Just for today !
re-invention



 もったいなく感じる時間

一昨日の研究会でお会いした先生からメールをいただく。
今の自分にできることなのかどうか。
なんとかサインインしようとするが、どうもうまくいかない。

今朝は登校指導から。
挨拶がしっかりできるのはいい。でも、ちょっとしたことあり。

授業は今日も音声計算練習がメイン。
夏休み明けで、すっかり忘れていた生徒達も
これで一気に覚醒するよう。
昨日同様、まずはテスト形式で。
その答えあわせスタンドアップ。
このコンビネーションは
実にいい。



そこから音声計算練習。








インターバルを入れて各自で練習。

この時間も
真剣そのもの。
本気で練習するから、
磨かれる。
力が伸びる。


2日目のクラスでは、半分近くが25問を超える。
50問を越える生徒も出る。
一通りの25問を超えてからが、本当の勝負かもしれない。
だとすると、時間を変えるか問題数を変えるべきか。

遅れているクラスでは、分子が多項式の文字式計算。



進んでいるクラスでは、さらに文字式で表す問題を。

デジMATHをプロジェクター+書けるスクリーンで。
昨年もそうだったのだが、
書けるスクリーンは、時間がたつと、
消しカスのようなものが残るようになる。
次の問題に移るとき、
生徒はページをめくるだけなのに、
消している間が、なんとももったいなく感じる。
タブレットPCならば、さっと消せることだろう。

放課後は分掌部会。
9月は体育祭に、定期テストと成績処理。
10月は後期スタートと合唱コンクール、総合発表会。
なんとも慌しい日々になることが見えてきた。
この中で、部活の大会もある。


2005年08月31日(水) 久しぶりの授業で
2004年08月31日(火) 夏休み最終日


2006年08月31日(木)



 音声計算練習はいい!

今日から学校が再開。
どんな表情で生徒たちは来るのだろうか。
宿題を終わっていない生徒もいることだろう。
朝の表情はなかなかいい。
日に焼けてちょっぴり成長した笑顔が揃いほっと安心。
気持ちの切り替えをするためにも、
きちんとした始業式をしてほしいもの。
朝は夏の大会の表彰。
中体連市大会では華々しい結果だっただけに、
県大会での敗戦が、なんとも辛い。
金メダルを下げながら、涙で言葉を詰まらせて
「応援してくださったのに、すみませんでした。」
というスピーチで締めくくる女子のキャプテン。
結果だけではないと、壇上では声を掛けるが、
勝負の世界は結果が全て。
壇上から降りてきて、
「また思い出してしまいました。」
と無理に笑顔を作って話しかけてきたのに対して、
「忘れられるはずがない。
 諦められないと諦めるしかないさ。」
と自分自身に対しての台詞で答えるのが精一杯。

簡単な学年集会と学級活動の後、いよいよ授業。

さっそく作ってきた音声計算練習カードを、
まずは4分間で書いて解かせてみる。
答え合わせのプリントを配布し、答えあわせをスタンドアップで。
わからないところがない人は立つという簡単なルール。
マンツーマンだから、本音が語られる。
そしていよいよ音声計算練習に。
これはいい。
わずか一分ということ、
相手がいることで、
なんとか記録を更新しようと
必死に取り組む生徒達。
楽しげな表情ながら
頭をフル回転させようと
しているのがよくわかる。
部活で鍛えているような
感覚によく似ている。
考えてみれば、
部活でも生徒の何を鍛えるのか、
目的を限定して
トレーニングメニューを考えている。
数学でも瞬発力(?)を鍛える方法と、
持久力(?)を鍛える方法は違っていいはず。
発想力を生むわけではないが、
生徒の脳がゼイゼイと息を上げるような
効果のある練習法であることは間違いない。
明日、どのぐらいアップしているのかも楽しみ。


残りわずかな時間で、文章を文字式で表す問題。
ここはもちろん教科書書き込みで。

スクリーンなしでも、この程度なら見える。

生徒の日記にも久々にペンをビッシリ入れる。
この積み重ねが生徒との信頼関係を生む。
時間はかかるが、正面から生徒と相対していきたい。

放課後は体育祭の企画全体会。
短期間で一気に盛り上がることだろう。
さあ、今年は何ができるのか。

終了後の部活動はもう一息か。
3年生の姿を見て、何を感じたのか。
これだけ時間を掛けているのだから、
チームとして有機的に動き出すようにしたいもの。

振り返りカードをチェックして帰宅は21時。
夏休み気分は一気に吹っ飛ぶ。

2005年08月30日(火) 学校スタート
2004年08月30日(月) 台風が近づく


2006年08月30日(水)



 タブレットPC活用研究会

夏休み最終日。
医師会で胸部レントゲン撮影を受けて,そのまま駅へ。
新幹線で東京。タブレットPC活用研究会へ。
その前に,ちょっと時間があったので,
気になっていたリスーピアへ。
残念ながら写真撮影は禁止とのこと。
プレステのような機器を個々に持たせ,
聞きたい内容の説明が流れる仕組み。
ちょっとしたタマゴっちの様なキャラも入っている。
展示だけで数学の面白さを伝えることの難しさ。
どれもよく考えられている展示ばかりだけれど,
じっくり考える時間や気持ちがないと,
見た目だけ,さわるだけで終わってしまう。
知識がある人は,ああ,このことかで終わってしまう。
考える楽しさに至るのは,とても難しいことなのだと改めて思う。
3Dショーは,単なる映像が流れるのではなく,
案内する人がいて,観客とのやりとりの中で行われる。
観客のノリの悪さに苦労されていたが,それでもなかなかいい。

ゆりかもめで新橋へ。
偶然お会いした上原さんに声を掛けていただいて,一緒に会場へ。
時代の先を創り出そうという機運のある会。
その中でも,原さん・上原さんのコンビが,
一際,輝いている存在なのだということを実感。
当たり前のことが,実は凄いのだというd-book
これがd-noteになる時代がどのぐらいで来るのか来ないのか。
玉置先生のお話もビデオで流れ,思わずメモ。
「授業の密度が変わった。」と言えるのは,
日常的に活用しているから。
わずかな差だが,その積み重ねの差は大きい。
「パソコン前での授業は,教師の視線と生徒の視線が一致しない。タブレットPCならば,自分の授業のスタイルを変えずに授業できる。」
半分はうなずけるけれど・・・
いいなあと思ったことは,いろいろな先生が作り束ねた資料を
サーバーで管理しているので,他の教員も使えること。
(人も機械も機会もスタンドアロンでないよさがある!)

