雲間の朝日に想うこと


< 自らは獲れぬ光でしょうか >


極僅かでも。

確かに、
光が注ぐから。


刹那で在っても。

確かに、
明るさを感知出来るから。




延々と続く様に観える、
漆黒の中でも。

自身の意志で、
立って居られるのだ。









言い換えれば。








其の動機足り得る刻を、
求めても。

其処が、
漆黒の儘で在れば。



砕かれた意志を抱えて。

きっと、
途方に暮れる。























幾度も繰り返され。

其れでも、
再び繰り返されるで在ろう、
其の振る舞いを。




如何にして、
和らげたら良いのだろうか。






















 「今日ね。」
 「両側に補助の人付いて立ってみたの。」
 「激痛で撃沈したけれど。」


あの子は。

光を求めて、
彷徨い。







 「底無し沼。」
 「今の私は私では無いから。」
 「巻き込まれないで。」


希望の一歩に、
挫折して。

絶望の闇に、
喰われて堕ちた。





















頑張って。

立ってみたのにね。






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2016年12月26日(月)


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History
2006年12月26日(火) 怯える様に映りませんか
2003年12月26日(金) 再び流れを興こせるでしょうか





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