< 壁の内を護れますか >
恐らく、 鋭敏で聡いのだ。
受身の恋愛を続けて来た、 其の、 最大の理由は。
相手の、 想いの変化を。
素早く感知して、 素早く反応出来るからで。
其の場に不足する、 強引さを。
何時提供すれば、 効果的か。
良く、 知って居るのだ。
機を視るに敏な、 其の同僚が。
動きを、 魅せて居るからこそ。
余計に、 自身の不安定さをも、 悟って了う。
壁が、 崩れそうだと。
そして俺は、 其の壁を、 崩したく無いのだと。
「修復出来なかったんですか?」 「ノートンみたいに。」
上手に、 傷口に塩を塗りながら。
「小坊主。」 「私告白されちゃった!」
上手に、 退路を断ちながら。
冗談で固めた筈の、 其の場所を。
同僚は、 徐々に染めて居る。
黒と、 白の、 中間色へ。
---------- References Jan.28 2005, 「想いを被せて誤魔化せますか」 |
2005年01月31日(月)
---------- History
2002年01月31日(木) 思い通りに動いてますか
< 想いを被せて誤魔化せますか >
想いを寄せる、 其の相手に。
自身には向かわぬ想いが、 在ったとすれば。
自身の想いを、 如何に扱うべきなのだろうか。
待つか、 奪うか、 斬るか、 被せるか。
其の対応は様々で。
其処には、 正解など無いかも知れないけれど。
今でも俺は。
想いを被せた上で、 時機を伺い、 奪うのだろうか。
休日の、 急遽の呼び出しを、 断る理由として。
姫との、 話し合いを用いた故に。
理由と、 不安定な状態を。
同僚に、 伝えて在ったから。
報告と共に、 同僚から産まれた、 其の言葉は。
予め、 用意されて居た物なのだ。
もしかして、 待って居たの?
「私と小坊主。」 「じつは付き合ってるんです♪」
冗談とも、 本気とも取れる言葉に。
想いは、 振動して居るけれど。
其の存在を楯に、 想いを被せて進むのは。
もう懲り懲りなんだ。 |
2005年01月28日(金)
---------- History
2002年01月28日(月) 俺の気持ちは偽物ですか
< 本当に前と同じで良いのでしょうか >
想いを、 交わせば交わす程。
相手への理解は、 深まり行くのだから。
想いを、 交わせば交わす程。
想いを伝達する、 其の手段も、 漸増して行くのだ。
互いの理解が深まれば。
言葉に、 視線に、 動作に、 文字に、 容易に想いを重ねられるからこそ。
其の、 一つ一つから。
容易に、 想いを受け獲れるのだ。
其れ故に。
言葉、 視線、 動作、 文字。
其れらの、 些細な一つ一つに。
注意を払い、 責任を負う必要も。
漸増して行くのかも知れない。
確かに、 此の家を飛び出す事は。
何度と無く、 繰り返されて来た事だけれど。
俺が重ねた想いも、 姫の受け獲る想いも。
以前と同一の繰り返しでは、 決して無い。
互いの理解が深まった、 其の上で。
「出て行って!」 「もう帰って来ないで!」
敢えて、 俺の傷付く行為をした、 姫の意思表示は。
「じゃぁね。」
敢えて、 姫が嫌がる行為をした、 俺の意思表示は。
お互いの瞳に、 如何に映るのだろうか。
此処にはもう、 帰って来ないから。
姫の御意の儘に。
---------- References Sep.09 2004, 「さようならと言えるのですか」 |