コンピュータは生産性を上げ,クオリティーを上げる道具
という言葉は,自分の教育現場では「そうありたい」止まり。
残念ながら。

タブレットPCのよさは,漢字の筆順や計算練習など,
生徒一人一人が使い出すと,効果を上げられるものがいくつもある。
しかし現状の限られた教育予算を考えると,
一部の学校止まりで流行にはならないだろう。
教師が使う道具としても,十分面白いが,
それを面白いと思える方は,やっぱり限られている。
だから,とりあえずはプロジェクター,
次に,大型のプラズマなのかなとも思う。
いずれにしても,時代をどう動かしていくのか。
時流をとらえて流行を創り出すのか。

今の流行は,ITCの活用で基礎基本の習熟効率を上げることか。
自分が目指していることとは,ちょっと違う。
用意された答えがあるものだけを反復するだけではつまらない。
「創造的な数学」自分の問いを自分で追求する数学をしたい。
創造的な思考力を高め,追求する楽しさを生徒と共に味わいたい。
そのためにもITCは活用できると思っている。
もちろん基礎基本の習熟効率を上げることは大事。
ITCの活用で効率が上がるなら,そこで浮いた時間を使いたい。
とはいえ,今はどちらも時間がかかることばかり。
時間を掛け,労力も掛けて悪戦苦闘の日々。
やりたいことは,やらなければいけないことの向こう側にある
とは,蔭山先生の言葉。
ここを乗り越えなければ,やりたいことにはたどり着かない。

帰りの新幹線の中で,明日からの授業プリントを再点検。
コンピュータに相手をさせるよりも,
人が相手になる方が面白いことがたくさんある。
この夏学んだ音声計算練習を,さっそくやってみようと思う。


2005年08月29日(月) 夏休み最終日
2004年08月29日(日) 優劣のかなたに


2006年08月29日(火)



 理想とするものに

今日も朝から部活動。
考えた練習をさらに。
3年生の県大会での試合を見て,
「延長が続いた時の,粘りが不足している」
他の先生方からの話をコーチの先生から聞く。
確かに,心肺機能を目一杯磨く練習は少なかった。
何をどう磨くのか。
生徒のモチベーション・体力・技術。
まだまだ,答えは見つからない。
この夏こだわった面技は,自分の理想とするものに
近づいているのではないかと思う。
他の学校との対戦を見てみたいもの

今日は当番で,午後も学校で。
仕事を片付けるつもりが,
賞状に名前を入れるのを忘れていた。
手で書いたり,印刷したり。

明後日から学校が始まる。
初日から授業がある。
授業モードにならなくては。

帰りに,気になる生徒宅に家庭訪問するも不在。
元気に初日を迎えられるか。

2005年08月28日(日) いつかは
2004年08月28日(土) 挨拶・返事・後始末


2006年08月28日(月)



 懐かしい思いの中に

久しぶりの部活動。
男子の集まりがいい。
考えていた近間からの相面,刺し面を磨く。
さらに,前後に動く中での打ち込み。
軽めの練習と思いながらも,しっかり4時間。

午後,I先生が我が家へ。
体育祭の応援のアイディア聞きたいとのこと。
昔のビデオから,ファイルまで。
懐かしい思いがよみがえる。
今の勤務校の話も,たくさん。
「目立たず,後ろ指指されず生きたい」
などと口では言いながらも,
昔と変わらず,熱く,生徒思いの素敵な先生。
関わりをどう作るかが,生徒も教師も今のテーマという話は
その通り。
自分に欠けているものなのだろう。


昨日見た鹿鳴橋をGrapesで近似。

放物線のようだが,ちょっと違う感じ。



2005年08月27日(土) 考えない人に
2004年08月27日(金) 家族旅行と


2006年08月27日(日)



 夏の終わり

朝の散歩も気持ちのいいもの。
いつもよりゆっくりめのおいしい朝食後,
農業大学校で野菜の買い込み。
昼前に行ったくのパンは,ほとんど売れ切れ状態。

夏のサンメドウズは,ゆりや山野草が楽しい。



清里は,最後の夏の賑わいで渋滞。

帰り道は,いつもと違うルート。
まずは,春に行けなかった大瀧へ。
水量が多く,新鮮な空気。
ほたるの里から道を間違えて,
思いがけずに増富の湯のある塩川ダム方面へ。
観光バスが何台もいてびっくり。

どうせならと,明野村に寄り道をして,
ひまわりを堪能。







2005年08月26日(金) 手法だけでなく
2004年08月26日(木) 家族旅行


2006年08月26日(土)



 運動不足を痛感

ようやく家族旅行。
いつものガストでの朝食後,オオムラサキセンターへ。
昆虫博士の長男は,
展示されている世界最大の蝶の名前も,当ててしまう。
この手の展示館をたくさん見ているが,
これはいいと思う展示になかなかお目にかからない。
最初はいいのだろうが,
もう一度行きたいと思わせるには,何かが欠けている。
自然のままならば,毎年行っても変化がある。
人の手が加わってしまうと,固定化してしまうということか。
オオムラサキの最盛期は7月上旬とのこと。
お目当ての蝶は,一匹のみ。

泥岩を金槌で砕いての化石発見体験の後,公園を散策。
樹液に群がるカナブン,スズメバチに混じって,
オオムラサキの雌を発見。
時折,悠然と羽を広げたときの美しさ。

八ヶ岳アウトレットでは面白いブロックを発見。
zoob(ズーブ)という関節をパーツとしたようなもの。
購入しようか随分迷うが,
ネットで検索してからに判断することに。

早めにペンションに着き,MTBでサイクリング。
久しぶりの自転車は,風が気持ちいいもの。
広がる畑を見ようと,下ったのが失敗。
目指す農業大学校へ曲がる道がなく,さらに下ることに。
つまり後は,ひたすら登り道。
日頃の運動不足を痛感。
前3段,後ろ5段のMTBながら,
ギアチェンジをするとチェーンが3回もはずれ,疲労感を助長。
妻はついに自転車を降りて歩き始める。
上の息子はさすがに元気。
農業大学校で,
ほっと一息。
引換券でアイスをもらう。これはなかなかいい企画。
目的があると人は頑張れるもの。
濃厚な牛乳で作ったアイスは,いつもでもおいしいのだろうが,汗を流し,疲れた体には特においしく感じる。

帰りは近道をしようと,
自然文化園近くの山道を。
以前歩いたことのある道をはずれ,
MAPにある登り道を進む。
自転車を引いて下の息子は,
半べそ状態。
これもいい経験。
しばらく行くと,
車道に出てホッと安心。





いつもの笑顔に迎えられ,
いつものおいしい食事を堪能。
スターダストシアターに行く予定だったが,
風呂にはいると眠くなり,そのまま就寝。

2005年08月25日(木) 最後は人間
2004年08月25日(水) 部品交換でリフレッシュ


2006年08月25日(金)



