Just for today !
re-invention



 仕事への意識

今日もいい天気。
いただいた手紙をしみじみと読んでいると,
思いがけない電話が学校からあり,再び登校。
昨日も自分の帰宅後に卒業生が来てくれたとのこと。
花束とメッセージを受け取る。
お世話になった事務の方が玄関まで見送ってくださる。
頭を下げて下校。
帰りにカードリーダーを購入。

午後からは,妻の高校時代からの友人が我が家に。
ほとんどが小学校教員。
学校の問題点を,本音で教えてもらえるありがたい場。
個々の教員の問題が話題に上るが,
そうなる構造的な問題があるのだ。
教員としての仕事の評価を
きちんと示されていないことが原因だと感じた。
評価する側も,される側も緊張感がないから変化がない。
自分もそうだが,自己課題を適正に定められる人が
いったいどのぐらいいるのか。
それすら公表されないのでは,変わらないのは当たり前。
これでいいと思ってしまうから,形骸化していく。
「指導して変えることが仕事」という感覚ではなく,
「楽しく過ごせればいい」という感覚で仕事に就いてしまう。
遅くまで話し込み,
トラブルでの初動の大切さなど,
今年自分が感じたことを振り返る機会にも。





2005年03月31日(木) 教えること 育てること
2004年03月31日(水) 吹っ切れない思いを・・・


2006年03月31日(金)



 桜の離任式

寒の戻りが多少ある晴天の朝。
しばらくは見納めになるお堀の桜を撮影しながら登校。


複雑な思いが
残るものの
この学校に
来るときは
ズタズタだったことを
思えば,
いい引き際かも
しれない。




コブクロの「桜」を聞きながら,ちょっとテンションを上げて登校。
いつものように最後の定点観測。
木蓮はすっかり散り,早咲きの桜も満開に。
もちろん今日は,何もなく,
ホッとするやら,問題の根の深さを感じるやら。
それでも,生徒と交わす「おはよう」のあいさつは
お互いに複雑な思いや表情を隠して,
努めて明るく見せようとしてくれるのはうれしいもの。

しばらくは職員室にいるが,やがて校長室へ。
もうこの学校の職員ではなくなったような,おかしな感じに。
異動される方々も同じ思い。
離任式では,それぞれが熱く語る。
昨年の今頃は体育館の外だったことを思い出す。
今はここにいない生徒を思って,
短めに信じることの大切さを語るが,十分には伝えきれない。

学年でのお別れ会も開いていただく。
学年のメンバーの顔を見ていると,
暖かいつながり・信頼関係の上に
今までの授業があったことを実感する。
飛び込みに授業ではできないことがここにはある。
一人一人からメッセージをもらい,幸せ者であることを実感。
彼らの2年後が見れないのは,何とも残念。
それは隣で座っている主任も同じことだろう。

早めに帰宅しようと思っていると,
卒業生が来て,16:00に集まるとの話。
そう言ってもらえるうちが華だろうと思い,残ることに。
自分の仕事を引き継ぐM先生,新任のK先生と食事。
時間があるので,お世話になった方々に葉書を書くことに。
こういう時間ができたことも,ありがたいこと。

集まった卒業生とは,話があるようでいて話がないもの。
表情を見て,何となく安心。
クラス会に呼んでもらえそうな関係で終われるのが何よりか。

送別会は,いくつかのドラマが。
「今を生きる」と言う言葉に込められた主任の思いを知る。
自分は語り出すと思わず本音が出てしまうが,
それがいいのかどうなのか。
人の話を聞いていると,それがわかるのだけれど。
何にしても自分の甘さが出てきてしまう。
まだまだ修行が足りない。





2005年03月30日(水) 離任式
2004年03月30日(火) 雨の送別会


2006年03月30日(木)



 Ndimakukonda(愛してる)

この学校での部活動最終日。
今年はもちろん,昨年,一昨年の卒業生までたくさん集まる。
本当に不思議なメンバー。でも,ありがたい限り。
久しぶりに柔道着に袖を通すはずなのに,
強かったものはやはり強く,
必殺技(?)を繰り広げるのも,何とも懐かしい。
そして,途中から思いがけない1人も参加。
こういうところが,本当にいい奴ら。
午前中のラストにちょっとしたセレモニー。

昼食後,仕事の引き継ぎ。
この方ならと思える方にお願いできるのは,ありがたい。
大きなファイルと,今年の記録であるA4版ノート4冊,
さらにはHDDを渡す。
大きな荷物が肩から降り,ホッとすると同時に寂しさも。
最後の家庭訪問は残念ながら空振り。
これまでの玄関ポスターのA4版原稿をポストに。

最後に午後の練習を見て,戸締まりまで。
技術的にも人間的にも確かなものを持ったHコーチともお別れ。

帰宅後Yahooのトップ項目にマラウィで活躍の山田さんの記事
ここを辿ると,何としてももう一度聴きたいと思っていた
「Ndimakukonda」(愛してる)にもたどり着ける。
これはうれしい!さっそく何度か視聴する。
「Ndimakukonda」は、マラウィの若い2人が偶然出会い恋に落ち、VCT(自発的カウンセリングとHIV検査)に行く。結果は、彼のHIV感染が発覚。彼女のためを思い、互いに愛するが故に彼は別れを決意するが,それで終わりではなく希望を持たせるラストのシーンという内容。
深刻なストーリーながら、明るく軽快なメロディに乗せて、
山田隊員が現地語のチェワ語で歌い上げている。
何度も繰り返されるNdimakukondaのフレーズは,
一度聴いたら忘れられなくなるもの。

