雲間の朝日に想うこと


< 何の為に依存をするのですか >


泣こうが、
喚こうが、
愚図ろうが。

惚れた相手を構う事など、
苦になる筈も無い。


苛つきの原因など、
端から理解して居る。

只其れを、
俺が認めたく無いだけ。






人が人に依存した時、
産まれる物が。

人を駄目にする型の、
依存心が。


貴女に見え隠れした事。










相手の魅力を何処に感じるか、
千差万別だろうけれど。


日々の努力を忘れた瞬間に、
人の輝きは消えると想っているから。

例え相手に依存しても、
其れを糧に自分が進まねばならないと、
そう想っているから。




無条件にぶら下がり、
只俺が引き上げる事でしか自分を高めぬ素振りが、
貴女に見え隠れした時。

激しく苛立ちを覚えたんだ。











例え貴女が掛替えの無い人で在っても、
俺は貴女の親では無い。

例え貴女と一緒に居たいと想っていても、
俺は貴女を、
一生の伴侶と定めた心算も無い。


貴女は何を確定要素にして、
其れを産み出した?




女としての魅力以前に。

人としての輝きすら、
貴女は失って行かないだろうか。





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References
 Jun.09 2003, 「階段を上っていますか」
 Aug.23 2003, 「何れが正しい答えでしょうか」


2003年11月06日(木)


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