雲間の朝日に想うこと


< 如何にしても兄妹には見えないですか >


相手を、
年齢差の在る相手だと、
感じた事が。

例え、
一度も無かったとしても。



相手が、
自身への年齢差を慮り。

自身には決して棲まぬ、
苦悩や不安を、
抱えるかも知れないと。


毎日、
推測しながら過ごすならば。




内に宿る想いには、
然程、
違いが無いのだろうか。










自分は意識しなくとも、
相手が意識して、
苦しむかも知れないと。




其の年齢差が、
強制的に生じさせるであろう、
想いを。

消せぬのだから。











お互いに。

年の差を、
意識した事は無い。



其れは飽く迄、
只の演技で。



実際は。

お互いの不安を覆い隠す為の、
方便かも知れないのだ。
















初めて会った、
姫自慢の友人に。

自身より、
世の中を深く見続けて居る、
友人に。


誰からも、
口にされた事の無い言葉を、
投げられて。




動揺し、
狼狽する自身を感じた。












あっさり、
見抜かれたんだ。


常に、
戦々恐々として居る、
雄なのだと。

















 「姉弟って言われない?」



一番自然で。

けれども、
一番危惧して居た言葉かもしれない。


2004年08月01日(日)


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2003年08月01日(金) 信頼を失う時でしょうか





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