こんな国際貢献ができる日本の若者がいるということを,
もっともっと広く知って欲しいもの。
この4月には日本に戻られる山田さん。
どこかでお会いできる機会はないものかと思う。

夜,オークションで,ScanSnap FI-S500を落札。
使いこなせるようになるかどうか。
購入しようか迷っているマグネットスクリーンを,
かなり安く手に入れられるサイトを発見。







2005年03月29日(火) 来年度に向けての準備
2004年03月29日(月) 予想外の展開に驚く


2006年03月29日(水)



 最後の一枚

今日も登校し,片付けの続き。
処理できず結局は捨てるしかない物ばかりなのだが,
捨てる思い切りがなかなかつかないもの。
やはりScansnapを購入すべきなのか。
玄関ギャラリーに大きなスペースを見つけ,
最後のポスターを作成することに。
生徒指導主事の仕事として勝手に始めたこの掲示は,
一年間通して,本当に楽しかった。
最後の一枚は平原綾香さんのインタビュー記事から。
あれだけの歌を作って表現している人でもまだ,
「補助輪をはずして挑戦しよう」と思っている。
自分もそんな気持ちで新しい勤務先で取り組みたい。

午後から部活動を見る。
背負い投げを決めるコツ・核心は何なのか。
一歩目の足のポジションのような気がしているのだが,
自信を持って伝えられない。
一昨年も昨年もここで迷っていた。
今更ながら,もっと教わるべきだったと思う。

少しだけ日数教の夏の発表原稿に手を入れる。
勤務先はもちろん,テーマも手直しが必要。
「スタンドアップ」という言葉を,きちんと入れようと思う。






2005年03月28日(月) 雨の清里
2004年03月28日(日) 勝ちすぎない勇気


2006年03月28日(火)



 最後の報告書を

今年は春休みが長くありがたい。
朝から学校の片付け。
捨てる物がたくさんあるが,それでもまだ書類の山。
段ボール3箱と,本箱2つになんとか納める。

午後から報告書の作成。
机の中の小物を片付けてしまうと,仕事にならず
段ボールを再び開ける。
まとめてみると,心配な生徒が多い。
なんとか手を尽くしたつもりではいたが,
できていなかった部分も多い。
仕事としては一段落して,ホッと一息だが,
来年度このまま残った自分なら何をするのか。
時間が過ぎるのが早い。

自宅でも本棚の整理。
疲れがあり,早めに就寝。


2005年03月27日(日) 家族旅行
2004年03月27日(土) ゆったりとした一日


2006年03月27日(月)



 勝つためには

早朝からバイパスを通って磐田へ。
以前はたくさんあった料金所が全て無くなっていた。
第二東名を作る意味があるのかと改めて思う。
ジュビロスタジアムの横を通って大会会場へ。
総勢1000人を超える大きな大会。
会場の狭さや手際の悪さには閉口しつつも,
効率では測れないものが大会にはある。

試合は午後からに。
地元の強豪チームと1回戦で対戦し,全く歯が立たず終了。
そのチームが決勝まで残り,試合を見る楽しさはあったが,
勝つためには,まだまだ欠けているものがあることを知る。

帰り道はコブクロのアルバムを聴きながら。
なるほど,泣かせる聴かせるいい歌詞とメロディ。

前田先生のブログでの「学校の研究を考える」シリーズが面白い。
次の仕事が見えてこない,こんな時だからこそ
もっと学ぶ時間を作るべきなんだろうが,今一つ力が入らない。

2005年03月26日(土) 拡散する内容を
2004年03月26日(金) 家族と過ごす


2006年03月26日(日)



 久しぶりに会ういい表情に

午前中から部活動。
よくわからない柔道部ということや,
校務分掌が忙しかったことは確かだが,
部活をきちんと見れなかったのは心残り。
明日の試合に向けて,最後の調整。
気持ち一つで変わるものなのだが,
毎日練習をきちんと見ていない指導者の言葉は力がないもの。
次の学校では,どこまで部活と関わるのか関われるのか。

午後は,いくつかの片付け。
開幕したパリーグのプロ野球が面白い。
WBCによって知っている選手が一気に増え親近感が沸く。
ソフトバンクの今年に賭ける思いは並大抵のものではない。

夜から,13年前(?)に担任したクラスのミニクラス会。
10人ぐらいが集まり,手紙での参加者も。
いい表情の若者達になっていて,教師冥利に尽きる。
静岡を離れた者も多い。
オーストラリアの大学を出て,静岡に帰ってきた者もいた。
高校大学での挫折話や,仕事が面白くなってきた話,
出産や子育ての話など,話題は尽きない。
じっくり全員の話を聞けなかったのは残念。
次の学校で担任を持ったら,
クラスで話をしてもらおうかと思ったり。
幹事を努めてくれた生徒(ではないか)に感謝しつつ,
明日の大会に備えて,二次会はパス。



2005年03月25日(金) 進路関係の仕事おさめ
2004年03月25日(木) グラフ電卓研究会


2006年03月25日(土)



