雲間の朝日に想うこと


< 年を越せたのでしょうか >


想う、
其の回数は。


幾度も死線を彷徨い、
幾度も踏み留まった、
其の証で。

意志と意地の強さを、
物語るけれど。




本当は。




一方の意気地の無さを、
反映して。



幾度も、
幾度も。

心の据え様を、
問われて居るのかも知れない。














何度目の覚悟だろうか。






走る、
其の鋭い痛みなど。

あの子の苦痛と比べる迄も無く、
薄っぺらいけれど。





















日付の替わり目に投じた、
新年の挨拶は。

宛先不明で弾かれ。






そして。

数分後に。









 「明けましておめでとう。」


あの子の、
予め書かれて居た挨拶が。

予約送信で、
届いた。






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生が喜ばしい事なのか。
儘ならぬ生なら死の方が増しなのか。

十分過ぎる程、
直向きに向き合い続ける姿の是非は。
何を物差しに計られるべきか。


本年も宜しくお付き合い下さい。


小坊主


2016年01月01日(金)


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History
2015年01月01日(木) 諦めた新年なのでしょうか
2014年01月01日(水) 路筋の見付かる旅路でしょうか
2012年01月01日(日) 御目出度くは無い新年でしょうか
2009年01月01日(木) 本当は消したい場所なのでしょうか
2008年01月01日(火) 必要なのは其れだけでしょうか
2007年01月01日(月) 案外近くに居るのでしょうか
2006年01月01日(日) 印象に残る区切りで在りますか
2005年01月01日(土) 本心を探り当てて居るでしょうか
2004年01月01日(木) 腐れた縁に想いを託して良いでしょうか
2003年01月01日(水) 矛盾する想いは願えませんか
2002年01月01日(火) 始まりはいつも俺ですか





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小坊主
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