此の一年の行く先を、 想い新たに描き。
其の一歩目を進める、 初日だから。
本来ならば。
希う互いの道の、 交錯を。
切に、 願う日なのに。
決して好ましくは無い、 不確定な擾乱が。
此の一年、 在り続けるのだと言う、 予感を。
否応無く、 突き付けられる。
「隠しててもしょうがないから言うけれど。」 「この家ばれてる。」
あの子は。
予想が違わぬ事を、 真っ先に、 伝えて来た。
黙って隠されて居るより、 明らかに、 増しなのだけれど。
此の手の及ばぬ範囲の、 避け難い危険は。
徒に、 想いを抉られるね。
---------- References Dec.22 2011, 「何処迄迫って来て居るでしょうか」 Aug.30 2011, 「届かぬ距離も護れませんか」
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