雲間の朝日に想うこと


< 今日の正解は何方でしょうか >


依存で在ろうと、
独立で在ろうと。

其れが和らぐと言うのなら、
型には、
拘らないのだけれど。




時に其れは。

在りか無しか、
離散的に二値化され。

時に其れは。

白黒付かぬ、
連続量へと姿を変えるから。



其の、
時に応じた最適解に。

惑う。















総てを断ち、
総てを個で受け止める程に。

事は、
小さく無くて。



総てを委ねて了えば。

想いが返る迄の、
其の一瞬の遅延すら、
自身に響く。



けれども。


一部を受け、
一部を委ねる其の、
中途半端は。

時に自身を締め付けるのだ。























 「放って置いて?」
 「どうせ一人なんだし誰も気付かないでしょ。」



あの子は。

今日も、
耐え切れぬ苦痛の一端を、
刃にして放った。
















何が正解か、
皆目、
検討付かぬ刻でも。


其の、
何れもが正解で。

其の、
何れもが不正解だと、
言い聞かせ。





今日の応えを探す。





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References
 Jul.02 2013, 「生殺与奪と言う事でしょうか」
 Aug.28 2013, 「時計を何処に向けられますか」







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2013年08月31日(土)


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History
2010年08月31日(火) 寄せる気が在りますか
2004年08月31日(火) 跳べない鳥だと言うのでしょうか



< 時計を何処に向けられますか >


例え、
維持される事は在っても。

少なくとも、
減らされる事は無いから。



必然的に。

時を重ねれば、
其れは、
加算され逝く。







如何に、
緩和の術を駆使したとしても。


其の閾値を凌駕する力に、
蹂躙される刻は。


徐々に、
徐々に、
嵩を増しては。


日々を喰い荒らして終うのだ。




















僅かでも。

其の刻が、
増えぬ事を祈りながら。



















 「今の痛みはいつもの背面が主だから。」
 「一昨日の夜中は【助けて】ってメール送りかけたくらい。」
 「子宮辺りが痛くて泣きかけたけど。」




















総てを負おうと。

鋒を自身に向け続ける、
あの子の、
其の頑な意思に。


抗える程の得物が。

此の手に出来ぬ事を、
呪う。





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References
 Jul.02 2013, 「生殺与奪と言う事でしょうか」
 Apr.30 2013, 「和らげて居る心算でしょうか」
 Apr.05 2013, 「土台の揺らいだ青写真でしょうか」
 Jan.11 2013, 「もう一度振り向ける新年でしょうか」







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2013年08月28日(水)


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History
2006年08月28日(月) 羨望の一種でしょうか
2005年08月28日(日) 費やす時間は適正でしたか
2004年08月28日(土) 嫉妬の裏に何が在りますか
2003年08月28日(木) 離れていても共に学べますか



< 足並みを揃えて祝いませんか >


三百六十余日の、
一つに。

如何程の、
重みを添えるのか。


其れは、
想いの深さを反映する、
確かな指標だけれど。




其処に、
生じた時差は。

想いの差異の、
具現化なのだろうか。










互いが、
互いの内で温めた、
其の風景に。

互いに、
目一杯想い描いた、
其の祝宴に。


想いが、
ささくれ立つ。





















虚の存在を、
軽んじた訳でも無い。

其の想いを、
後回しにした訳でも無い。




強く想い描いた、
其処に。

何故、
齟齬が宿って了うのだろう























 「今日は何の日か分かってるの?」

 「誕生日だろ。」

 「知ってたんだ。」

 「だからこうしてケーキ屋に居るんでしょうが。」

 「何も言わないから。」
 「覚えて無いと思ってた。」

 「何処の家に。」
 「真夜中から子供の誕生会をする馬鹿が居るんだよ。」















月の力に護られる子を、
月光の下で祝う。

幼児が朝目覚めて動き出した、
其の一日を祝う。


どちらも。

目一杯想い描く愛情に、
違い無いのにね。





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References
 Aug.14 2012, 「禁句が幾つ見付かるでしょうか」
 Nov.28 2012, 「一月だけの命でしょうか」
 Dec.24 2012, 「彩も違う組み合わせでしょうか」







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2013年08月14日(水)


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History
2012年08月14日(火) 禁句が幾つ見付かるでしょうか
2005年08月14日(日) 命を包み支える帯に成りましたか
2004年08月14日(土) 其の輪に負けぬ関係を築けますか
2003年08月14日(木) 俺は昆虫の様に振舞っていたか
2002年08月14日(水) 使えていますか



< 唯繰り返しただけでしょうか >


何処迄が、
自身の核で。

何処からが、
自身の、
可塑性を有する部分なのか。



其の、
境界の見極めは。


容易なのだろうか。

其れとも、
案外、
難しいのだろうか。













情動や、
掛け値を、
排除した上での評価が。

要とは言え。






少なくとも。


唯、
少し離れた視線を軸に据える方が、
得手だと言う。

其れだけとは想えないのだ。























もう十数年以上も、
昔から。


事在る毎に、
綺麗に、
本質を捉えては。

放ち続けて来た、
言霊。








自身が希い、
幾度と無く変化を試みた、
其の跡を。

嘲笑うかの様に。






 「真面目な人は。」
 「繰り返すんだよ?」

 「其れはさ。」
 「真面目とは言えないでしょ。」



又候。

俺の喉元に、
あの子は、
匕首を突き付ける。


















そうなのかな。


俺にとって、
あの子は繰り返しの一部分の範囲の、
存在であって。

あの子を失った後に、
俺は、
替わりを求めて彷徨うのかな。





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References
 Dec.18 2001, 「どこまでが本音ですか」







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2013年08月01日(木)


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History
2006年08月01日(火) 涙を隠す為の方便でしょうか
2004年08月01日(日) 如何にしても兄妹には見えないですか
2003年08月01日(金) 信頼を失う時でしょうか





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