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re-invention



 雪の京都へ 人に会う旅

早朝から車を飛ばして妻と京都へ。
娘もいないのに,これで2回目の日帰り弾丸ツアー。
道中三重と滋賀の県境付近の雪が
少しだけ心配だったが,難なく通過。
あこがれの雪の京都へ。

本日の目的は3か所。
まずは,アイ工房の古田さん。
LEDを使った高い技術を応用し,
使い古しの西陣織の紋紙,友禅の型紙に正しく光を当て,
見事な行灯に。

長年共に歩まれてきた奥様も一緒に,
これまでの作品の経緯を説明をしてくださる。

形を変えること,
アイディアと技術で,ありとあらゆるものが形になる
お金にならないと言いながらも,人が集まるところに,
笑顔の輪が広がっていく感じ。
こういう方にお会いできてよかった。

そして退蔵院へ。
雪の残る庭の美しさは,紅葉のころとはまた一味違う。

雑誌社の取材に同行させていただく幸せ。
松山副住職から,貴重な話をたくさん伺う。
「自分の眼の黒いうちには評価されない仕事を」
「先生と呼ばれる職業は,安心を与えることが仕事」など,
今回も,ずしりと胸に迫るる言葉の数々。
もちろん,プロジェクトの絵師,村林さんにもお会いし,
最新の作品を拝見させていただく。
悩みぬいたことだろう。
何度も,山や谷があった中での今。
「自分だからできることを」という言葉が,
今日はキーワードのよう。
自分だからできることは何だろうか。

遅めのランチの後,
手摺りにより文様を写した紙を販売しているかみ添さんへ。
奥様が笑顔でお迎え下さる。
「伝統的なものは,理に適っている」という言葉。
伝統を読み説くことができた瞬間は,
古人と対話できた思いになることだろう。

最後は建仁寺へ。


見たかった綴りプロジェクトの龍の襖絵に対面。

何とも力がある見事な作品。
今のものと,何がどう違うのだろうか。



2009年02月18日(水) 出口が見えない
2008年02月18日(月) 二段階の宿題を
2007年02月18日(日) 仕事の休日
2006年02月18日(土) ビジョンが持てないのは
2005年02月18日(金) 根源はなにか
2004年02月18日(水) 馬場先生の教師としての姿


2012年02月18日(土)
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