2005年01月27日(木)
---------- History
2003年01月27日(月) 独善の想いでしたか
< 気が替わったと言う事ですか >
自身に届いた一言が。
深く、 深く、 自身へ沁み渡る物であれば。
其の一言は。
永く、 永く、 心に響く、 宝物に成り得るけれど。
其れ故に。
嘗て、 届いた筈の宝物を。
同じ手で、 砕かれた時の衝撃は。
其の一言を、 打ち消すだけでは飽き足らずに。
其の一言へ。
逆効果を齎す力を、 付加して行くのだろうか。
此れ迄の歩みの、 全てを。
一瞬で、 否定された気に成る。
送別会は、 近所に住む後輩を、 主賓とするから。
送別会に、 近所に住む仲間を、 誘ったけれど。
「近所の人集めてって言ったよね。」 「近所って、ここは小坊主の家じゃ無い!」
基本事項を忘れて居る、 俺を。
姫は、 一刀両断した。
そうだったね。
此処は、 俺の家じゃ無い。
---------- References Aug.05 2004, 「想いは壁を創って居たのですか」 |
2005年01月25日(火)
---------- History
< 歩み寄りは不可能ですか >
自身で、 見付けようと。
誰かに、 誘われようと。
誰かに、 引っ張られてであろうと。
新たな世界は。
踏み込んだ者にしか、 決して、 与えられない場所だから。
最後の、 最後には。
自身の意思で、 一歩を踏み込み。
其の一歩に、 自身で、 責めを負う必要が在るのだ。
嬉々としてであろうと、 嫌々であろうと。
一歩、 踏み出さぬ限り。
望んだ物など、 其処に、 現れやしないのに。
後輩の送別会に 二人で出掛ける事と。
二人の宴に、 見送る後輩を呼ぶ事と。
其の違い位は、 俺にも、 理解出来るけれど。
其処に、 拘り続けるから。
姫は、 俺の知り合いに会う機会を、 逃し続け。
俺は姫を、 紹介すら出来ずに居る。
「後輩の送別会に行けば!」 「私は行かない!」
完璧な御膳の整うのを、 今も、 待ち続ける姫は。
「いつも座ったままで良いね。」 「座ってればご飯の用意が出来て。」
其の言葉を、 時々口にされる俺の姿と。
何の違いも無いだろ。 |
2005年01月24日(月)
---------- History
2004年01月24日(土) 呪いを秘める画像でしょうか 2003年01月24日(金) 少しだけ安心をくれませんか 2002年01月24日(木) 二人の形が中身より大切ですか
< 一晩で季節は戻るのでしょうか >
目覚めの瞬間に、 異変に気付くのは。
此れで、 何度目なのだろうか。
背中を向け。
或いは、 粗雑に起床を命ずる、 其の口振りで。
初めて、 何か起きた事を知る。
けれども。
「嫌な夢に俺が出て来た?」
「違う。」
何時もの、 不愉快な夢では、 無いのなら。
其の原因は、 俺の、 何処に在るのだ。
互いの想いを、 通わせ逢い。
其の儘、 一日を終えた筈なのに。
僅か一晩で、 想いの裏返った、 其の理由が。
如何しても理解出来ず、 途方に暮れた。
「小坊主。」 「やっぱり、一緒に住むのやめよう。」
不機嫌な顔と共に、 其の一言を残し。
姫は、 口を閉じる。
俺の寝ている間に、 何が在った?
其れとも、 寝る迄の刹那に、 俺が、 何か言ったのか?
