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■ プラタナスの道を歩いて
いつも通りに目が覚める。 昨日読んだ「できる教師のデジタル仕事術」に再度目を通す。 3人が共通して書いている項目を, 項目別に比較して読みたくなる。
気温が低くコーヒー焙煎が今一つうまくいかないので, 昨年同様,段ボールの箱に入れて焙煎。 思いの外,温度が上がり,慌ててタイマーを0にする。 炊飯器にせよ, 何でもスイッチ一つで上手くできてしまう電化製品に 慣れている自分。 季節と共に様々なモノが変わって当たり前なはずなのに。 その気温や湿度で,水加減や火加減を変える 職人のような生き方をしていない。 そのいい加減さが, 人と相対しても,いい加減で失礼になってしまうようで怖い。
新幹線で東京へ。 大学の時以来の神宮外苑,青山を歩く。 堀田先生主催のメディつきの第2回目会合。 アクティブで,鍛えられたメンバー。 ここに来るまでに最初からピントがずれていた自分。 パッケージに何が必要なのかは,実践してみなければわからない話。 手ぶらできてしまったことを後悔。 今の自分のポジションでも,生かせるモノがたくさんあるのに, 現状に甘んじて具体化していない怠慢さ。 堀田先生からはずいぶんフォローした言葉を掛けていただいたが, 何とも恥ずかしい限り。 この会もそういう仕掛けだったのか・・・ 冷静に計算して人を集め個性を生かし, 仕掛けを作っている段取り力には恐れ入る。 濃厚な2時間があっという間に。 小学校の方々は,6年間を見通して物事をとらえている。 中学校でも発達段階の違いを多少は意識するが, それ以上に個人差が大きいので, そこまでの積み上げをあまり意識していない。 メディアや情報に関する学習にしても, 小学校で積み上げたメディア学習の過程をほとんど知らないまま, 中学では総合などでは勝手に指導している。 小学校での積み上げを学んでおくか, 生徒の実態をきちんととらえることの 少なくともどちらかをしないでいながら, カリキュラムが定まっていないものを総合で扱う 今の自分たちのいい加減さを感じた。 いずれにしても何らかのアクションを仕掛けたい。
会議終了後, 信濃町まで 銀杏やプラタナスの落ち葉の歩道を歩く。 このあたりの街並みは歴史があり, 街路樹が大きい。 これだけの道幅を, 明治の頃に整備していた(?) という先見性にも脱帽。 今はまだ始まったばかりの「メディつき」も, いずれはそんな道を歩むのではないか。
とはいえ自分にできることは何だろうか。 数学授業に関しても同様, 迷いがあって,ビジョンが描けていない。 光の向こう側にも,まだまだ闇が潜んでいる。
2004年12月17日(金) やりたいことはたくさん 2003年12月17日(水) これからが楽しみ
2005年12月17日(土)
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