 新任校訪問

新任校訪問。
以前も通った南への道を。公園の桜が咲き始める。
早めに到着し,竹刀の音に誘われて,外から剣道部を見る。
技術はもちろん,気持ちの上でも確かな指導がなされている様子。

学校の様子を伺い,校舎を一巡。
昨年3月から4月にかけていろいろあったはずのこの学校。
さあ,どんな一年が始まるのか。
教育課程はかなり踏み込んだもの。
後期の週時数が26時間とは恐れ入る。
退職される校長先生との面談も,部活顧問のみ決まり,
あとはどうなるのやら。

午後は休暇をとって,カイロプラクティックと歯医者。
いろいろなところにガタがきている。
手入れを怠らないことか。





2005年03月24日(木) 突然の来客
2004年03月24日(水) わからないことだらけ


2006年03月24日(金)



 片付けを進める中で

今日も数学の補習。
雨のため,参加できない予定だった生徒も参加する。
来ていない生徒を電話で呼び出す。
時間を区切らずに,徹底して付き合うことで,
生徒はできるようになっていく。
高い山を作るには,裾野を広げること。
効率だけでは測れないものも,実は学校教育には必要。
全員の生徒ときちんと向き合うことが大事なことも,
この学校で教わったこと。
今日も全員合格し,残りは怪我の1名のみ。

昼から分会長会議へ。
教育会館がオープン。使いたくなる施設に。

帰校し,片付けを進める。
捨てるものが多い。(ScanSnapの購入を本気で考え始める。)
数学学習について,生徒のカルテを作りたいと思う。
小学校段階から1,2,3年と進む中で,どう変化していくのか。
どれだけ伸びたのか,どこに指導の重点を置くべきなのか。
現状をきちんと把握することから,指導の手だても作られるはず。
特に知識理解に関しては,共通の物差しがあっていい。

報告書は今日も進まず。
時間が過ぎるのが早い。




2005年03月23日(水) 要録点検
2004年03月23日(火) 環境にやさしくない片付け


2006年03月23日(木)



 あきらめずに取り組む姿に

人事異動は夕刊になるとのこと。
何とも待ち遠しい。
久しぶりに登校。数学計算テストの補習に。
できなかった問題の類題を解かせた後でテストし,
合格できた生徒から終了。
分割払いOKのテストは,なかなか好評。
自分が転勤することを知っていながら
それを言い出さない生徒達が意地らしい。
今年もいい生徒達に恵まれていたのだと改めて思う。

同じことを指摘しても,同じようにエラーする生徒もいる。
キャッシュメモリーが足りないとでも言うのか,
気を配ることができないのか。
同時にいくつかのことを並列して進める能力は,
自分にも欠けているもの。
いいトレーニング方法はあるのかないのか。
それでも,あきらめずに取り組む生徒達を見ていると,
スタンドアップが有効だったと感じてしまうのは手前味噌か。

途中,いくつかの対応。
まだまだやることはあり,感傷に浸ってはいられない。

午後も引き続き,補習。なんとか今日の参加者は全員合格。
職員室に戻ると,人事異動が発表される。

片付けを少しだけ始める。





2005年03月22日(火) 静岡へ戻り
2004年03月22日(月) さあ,仕事にかかろう


2006年03月22日(水)



 大人として向き合うこと

朝,ちょっと早起きをして二人の息子と八ヶ岳自然文化園へ。
静岡とは違って寒いが,空気はきれい。
何より花粉が飛んでいないのがありがたい。
サッカーボール一つで約1時間。
上の息子はリフティングもトラップも随分上達しいてる。
白樺の中を,ちょっとだけ散歩。
霜柱の上を歩くのは,大人でも楽しい。

おいしい朝食を頂く。
食後に飾ってある絵の話題から,
不登校の中学生を預かっていた話を奥様から伺う。
思ったようには子どもは育たない。
でも,きちんと大人が向き合うこと。
支えること,受け止めること,乗り越えさせること。

もしかして,このご夫婦は教員だったのかなと思ったり。

農業大学校はさすがにいつもの賑わいではなく,
八ヶ岳アウトレットへ。
小淵沢の道の駅にある,以前手打ちそばを作ったお店で,そばを堪能。
そして,ブログを見て気になっていた
「フェアリー」というパン屋さんに立ち寄る。
京都からこの地に出てきたというパン屋さん。
あれもこれも欲しくなり,たくさん買い込む。
クリームパンが売り切れていたのは残念。
これからも楽しめそうなお店ができてうれしい。

長坂にある谷戸城跡は工事中で見ることができず残念。
長坂ICから中央道で甲府昭和へ。
WBCのラジオ中継を聞きながら甲府市にある山梨科学館へ。
科学と親しむ場があるのはうれしいこと。
でも,数学の展示はここにもないんだよな。

WBCで日本が勝ったことを知り,イチローの本当のすごさも知る。
追いつめられてもなお,それを跳ね返す強さ。

思ったよりも早めに家路に。

2005年03月21日(月) 信州大の数学教育研究会
2004年03月21日(日) ワンポイントレッスンで


2006年03月21日(火)



 春の家族旅行

家族で早朝から清里へ。
この季節にしては雪が多く,雪質もよい。
天気も快晴で,赤岳が美しい。
疲れがあってか,自分の滑りはもう一息だが,
気持ちはリフレッシュ。
このごろ一緒に滑ることの少ない娘も,上手くはないが安定した滑り。
息子は,相変わらず快調にカービングターンを楽しむ。