---------- References Jan.22 2005, 「足並みは揃って居るでしょうか」 Dec.07 2004, 「二人切りの夢も離別の詩なのですか」 |
2005年01月23日(日)
---------- History
2003年01月23日(木) どちらを選べば正解ですか
< 足並みは揃って居るでしょうか >
迷いや不安は。
何時でも、 何処でも、 誰にでも、 巣喰って居る物で。
自信や信念や、 或いは、 傍らに在る想いなど。
自身に在る、 強靱な精神力を以て。
飽く迄、 其れに蓋をして居るだけだから。
強引に縒り上げた流れが。
例え、 迷いや不安を封じる為に、 如何だけ、 有効な手段であっても。
決して、 用いてはならぬのだ。
今迄の、 相手の過去を。
払拭する為にも。
必要なのは、 進む事では無く。
並んで、 二人で、 同時に、 歩を進める事なのだ。
僅かでも、 姫の想いが進む事を。
待って居た、 甲斐が、 在ったのだろうか。
其れとも。
動かずに看て居る俺に、 姫が只、 痺れを切らしただけだろうか。
やっと。
「電話は俺の持って来るか。」 「親父の名義だけれど良い?」
「電気代の引き落としとか。」 「小坊主のそのまま移してもらって良い?」
「やっぱり一度家に来てよ。」 「必要な物チェックしないと。」
「小坊主の家?」 「嫌だよ、汚いもん・・・。」
留まって居た、 冬が。
春に、 歩み始めたかも知れない。
---------- References Dec.21 2004, 「此れが補強に成るのでしょうか」 Dec.14 2004, 「少しだけ猶予期間を創りますか」 Nov.29 2004, 「春は来ないのでしょうか」 |
2005年01月22日(土)
---------- History
2004年01月22日(木) 想いは届かぬ方が良いのでしょうか 2003年01月22日(水) 近付く形は理由ですか 2002年01月22日(火) 俺を求めて泣いてませんか
< 捜させる事に違いは無いでしょうか >
もしかしたら。
其の行為は、 相手の為を想って、 為された行為かも知れないけれど。
其れは一方で。
自身に対する、 相手の、 足りぬ部分を。
暗に、 指摘するのだ。
例えば、 信頼度であり。
例えば、 愛情の不足であり。
そして、 人間性の欠如を。
其れ故に。
確かに、 其の行動の結果は。
殆ど、 変わらないけれど。
行動の本質には。
雲泥の差が、 存在するに違いない。
「いなくなったら。」 「捜す?」
「ストーカー化するって。」 「何時も言ってるじゃん。」
俺の目の前から、 姫が、 姿を消した時。
捜すと、 宣言して居るけれど。
「もし私が病気で。」 「隠れて入院したら捜す?」
其の、 姫の一言に在る、 捜すの文字は。
決して、 同じ文字では無いと。
姫は、 想わないのかな。
---------- References Feb.20 2003, 「俺の生きる道を受容出来ますか」 |
2005年01月20日(木)
---------- History
2004年01月20日(火) 支え足り得る雄ですか 2003年01月20日(月) 必死に覚えたのですか
< 本音の産まれる刹那でしょうか >
現実と、 夢の、 境界線は。
時として、 曖昧に成るけれど。
現実と、 夢の、 狭間に。
今、 相手が居ると理解しながら。
其の刻の言葉全てを。
現実の世界で、 産んだ物と。
判断して良いのだろうか。
夢の中の想いは。
確かに、 自身に巣喰う想いの表出に、 他ならないけれど。
現実で吐いた、 夢の言葉を。
全て、 受け容れねば成らぬとしたら。
姫と、 俺の、 今は無い。
「値が高かったんだって。」
「何の?」
「ここ。」
「何?」
「何の値が高かったの?」
「は?」
「小坊主が言ったんだよ。」 「値が高かったって。」
其の場所の、 何が、 高かったのか。
俺に、 理解しろと言うのだろうか。
確かに、 俺は、 姫と会話をしたけれど。
姫の、 お尻を触りながら。
---------- References Nov.07 2004, 「何度目の別れでしょうか」 |
2005年01月19日(水)
---------- History
< 本当に想いが極まったのでしょうか >
もしかしたら。
お互いの相手への想いが、 感極まって。
結果として、 生じた事かも知れないけれど。
もしかしたら。
自身への感覚を最優先にした、 其の結果で。
自身が心地良く成る為に。
飽く迄、 相手への想いを、 蔑ろにしただけなのだ。
にも拘らず。
如何して二人は。
其の結果を、 一方と決め付け、 肯定して居るのだろうか。
其処に、 想いが濃縮されているのか。
本当は、 何の保証も無いのに。
「30秒保たなかった・・・」
「26秒くらい?」 「新記録だよ!」
俺の失意は、 姫の悦びに擦り替わる。
此の記録は、 破る為に在るの?
