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■ 誕生日に
部活動で,朝から登校。 カゼが流行り始めて参加者は少ない。 コーチが来たところで後の指導をお願いし, 10月の授業のまとめに着手。 冷静になって見直してみると, 2乗に比例する関数のレポートでの生徒の感想は面白い。 ・放物線ぽくなった。感動した。思っていたよりもきれいなグラフになった。 ・式は一応出た。でも,上がるほうと落ちる方が違ったので,式を出すのはけっこう大変できた。で,y=ax^2(グラフでは放物線)で表せれたのが,すごいと思った。 ・教科書みたいに1,4,9と上手くいかない。斜面の角度を変えたりするのが(まで)できなかった。 ・はじめは黒板の角度を決めてやっていたけど,力の加減によって違うことがわかって,意味がなかった。ボールを転がす角度を決めてやってみたら,変化が見れた。 ・ボールの落下には,大きさ,重さ,弾力性などが関係せず,すべてy=5x^2となった。 ・なかなか式を入れても,グラフに合うのが見つからなかった。中心の方を合わせると,-7や7が合わない。下敷きも放物線かな?だな!!
午後からおかもと塾。岡本先生のお宅にて。 日頃の実践を持ち寄って発表し,講評して頂く。 岡本先生からたくさんの話を聞き,自分を振り返る。 ・理想は高くでも現実は低いところから ・我々は数学の授業をしているのではなく,数学教育をしているのだ。 ・生徒の人間形成に寄与する数学教育を。 ・習熟度別の価値観と,算数・数学教育の目指す方向は,全く違うスケール。軸が違うはずだ。 「比例」の概念についても, 自分は正しく理解していなかったことを知る。 「反比例の式でも,なぜ比例定数というのか」 という生徒の素朴な問いが,実は本質を突いている。 たまたまではないのだ。 いくつかの本も紹介していただく。 さっそく購入して読もうと思う。 「知的生産の技術」梅棹忠夫,「哲学のすすめ」岩崎武雄 こざね法による文章の書き方や,読むということがどういうことなのか,哲学と科学の違いなど,かなり昔に書かれた本でありながら,版を重ね今にも通じる内容。
夜は,多くの方が集まる会に参加。 久しぶりに会う方と近況を話し込む。 同世代の方とは, 「残りの人生をどう生きていくのか」という話になる。
2004年02月26日(木) 大変だから面白いと言えるか?
2005年02月26日(土)
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