 ちりばめられた思いを

朝から締切り間際の原稿書き。
何度も手を入れて,
主張したいことをはっきりさせる努力を重ねる。
写真もどれを使うべきか迷うところ。
授業風景のDVDやビデオはあるのだが,
短いビデオクリップが欲しくなる。
そんな機器も揃えようかと思ったり。
15時過ぎに原稿完成。急いで発送する。

様々な場で発表してきた授業だが,
思いがたくさんちりばめられていて,
まだまだ,まとまっていないことを感じる。
まとめることが自分の仕事のメインではないが,
クリヤーにしていく作業は大事。
改めて見えてくる物がまだまだあるもの。

授業を開発したい。
自分の思いをもっともっと込めた授業を。
限られた時間の中だからこそ,
その中でも通用する授業があるはず。
関数分野で,手をつけてそのままになっている授業もある。
方程式と絡めて,できないものか。
昨年度できなかったことにどこまで挑戦できるのか。

GC活用研の3年生の授業者何とかメドがつく。
あとは2年生か。

一つの仕事が片付くと,
次のこともすっきり考えられるのが今の自分。
平行して仕事を進める能力を身につけたい。

明日からの旅行の宿をネットで予約。
八ヶ岳関連のブログをいくつか見て,プランを立てる。

2005年08月24日(水) 贅沢な時間
2004年08月24日(火) 東照宮へ登る


2006年08月24日(木)



 組み立てが明確でないものは

太陽が黄色い朝。
若くはないことを身に染みて感じる。
一つ片付いて少しはホッとするが,終わったわけではない。

玉置先生から催促メールをいただく。
迷っていては進まない。
自分を追い込むためにも,思い切って見切り発車することに。
まあ何とかなるだろう。

Japet実践事例の原稿を詰める。
文字数や形式の制約がここまで細かくあるのは初めて。
主語と述語を入れ換えたり,別な言葉を当てはめたり,
指折り言葉を数えて,気分は俳句か短歌の世界。
それでも,光る言葉が見つからないのは悔しい。
指導略案に手を入れて,一応の形にする。
求められているのは,相手を意識して主張すること。
論ずること。
素材のよさはあっても,何を主張したいのか,
組み立てが明確でないものは,相手に伝わらない。
もう一日,すっきりした頭で粘ることにする。
いい勉強になる。

夕方から,下の息子もサッカーの練習に呼び出される。
相変わらず,ガムシャラに突っ込むスタイルはどう見てもラグビー。
一途な姿勢は,誰に似たのか。

夜,アメリカの弟家族から電話。
日本では5年生の長女は,9月から中学生になるとこと。
この冬日本に戻った後も,複雑な思いになることだろう。
つながっているようで繋がっていないもどかしさ。
人と人が顔を合わせて会うことの大切さを感じる。
こういう時の娘の会話は,
無理なく陽気で,うらやましい。



2005年08月23日(火) 八ヶ岳へ
2004年08月23日(月) 日直当番


2006年08月23日(水)



 相手意識をもつこと

夏休みも残り一週間あまり。
本腰を入れて宿題を片付けなくては。

まずは数学教育11月号の原稿。
何度も書きかけた残骸を集めて,形にしていく。
証明を見やすく書くスタイルにこだわりだしたのは,
教員になったばかりの頃に読んだこの本の影響。
for〜next文などの入れ子状態なら,
段を変えることで,プログラムの構造が見えてくる

という主張に,大きく頷いたもの。
探してみると,すでに絶版。
再読してから書きたいが,その時間はない。
ブロック図のアイディアだけでは,どうやら不十分。
2年連続で1年生なので,
この手の授業をしばらくやっていないのが原因。
いつもは入れられる写真やワークシートなど,
生徒が活動する様子を入れられない。
考えた末,サイン方式を再度取り上げることに。
サイン方式は,書き手と受けての両方を体験する学習。
メディつきの主張するところと共通していることに気づく。
参考文献に堀田先生のメディつき本も入れることに。
相手がいるから,わかりやすく書くことになる。
一定のスタイルにするのも,読み手にわかりやすくするため。
相手意識をもつことの大切さを,改めて感じる。
気がつくと午前3時を過ぎる。

2005年08月22日(月) 二人の息子
2004年08月22日(日) ノートHDDの入換


2006年08月22日(火)



 アイデンティティーを示すこと

ライフプラン講座。
同級生が集まり,今後の人生について終日講義を受ける。
これからの生き方についての迷いは,振り切ったところ。
3人の子どもを大学まで行かせるのは,
経済的には厳しいが,まあ何とかなるだろう。
健康面では,支えてくれる妻に感謝。
あとは,自身の生き方一つか。

折に触れて話す講師自身の生き方がいい。
54歳でライフプラン講座を受け,講師になろうと思ったこと。
趣味の気球ウォッチング。
息子とのボーリングを通しての心のふれあい。
「その人のことを大切だと思うなら,
 その人の大切にしていることを大切にすること」
「予定されていた偶然に身を任せることも愉しい」

自分とは違うが,
なるほど,こういう生き方もあったのかと思う。
こんな方なら,様々な良縁が自ずとやってくるのもうなずける。

夜は岡本先生宅でささやかな酒宴。
集まったメンバー全員のこれからの夢を聞く会に。
夢を語るということは,
自分が何者なのか,アイデンティティーを示すこと。
ここ数日の迷いを語り,今の自分の決意を語る。
「閉塞感のある数学授業を変え,
 テクノロジーを使って創造的な学びを生み出し,
 自分の問いを持って生きる人を育てたい。」


最後はもちろん岡本先生。
「これまでの自分とは違う。
 わからなくてもいいから,岡本イズムを生徒にたたき込んでいる。」
そんな思いで行う先生の授業を一度は拝見してみたいもの。
「ここ4ヶ月,戦後の学力論争をじっくり勉強した。」
語られる姿は青春そのもの。
教えると言うことは,自らの学ぶ姿勢を示すこと。
一歩一歩登り詰めたその先に,今がある。
広島での論文発表会では,これまでの集大成として,
岡本先生自身が大勝負されるとのこと。
日程を合わせて何とか駆けつけたいもの。
思いがけない忠告もたくさん頂き,有り難い限り。
哲学に裏付けられた言葉は,燦然と光を放つ。
この先どんなことが待っているのかはわからないけれど,
自分らしく自分の道を歩もうと決意。


2005年08月21日(日) 残り少ない夏休み
2004年08月21日(土) 甥とVoyageで数楽


2006年08月21日(月)



 夏の大地を行こう

午前中は,息子のサッカーの応援に。
自分のプレイを本人は見えていないことが原因だろうと思い,
ビデオで試合を撮影。
息子を中心にビデオを撮ると,試合の流れは見えなくなる。
いつもよりはいい動き。
数少ないチャンスも,ポストにぶつけて残念。
後半,気になるプレイが見え出し,さっそく交代。
本人は気がついていないだろうが,
いい勉強をさせてもらっている。
とはいえ,競り合いで勝てないことを,
コーチも保護者も気にしている。
いい指導をしていただいているのだが,
結果が出ないと,支持されない難しさ。

