白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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2005年05月12日(木) 漫画の好み

漫画好きの相棒と漫画をトレードするようになって、そろそろ半年が過ぎようとしている。

私は活字を読むのが大好きなのだが、漫画を読むのもかなり好き。毎日顔をあわせる人に同好の志がいるだなんてラッキーなことだと、ホクホク漫画を運んでいるのだが、困ったことに私と相棒とでは漫画の趣味が合わないらしい。

私が持って行く漫画は、相棒に大好評らしく、読了後は毎度熱く語ってくれるのだけれど、相棒から借りる漫画は全く好きになれなくて、感想を言うに困ってしまう。古い漫画…俗に言う往年の名作漫画については、相棒も私も嗜好は同じなのだが、最近の漫画となると、何故だか見事に平行線だ。

相棒から借りた作品で駄目だったもの色々。『はちみつとクローバー』『のだめカンタービレ』、タイトルは忘れちゃったけど、安野モヨコの作品。他にも色々。数え上げればキリが無い。今回は稲中卓球部の作者が描いた『シガテラ』という青年誌掲載の作品を借りたのだが、これは壊滅的に駄目だった。「好きぢゃない」を通り越して「そうとう嫌い」な領域。どれも今どきの漫画で、評判の良い作品なのになぁ。「今どきの感覚についていけないのかも」なんてことを思ったり、「いやいや。今どきの漫画でも好きな作品もあるさ」と開き直ってみたり。

今までの「受け付けなかった遍歴」から察するに、私は「毒にも薬にもならないニュアンスを楽しむタイプの作品」と「攻撃的(←暴力描写があるという意味ではなく)あるいは、人を小馬鹿にした作品」は好みでないようだ。

いい加減「じつはイマイチ好みが合わないかも」と言っても良いように思うのだけど、つい言いそびれて現在に至る。そして私も「マイ・お宝漫画」を彼女に運ぶのだ。ちなみに、次回配本は『北斗の拳』の予定。相棒は愛のドラマにのたうちまわってくれるのだろうか。それとも男気に涙するのだろうか。相棒から漫画を借りるのは、ちょっぴり憂鬱だが、自分の好きな漫画を貸すのは悪くない。「それって、どうよ?」と思うのだけど、こればかりは仕方がないと言うか。

ま。漫画の好みは合わなくたって、そういう交流が出来るという事が尊いのだ……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2004年05月12日(水) いろんな仕事があるんだなぁ。
2003年05月12日(月) 挨拶攻撃
2002年05月12日(日) 目力(めぢから)に弱いのです。

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