雲間の朝日に想うこと


< 積み上がった一年でしょうか >


一つ、
一つの、
其の刻みが。

果たして、
確かな歩みで在るのか、
否か。


そして、
其の刻みが。

果たして、
十分な速さで在るのか、
否か。







多様な評価軸が存在する中で。

其の評価は、
一意的にすら決まらぬけれど。














少なくとも。

自身には、
不十分な歩みに過ぎず。


少なくとも。

あの子は、
何かを見出して居るのだろう。

































 「また一つ経験積み上げたね。」


あの子から、
夜半に届く誕生祝いは。




手も、
指も、
殆ど動かない中で。

誰かの手を借りて、
贈られて来るのだろうか。






















未だだよ。

未だなんだ。

















一年の重さも。

其の刻限への覚悟も。


此の手に、
持てては居ないんだ。




もう何年も経つのに。

もう何年も、
あの子は時間をくれて居るのに。





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References
 May.24 2016, 「愚図な想いも力でしょうか」
 Jul.16 2014, 「覚悟の意味を受け入れられますか」







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2017年05月30日(火)


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History
2014年05月30日(金) もう一度忘れて終えば続くでしょうか
2013年05月30日(木) 何年費やした答でしょうか
2011年05月30日(月) もう忘れる事は無いでしょうか
2009年05月30日(土) 変わる姿こそ本質でしょうか
2007年05月30日(水) 多くに紛れれば平気でしょうか
2005年05月30日(月) 要らぬ隠し味だったでしょうか
2003年05月30日(金) 腹を括り終わったか
2002年05月30日(木) 何重にも掛けた鍵をこじ開けますか



< 目覚めにお早うなら適切ですか >


お早う。

お休み。

極自然に交わされる筈の、
其の言の葉は。



刻の概念を失った時。

果たして、
如何に振る舞うのだろうか。








或いは。

強制的に、
其処に概念を植えて居るだけで。


本来は。

何物にも縛られず、
自由に、
在るのかも知れない。



















 「手が殆ど動かないんだ。」
 「一日一文も書けない。」


目覚めたあの子は。


 「お疲れさまで良いのか。」
 「おはようなのか。」
 「おやすみなのか。」


時間軸に惑いながらも、
言の葉を綴る。



けれども。













折角、
自由な時間を手に入れたのだから。


固定観念に縛られた、
時間なんて。

棄てて終えば良いのだ。




























 「目覚めた時に。」
 「看護師さんに開閉してもらって見てるよ。」


此方からの言の葉も。

毎日、
ちゃんと届いて居るのだから。





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References
 Jan.01 2017, 「返るだけで充分でしょうか」







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2017年05月25日(木)


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History
2004年05月25日(火) 定位置は何処ですか
2003年05月25日(日) 弱音の吐き合いなのでしょうか





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