午後は,高校野球の決勝を見ながら読書。
今日も冴え渡る投手戦。
息詰まる感じではない。
それぞれが生き生きと投げ,生き生きとスイング。
途中からラジオで。
延長15回の最後に147kmの速球で締めくくる強かさ。
したたかに余力を残しながらの投球であったことに,
日本中が脱帽といったところだろう。
2年ぶりに御殿場スターウォッチングへ。
御殿場インター経由で富士山の太郎坊口。
今日は残念ながら曇り空。
でも,お目当てはアクアマリンのミニライブ。
どこまでも透き通った声のSACHIKOさん。
思いを込めた歌詞とメロディーは相変わらず最高。
最前列で堪能。
CDで何度も聞いたはずの「夏の大地」に背筋が伸びる。
聞こえていなかったメッセージが,今の迷いを振り切る。


2005年08月20日(土) メディアとのつきあい方学習セミナー
2004年08月20日(金) SPP事業 2日目


2006年08月20日(日)



 強気で勝負できるのは

今日も,息子のサッカー観戦。
今日もいいところで勝てず,得失点差で予選リーグ4位に。
順位決定戦は16時からということで,いったん帰宅。

大量得点の大逆転が続く今年の高校野球の中,
今日も早実が手堅く勝利。
ピッチャーの斉藤選手の強気の攻めが見事。
速球とスライダー,さらにはフォーク。
多彩な球種もさることながら,
前の打席で打たれた球種であえて勝負し仕留められるのは,
どうしてなのか。
彼の強気を支えているものは,何なのか。
常勝の駒大苫小牧とは違って,
負けたことがないわけじゃない。
失敗したこともたくさんしてきたはずなのに。
大事なところで,相面では勝負できなかった,
自分のチームの生徒が思い出される。

息子の最終試合は,5年生が主体のチームが相手。
それでも接戦。
相手がPKをポストに外してくれて,
3−2で辛うじて勝利。
この試合でも息子は途中交代。
いい経験をさせてもらっている。

夜はそのまま息子の友達家族と,我が家で食事会。
それぞれの家庭で抱えているものがある。

2005年08月19日(金) 現実に戻って
2004年08月19日(木) SPP事業 1日目


2006年08月19日(土)



 親としても辛いところ

朝から息子のサッカー観戦に。
清水では20年の伝統のある草サッカー大会。
自分に似たのか集中力がなく,常にコーチからの檄が飛ぶ。
期待されていると言えば聞こえはいいが,
残念ながらそうではなく,親としても辛いところ。

初戦は競った末に
勝ったものの,
2試合目は,
中央から何度も突破されて,
前半で5点を入れられる。


息子が下げられた後半は,見事なほどの怒濤の攻め。
残念なのは,シュートの嵐ながらゴールは一点のみ。
勝つことの難しさ。
サッカー指導者に人生を賭けるため,
仕事を辞め,コンビニを経営しながら指導に当たっている方。
それだけでも,自分は何も言えないのだが,
それだけに勝てない悔しさは人一倍。
息子には,何をどう伝えたらいいのか。

2005年08月18日(木) T^3Japan大阪大会2日目
2004年08月18日(水) 良い問題とは


2006年08月18日(金)



 悪者探しではなく

特別支援教育コーディネーター養成研修の3日目。
今日は,現役のコーディネーターも多数参加。
ワークショップを成功させるコツは,
会の趣旨を理解したファシリテーターを配置すること。

午前中は,附属養護の特別支援教育担当者の講演。
元気な声,上手く響かないものの,
反応を引き出そうと頑張る講師の先生。
ケース会議は人の輪を作るところ。
悪者探しではなく,
「一緒に支援するための作戦会議」
という姿勢が大事。
対等な立場で,ともに学びましょう!
というノリで行くこと。

苦労されているから出てくる言葉。
これまでのケース会議でも,
そんな思いでカウンセラーは流れを作っていたのだろう。
自分に一番欠けているところか。

講師の先生は,W先生とも関係のある方で,
講義の後に紹介していただく。
(名刺を作り忘れていて,失敗!)

午後は,実際の事例を挙げてのケース会議。
知らないものがたくさん加わる怖さ。
分析的になって,結局悪者探しをしてしまいがち。
思いがけない話が出て,一気に身につまされる。

同じ会に参加していた英国帰りのM先生に,GC研を依頼。
承諾を得るも担当は一年生なので,
さらに協力者を募ろう。
せっかくチャンスをいただいたのだから,
自分を広げる機会にしていきたいもの。

T^3で娘用に頼んだTI-89が届く。
さっそくいくつかレクチャー。
VoyageよりディスプレイがFキーの文字が小さいのが気になる。
慣れれば問題なくなるかな?
「日本人が作ったら,液晶がもっときれいなのを作るよね」
娘も同じことを感じていた。


2005年08月17日(水) T^3Japan大阪大会1日目
2004年08月17日(火) 久々の登校


2006年08月17日(木)



 川遊びで

今日は休日。
心配していた台風は,静岡にはあまり影響なく,
なかなかいい天気に。
受験生の娘には弁当を持たせて図書館に送り,
急遽,二人の息子を連れて川へあそびにいくことに。
恒例の場所に行くつもりだったが,
バイパスが混んで,
いつもより手近なところで川沿いに左折。
新たな川遊びの場所を探索。
伊佐布の滝を見つける。
なかなかいいところだが,このあたりは第二東名の工事で
味気ない感じ。
第二東名もいつ開通するつもりなのか。
本当に必要なのは,
渋滞だらけの国一バイパスを複線化することではないのか。
滝から戻ったところで,
地元の子どもたちが
遊んでいるのを見つける。
お茶工場近くに車を止め,
兄弟はさっそく川遊び。

昨日はイベントがあったとのことで,マスを1500匹も放流したとのこと。
川面にマスが20匹ほど映るが,釣れそうで釣れない。

それでも愉しむ元気な兄弟。
夕方まで,のんびりとした時間を過ごす。




2005年08月16日(火) 直接学ぶ機会
2004年08月16日(月) バーベキュー


2006年08月16日(水)



 伸びない生徒をどう支えるか

終戦記念日も早朝から部活動。
最初に「感謝」という話をしたが,
実はなかなか通じない内容。
今日は昨日以上に防具持ってを保護者が集まる。
今年のチームの保護者は,剣道部出身者が実に多い。