昼過ぎには風も強まり,早めに引き上げる。
温泉に入って,ゆったりするも,
エレベーター内での息子の行動を叱る。
心を育てることは,よい習慣を身につけること。

小淵沢にあるフィリア美術館へ。
「フィリア」 とはギリシア語で 「愛」 の意味とのこと。
この美術館のテーマは 「平和」。
メインは,アウシュビッツに収容された画家
ミエチスラフ・コシチェルニアクの版画。
獄中で画才を認められたコシチェルニアクは
義務としてポスターなどを描かされていたが、
一方で看守の目を盗み収容所の生活や宗教画も描いてたとのこと。
戦争を知らない次の世代にも,戦争を伝えていかなくては。
息子や娘はどんな感想を持ったのだろうか。
メインの展示室のチェンバロを聞きたかった。

夕陽を浴びながら,原村の馴染みのペンションへ。
いつもながらにおいしい食事。
ゆったりとした時間が流れる。


2005年03月20日(日) 休日に
2004年03月20日(土) まずは目の前にあることを


2006年03月20日(月)



 総合力

朝から名古屋,東海地区数学教育学研究会へ。
静大,愛教大,三重大の院生の修士論文の中間発表のような会。
何度かお話しを伺ってきた静大の方々の発表を聞けるのは楽しみ。
会場入り口で,飯島先生のいつもの笑顔に迎えられる。

論文として何をどうまとめるのか。
迷い迷って,当初の思いとは随分違っているのかもしれない。
熊本の武田先生のご苦労と重なるものがある。
感じたことをいくつか。
文化を背景に論文(仕事)は成り立っている。
ご自身の得意分野に持ち込んで論文を書かれているのだろうが,
実はそれだけではない。
並べて拝見すると,各大学ごと(つまり指導者)の色が見えてくる。
「何に貢献しようとしているか」のスタンスの差と言ってもいい。
そういう文化の中で刺激され,一つの論として育まれていく。
今までの自分の仕事でさえも,
本当に様々な方からの刺激を受けて生み出されてきたも。
自分だけでポツンと一本立っている木ではなく,
それぞれが複雑に絡み合って増殖(?)していく
アメーバーのような感じでそれぞれが伸びていき,,
その中からある日突然,光を浴びる論文や実践が生まれるのだろう。
ミャンマーからの留学生もいて,そのことを一層強く感じる。
日本のこの時代に生まれているから,できることがある。
わかることがある。

そうそう,留学生に対して,
「ミャンマーの数学は・・」という聞き方を皆さんしておられたが,
自分が「日本の数学は?」と問われたらどこまで答えられるのか。
11月の小牧での研究会で「静岡では・・」と聞かれて,
かなりあたふたしたことを思い出した。
自分のことは自分で案外わかっていないものだ。

また,これらの研究は,物事を細分化していくことになる。
事実を科学的に明らかにするためには,
いろいろな要素や条件を排除して見ていく必要があるから。
しかし,
学校現場では総合的な力,コンビネーションがものを言う。
突き詰めると思想(哲学?)に基づいたコンビネーション。
だから現場の教員としては,総合的な部分に目を向けつつ,
これらの研究とつきあわないといけないだろう。
あたりまえだが,GCを使えば,いい授業が生まれるのではない。
プロジェクターがあればいいというものでもない。
(今の自分にはなくてはならないものだが。)
結局はそれらを使う思想というのか,
授業に対する思いがなくてはダメだ。
例えば,荒川静香さんはトリプルアクセルも4回転もない。
イナバウアーはあるけれど,得点には関係ない(らしい)。
でも,金メダルだった。それに似ている。
一つ一つの技がしっかりしていなければ総合も何もないけれど,
でも,コンビネーションがあってこそ技も生きる。
それは自分に欠けている力でもある。

自分がやりたい数学の授業,
数学を通して育てたいことも,再度確認できた。
「わかること」は基本的に必要。
でも,それだけではつまらない。
他が驚くような派手な実践でなくてもいいけれど。
すべての生徒が学びの充実感を持てる授業でありたい。

いくつかのことを学んで,
「だったらこうしたらどうなるの?」という
条件を変えたり,他に応用する問いを生徒が持ち,
生徒自身が追求する。
結果が見えると,
「何でそうなるの?」という問いが生まれ,
論証に学びが移ってくる。
そうして見えてきたいくつかのことがらから,
統合的・一般化された英知のようなものが見えたら最高だろう。
岡本先生の主張のすごさを改めて感じる。

現実は,いくつかのことを学んで・・で終わってしまう,
細切れの授業があまりに多い。
変えていくためには,メリハリをつけることだろう。
年間を通してのスケールで物事を考えたい。

帰りの新幹線で,
板書の写真を貼って,授業ノートを振り返る。
WBCでは,日本が韓国に勝利したニュースが流れる。
日本の野球が強いのも,総合力に他ならない。




2005年03月19日(土) 祝 日本代表!
2004年03月19日(金) 感動の卒業式


2006年03月19日(日)



