろん,この定理は三角形に限定する必要はなく,
平行線であれば成り立つ。
ところがこの逆の「比と平行線」の定理は,
三角形においては成り立つが,
三角形でないと,
比が等しいからといって,平行とは言えない。

GCを使って,その様子を見せる。
当たり前に感じていた感覚が,覆される面白さ。
「引き込まれる感じ」など,
生徒の振り返りカードからも感想が多彩。

遅れているクラスは,比を移していく問題。



午後からは進路検討会。

2005年12月11日(日) 初スキーへ
2004年12月11日(土) アクセスであくせく
2003年12月11日(木) GRAPESを見せて魅せる


2009年12月11日(金)



 これはどうでしょうか

互いの立場や思いを理解するための営み。
そう思えるようになれば,解決に向けて動き出すのだが,
そう思えない状態では,それを無理強いすることも出来ない。
こちらのチャンネルを開けつつ,できる手を打つ。


進んでいるクラスの授業は,相似比を移していく流れ。


こちらが主導の展開になってしまうけれど,
伝える授業もやはり必要。
自分なりに
三等分を考えて,
さらに5や7等分まで
挑戦した生徒。
すごい!
わかってくると
止まらないものが
そこにはある。
こんな生徒に導かれ
授業は
より楽しいものに
なっていく。
他の生徒の意欲も
一段とレベルアップ


3等分になるかどうかが
未解決の折り方の一つ。
おとなしい生徒が,
「これはどうでしょうか?」
自分で発見したものだけに,
解決したいという気持ちが
前面に出てくる。
こういう姿が,うれしい。
三平方の定理を学んだところで,
もう一度挑戦させたい。








対外的な連絡も連日のようにいくつか。
駆け引きもあるし,情報の探り合いもある。
信頼関係を築きつつ,次の約束を。


放課後は学年部会。
やらないよりもやるほうがいいことは分かっているが,
全体を見通してバランスの中で何をやるのかを判断。
気持ちの持ちようをどう変えるか。
ビジョンを描いて共有化できれば前に進む。

進路関係の確認作業を再度。



2008年12月10日(水) 音楽の力
2005年12月10日(土) 積もる仕事を
2004年12月10日(金) 楽しく仕事を
2003年12月10日(水) 2年選択でTI92を使わせてみる


2009年12月10日(木)



 アイディアが広がると

考えているだけでは何も変わらない。
とはいえ,できることは心をこめて語ること。
目の前にいる生徒にきちんと思いを伝える。
さあ,どうなっていくのか


進んでいるクラスは,平行線と比の問題。

相似比がわかる三角形の比を,
他の相似な三角形や平行線の比に写していく。
この面白さを味わえる生徒は,何割ぐらいいるのだろうか。

紙の三等分の問題は,他のクラスのアイディアから広がっていく。

やっぱり,線を引くことが解決につながる。
紙を折る面白さがなくても,授業として成立するのかも。
ワークシートを作ってみようと思う。

もっとも,そんなものなしに楽しむ生徒もいる。








放課後も,電話や高校との対応に追われる。
明日からの大きな会議の資料づくりも。



2005年12月09日(金) 学年合唱を披露
2004年12月09日(木) 聞き取る力
2003年12月09日(火) さあ!もうひと勝負


2009年12月09日(水)



 今日も紙を折る問題

紙を折る問題に今日も挑戦

思いがけない解答が出て,なるほど。
書いてみると案外単純なのに,できないのは
紙を対角線で折ることになるから。
だとしたらどうすればいいのか。


2時間目のクラス。
いくつかの案を考えてきた生徒のおかげで,
思い切って相似の証明の展開に。
2時間もかけられるのは,今年だから。
とはいえ,こんな広がりがある話だとは。

生徒との面談をいくつか。
現実的な対応をしなければならないが,
担任とは違う視点に立てるのか。
今日もなんとか学年便りを発行する。


人間関係の難しさ。
目指すものが見えなくなると,集団として崩れるのも早い。
その責を生徒に負わせてしまっていたのかもしれない。
解決に向けて,どこから動き出すのか。
こちらのスタンスを説明するも,難しいだろうな。


残念なメールが届く。
まあ,しかたがないのだけれど。

2008年12月08日(月) 地曳先生のメールから
2005年12月08日(木) 探していた答えは自分の中に
2004年12月08日(水) データ分析力
2003年12月08日(月) 力を発揮していない?