---------- References Dec.03 2004, 「疾い方が良かったのでしょうか」 |
2005年01月18日(火)
---------- History
2004年01月18日(日) 交えられぬ違いなのでしょうか 2003年01月18日(土) 拒絶ではないと言えますか 2002年01月18日(金) それでも許してもらえるでしょうか
< 嫌いとは本質的に違いませんか >
互いの想いを。
何度も、 何度も、 掛け逢わせる事で。
互いの想いは、 共鳴し。
其の波を、 大きく育て行くから。
二人の間に。
幾たび、 亀裂が産まれようとも。
育てた絆を手繰り寄せ、 縒り合せる事で。
其の亀裂を、 埋められる筈だけれど。
何度も、 想いを掛け逢わせる事が。
其の亀裂を。
逆に、 拡げて居るのだろうか。
お互いの目の前へ。
亀裂を産む出来事など、 決して、 発生して無いのに。
「小坊主のこと。」 「多分98%は信頼していないから。」
姫は。
俺への信頼感が、 更に減ったと吐露するのだ。
そんな雄の傍で、 何を、 求めるの?
傍に居る理由は、 何?
---------- References Nov.23 2004, 「少しは埋めつつ在るのでしょうか」 |
2005年01月16日(日)
---------- History
2004年01月16日(金) 抑抑蔵っては無かったのでしょうか
< 居なければ良いですか >
眼前の現実に対して、 仮定を、 放り込む事が。
何れ程の意義を、 持つのか。
知る由も無いけれど。
其の場に、 仮定を持ち込んだ、 其の、 意思と意味は。
確実に、 存在するのだろう。
抑も。
其の仮定が、 論理性に不確かな部分を、 抱えて居たとしても。
敢えて、 仮定を投げ込んだのだから。
其処には。
十二分な想いが、 在るのだ。
「私だって。」 「小坊主が居なかったら。」
姫は、 在り得ない仮定の欠片を、 呟いた。
其れでも。
其れを、 理解して居ても。
前提に在る、 理不尽な仮定の数々が。
俺には、 受け容れ難い。
居なければ、 他の雄を探せる?
俺が今、 他の雌を探して居る様に。 |
2005年01月15日(土)
---------- History
2003年01月15日(水) 箱を開いて良いですか
< 癒える疵が束縛に成るのでしょうか >
例え其れが、 道理に適わぬ事でも。
例え其れが、 深手を負わせる刃でも。
例え其れが、 後ろ向きの想いでも。
惑いや揺れを、 受け止め、 受け流し、 支える事に。
何の苦も無いのだ。
想いが、 前さえ向いて居れば。
或いは、 前を向く意思さえ、 其処に在れば。
其れ故に。
自身を振り返り、 強烈に、 後悔する羽目に陥る事でも。
相手の想いの奥底には、 其れは然程、 残って居ないのか。
姫の、 過去の残骸など。
幾らでも、 存在するけれど。
「私に旦那が居る事、嫌じゃなかったの?」 「旦那の名字使うこと、嫌じゃないの?」 「私に・・・」 「私に・・・」
「一人で生きる目途が立たなかっただけでしょ?」 「此れから生きるのに都合が良いからでしょ?」 「前向きに成りたかっただけでしょ?」 「前を向く方法が見えなかっただけでしょ?」
例え、 旦那の持ち物で在った時も。
姫は前を向き続け、 或いは、 前を向こうと藻掻いて居ただけだから。
奥底に残る、 迷いも、 苦しさも、 手を離す気も。
俺には、 産まれなかったのだろうか。
「でも。」 「私は小坊主の物じゃないよ!」
最後に、 放った姫の意地は。
俺への、 感謝の想いで良いんだよね。
---------- References May.05 2004, 「何方が必要な文字ですか」 |
2005年01月14日(金)