 デジMATHを試してみる

下の息子をサッカー会場に送る。
練習試合をしていただけるとのこと。
張り切って走って行く後ろ姿を見送る。

デジMATHを試してみる。
これまで使っていたdbookとはデザインが少し違って,
最初は戸惑うが,使い易くなっている。
予想外だったのは,3Dについての使い勝手がいいこと。
平面と直線の位置関係や,2点を含む平面が無限にあることなども,
ぐるぐると視点を変えられるから見やすく把握しやすい。
わかりやすそうということと,本当にわかったかどうかは別物だが。
また,こういうものを前提に教科書が作られるようになると,
これまでとは違った内容になるのではないかとも。

さらに,上の息子をサッカーの試合会場へ。
明日の名古屋行きを決意し,切符を電話予約し,
駅へ受け取りに行くと,昨年度のクラスの生徒に会う。
元気そうで何より。

板書写真をノートに整理。
年間を通して授業を振り返ることが,今まではなかった。
図形分野での授業時間が少なかったことや,
生徒の実態をきちんとつかんで,表れを予測し,
最初のクラスからいい授業を提供することなど,
当たり前のことが,まだまだできていないことが,見えてくる。
プロとして仕事を極めたい。

2005年03月18日(金) 感動の卒業式
2004年03月18日(木) 終業式


2006年03月18日(土)



 プロの仕事を

雨が上がりの卒業式。
昨日は蕾だった早咲きの桜が,咲き始めていた。
定点観測は残念ながら今日も発見あり。

早いものであの卒業式からもう一年が過ぎる。
体育館外で過ごす卒業式は,今までに経験のない世界。
幸い,何事もなく時間が過ぎていく。
考え事をいくつか。
すれ違いの中で,自分を振り返る。
「プロは自分のやっていることの意味を言葉にできる。」
とは堀田先生の言葉。
プロの仕事を自分はしているのだろうか。
教師として,まだまだ迷いが多いが,
そんな言葉は甘えにすぎない。


「感謝」をテーマにした各クラスの答辞は教師冥利に尽きるもの。
成長した3年生。
もちろん単純にそれだけではないけれど。
校長室での第二部もドラマがある。

式が終わると,今度は片付けの手伝い。
一生懸命働く下級生にもたくましさを感じる。
戻ってくると人事異動が発表される。
・・・・・・

編成会議を経て,報告書を一つ提出。
これもあと2つ。
いい終わり方をしていきたい。






2005年03月17日(木) 最後の学年集会
2004年03月17日(水) 焼き芋大会


2006年03月17日(金)



 見えていなかったものが

終了式の朝。
定点観測は,残念ながら今日も発見あり。
学校にはいろいろな思いの生徒がいるということ。
これまでは見えていなかったものが,
見えるようになっただけなのだろうが,
それでもやりきれなさはある。

打ち合わせでは明日の見送り時について連絡。
一手先に気がつく主任の感覚の確かさ。
ひな壇のある体育館での終了式。
ここで話をするべきだったのか,しなくてよかったのか。

大掃除の後,学年集会。
学級代表の言葉は,いろいろな顔ぶれがいい。
主任の話は,「認め合い高め合う」と題して学級の印象を語る
本音を交えて認める話は,生徒のみならず担任もわくわく。

午後からの式場準備も,頑張る生徒達。
草取りや掃き掃除をきちんとやる姿は見ていてうれしいもの。

22日からの補習用プリントを作成。
面談あり。
苦労を経て一歩ずつ進んでいる様子が聞け,光も見える。

夜にかけて風雨が強まる中,文書の処理。
結局は大半を捨てているのみ。
わずか3年の歳月ながら,
片付けるべきものがまだまだある。

2005年03月16日(水) 公立後期入試
2004年03月16日(火) 授業が終わっていく


2006年03月16日(木)



 わかること・考えること・学ぶこと

授業最終日。
忙しさが,感傷的になりがちな自分にブレーキをかけてくれる。

今日は,正二十面体を作らせて,そこから自由に遊ばせる。
数学の授業にはなっていないけれど,
でもそれ以上の魅力がこれにはある。
限られたパーツながら,面白いものを生徒達は作る。


















最後になった振り返りカードには,
思いを込めた文が並び,ありがたい限り。
・当たり前だったことがすごいことで,でもそれじゃないと成り立たなかったりした。数学はこんなにすごいものだと思わなかった。
・いろいろなことをやったけれど,数学にはいつも自分が思っていた以上のことがたくさんあった。
・「数学が美しい」という先生に会えてとてもよかったです。自分も少しずつ数学の美しいところを見つけていきたいです。
・数学には「なんでこうなるの?」というのが数え切れないほどありました。その「なぜ?」を考えて解決していくことが数学の楽しみの一つだと一年を通してわかりました。また,人にに教えたり教えてもらったりすると自分がもっとわかることもわかりました。数学がけっこう好きになりました。


教材的には今年ほど教科書を使った授業もなく,
面白さには欠けていたように自分では感じていたが,
わかること,考えること,学ぶことの楽しさや深さを,
生徒に教わった一年だった。

午後は卒業式総練習。
明後日を想定するが,想定しきれないものがある。
歌を楽しんで歌う3年生に感動。
去年のこのときが嘘のよう。

放課後は,春休みの課題の印刷。
さらに卒業式の準備など。


2005年03月15日(火) カウントダウンは続く
2004年03月15日(月) 錐体の体積


2006年03月15日(水)



