娘は今朝も「幼稚園に行きたくない」と号泣した。
大阪は朝から雨。私自身、レインコートを着て、娘にもレインコートを着せて家を出た。抵抗する娘を力づくで連れていくので雨の中、傘なんて差していられない。言い聞かせても、なだめても駄目で、昨日と同様、抱っこした娘をバスの先生に引き渡して娘は幼稚園に連行されて行った。
娘が1番辛いのは分かっているけれど、私も辛い。
黄金週間前は幼稚園が大好きだったのに、何がキッカケでそうなってしまったものやら。それとも、これと言った理由は無くて、小さいことの積み重ねで嫌になってしまったのか。娘自身が自分の気持ちを上手に伝えることが出来ないだけに、こちらも何と言ってやればよいのか分からない。今日は娘を送り出してからも悶々としていた。娘のことが気になって、定番の家事はこなしたものの「プラスα」については何も手に付かなかった。
しかしバスに乗って帰ってきた娘はご機嫌だった。帰り道も「朝は帰りたいってワーワー泣いてたねぇ」などと言いながら笑っていた。おやつを食べながら幼稚園の出来ごとを話してくれていたし、明日はキャラ弁を持って行きたいなんて事も言っていたので「これは何か吹っ切れたかな?」と思っていたら、夕食時には「明日も幼稚園に行かなきゃいけないの?」と号泣。
よくよく話を聞いてみると「1人で」幼稚園に行くのが嫌なのだとか。体験入園の時のように親子で行くなら、むしろ行きたいらしい。「でも、もも組さんは、3歳と4歳の子どもしか入れないしねぇ。お母さんは38歳だから入れないのよ」と説明すると納得してくれたものの「1人で行かなきゃいけない」ってことが哀しくてたまらないらしく、寝る時もシクシク泣いていた。
はぁ……参った。
「お母さんとバイバイするのが嫌なのよ」と泣く娘が不憫でならない。そう言ってくれるのは嬉しくないと言えば嘘になるが、早いところ幼稚園に慣れて笑顔で登園して欲しいものだ。黄金週間で「お母さんとお家にいる」って感覚を思い出してしまったのかなぁ。
それはそれとして。2日続けて大暴れする3歳児を強制連行したせいで、身体のあちこちが筋肉痛だ。イヤイヤ期の頃は毎日のように暴れる娘を抱えて公園から連れて帰ったものだけど、あの頃よりも大きくなっているので連行するのも大変だ。1日も早くこの状態から抜け出して欲しいけれど「まだまだかかる」と覚悟して、とりあえず明日も頑張ろう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。