一年、 一年、 年を積み行く事の、 其の重みに。
差異が、 在るのだろうか。
其れとも。
個々の感度に因る、 唯の相対的な差で在って。
元々は、 等価に過ぎないのだろうか。
年を捲る度に。
其の問いと、 向き逢って視るけれど。
直ぐに。
想いは、 魚信に応ずる言の葉を、 希い。
其の度に。
本質が、 誤魔化され埋もれて了う。
「明けましておめでとう。」 「また一つ年が進むよ。」
期待と、 諦めと、 混雑した想いに。
「明けてた おめでとう。」 「がんばれごめん。」
あの子は。
片言で、 必死に応えを寄越した。
如何すれば。
其処に向き逢う勇気と覚悟を、 持てるのかな。
---------- References May.24 2016, 「愚図な想いも力でしょうか」 Jan.01 2016, 「年を越せたのでしょうか」 Jul.16 2014, 「覚悟の意味を受け入れられますか」 May.30 2014, 「もう一度忘れて終えば続くでしょうか」 Sep.18 2012, 「見て居なかったのだと斬り付けるのですか」
|