 描いて作ってわかること

定点観測は,ちょっといい感じ。
下ばかり見て歩くのではなく,
桜のつぼみのふくらみ具合を見ながら歩きたいもの。

授業は今日もジオシェイプスで立体作り。


正八面体を描かせてみるが,難しい。
自分も黒板に描いてみるが,こうして眺めてみると,
どう見ても「正」ではない。恥ずかしい限り。


正八面体は描いてみると,平行な辺が意識できる。
作って手のひらの上で見てみると,
正方形や平行な面を意識できる。
正三角形だけでできているのに,正方形がたくさんある不思議さ。

今日で終わりのクラスでは,一気に正二十面体まで。
一つの頂点に面を5つ集める意味が,わからないとできない。

放課後は編成作業から。
更にいくつかの対応と報告。
まだまだここから。何ができるのか。

プロフェッショナル仕事の流儀を見る。
今回はドラゴン桜のモデルにもなったという西岡広信氏。
質問がどんどん出てくる塾。
遠回りこそ近道。
きっかけをつかめば自ら伸びる。
信じて突き進む姿に,人は引きつけられ感化を受ける。
磨かなくては。

また時々拝見している佐藤正寿氏のブログから,
・はじめからまとめようとするからいけない。失敗のない実践をしようとするからいけない。思い切った実践をやってみる。それを書くことだ。
・みんな「自分はこれくらいだ」と決めつけている。もっとできるかもしれないのに。

という言葉に,今の自分を重ねる。




2005年03月14日(月) 最後の1週間
2004年03月14日(日) ONとOFFの切替え


2006年03月14日(火)



 わかっているようで

迷いを持ったまま月曜日。

授業は,いよいよ大詰め。

3Dジオシェイプスでの正多面体作りから,
なぜ正多面体が5つしかないのかに迫るが・・・。
そんなことよりも,単純に立体作りの楽しさに生徒は引き込まれる。


体積・面積を求める練習。
このクラスでは,生徒に指名して書かせることができた。
いくつかこなせば,生徒の実態が見えて,
落としどころや,時間的なメリハリがわかってくるが,
最初のクラスの授業が,とても甘い。
スタンドアップを行っていなかったときは,
生徒と離れて,勝手に授業を進めていたということかもしれない。

午後は,報告書の作成。
こんな仕事がこれからも続く。

いい知らせもあれば,気になることもある。
家庭訪問を一件。
願いがどこまで届くのか。
わかっているようでわかっていないのが人間。
それができるぐらいなら,もっと早くに立ち直っていたはずか。
それがどこで変わるのか。
人を揺り動かすものは,何だろうか。

2005年03月13日(日) 残りわずかの日々
2004年03月13日(土) なんとなくの土曜日


2006年03月13日(月)



 願いを込めて

下の息子のサッカーを見に行く。
ちょっと肌寒い日。
強引に突破するところは面白いが,
あれでホントにいいのか心配にもなる。

最後になるだろう玄関ポスターを作成。
お笑いの光浦さんの話をケイコとマナブから。
願いを込めて。


最後の授業はジオシェイプスでいくことに。


2005年03月12日(土) 文集作りの土曜日
2004年03月12日(金) 生徒のつまずきは多様


2006年03月12日(日)



 積み上げてきたものは

部活動は,3年生を送る会。
久しぶりに黒帯を締めた3年生が揃い,活気づく。
久しぶりに練習を見る。
鍛えてきたもの,積み上げてきたものはごまかせない。
2年生の伸びを感じつつも,
3年生のプライドも随所に見られて,いい時間が流れる。

弁当を購入。思いがけない話を聞き,愕然。
夕方まで,仕事をこなすが攻めの仕事ではない。

数学教育4月号を購入。
知っている方がたくさん出ていて,おもしろい。
参加できなかった12月のGC活用研についての飯島先生の稿は,
これまでの日記やMLなどではつかめなかったものが見えた感じ。
両角先生や川上先生の連載も,これからが楽しみ。



2005年03月11日(金) あと1週間で卒業
2004年03月11日(木) 「学校がつまらない」という声を聞いて


2006年03月11日(土)



 相手を信じて語る

朝から,事件有り。
どうなっていくのか。

授業は残り時間をカウントしながら。


体積と表面積の練習問題。
見やすい板書になっているが,
生徒からの発想を引き出していないことの裏返し。
生徒同士は,お互いにわかろうとやりとりをしているが,
鍛えられているものがどのぐらいあるのか。

もう一クラスは,その前の授業。

おうぎ形と円錐の表面積。
面積や体積を求める部分が弱い生徒が多いと感じる。
4月に実施する到達度調査を,きちんと分析できる何かが必要。
テストをして,採点して,なんとなくこんな生徒達だなで
終わっていては,効果的な指導はできない。

午後は,思いがけない対応で1時間を費やす。
生徒を信じることが大事だと,改めて生徒から教わる。
気持ちが負けていてはいけない。
相手を信じて語るから,力がある。説得力もある。


放課後は会議。
これから先を考えると,今ここで何を言うべきなのか。
余分な計算をしている自分。

2005年03月10日(木) 感謝が足りない
2004年03月10日(水) 正六面体から正四面体


2006年03月10日(金)