今日も面技中心の練習。
刺し面の竹刀の軌道を再度解説しトレーニング。
互いに打つようにすれば,もっと面白いはず。
3年生を交えて,久しぶりの4人組の稽古。
打突の機会をどうとらえるのかだけではない。
鍛えたはずの基本打突がぐちゃぐちゃになる生徒もいる。
伸びる生徒を見るのは愉しいもの。
伸びていない生徒をどう支えるかが,本当の勝負。
最後は元立ちをたくさん立てての地稽古と掛かり稽古。
これで,部活は当分休みに。

帰宅すると,息子達は川へ遊びに行っていた。
ちょっとゆっくりの午後。
原稿書きは進まず。







2005年08月15日(月) 子供たちとの関わりで
2004年08月15日(日) 終戦記念の日


2006年08月15日(火)



 決断を迫られて迷う

早朝から部活動へ。
塾が休みということで,3年生が何人か参加。
改めて,宝石のようなメンバーだったと思うが,
力が数段劣る今の生徒達にも,同じことを感じなければ,
教育ではないと,自分に言い聞かせる。
保護者や卒業生も防具を持って参加して下さるのは驚き。
お盆に時期に部活をやるのはどうなのかと思っていたが,
思わぬ効果にニンマリ。
前半の基本稽古は,切り返しと面技をみっちり。
ちょっとずつパターンを変えて。
本当は小手抜き面と出小手をきちんとしておきたいところだが,
でも,面技を徹底することに。
活用可能な技を磨くべきなのか,
一つの技を徹底して磨くべきなのかは迷うところ。
どちらを選んでも,結局迷いはつきもの。
これがベストというものはないと,迷いを絶つ。

途中,校長先生に呼ばれる。
「静大の大学院で学んではどうか」と打診される。
「ようやく世に問えるオリジナルの授業を
 いくつかできるようになってきたところ。
 今の自分がやりたいことは,
 論文を書くことよりも,現場での授業開発だと思うので・・・」
と一応断るが,断りながら迷っている自分がいる。
大学院へ進んでいる熊本の武田先生や
浜松の原先生などの話を聞いていると,
現場にいる方から聞く話とは違い,
論点が非常に明確で,ビジョンがあるように感じる。
大学院へ進めばまた,新たな出会いもあることだろう。
今の自分には,どんな生き方がいいのだろうか。
いつもは進路の決断を迫る側なのだが,
迫られる側に立って,その難しさを知る。

後半は,もちろんみっちり地稽古。
これだけ大人の元立ちがいるのは壮観。


練習終了後も,今日は当番なので午後も学校で仕事。
半日あれば,仕事はかなり進むはずと思っていたが,
考えることが多く,さっぱり進まない。


玉置先生から,刺激的な今年のGC活用研修会のお誘いメール。
すぐにでも,いい返事を返したいところだけれど,
自分一人では承諾できない話。
周りを巻き込むことの難しさに,
ちょっと尻込みしている自分であることを,改めて実感。

2005年08月14日(日) いつもの川へ
2004年08月14日(土) アクアマリンのライブ


2006年08月14日(月)



 ほっと一息の休日

ちょっとゆっくりめの起床。

息子がジオシェイプスで
作品を作ったから
見て欲しいとのこと。
以前も作った観覧車に,
台形の台座が付いていた。
六角形のパーツを
上手く組み合わせて,
なかなかいい感じ。

写真では見にくいが
掃除機も作ったとのこと。
これもなかなか面白い。




母を駅に送り,学校へ。
いくつかの書類をコピー。
昼前と昼過ぎに娘を図書館へ送迎。
受験生として,何を学んでいるのやら。

昨日の余韻に浸っていくつかの操作。
中学校でできることは,何だろうか。
テクノロジーだからできることはたくさんあるが,
数学を学ぶ普通の生徒にとって,意味のあるものを目指したい。
甘えているかもしれないが,
実験的に選択授業で取り組む時間が欲しいもの。

刺し面のトレーニングにチューブを使うことを考案。
さっそく購入。これは面白いかもしれない。
上半身の動きは見えたが,下半身はまだ見えてこない。

夜は義父・義妹もいっしょにお寿司屋さんへ。
回転寿司とは違って,
ふっくらとしたほのかな暖かさのシャリのうまさがある。



2005年08月13日(土) 久しぶりの部活始動
2004年08月13日(金) 悩みながら


2006年08月13日(日)



 数学の世界の厳しさと美しさに

今日は神奈川・S学園へ。
駅を降りたとき,上品に歩く生徒達を見て,
ラフな服装で来てしまったことを深く反省。
女子校だったのか・・・
外観はもちろん中も洗練された造りの校舎。
さっそく,中澤さんや公庄先生から声を掛けていただく。
閉鎖した自分のサイトを気に掛けてくださった。
(どこかに再度UPすべきか。)
自分には大きすぎると思って尻込みしていた仕事も,
もっと積極的に引き受けなければと改めて思う。
そんな言葉掛けを,自分もできるようにならなくては。

最初は宇津野先生の公開授業から。
わずか10名程度の生徒達ながら,
飛び込み授業は「つかみ」が肝心。
関西弁での宇津野先生のボケと突っ込みに対しても,
上品な生徒達のガードは堅く,最初はやや苦戦。
生徒同士の呼び名を訊くあたりから,
ご自分のペースに巻き込むのはさすが。
(自分ならどうしたのかな?)
授業は素数(prime number)について。
飛び入りの中3の男の子を含めて,生徒全員を大事にしながら,
それでも数学の美しさに迫ろうとする姿勢がいい。
語りたいことがたくさんあるのだけれど,
我慢して生徒の中から引き出そうとする授業。
愉しい2時間があっという間に。
途中から自分も勝手に数学したくなる。
自然数でなくても,factorは素因数分解することを知る。
fator(2.4)=2^2×3/5になる。
こうなると,素因数分解"fact"という言葉に惹かれる。
事実が明らかになったような気がする。
負の数の場合は,先頭に-1が付くのも納得。
素数分解ではなく,素因数分解とした意図も見えてくる。

次の時間は迷った末にcabri3Dを操作するワークショップ。
パソコン教室は,満員御礼。
わかってくると面白い。
空間を認知する力がないと,扱いは辛いかな。

午後は中学校での実践を聞く。
気になることもいくつか。

最後はもちろん公庄先生。
1/(n^2+1)の定積分を巡る,生徒の探求と先生のせめぎ合い。
途中,e^iπ=−1も出てきて,博士の愛した数学の世界。
数学のシャワーを頭から存分に浴び,
数学の世界の厳しさと美しさ・奥深さに感動。
積分の公式だけ覚えて,分かった気になっていた
高校時代の自分が何とも恥ずかしく,何とも情けない。
もう一度,数学を学びたいと心から思う。
来年か,再来年,高校生になった娘をこの会に連れてきたいもの。
数学の美しさを味わえる人に育って欲しいもの。
迷った末,娘へのプレゼントとして,
帰りに特別価格のTI89を予約する。