---------- History
2004年01月14日(水) 偽りの返信でしょうか 2003年01月14日(火) 夢も形に出来ますか
< 唯一の術に触れねばなりませんか >
自身に伴わぬ経験を、 想像で、 埋め合わせる事が。
簡単だなどとは、 想っても居ないけれど。
想像は、 飽く迄想像で。
実体験に勝る刺激では無い。
其れでも。
自身に伴わぬ経験を、 埋め合わせる術は。
想いで強化した、 想像でしか無いから。
必死に、 像を創り上げるのに。
想像の持つ、 柔軟性や拡がりは。
飽く迄、 経験で拡張されるのだ。
嫁と、 姑の、 小競り合いが。
画面に、 映し出され。
「当然じゃない?」
俺が、 姑の怒りは尤もだと、 口にした直後。
姫は、 感情を高ぶらせて、 吠えた。
「旦那の実家で子供を産んでるのよ!!」 「これ以上どこで譲歩するのよ!!」
姫が。
脳裏に浮かべ、 想いの丈を迸らせる、 其の絵は。
姫にとって。
奥底に刻み込まれた、 想い返したく無い場所で。
俺には、 触れる事も出来ぬ所。
違うか。
元旦那との場所は、 飽く迄、 想像の枠の外に置きたいと。
想像を、 身体が拒絶してるのか。 |
2005年01月13日(木)
---------- History
2003年01月13日(月) 殻を閉じても良いですか
< 相手の世界を観てみたかったのですか >
少しでも、 相手の所有する世界に近付きたいと、 希う事は。
興味の、 好奇の、 自然な表出だから。
其れ故に。
お互いの持ち合わせる、 知識や、 技術を。
二人の世界の中で、 披露し、 自身の世界の中へ、 関連付けて行くのだけれど。
自身から、 相手に渡した筈の想いが。
何時の間にか。
相手から渡され、 自身に融け行く想いに、 変化した事を。
思い知らされる。
想いの作動を、 快楽の作動を、 支配する、 其の尾の様な領域は。
想いの暴発を、 快楽の暴発を、 発動する、 其の雄々しい領域と。
類似するから。
「頭部と、体部と、尾部。」 「これ、似てるでしょう?」
俺の世界を、 姫の世界に投げたのに。
「これが先っぽ♪」 「これが胴体♪」 「これはたま♪」
俺の世界など、 元々、 姫の世界に在ったのだと。
姫は譲らない。
そうだね。
姫が、 俺の世界へ乗る筈無いか。
---------- References Sep.17 2004, 「一瞬電気が走るからでしょうか」 |
2005年01月12日(水)
---------- History
2004年01月12日(月) 悪戯の通話で良かったでしょうか 2003年01月12日(日) 文字が歳月を見せるのですか 2002年01月12日(土) 今日はどのくらい感じましたか
< 今の姿は許せないのですか >
過去の、 何らかの過ちや、 或いは、 何らかの欠点が。
心の奥底で、 燻り続ける事には。
決して、 何の不思議も無いのだけれど。
其の過ちを、 謝罪し。
其の欠点を、 克服し。
新たな姿を、 獲得し、 成長したとしても。
其れらは、 消失する事など無いのだろうか。
傍に居続けながら。
一方で、 成長した姿に、 過去を、 ぶつけ続けるのならば。
初めから。
相手に、 完成形を据えれば良いのに。
如何して。
姫は、 未完成な対象の傍に、 居続けるのだ。
文句を言い、 俺を否定し、 自身の想いを傷付け続けながら。
明日には、 矛盾した言葉を吐くのだろう。
互いが、 互いに刺激を与え。
共に歩み、 一緒に、 成長出来れば良いねと。 |
2005年01月10日(月)
---------- History
2003年01月10日(金) また振り出しに戻るですか 2002年01月10日(木) 変われない原因は俺ですか
< 想いが煙を起こすのでしょうか >
