白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年05月12日(月) 挨拶攻撃

新人さんの研修だか、なんだか知らないけれど
通勤の乗り換え駅で「ご乗車ありがとうございまぁす」攻撃が盛んである。
「朝から元気一杯でいいねぇ」と思う人もいるかも知れないが
私はあまり好きぢゃない。だって、ウルサイし恥ずかしいし。
ご近所の人や、顔見知りの人から挨拶をされたら
よく知っている人ぢゃなくても「おはようございます」って言えるのだが
見ず知らずの、私の生活には関与してこないだろう駅員さんから
めいっぱいの声でもって「オハヨー」とか、色々とって言われたって
どうしていいか分からないので、困ってしまうのだ。

「おはよう」と言えばいいのか?
「毎朝たいへんですね。ごくろうさまです」と言えばいいのか?
それとも「いつも乗せてもらっています」が正しいのか?

チェーン店系の居酒屋さんでみられる「喜んで〜」攻撃も苦手だ。
注文がくると嬉しい……ってのは理解できるのだが
なにも、店中の人間が揃って合唱しなくたっていいぢゃないか。
「喜んで〜」と言われたら「どういたしまして」と返すべきなんだろうか?
どうでもいいことだが、ちょっと気になる。
しかし、気になりつつも追求するほどのことでもないので
イマイチ居心地の悪いまま、やり過ごしてしまうのだ。

挨拶は人間づきあいの基本だけれど「挨拶攻撃」を挨拶と定義して良いのだろうか?
どちらかというと「儀式」のような気がする。
そして儀式を楽しいと感じるのは参加している人間に限られる。
自分が参加しない儀式を見るのって、面白くもなんともないのだ。
卒業式だって、入学気式だって「送る側」とか「迎える側」の立場だと
退屈だったような気がするのだが、私だけだろうか?
……てことは「挨拶攻撃」も自分が参加すれば楽しくなるのだろうか?
居酒屋でバイトしたりしたら楽しく「喜んで」とか言ってるのかも知れない。

毎朝、駅で挨拶攻撃を受けるたびに
どうにかして反撃したい衝動にかられるのだが実行しないまま現在に至る。
たぶん明日も、所在なげ〜に視線を泳がせて通り抜けるのだと思う。
でも、いつか反撃したいな。うむ。
とりあえず明日も出勤……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年05月12日(日) 目力(めぢから)に弱いのです。

白蓮 |MAILHP