Just for today !
re-invention



 五十而知天命

今頃ながら標本調査の授業を,
土屋先生の授業に触発され,視聴率の話で。
現実の話だと,やはり面白い。
まだまだ知らないことだらけであることも見えてくる。


関東地区では600世帯,静岡県では200世帯の抽出。
たった600ということや
世帯数の比とは比例しないことなど,
統計の本質に迫ることばかり。
生徒の問いを元に,どこまで迫れるものなのか。



気が付くと50歳の誕生日を迎えている。
若いからできたこともあるように,
この歳だからできることを意識しなくてはと思うが,
まだまだその境地に至っていない。
とはいえ,「五十而知天命」は頷ける。
ご縁のあった方々のおかげで,自分が見えてきた。


2011年02月26日(土) 久しぶりの日記
2008年02月26日(火) こちらの構え
2007年02月26日(月) 時間が欲しい
2006年02月26日(日) 雨の納骨式
2005年02月26日(土) 誕生日に
2004年02月26日(木) 大変だから面白いと言えるか?


2013年02月26日(火)



 岡本先生から学べることの大きさ

午前中は,カイロプラクティックへ。
治療を受けていくと,
背中が大変な状態であることがよくわかる。
一度では治りそうにないが,通える余裕もない。

午後から,岡本先生宅で勉強会。
久しぶりに参加させていただき,
いつも以上に刺激やご示唆をいただく。

授業研究会の持ち方について,
授業観を,きちんと提示しておくことの必要さを
岡本先生の有機体論を引き合いに出して教えていただき,
論文もいただく。
本時の目標や,教材観,生徒の実態だけでは,
足りないことを自分も感じており,
最近の自分の授業案では,必ず,
「目指している授業」について記述してきたが,
岡本先生のフォーマットの素晴らしさを感じる。
・子どもの学習
・授業の構成・展開
・教材の選定・提示
・教師の指導
・学習規範の設定
・学力の共通認識
これでけでは,今一つ理解できなかったのだが,
佐藤先生の実例が記載されたものを読むと,
一気に輝きを放つ内容であることが自分にも見えてくる。

また「i-Padの使い方の分類をすべきだ」というのも納得。
まだまだ,自分自身では活用事例が少ないのだが,
可能性を明らかにするためには,必要なこと。
岡本先生は,以下の3つを提示して下さった。
・考えるための数学的な情報提示場面
・本当にそうなっているかどうかを確かめる場面
・発展的なに,こうなったらどうなるのかを考える場面

土屋先生の授業は,岡本理論にのっとっており,
生徒と作り上げる数学の素晴らしさを
これでもかと示している。
自分の授業の未熟さや,
言い訳をして,小手先勝負になっていることを反省。
やっていることの価値や問題点を,
一度確認しなくては。

2008年02月23日(土) 今頃気がつくのは
2007年02月23日(金) スタンドアップを再認識
2006年02月23日(木) 逆の立場になると
2005年02月23日(水) 誰が主役の授業か
2004年02月23日(月) 学びの楽しさを醸し出す


2013年02月23日(土)



 問うことから始まる

授業は三平方のラスト。
やり出すと,まだまだやりたいことがあるもの。
直方体の表面を通るルートの話。





ジオシェイプスがあることで,仮想の話ではなく,
実際の問題として扱える。
だとしたらということで,本当の長さを測らせて,
計算値と比較させていく。

一般化できる話なのだが,そこまでいかない。
それを問う生徒が出るようにしたいもの。

夜は,自校での同好会。
テーマは,「テスト後をどうするのか」
以下のようなトピックを掲げる。
 ・テストの解答解説プリントの作成時の工夫は?
・テストを返却する際の言葉かけは?
・テストを返却は,解説後?解説前?
・テストの解説する際に心掛けていることは?
・どんな方法で解説してます?
・テスト後に,どんな宿題・振返りをさせる?
・テスト結果の分析は,どのように?
・テスト結果の分析を,授業に生かしている?