其の初めが、 事の始めが、 若干変則的だったから。
想いには、 必ず、 負の想いが付随し。
其の強固な付録に、 想いは、 掻き消されて終うのだろうか。
贈る想いが、 深ければ深いほど。
付随する疑念は。
其の分、 深く、 互いを傷付けて行く。
もう何処にも、 煙は燻って居ないのに。
火の無い筈の、 其の想いへ。
お互いで、 お互いに、 煙を起こし続けるのだ。
きっと、 此れからも。
「いつまでも、人をはぐらかせると思ったら。」 「大間違いだぞ。」
年始の挨拶に。
姫は、 警告を加えた。
御祓には。
後、 何れ程時間が必要なのだろう。
確かに。
真摯に、 姫へ想いを贈り続けたのは。
二年半の内で、 僅か一年だから。
其の分だけ。
俺の罪は、 姫より重いけれど。
---------- References Feb.17 2004, 「何故撥ね返せなかったのでしょうか」 Feb.13 2004, 「弁解の為の縛めでしょうか」 |
2005年01月09日(日)
---------- History
< 次が在ればと願って居るのですか >
一生の内で。
何れ程の人と、 巡り逢い、 想い逢うかなど。
知る由も無いのだけれど。
其の相手を知り、 或いは、 自身を見つめ直し。
想いの相違や、 想いの間隙を。
埋めるか、 放つか、 決定する其の因子は。
果たして、 何処に在るのだろうと、 想うのだ。
知る由が、 在るかも知れないから。
「合わないと思っても。」 「次に現れる人はもっと合わないかも知れないでしょ?」
「酷い人だと思っても。」 「次に現れる人はもっと酷い人かも知れないでしょ?」
「だから我慢するの。」 「年の功?」
年の功と言う単語を、 姫は楯に据えて。
俺に棲まう一部分への不満を、 蓄積させながら。
傍に居続ける。
本当は。
相違や、 間隙の方を、 把握したいのに。
知る由よりも。 |
2005年01月08日(土)
---------- History
2003年01月08日(水) 見守られていましたか
< 本心を探り当てて居るでしょうか >
隣り合う一日の、 境界線は。
延びも、 縮みも、 しないけれど。
自身の意思や、 自身の想いを。
丁寧になぞり、 丁寧に確認する故に。
其の線は、 厚みを増すのだろうか。
暦と言う、 只の枠組みだけで。
此の日が、 其処まで想いに記される筈は、 無いのだから。
お互いの決め事を。
想いを新たに、 確認し合う。
「姫法第一条。」 「週三回はすること。」
「結構多くないか?」
「姫法第二条。」 「そのうち一回は、四回以上いかせること。」
「次の日、動けないって文句言わない?」
「姫法第三条。」 「そのうち一回は、先にいくこと。」
「強制するのかよ・・・」
姫の言葉に、 耳を傾けつつ。
決して笑わぬ、 其の瞳を、 じっと見つめ。
明かさぬ本心を探り、 想いを巡らせた。
来年も一緒に年を越せるよ。
其の言葉に、 鬼は笑うのだろうか。
姫の欲しい本心は。
きっと、 確実性に違いない。
>> postscript
新年おめでとうございます。 ご挨拶が遅くなりました。 年明け早々に熱を出して寝込んでしまいました。 年末の寒波で体調を崩した様です。 みなさま、体調には御留意なさって下さいませ。
本年もよろしくお願いいたします。
小坊主 |
2005年01月01日(土)
---------- History
2004年01月01日(木) 腐れた縁に想いを託して良いでしょうか 2003年01月01日(水) 矛盾する想いは願えませんか 2002年01月01日(火) 始まりはいつも俺ですか
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