久しぶりに東海大の渡辺先生ともお話しができる。
皆さんにたくさん元気をいただいた。
これからも忙しい毎日に変わりはないけれど,
夢を自分でもっとふくらめる生き方をしたいもの。
帰りの新幹線の中でもVoyageを片手に数学に興じる。

2005年08月12日(金) 修行が足りない
2004年08月12日(木) ほっと一息の中で考えたこと


2006年08月12日(土)



 話し手にとって当然なことも

今日もいつも以上に早朝から部活動。
切り返しを4種類。
その後,思い切って考案した面技の練習。
最後は掛かり稽古で。
せっかくたくさんの先生方が来てくださったのだから,
稽古中心にすべきだったか。

急いで市の教育センターへ移動し,
特別支援コーディネーター養成研修の2日目。
午前中は,「保護者の立場から教育に求めるもの」と題して
NPO法人えじそんくらぶの会の橋口さんの講演。
4月末に聞いた「きんもくせいの会」での講演と同様,
心に迫るものが多く,特別支援教育の必要性を強く感じた。
・ADHDの子の見方として,「わからない・うっかり・わざと」の3分類に分けて行動を分析をするといい。
・注目されたいことが多い子が多い。だから,わざとやることが多い。一番かわいくない行動を取る子は一番愛情をほしがっている子だ。なぜそうしてしまうのか。何かストレスがあるのではと考えて欲しい。
・「見てください」の前に,「今やっていることをやめなさい」と言う。それから話をする。

特別に支援を要する生徒に対応することが,
他の生徒にとってもプラスに働くとは確かにその通り。

残念ながら午後はイマイチで,○○学習になる方がちらほらと。
話されていること自体は決して悪くはないのだが。
いまいちな理由を書き上げてみた。
聞く側にも差があることを意識しているか。
話し手にとっては当然なことでも,
知らない人にとっては,わからないもの。
人は決して同じではない。
そこをどこまで理解して話せるか。
専門的になればなるほど,離れていくものがある。
「今日の結論」を前段で示す堀田先生の流儀は凄い!
他にも,自分も気をつけなくてはと思うことがいくつかあり,
なかなか勉強になった。
また,最近は講演でパワーポイントで提示するものを
印刷資料にする方が多いが,全貌は見えてもつながりがわからない。
関係が見える通常の資料の方が,
後から振り返ってみるにはわかりやすいと感じた。
(dbookが一番わかりやすいのではないかと思う。)

帰宅後,なぜか以前の生徒の円に関する探求を
自分できちんと数学してみたくなりVoyageを開く。
円周角の定理の美しさから,
円周角を構成する2辺の長さの関係を追求したもの。
媒介変数表示する方がわかりやすいのは,ごく自然な話。
三角関数から楕円方程式にまで一気に話がいく。
よく分からないながらも,Voyageでいろいろやるうちに見えてくる世界。
こうして,探求を深めていくと図形の美しさも,
数学することの楽しさも両方味わえる。
こんな探求を,今の生徒達にも味わわせたいもの。
明日は,T^3。どんな話題を聞けるのか楽しみ。



2005年08月11日(木) 率直な手紙に
2004年08月11日(水) T^3Japan年会2日目


2006年08月11日(金)



 分かるだけでは足りない

6時前に学校に着き,部活動。
今日明日と研修会があるため,早朝からの練習。
生徒もちょっと眠そう。
3年生がいなくなり,さすがに迫力がない。
それでもこのチームをどこまでどう育てるのか,楽しみはある。
切り返しを中心に,面技にこだわる。
県大会でイメージできたあの面技を,何とかものにさせたい。
最後は地稽古。

市の教育センターへ。
特別支援教育コーディネーター養成研修。
この夏3日あるうちの1日目。
午前は,市の巡回相談員さんの話。
安心できる場所・安心できる人間関係づくりが大事。
認められる体験が二次障害の防止に。
「違い」は「間違い」ではない。

なるほどと思うことは多い。
できれば事例に基づいて話して欲しと思うのは,無理なお願いか。
一次障害は直り難い。しかし,二次障害は予防できる。
気づきと理解
・何が問題なのかを言葉にしていく。なんとなく,何かではなく。
・問題を引き起こしている原因は?
 問題にならないときの様子は?
  その行動は,注意を引くため?回避するため?くせ?
→リストを作成することで,その子が見えてくる。
コーディネーターとしては
・担任を孤立させない。
・保護者を巻き込んだケース会議は有効
・連携や支援は,本人のため。
→目標の策定は,本人の参加が有効
 自分がそう思わなければ何も変わらない。

その通りなのだろうが,それだけでは教師の行動は変わらない。
それを何とかするのがコーディネーターの仕事なのか。

午後は,元気な川崎市の現場の先生。
スーパースターを作らない。誰でもやれる体制。
聞けるか・写せるか・読めるか・計算できるか・推測できるか
という小テストをまず行うこと。

という話はなるほど。
システム化されている強さを感じる。
でもどうしたらそれができるのか。
共通にできることは,全市で取り組む方向にならないものか。
自分が学校を見て,何が必要なのかを探していくこと。
特別支援教育だから抜き出してやる,支援計画を立てるのではなく,
どうしたらいいのかを自分達で考えよう。

あたりまえのことだが,それがなかなかできていない。
先生方が仲が良く,健康であること。生徒一人一人を見ていくこと。
現場が時代の最先端
という言葉に勇気づけられる。

終了時に部活の保護者から
「朝からありがとうございます」と声を掛けていただく。
教員だったとは,知らなかった!

帰宅して,昨日お借りしたウルトラマンのDVDを息子と見る。
なるほど・・・主人公の苦悩する姿がよくわかる。
でも時代背景が今とちょっと違う。
展開にも,どこかぎこちなさが感じられる。
その当たりの違和感が,どの程度影響あるのか。
自分ならどんな資料を選ぶのだろうか。

2005年08月10日(水) 市教課研夏季研
2004年08月10日(火) T^3Japan年会1日目


2006年08月10日(木)



 集団を見るだけでは足りないもの

校内研修会。
自校では,昨年に引き続いて特別支援教育について,
真っ正面から学ぶことにしているが,
まだまだ良く理解していないことが多い。

会場の視聴覚センターは,なかなかいい施設。
プロジェクターが設置されているというのは,
扱い慣れていない方にはいいのだろうが,
プロジェクターを動かせないので投影場所が限られ,
暗くしなくてはいけないなど,欠点もある。
最初は「個別の支援計画を見直すに当たってのポイント」を
スクールカウンセラーの小林先生からお話しいただく。
「アセスメントがしっかりしないと,対応を間違える」
それはその通りなのだが,生徒をどう見ればいいのか。
従来の教員ならではの「集団を見る」見方では
欠けてしまうことが多い。
簡単な方法はなく,実際に教えていただくしかないのだろう。

