雲間の朝日に想うこと


< 案外近くに居るのでしょうか >


自身の、
傍らに居る存在を、
感知しながら。

同時に。

其処に、
寂寥感や孤独感を、
味わうならば。



始めから。

傍らの存在など無い方が、
増しなのだろうか。







其れとも。





直ぐ傍らに、
想いを、
添えて置きながらも。


其の姿を、
或いは、
其の温度を。

虚像でしか味わえぬ事の方が。



孤独に、
より近いのだろうか。














 「宴会中だけど。」
 「人の中が一番淋しい。」


坂の街からの、
年始の文に。




 「其れでも。」
 「傍が良い。」


比べようも無い、
単位の異なる価値基準を。

必死に、
秤に掛けた。

















 「今年は逢える。」
 「そんな気がします。」


不思議と、
力強く耳に響く、
坂の街の人の、
其の文字に。




 「あなたを想って呑んでるよ。」


少しでも。

虚が、
実に、
近づく様にと、
希う。





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References
 Dec.29 2006, 「吐けば楽に成れるでしょうか」







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>> postscript

新年おめでとうございます。
ここ最近は自身の芯が溶け出して終った様な状態が続いてますが、
見捨てずにお付き合いいただければ幸いです。

今年もよろしくお願いいたします。


小坊主


2007年01月01日(月)


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History
2006年01月01日(日) 印象に残る区切りで在りますか
2005年01月01日(土) 本心を探り当てて居るでしょうか
2004年01月01日(木) 腐れた縁に想いを託して良いでしょうか
2003年01月01日(水) 矛盾する想いは願えませんか
2002年01月01日(火) 始まりはいつも俺ですか





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小坊主
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