雲間の朝日に想うこと


< 変わらぬ祝いの深夜便でしょうか >


飽く迄。

人は、
変化を検出するから。


質量よりも、
定常状態から逸脱した、
其の差分こそが。

多幸感の、
主因なのかも知れないけれど。




変化の軸に据えられる、
其の要素は。

何を基準に、
選択されるのだろうか。










此れ迄の、
毎年と比べれば。

多分、
想像以上に孤独な一日だけれど。



此処数日の、
毎日で並べれば。

殊更愉快で楽しい刹那に、
違いない。
























 「御誕生日御目出度う。」
 「今日位は贈っても良いかと想って。」

 「うん。」
 「今日位は深夜でも欲しかったの。」




幾年も変わらぬ、
普段通りの電信も。



決め事を破って為す、
振る舞い故に。

其れが、
一層魅惑的に想えて了う。


















本来は許されぬ。

真夜中の、
病室との行き交いも。






今日位は。

今年位は。


きっと、
大目に見てくれるよね。





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References
 Jun.21 2013, 「二人に戻れる瞬間でしょうか」
 Jun.21 2011, 「変わらぬ価値が在るのでしょうか」







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2014年06月21日(土)


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History
2013年06月21日(金) 二人に戻れる瞬間でしょうか
2011年06月21日(火) 変わらぬ価値が在るのでしょうか
2010年06月21日(月) 真偽に未だ意味が在るでしょうか
2009年06月21日(日) 一種の約束でしょうか
2008年06月21日(土) 求心力の一つでしょうか
2007年06月21日(木) 縒り逢う様に在るのでしょうか
2005年06月21日(火) 本心は望まぬ出来事なのですか
2004年06月21日(月) 脱げる相手なのですか
2003年06月21日(土) 幸せ太りに変えられるでしょうか





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