学年ごとの検討では,小林先生のおかげですっきり。
ひらがなの「あ」が正確に書けるのか?と問われてウム・・・。
見ているようでいて見ていないことがよくわかる。
自分は,今学んでいることができているかどうかしか見ていない。

お昼もご一緒し,今どきの大学生との関わりでの
気になる話・困った話も聞く。
大学生になるほど,自分もいい加減になっていった気もして,
それでいいのかと言われると,上手く返事ができない。
人として磨かれる
本音が聞けると,こちらもホッとする。
それも計算済みで話されているのかな?とも思ったり。
11月の授業では「ウルトラシリーズのDVDではどうか」と提案される。
どうなることか分からないけれど,でも楽しみな話。
自分なりにどこまで提案ができるのか。
とりあえず,自分のスタイルの道徳を見ていただくことからか。

午後は学年部の検討の発表。上手く突っ込めない。
「従来通りでいい」と言われてしまうと・・・・。
さらに小林先生からVLFについての講義。
自分のためにやっていただいたような感じだが,まだよく分からない。
しっかり本を読まなくては。

東海大会では,県大会で準優勝に泣いたチャンピオンチームが
ここでもやはり活躍。
上位独占の愛知県勢に混じって見事2位に入ったとのこと。
勝つことの難しさを感じつつ,
その中で生徒も自信も磨く日々は,貴重なものと思い始める。
面技の練習について,いくつかの新メニューを考案する。



2005年08月09日(火) 対応に追われる
2004年08月09日(月) 出番の多い一日


2006年08月09日(水)



 健闘を祈りつつ

勝っていれば東海大会に出発していたはず。
そんな思いで目覚めたのは,自分だけではないことだろう。
でも,現実は厳しい。
静岡県の各チームの健闘を祈るのみ。

朝から部活動のつもりが,台風が迫って警報が出ているので,
さっそく新キャプテンから心配して電話が来る。
中止を指示し,仕事をするため学校へ。

明日の校内研修のための書類を印刷。
視聴覚センターに今頃下見をして,確認。
駐車場が押さえられてホッと一安心。

別件で登校してきた元キャプテンから,大会結果を聞く。
女子のキャプテンが,その後いい試合をしたとのこと。
ホッと安心。

さらに時間的な押さえを確認し,SCにメールして帰宅。
ようやく購入しておいたVLF関連の本にも目を通す。
静岡の小学校の先生方が執筆されているのにも驚き。
4つのステップ。
ペア活動やロールプレイなど,どこまでできるのか。




2005年08月08日(月) 松下財団成果報告会
2004年08月08日(日) 日本科学教育学会3日目


2006年08月08日(火)



 大草原の小さな家

今日は教職員のバルーンバレー大会。
親睦が目的とはいえ,試合になると熱くなるもの。
日頃動かしていない体はやはり動かないが,ゲームを楽しむ。
終了後,職員室のロッカー引っ越し。
熱が出てきたようで,今日も半日で帰宅。

午後から昼寝。
夜はオークションで落札した
ビデオ「大草原の小さな家1」を家族で見る。
何度見てもいい話。
子どもたちにもこの世界を味あわせたいもの。
昔は主人公のローラの視点でドラマを見ていたが,
親となった今は,インガルス夫妻の視点からドラマを見ている。
面白いものだ。
こんな家族でありたいと子どもの頃,何度も思った。
果たして,今の我が家はどうなのだろうか。
子どもたちはどう思っているのかな?





2005年08月07日(日) 気持ちを切り替えて
2004年08月07日(土) 日本科学教育学会2日目


2006年08月07日(月)



 考えるには

久しぶりに遅めの起床。

昼前から,息子のサッカーをJ公園へ見に行く。
あきらめが早いのは誰に似たのか。
トリッキーなワンタッチのプレーは面白いが,
ドリブルで突破する凄みがないと相手は怖くない。
周りで見ているから分かること。
本人がそれを理解するためには,
ビデオでも見せなければダメだろうな。

途中から北部体育館へ。
近県大会に市の代表として3名が出場。
そして,会場係も2年生がしっかりやっているのを確認。
堅くなっている初戦を見る。
男子のキャプテンはいつもの試合運び。
間合いに入って動かずじっと待つのは,いいのか悪いのか。
でも,自分のペースで試合ができるのは大事なこと。
女子のキャプテンは相変わらず迷いが見える。
出端をよけて,ここ一番でも迷っての相面で取られる。
相面で負けてきた積み重ねが,思い切りを奪っている。
言葉で言ったからできるものではない。
でも,
「恐れずに,自分の剣道を変えるきっかけを自分でつかめよ。」
とアドバイスして会場を去る。

弁当を買って,再び息子の試合会場へ。
惜しいところで点が入らず,終了間際の好セーブがPKに。
この一点が決勝点。
悔しがる監督は,思いも寄らない作戦を打ち出す。
しかし伝わらない。
考えるプレイを要求しているが,考えるには何かが足りない。
自分の場合はどうなんだろうか。

たくさん本を購入。
さあ,自分をふくらめる夏休みにしなくては。

2005年08月06日(土) 日数教長野大会2日目
2004年08月06日(金) 日本科学教育学会1日目


2006年08月06日(日)



 迷っていては進まない

朝から部活動へ。
痰が絡む状態は改善されず。
さすがに休みなしの日々がこうも続くと辛いもの。

今日も基本中心の練習。
刺し面について,これまでになく突っ込んだ練習。
中学生として何を習得すべきなのか。
まだまだ疑問が山積みだが,迷っていては進まない。
思い切って,右手は伸ばすだけの打突に。
正解がどこかに用意されているわけではない。
創意工夫・切磋琢磨の日々の始まり。
後半は試合と地稽古。
初心者の一年生も初めて参加。

午後は息子のサッカーを少しだけ観戦。




2005年08月05日(金) 日数教長野大会初日
2004年08月05日(木) 論がない


2006年08月05日(土)



 Voyageを活用した授業づくり研修 2

今日も掛川へ。
受講の先生方が,どんな授業を考えられるのか。
こうやって必要感に駆られると,マニュアルを引き,
いくつかのコマンドを覚える。
係数を変えての関数式の入力でも簡易な方法があることを知る。



数式の恒等式として扱うような話も,
グラフで表すと美しいもの。

この研修で気になる点はもちろんあるのだが,
それを上回る面白さを感じる。
それは,ただ話を聞いてお終いではなく,
参加者がVoyageを使った授業を考えるという仕掛け。
これまでの発表やT~3でのワークショップではない充実感。
中澤さんがいたら,どんなことを感じたのだろうか。
高校の数学に疎い自分は,それぞれの発表内容の価値を,
きちんとコメントできないが,それがまたいいのかもしれない。
互いに学ぶ場であることが,授業も研修も面白くする鍵か。