2009年12月08日(火)



 紙の三等分に

一週間遅れの成績締め切り。
さあ,ここから一気に進路決定に向けて動きが始まる。
気持ちを込めて学年便りを作成。

授業は千葉で参観した紙の三等分。
千葉でもそうだったように,
生徒の食いつきはいいが,思うように答えにたどり着かない。

苦労してようやく2通り。
さあどうするのか。
でも,この問題の深さも知る。

平行線と比の問題の展開は,どのクラスでもいい感じ。









2005年12月07日(水) 誰もが大事な存在だから
2004年12月07日(火) 数学の力,恐るべし!
2003年12月07日(日) 本を読む習慣を復活させよう


2009年12月07日(月)



 意外なところで

平行線と比の問題を再確認。
教科書の問題で復習するぐらいのつもりが,
意外なところで,おもしろい展開に。






この問題を4人組で。
久しぶりの4人組でも,いい感じのやり取り。
見えている生徒には当たり前の問題でも,
そうでない生徒も当然いる。
この差があるから,いい関わり合いが成立する。

大体できたところで,mimioを使って生徒に書かせてみる。
考えてみれば,mimioを生徒に操作させたことがなかった。
それだけで意欲的な生徒たち。
見ているだけあって,操作自体はよくわかっている。

ちょっと難しい右の問題で,
他の式で考えた生徒を前に出させて書かせると,
実にいろいろなものが出る。
 χ:(10−χ)=5:7
 χ:10=5:12
ここまでは当たり前。さらに,
 χ:5=10−χ:7
 χ:5=10:12
などなど。
この発想で,再度左の問題を考えさせてみた。
この発問もなかなかHITする。
相似な三角形では,相似比と構成比があるように,
平行線と比でも,上下の比と,左右の比がある。
いろいろな見方ができることや,
それでも同じ式が導かれることに感動が生まれる。
活躍する生徒が多いのも,やっぱりいい。
最後に,平行線を利用した3等分の作図を紹介。


次回は,紙を3等分する展開へ持ち込む予定。

ここで文字式にして,
 a:b=c:d
 a:c=b:d
 a:a+b=c:c+d
 b:a+b=d:c+d
が全て同じになることを確認してもよかった。
これは,またの機会か。

この美しさを,GCなら簡単に数式化して表わせるが,
Voyageでは数式表示が可能なのか?
確かめておこう。
新たな授業構想が生まれ,
折れていた気持ちが少しだけ変わる。

担任が2人不在で,代打。
久しぶりの道徳はドナーカードの2時間目。
保護者の子供に対する思いが,授業を本物にしていく。
また,いつもは授業していないクラスでは,
ボール落下の授業を楽しむ。


2007年12月04日(火) 生徒の問いで進む授業の楽しさ
2005年12月04日(日) 遅めの起床
2004年12月04日(土) 山あり谷あり
2003年12月04日(木) ダウン


2009年12月04日(金)



 後悔の中で

県の学力調査。

採点していて,後悔することがいくつか。
インフルエンザで定期テストが遅れたこともあるが,
それならそれで対策をするべきだった。
これまでのできに油断し,
このテストに対する思いが甘かったことを反省。
・以前トレーニングした計算を再度確認
・文字式のままで数式を操作できるように
・作図に関しても,もう一度どこかで扱いたい

言い訳になってしまうけれど,出題に不満は残る。
結局この手の普通の受験数学が求められてしまう現実を,
どうして変えられないのか。

膨らんでいた新たな授業構想への思いが,一気に萎む。


2007年12月02日(日) 自分を磨く時間を
2005年12月02日(金) 元には戻れない
2004年12月02日(木) 第二回学力調査
2003年12月02日(火) いいこと,気になること


2009年12月02日(水)
目次