初任者のI先生の問いや,具体的事例をきっかけに,
それぞれの先生方の経験や思いを出し合うことで,
価値のある会にすることができた。


こんな会を,来年度も開きたいもの。

2012年02月21日(火) 何をχとするか
2009年02月21日(土) 創造的な発信を
2008年02月21日(木) たとえ大海の中の一粒の塩であっても
2007年02月21日(水) 幸せな時間
2006年02月21日(火) 心の揺れを
2005年02月21日(月) 忙しさの中で
2004年02月21日(土) 教え子を招いて


2013年02月21日(木)



 チャンスととらえる

朝の靴箱前での声掛け時刻を早めて,1か月余り。
気になる生徒は,登校時刻も遅いから…と思っていたが,
そうでない生徒一人一人に対しても,
様子をつかみ,声をかけるチャンスがあるのは。
ありがたいこと。
やらせていただいている思い。
普通は一度に全員には声をかけられないが,
登校時なら自然と時差が生まれ,それが可能に。
生徒と直接関わる学級担任でない自分にとって,
とても貴重な時間であることを感じる。

とはいえ,いくつかの気になる話もある。



公立願書提出で,一日学校を空ける。
それにしても,私立高校との対応の差は大きい。
それが公立だといえば,それまでだが,
同じようなことが自分たちにもあるのだろうと思う。

2012年02月18日(土) 雪の京都へ 人に会う旅
2009年02月18日(水) 出口が見えない
2008年02月18日(月) 二段階の宿題を
2007年02月18日(日) 仕事の休日
2006年02月18日(土) ビジョンが持てないのは
2005年02月18日(金) 根源はなにか
2004年02月18日(水) 馬場先生の教師としての姿


2013年02月18日(月)



 組み上げる度量

都内某所で終日会議。

朝,少しだけ早起きをして,
今,日本で一番勢いのある中学教師の堀裕嗣先生の
最新の著書「教師力ピラミッド」を読み切る。

自分の持ち味(キャラ)を認識しつつ,幅を広げること。
持ち味の違いを生かして指導に当たり,
画一的で共通な指導ばかりを是としないこと。
多様な人材をチームとして組み上げ,
問題に対応すること。
さらに,教員のキャラごとに陥りやすい失敗例を上げ,
こう変えるべきだという具体を示した内容。
取り上げた教員の例がリアルで,
教員経験者なら想像できるものなので説得力がある。
一教員の問題点として考えるだけでなく,
教員組織のあり方を振り返ることができるもの。

恥ずかしながら,「恩送り」という言葉も初めて知る。
多様な人材を組み上げるだけの度量,力量を持たなくては。

2009年02月17日(火) 数学的な表現
2008年02月17日(日) 強化錬成会
2007年02月17日(土) 並行処理ができるよう
2006年02月17日(金) 組織をどうするのか
2005年02月17日(木) 心に沁みる一言
2004年02月17日(火) 古今東西の教科書に浸る


2013年02月17日(日)



 フォーラム2013

2週続けて刺激をもらえる東京へ。
愛される学校づくりフォーラム2013に参加。
朝から,佐藤先生と少しだけやりとりを。
背負ってきたものが,大きな舞台でも発揮されるが,
それは,日々の小さな積み重ねから生まれたもの。

「いいことはいいのだ」と,多くの方を巻き込んで,
自信を持って進んでいる愛知の方々のパワーに改めて敬意。
教育の情報化に関しては,以前から何度かチャレンジしてきたが,
やはり,自分一人ではどうにもできない部分が多い。
だとすると,自分にできることは,
担当者を巻き込んで,話を具体的にしていくことからか。

午後の模擬授業は,
社会科という教科の本質を見せていただいた。
ICT活用をめぐる対決という設定を大きく飛び越して,
それぞれの持ち味を堪能させていただく。
技術はもちろん必要だが,
要は,思いや願いを持って生徒の前に立っているかどうか。
そこからすべてが始まるのだ。
佐藤先生のICT利用は,ごくごく自然。
かつてのような
驚きを感じなくなっている時代であることも感じる。

また,社会科に比べると数学でのICT活用は,
授業観も含めて,
大きな変革の可能性があるものであることを再認識する。

そして,何といっても
論点を要約しその場で示す堀田先生の凄さ。
これからの教師の力として,是非とも磨きたいこと。
これまでの習慣から,
つい,キーボードでベタ記録をしてしまうのだが,
もう,それはやめようと決意する。

2009年02月16日(月) 多忙感を取り除く
2007年02月16日(金) 「素」では「感化」が起きない
2006年02月16日(木) クレーム対応で学ぶこと
2005年02月16日(水) 時代を変えるのは
2004年02月16日(月) 学年末テストで悩む


2013年02月16日(土)
目次