最後にこの夏のT^3Japan年会のパンフを配って紹介。
一人でも参加してくださる方がいたらいいなあ。
点としてではなく,線としてつながる研修会にしたいもの。





2005年08月04日(木) 長野へ
2004年08月04日(水) 青空が眩しい夏の日


2006年08月04日(金)



 Voyageを活用した授業づくり研修

掛川の県総合教育センターへ。
 数学科授業づくり研修
−IT機器を利用した授業づくり(グラフ電卓の活用を通して)−

たくさんの機器を持って掛川へ。
国道が思ったより混んでいる。
ボール落下の場所を選定。
玄関横の2Fエントランスは,4Fからちょうど10m。
講演は飯島先生。
飯島先生の紹介を研究歴抜きにしてしまうのは何とも残念。
自分なら,何て紹介するのだろうか。
期待していたnintendoDSは無線LANが接続できないらしく,
デジMATHやインタラクティブユニットの紹介から。
グラフ電卓にちょっとだけ話を振り,GC関連のネタに。
動かしてみて初めて分かるもの。
さらに○×クイズや,ここまでの意見をパソコンで入力させ
後半の展開に即生かすのは面白い。
以前だったら,驚きの連続だった内容も,
皆さんはそう感じていないようなのが,逆に驚きか。
講師は大変。
終了後につながったDS Liteをさわらせてもらう。
コンパクトだけど画像がきれい。
こんなにいいものを作れる日本の技術がありながら,
なぜ教育用のものを作成しようとしないのか。

お昼は飯島先生と。
次の実践発表のことで何を話していいやら・・・という感じに。

機器の設定でちょっとだけ混乱。
お願いした教材提示装置の解像度が恐ろしく低い。
これでは画面表示は使い物にならないとあきらめ,
持参したTI-Presenterと切り換えて使うことに。

いよいよ実践発表という名のVoyageのワークショップ。
最初は,プロジェクターを使った普段の授業風景の紹介から。
つかみを考える余裕が出てきたのは,以前より進歩。
前半は数式処理。今年の生徒の授業での話で締めくくる。
後半は距離センサーを使って関数とグラフ。
下敷きの話から俄然,皆さんが食いついてくる。
ボール落下の実験も,なかなかいい感じ。
自分の手と目で確かめることが何より意欲につながる。
実際の授業で生徒に出した問いは,
「9mの高さ落としたボールは何秒で地面に着くか」
だったが,先生方の場合y=4.9t^2になるかどうかが問題に。
だから,ボール落下の実際の実験は必要ないのだと感じる。
時間も足りなくなり省略することに。
2時間45分の長丁場も,いい感じで終了。
ホッと肩の荷が下りたのを感じ帰宅。

22時30分過ぎに玄関のチャイム。
なんと,2年前の卒業生達6人。
心配な生徒達も元気そうで何より。
アイコンタクトだけで通じるものがある彼ら。
こんな生徒達に,今の生徒達ともなりたいもの。
短時間ながら,近況を聞く。
ボール落下の授業や転がるガムテープを考えた張本人達。
今日の話や,雑誌に写真入りで載せたことを,
伝えてあげるべきだった。



2005年08月03日(水) わかることは尊い
2004年08月03日(火) 体験入学へ


2006年08月03日(木)



 新チームのスタート

朝から部活動。新チームの練習スタート。
まだまだキャプテンの号令は心許ないが,
厳しくチェックする3年生。彼ら彼女らが一番元気。
フットワークから,素振りを1時間。
面を着けたばかりの1年生も交えて切り返しを小一時間。
面技のみで1時間。最後に試合。
何ともアンバランスだが,今のメンバーには必要なこと。
刺し面について,新しい理論に基づく練習。
まあ,思い切ってこれでやろう。

終了後,家庭訪問を一軒。
気になることもいくつか。

出張関連の書類を提出。
明日からの研修会の準備のため,休暇をいただいて帰宅。

県総合教育センター数学科授業づくり研修
−IT機器を利用した授業づくり(グラフ電卓の活用を通して)−
という内容。
静教研と重なって参加者は9名。
ワークショップをするにはちょうどいい。
でも,高校の先生が7名というのがどうなのか。
Voyageを使っての実践はいくつかあるが,全て中学での内容。
欲張って2時間45分という時間をいただいたけれど,
それでもVoyageを活用するためには不足する時間。
高校での内容もいくつは話さなくてはいけないが,
高校数学自体を忘れている自分。
迷った末に,マニュアルを活用することに。
いくつかをメモして,確認する。
直前にバタバタしていることを反省。




2005年08月02日(火) 「る・く・る」で科学する 
2004年08月02日(月) 備品整理で


2006年08月02日(水)



 日数教東京大会2日目

早いものでもう8月と言いたいところだが,
8月らしからぬ涼しい東京。
昨年の長野とは大違い。

阿佐ヶ谷駅で朝食をとり,今日も学芸大付属へ。
昨日とは機器が変わっていて,音声入力端子プラグが合わない。
持ってきたビデオはあきらめて,
パソコンのビデオクリップを使うことに。
昨日と違うのは教室に来る方の人数。
さすがに超満員というわけにはいかない。
直前にご自身の発表もあるのに,川上先生が顔を出してくださる。
川上先生の発表を見れないのは何とも残念。
兵庫の本間さんが来ていて,これはうれしい話。

発表は,助言者への先制攻撃から。
「『数学的な美しさやよさを感じる課題』を
 と言われるのも分かる。
 でも,それだけでは全ての生徒を救えない。
 学習を放棄する生徒が,必ず出てしまう。
 だから学習指導法を研究し,発表しているのだ」と。
パソコンからのビデオクリップも,
音声が十分聞き取れないのが残念。
「そうか」「わかった!わかった!」という生徒の声が届けば,
反響は更に大きいはず。
それでも発表後に3人の先生から声を掛けていただけた。

昼は原さん川上さん上原さんとお弁当。
感じていることはちょっとずつ違うのだろうが,
でもやっぱり同じこと。
「日本の数学教育を変えたい」という強い思い。
この場でそれが通じないとなると,どこへ行けばいいのか。
それとももう一我慢すべきところなのか。
自分たちで作り出すしかないのか。
先は見えないが,強い思いの積み重ねが時代を動かしていくはず。

帰りの新幹線では,明後日からの研修のための資料づくり。
まだまだ,先が見えてこない。

2005年08月01日(月) 本気でできるようになりたいか
2004年08月01日(日) OFFの日


2006年08月01日(火)
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