雲間の朝日に想うこと


< 隠した寂しさが見えていますか >


賑やかな我が家が、
きっと嬉しかったんだよね。

久々にお客さんが来て、
きっと嬉しかったんだよね。

貴女の親友が来てくれて、
きっと嬉しかったんだよね。


俺の頭には、
はしゃいで戯ける小さな彼が、
ほんわかと浮かんでくる。



 「親子漫才みたいって笑われた!」
 「小坊主と会う時もこうなのかな?」
 「少しは大人になってるかな?」



貴女の言葉に思わず吹き出した。


貴女はそう言うけれど、
親友には「貴女自身も子供だ」と言われている事に、
全然気付いていないから。










小さな彼は寂しかったんだ。



だから、
どんな子でも構わない。

俺があの子と対面する時には、
大人で無くても良い。


寂しさを感じなければ、
それで良い。


2002年11月10日(日)


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2001年11月10日(土) 黙っておくべきでしたか





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小坊主
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