質なのか、 長さなのか。
或いは、 其の積に因るのか。
自身に刻み込まれる、 想いの、 其の深さは。
果たして、 何が差配するのだろう。
もしかしたら。
注いだ想いの、 其の嵩には関わらず。
残した想いの嵩で、 深さは、 定められるのかも知れない。
刻まれた日付が、 一つ、 痛みを置いて去った。
誕生日。
其の記念の日付は、 案外、 覚えて居る物だけれど。
贈るか、 贈らぬかの、 意思表示では無くて。
其処には。
きっと、 明確な応えが宿されて在るんだろうな。
---------- References Dec.16 2008, 「見えない色は誰のせいですか」
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