 「お願いします」では伝わらない

気になる話が朝から。
打ち合わせでも,いくつかの報告。
報告することに精一杯で,そこから先の指導については,
「お願いします」
具体的に話ができていない自分。

授業は,おうぎ形と円錐の表面積。
ゴールである円錐の表面積を求めることを先に提示して,
おうぎ形の話に入る。
聞く側にとっては,これの方がいいのだろうな。


もう一つは,問題演習。

文章だけの問題から,まずは図を描かせる。
イメージできない生徒が多い。
特に四角柱(直方体)の体積すら求められていない生徒がいる。
復習をきちんと仕組まないと,と思っても後の祭り。

季節は少しずつ春に。
とはいえ気分はなかなか晴れない。
頭痛があり,早退。
三送会はどうなったのか。






2005年03月09日(水) 揺れる心の数々を
2004年03月09日(火) 数学する楽しさ


2006年03月09日(木)



 難しいのは

授業は円錐の側面積を求めるもの。
体積に比べると難しい。
以前は扇形の面積を小学校で扱っていたのだが,
それもなくなり,
単純に扇形の面積を求めるだけでも難しく感じている。

弧の長さを使って面積を求める方法を導き,問題演習を行う。
数学的に興味深い内容を紹介をするのは楽しいが,
スタンドアップで,組み立てる経験をさせているが,
考える力を育てていない展開。
自分の目指す授業は何だろうか。

遅れているクラスでは,円周率の話も一緒に。

これはかなり無理がある。

主任会では卒業式の話題も。
放課後の会議では,来年度の教育課程について再度詰める。
体調が今一つよくない。

2005年03月08日(火) 公立後期選抜
2004年03月08日(月) 漢方的な支援


2006年03月08日(水)



 一度使い始めると

定点観測は,残念ながら今日もゼロにならず。
昨日のことを受けて,いくつかの情報が入る。

授業満載の火曜日。
今日は,柱体と錐体の求積問題演習。


円周率の話を最初に。
円周率が何なのか,わかっていないままの生徒達に説明する。
すると,「どこまで続くの?」「どうやって求めるの?」
という声も上がるが,時間がなく中途半端な受け答え。
生徒の問いを基軸にという願いとは裏腹。
それでもスタンドアップで,わかる授業を目指す。








暖かいムードのある関わり合いで,
わかる生徒が増えていく。
全員がわかるまで待つことができないのはなんとも残念。
でもいいかな?
プロジェクターやdbookなどの機器もそうだが,
スタンドアップも一度使い始めてしまうと,
それを使わない授業を考えられなくなる。

昼休みにもいくつかの連絡。

放課後にも対応を。
思い切って本音で迫るが,どうだったのだろうか。
こちらの思いをぶつけ押し切るが,どこまで心に届いたのか。
理解したからといって,その通りできるかどうかは別の話。
夜にかけても,いくつかの連絡が入る。
みんなみんな幸せを求めているはずなのに。
どう考えても不幸な生き方。

明日から始まる計算の朝自習プリントと,
春休みの生活設計を印刷。
計算して確実に積み重ね生徒を育てていく主任とは違い,
まだまだ追われている状態を脱出したいもの。

2005年03月07日(月) 互いの生み出す空気を
2004年03月07日(日) 資源回収で生徒の笑顔を見る


2006年03月07日(火)



 強さを生み出すもの

朝から情報が入り,対応。
本当に,いろいろなことがある。

授業はラスト2週間を切る。
最初のクラスは,体積を求める内容。

こちらの予想が甘く,思ったよりも進まない。
単純な柱体の求積問題が教科書から削除されているが,
そんな問題をやらないと,理解できない生徒もいる。
きちんと記録を取らないまま,授業をする甘さを感じる。

途中で,対応を依頼。
こういう時に機敏に動いてくださるスタッフがいる幸せ。
一歩でも二歩でも前に進める。

残りのクラスは,体積の公式を導くもの。


ほんとうは,ここで簡単な練習ができるといいのだが,
計算練習をしているので,時間的にはそれも難しい。

午後は,総合・合唱発表会。
こういう会をきちんと企画・練習し実施できるのが,
この学年(主任)の強さ。








保護者も多数参観してくださり,
場を盛り上げてくださる。
やはり見てくれる方がいることが,
いい緊張感を生む。
壁新聞は,デジカメで撮っておき,
dbookで提示する。
メディアをどう使うのか,
生徒に使わせるのが初めてなので,
多少とまどうが,それでも十分使いこなす。
ここで,メディつき的な要素を含むアンケートをとれば,
よかったのかもしれないと後から思う。
何を育てるのか。生徒のつかんだものは何か。
合唱は,この時期としてはかななかなもの。
特に女子のソプラノの響きはいい。

放課後も,いくつかの連絡。
幸せになろうとじたばたしているのは誰もが同じ。
それでも,本当に幸せをつかむ動きができるのは,
どこかで信頼できる大人の支えがあるから。
そんな大人になっているのか。
自分は・学校はと,問われることばかり。
苦情に対する対応もまだまだ不十分。
いろいろなことを通して,攻める姿勢を持ちたいもの。

2005年03月06日(日) ネット接続の不調
2004年03月06日(土) 奇跡のトレーニングを読んで


2006年03月06日(月)



