白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2004年05月12日(水) いろんな仕事があるんだなぁ。

明日は新職場1週間記念。

たった1週間働いただけだが今回の仕事はちょっとミスったかな……と思っている。長く続けたいと思って入ったのだが、この調子だと契約延長はしないだろうなぁ。業務内容が最初の話といささか違う。営業さんに苦情を言うのもアリだろうし、契約期間内でも1ヶ月以内に告知すれば契約が解除できる……てな契約書を交わしているのだが社会人として引き受けた仕事はまっとうしようと思う。とりあえずは5ヶ月。先のことを思うと、ちょっぴり気が重い。

そんなこんなで不満のある毎日だが、今日は面白いことがあった。

仕事帰りに会社(工場)を出たところで「Sさんは、もう帰った?」と50代とおぼしき男性から声を掛けられた。働き出して1週間。自分の部署にいる人の顔と名前を一致させることも危うい感じなのに、他部署の人など分かるはずもなく、その男性にもその旨を伝えた。話はそれでオシマイのはずだったのだが、何故だかしらそのままの勢いで、その男性と駅まで一緒に帰ることになった。

私は遊具を作る部署にいるのだが、男性は造船部門にいるとのこと。大型船の検査をしていて、船で生活しているとか、若い頃はアラスカだのカナダだのスペインだので仕事をしていたとか、陸いる時間より海にいる時間の方が長いなんどと雄弁に語ること10分。海の男と親しく話をするのは始めてなので、ワクワクしながら話を聞かせてもらった。

「ご馳走してあげるから飲みに行きませんか?」と誘われるも初対面の人にご馳走になるわけにもいかず、丁寧にお断りした。「俺、独身なんだ」とアピールされたのも気になったし。これも一応ナンパに入るのだろうか。

なんちゅーか。仕事の事でいささかブルーになっていたのだけれど、海の男の話を聞いて、まだまだ自分の知らない世界や自分の知らない仕事があるのだと知り、ちょっとだけ気分が盛り返してきた。いろんな仕事があるんだなぁ……と妙にしみじみ。

とりあえず明日も出勤しなくちゃなぁ。なんとなく短い付き合いになりそうな予感のする職場なので、今のうちに色々と見聞しておかねば……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2003年05月12日(月) 挨拶攻撃
2002年05月12日(日) 目力(めぢから)に弱いのです。

白蓮 |MAILHP