雲間の朝日に想うこと


< 核足る想いは言えぬのでしょうか >


果たして、
如何なる理由を以て。


大切な想いを、
伝えず。

自身に、
貯蔵するのだろうか。









時機や、
手段を、
欠くのかも知れない。

内容や、
対象が、
不的確なのかも知れない。


或いは。


互いの関係と、
互いの能力不足が。

伝達を望む想いの、
其の正確性を、
損なうからかも知れない。





何方かと問えば。

否定的な理由が、
其処に並び勝ちだけれど。










本当は。




真に響く、
掛け替えの無い、
想い故に。





誰にも触れさせず。


唯、
心の奥底に、
沈め。

自身の芯に供えたいと、
希うからなのだ。














何時の間にか。



 「大切にしたいものって。」
 「心の深いところにしまっておきたい。」

 「こんな遣り取りも?」

 「ええ。」













俺の知らぬ、
俺の息遣いを。


坂の街の人は。

そっと、
奥底に閉じ込めて居た。





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References
 Nov.28 2006, 「離れて居ても見える物でしょうか」







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2006年12月16日(土)


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History
2005年12月16日(金) 歪みを吐いては駄目でしょうか
2004年12月16日(木) 物足りない呼び掛けでしたか
2001年12月16日(日) 想いの強さは同じですか





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