 小さな積み重ねが

心地よい疲労感。
たまにはこうして体を動かすことが必要。

朝から部活動へ。
きちんと参加していない1年生がなんとも気がかりで
電話連絡する。
個人名の木札もようやく作成し,
3年生の分を大額に入れる。
練習をコーチに依頼し,いくつかの仕事をこなすも,
やらなければいけないことはまだまだある。

昼過ぎに帰宅。
たまっていた日記をなんとか書く。
毎日の小さな積み重ねが大事。




2005年03月05日(土) Eスクエアアドバンス成果発表会
2004年03月05日(金) 3Dジオシェイプスで楽しむ


2006年03月05日(日)



 わかってしまえば当たり前だが

早朝から清里へ。
須玉のガストから,途中左折してくのぱんに立ち寄り,
大泉・清里サンメドウズへ。
駐車場はこれまでになく車が多い。
息子の友達家族も程なく到着。
快晴無風の絶好のコンディション,
3月とは思えない雪質を堪能。
内足を畳んで引きつけることで,切換が早くなり,
連続小回りが容易になる。
なるほど!
これまでは重心から遠い位置に内足があったため,
切り換えるために踏み換える動作が必要だったのか。
わかってしまえば当たり前のことだが,
新たな発見が嬉しい。
今シーズン初のDコースも攻めて楽しむ。
気がつくと上の息子がカービングターンを習得して,
一気に上達・スピードアップ。
速さだけなら自分を越えたかもしれない。

帰りはいつもの温泉で手足を伸ばしてくつろぐ。
心身ともにリフレッシュ。

2005年03月04日(金) もう一息のところで
2004年03月04日(木) フレームは面白い


2006年03月04日(土)



 もっともっと知りたくなる

朝の全校集会も,対応で出られず。
願いはどこまで伝わるのか。
校長先生の話が聞けないのは,本当はダメなんだろうな。
昼の放送での自分の話を評価してくださる声を聞けて,
ちょっとうれしいけれど。

空間図形の授業も面白い。
あれやこれやと,手品ショーのような感じ。

こうして板書を振り返ってみると,
縦と横の線,平行な線がきちんとしているのは見やすいもの。


位置関係についても,ポイントを教師がまとめているようでは,
授業としてはダメなんだろうなあと思いつつ。
でも,何とか終わらせなくては。

放課後は,教育課程検討委員会。
それぞれの思いが交錯する。
立場の微妙さから,
来年度プランの検討に前向きになれない今の自分。
さあ,どうなっていくのだろうか。

夜は学年部の懇親会。
昨年度,話をしてくださった藤田オーナーの店,坐坊
おいしい食事と風情を堪能。
人を品よく育てることの難しさも感じる。
おそらくここのお箸は,
あの,桜さくやのものだろうな。
人と人のつながりが,多くの食材や器にもあるのだろうと思うと,
もっともっと知りたくなる。

2005年03月03日(木) 以心伝心とはいかない
2004年03月03日(水) 闘病日記?


2006年03月03日(金)



 錐体の体積実験

来年度の下見などで,学年部の出張が多い日。
朝から,いろいろと動く。
定点観測は久しぶりになにもなし。
これが当たり前でありたいもの。

授業は2種類。
空間図形の位置関係。
平行な辺は,小学校でも扱っている。
面を中心にすべきかと反省。



ProjectorXは今日も活躍。
柱体や錐体を描くのにもとても便利。
生徒の方眼ノートにも,見やすく描きやすいはず。


面が重なって立体になることや,
回転体としての見方は,ソフトがあってこそ。
本当は,生徒にもいじらせてあげたい。
ドーナツも回転体という話は,なかなか受けた。
そして今日のメインは,水を使っての錐体の体積実験。
奈良女子大附属での吉田先生の授業を思い出す。

午後は合唱練習。
明るいムードの2年生。来年が楽しみ。
1年生も,少しずつ火がつき始める。
音楽教師がいない中,2時間も合唱練習ができるのは,
実はすごいこと。
主任の思いが,生徒に伝わる。

放課後は,月曜日のリハーサル。
上手く動くか,期待半分・不安も半分。

先週末に出した車がようやくオーバーホールを終えたとの連絡。
エンジンがきれいになり,いつもとは違った音。
ほんの少しの音を感じ取れるのは,何時もつきあっているから。
生徒にとって,そんな教師でありたいもの。

2005年03月02日(水) 自分の存在を知りたくて
2004年03月02日(火) 胃痛治らず


2006年03月02日(木)



 理解できない生徒には

朝から電話をいくつか。
さらに別ルートから気になる情報も入る。

授業は立体模型作り工作と空間の位置関係。


生徒の振り返りカードには,
「手元に模型があることで,位置関係も随分わかりやすい」
と,いう記述が多く見られる。
わかっているものには当たり前のことも,
理解できないものには,理解できない。
垂直もタケコプターと言うだけでは通じない。
針金を持ち出して,平面と直線の垂直を理解させることに。
(これは大コンパスでも代用できた。)
教卓の面で関係を説明したが,
大きな模型を持ってくるべきだと反省。
ここは,生徒同士で問題を出させるのも,よさそう。

放課後は,学年部会。
途中,電話や更に対応がは入り,何度も抜ける。
卒業式をどう迎えるのか,3年部と協力して動きたいが,
どこまでこちらが線を出せるのか。

2005年03月01日(火) いよいよ3月。
2004年03月01日(月) 胃が痛い


2006年03月01日(水)
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