< 悪魔は何処にでも在りませんか >
自身の与り知らぬ、 事象でも。
自身に因の在る、 事象でも。
責を吐き出し。
其の総てを、 押し遣って了えれば、 良いのにと。
幾度と無く想う。
其れが、 誤りで在っても。
其れが、 非倫理的でも。
益を生ずる事が、 無いとしても。
其れでも。
黒を切り落として、 白く在れば。
其れが、 例え僅かでも。
歩みを進める、 其の原動力と成り得るのだから。
隘路のあの子は。
「私の血赤くないや。」 「真っ黒。」
自身を確かめる振る舞いに、 溺れ。
「嫌な人間だもん。」 「悪魔だよ。」 「だから小坊主の愛もあの子の存在も感じられなくなったんだよ。」 「いらない。」
自身を貶めて。
其の色総てを内に押し込めようと、 強く、 強く、 殻を閉ざす。
何れ程、 違うと否定しても。
其処に決意が在るから、 想いが、 刺さってくれないね。
---------- References Sep.02 2013, 「聞き逃さずに流せますか」
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2013年11月10日(日)
---------- History
2007年11月10日(土) 枷だと想って居ないでしょうか 2004年11月10日(水) 癖に成る程良いのでしょうか 2003年11月10日(月) 酒精に強い人では無かったですか 2002年11月10日(日) 隠した寂しさが見えていますか 2001年11月10日(土) 黙っておくべきでしたか
< 正解を探す想いが想いでは無いですか >
其の何れもが、 自身の想い其の物で。
紛れも無く、 想いが表出した行動に、 他ならないけれど。
其の振る舞いは、 対極で在って。
其の、 行為の源泉も。
飽く迄、 対極に在って。
其処で。
毎度、 毎度、 葛藤する。
寝惚けを粧って。
俺への想いを、 懸命に、 贈って居るけれど。
多分。
真の源泉は、 自身の危機回避で。
俺へ贈る行為が。
自身の暴走を留める、 限り限りの、 御守なのだろう。
渇望を贈る事。
渇望を贈らぬ事。
配慮を贈る事。
そして、 配慮を贈らぬ事。
其の、 何れで在っても。
正解で。
「ぎゅっ♪」
真夜中に届いた、 電信も。
「寝惚けて贈っちゃったみたい。」 「御免。」
翌朝に震えた、 想いも。
真を隠して。
心配を増やさぬ様にと配慮する、 其の想いも。
そして、 答えに迷う事も。
大丈夫。
其の、 何れも正解だから。
---------- References Oct.07 2013, 「請われる儘で居て良いですか」 Jan.11 2013, 「もう一度振り向ける新年でしょうか」 Oct.27 2012, 「無駄な御守りでしょうか」 Sep.18 2012, 「見て居なかったのだと斬り付けるのですか」
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2013年11月08日(金)
---------- History
2004年11月08日(月) 其の理想像は何処に行くのでしょうか 2003年11月08日(土) 深層を隠す為の手段なのでしょうか
< 縋る希望じゃいけませんか >
其の先に拡がる路を、 一つ、 一つ、 削ぎ落とし。
目標も、 希望も、 捨て去る事は。
決して。
総て失う事を、 意味する訳では無くて。
自身では無く、 自身を想う存在の。
後顧や、 憂いを、 取り除く事で。
次の一歩を踏み出させる為の。
其の想いに、 他ならないけれど。
同時に其れは。
自身を孤に追い詰める事と、 同義だから。
其処に、 ほんの一握りだけ。
心惹かれる想いを、 残すべきじゃ無いのだろうか。
他ならぬ自身を支える為に。
「何時か雪祭りに行くんでしょ?」
「そうだよ。」
「何時かカンガルーとボクシングするんでしょ?」
「エアーズロックの上でね。」
二人の約束を出しに、 俺を励ます振りをして。
あの子は、 自身を奮い立てる。
身体。
相当辛いんだろうな。
---------- References Oct.08 2013, 「唯一の支えを絶てますか」 Oct.06 2013, 「手を離せますか」 Oct.06 2012, 「想いの後始末だと言うべきでしょうか」 Sep.14 2012, 「選択では無く廃棄でしょうか」
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2013年11月06日(水)
---------- History
2004年11月06日(土) 最後の一日分を捲り終えましたか 2003年11月06日(木) 何の為に依存をするのですか
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